NHK朝ドラ。流し観するも良し、しっかりと集中するも良し。ドラマの見方は人それぞれで他人がどうのこうの言うべき事じゃない。
なんて堅苦しい書き出しになってしまいましたが、要は朝ドラや民放ドラマを観て、後から気付いた事を書いていこうというコーナーです。
当ブログをご訪問される方々は、おそらくアラフォーアラフィフ世代の奥様方が多いはずで、そんな皆様方のハートに響く文章を書くことができるかどうか、チャンレンジしていきたいと思います。
まずコラムの初回のテーマは「老後の夫婦関係」。「半分青い」の仙吉爺さんと死んでしまった廉子さんの会話を聴きながら、ぜひこの事を書いてみたいとずっと思っていました。だったら早く書けよ!というツッコミ、まさにその通りです(苦笑)。
「わろてんか」では、ヒロイン夫婦が藤吉さんおてんちゃんと呼び合い、その親である儀兵衛さん夫婦は、旦那様とおいお前の呼び方。
その前の「ひよっこ」では、失踪した実父ちゃんと美代子母ちゃんが、そんなに名前で呼び合っていなかったような印象で、美代子さんが実さんって言っていましたね。でも実父ちゃんは?記憶が定かじゃなく、定岡正二さんが懐かしい。
で、それゆえに、ほぼ現代に近い昭和40年代に、爺さん婆さんがお互いの名前を呼び合うのが実に新鮮に感じたものです。
その影響を受けてか、息子の宇太郎も晴さんと呼び、晴さんも「ウーちゃん」と仲睦まじい限り。ちなみに萩尾家でも弥一父ちゃんと息子の律が「和子さん」と呼んでいて、これまた岐阜の田舎町でこんな事がありなのか?という脚本家・北川悦吏子さんの郷土愛、すばらしい。
それに比べて、僕の周囲のご家庭を見る限り、互いのパートナーの名前で呼び合う夫婦はほとんど皆無。パパ、ママ、お母さん、何やってんのよ!お父さん!はまだ良い方で、オイ!ちょっと、こんな呼び方で会話するご夫婦が多いんじゃないでしょうか。
いや、別にそれで問題なければそれでいいんだと思いますよ。もはや結婚生活も長くなって、お互いにあうんの呼吸で自然とそうなった。このままで全然問題なし。それはそれでOK牧場でしょう。
ただ、よく耳にするのが、老後への不安というか全てが衰える事への心配ですよね。このまま女が終わってしまう。このままお婆ちゃんになってしまう…。
特に更年期で体調が不安定な時に、オイお前、なんて相も変わらぬ呼び方をされて、頭に血が上ってますます症状が悪化するハメに…、なんて話をよく聞くものですから、いかがしたものかと。
やっぱり新鮮な刺激が必要なんじゃないかと思うわけです。別に大層な事をしなくても出来る奥様への活性材料、それが「名前で呼んであげること」。
特に今まで、ご主人からオイとかアレとかしか呼ばれなかった奥さんには、こそばゆような恥ずかしいような?でも嬉しかったりするんじゃないかという中年男の見方なんですが、いや!分かっていない!とお怒りの方は、問い合わせフォームで罵倒してください。
それにしても今や人生100年なんて言われ始めている長寿国ニッポン。その意味では人生の折り返しをしたばかりということで、後50年も生きたくないなあというのが本音のところ。
でもよほど大病するか、不慮の事故に遭わなければこれから数十年は行き続けなくてはいけないようで、老後はどうして暮らしていけばいいものかと至思案顔ですよ、奥さん。
年金は当てにならないし、老後に必要なお金はいくら必要なのか?貯金もスズメの涙で、鈴愛が失恋。人生いろいろあるなあと書いて、次回もよろしくお願いいたします。
文:許してちょんまげ
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