テレビネタバレ https://tvneta.info Wed, 23 Oct 2019 00:35:47 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.2.4 https://tvneta.info/wp-content/uploads/2017/12/cropped-d160a53f71104dc4e5ed3c300ba3ba79-32x32.jpg テレビネタバレ https://tvneta.info 32 32 スカーレット ネタバレあらすじを最終回まで!キャスト紹介も! https://tvneta.info/scarlet-netabare/ https://tvneta.info/scarlet-netabare/#respond Fri, 20 Sep 2019 02:38:47 +0000 https://tvneta.info/?p=6973 朝ドラ(NHK連続テレビ小説)第101作「スカーレット」のネタバレとあらすじ、その感想とキャスト紹介を最終回まで書き続けています。

ヒロイン川原喜美子は昭和12年生まれで「なつぞら」奥原なつと同学年。そして9歳の時に川原喜美子は滋賀県信楽に、奥原なつは北海道十勝へ移住。

終戦直後の混乱期から復興へ、そして高度成長へという時代背景の下、かたや陶芸の世界へ、かたやアニメーションの世界へ。

共に女性進出の魁となった2人の波乱万丈の人生を、この「スカーレット」で見比べるのもいいかもしれません。

ヒロインのモデルとなっているのが女性陶芸家の神山清子さん。主題歌は朝ドラ初となるSuperflyのオリジナル曲「フレア」

越智志帆さんの爽やかな歌声を含めて、2020年3月28日の最終回まで存分に朝ドラを楽しんでまいりましょう。

尚、テレビ放送よりも先行してドラマの内容や配役等を書いていますので、お読みになる際はくれぐれもご注意下さい。

NHK朝ドラ「スカーレット」番組公式サイトはこちらから

「スカーレット」ネタバレあらすじと感想

昭和22年(1947年)時点での朝ドラヒロインたちの位置相関図(大阪編)
物語が大きく動く昭和22年(1947年)当時の歴代朝ドラヒロインたちの居場所と年齢を図にしてみました。

※ピンチアウトで画像を大きく見ることができます。

貧しい川原家に育った喜美子なら「ごちそうさん」のめ以子に食事をタダでご馳走になっていたかもしれない。

あるいは「わろてんか」の寄席を、こっそりタダで見ていたかも。

でも貧乏だったから神戸の「キアリス」の子供服は絶対に買ってもらえなかったはず。

そして、泉大津の「たちばな塩業」の天然塩も高価過ぎて口にしたこともなく、福ちゃんは長男・源の出産で、鈴さん大変。

こんな朝ドラ史の中で、改めて「スカーレット」ヒロイン川原喜美子(戸田恵梨香)は昭和12年、大阪生まれ。

同じ昭和12年、東京で生まれたのが朝ドラ「なつぞら」の奥原なつ(広瀬すず)

そして昭和22年、川原喜美子が9歳の時に借金から逃れるために家族全員で大阪から滋賀県信楽に引っ越し。

同じく9歳になった戦災孤児の奥原なつは、柴田剛男に連れられて北海道十勝へ。

どこかで川原喜美子と奥原なつの人生が交差する場面を見てみたい…、そんな妄想をしながら「スカーレット」ネタバレあらすじと感想です。

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「スカーレット」第5週「ときめきは甘く苦く」ネタバレ

NHK朝ドラ「スカーレット」第5週イメージ(喜美子と圭介の恋)
朝ドラの中の喫茶店
朝ドラの定番と言えば喫茶店。直近のNHK大阪放送局制作の朝ドラで登場したお店を思い出すと…。

「まんぷく」
パーラー「白薔薇」池田市
川上アキラマスター(加藤雅也)、しのぶママ(牧瀬里穂)

「べっぴんさん」
ジャズ喫茶「ヨーソロー」神戸市
大村すずママ(江波杏子)、ドラマー河合二郎(林遣都)

時代的にも、昭和30年頃には朝ドラ史の中で存在していて、この歴史に名を連ねることになるのが

「スカーレット」の大阪市・歌える喫茶「さえずり」で、マスターは名前なしで“マスター”(オール阪神)

なぜ名前がないの?と思いつつ、「さえずり」を舞台にした恋模様が描かれる「スカーレット」第5週のネタバレあらすじです。

圭介の恋の相手は、泉田あき子(佐津川愛美)。泉田工業会長・庄一郎の愛娘だった。

佐津川愛美さんプロフィール(所属事務所ホリプロ)

庄一郎は会社の経営を息子に譲り、悠々自適の生活。そして犬の糞の始末をしない強面の男。

「さえずり」のマスターから聞いた情報を元に、圭介の恋を応援することになった荒木荘の面々。

「さえずり」で、圭介をあき子に会わせたいと庄一郎に頼むのだったが、にべもなく断られ…。

店を出ていく庄一郎に、喜美子は声をかけるのだった。

圭介さんはい・が・く・せ・い!

雄太郎が喜美子に効果てきめんの言葉を教えていたのだ。

その日の夕方、あき子が荒木荘にやってきた。突然の訪問に慌てふためく圭介であったが…。

やがて2人の会話が弾み出して、晩御飯を食べに外に出ていく圭介とあき子。

荒木荘では、さだたちが圭介の恋話に夢中になっているが、それを聞いている喜美子は押し黙り…。

それに気付いたちや子が、喜美子の心中をズバリ言い当てるのだった。

恋や…喜美ちゃん、それは恋や。

圭介に対する淡い恋心を自覚する喜美子だった。

圭介と交際を始めたあき子は、なぜか喜美子の存在が気になっていた。女の直感なのか、圭介に荒木荘を出て欲しいと言い始め…。

それに違和感を感じる圭介だったが、強く断る理由もなく、

荒木荘を出て大学の寮に移る…。

唐突に喜美子に伝える圭介。理由を尋ねられ、あき子の希望だと正直に告白しながら、

喜美ちゃん、好きや。妹みたいに思うてる。

ありがとうございます!うちも圭介さん、大好きや!

喜美子の初恋が、ここで終わりを告げたのである。

美術研究所
絵を学びたいという喜美子が、ちや子と相談して決めた絵画学校。

週3の絵画コースなら仕事に支障をきたさないと、さだにもOKをもらい学費は内職代の中から捻出することに。

美術研究所の特別講師は、世界的芸術家・ジョージ富士川(西川貴教)

そのサイン会に出かけた喜美子は、あの草間と再会。サイン会に来ていた香港の美術商の通訳として草間が来ていたのだ。

歌える喫茶「さえずり」
再会を喜ぶ2人であったが、喜美子が草間の生き別れた妻のことを思い出すと…。

草間の妻・里子(行平あい佳)は、生きていた! しかも荒木荘近くの商店街の隅で、小さな食堂を営んでいる…。

草間から意外な事実を教えられ驚く喜美子。しかし、更に衝撃的な事実が!

僕じゃない別の男の人と店をやっている…。

そう口にする草間は、いたく落ち込んでいた。別の男と暮らしている妻・里子に声をかけられない…。

相手と向き合って、お互いに礼して!

草間流柔道の教えを、逆に草間に伝える喜美子。こうして背中を押された草間は、その足で里子がいる食堂に向かった。

後から喜美子も店に入ってきて別の席に座り、草間を見守っていた。

すぐに草間に気付いた里子だったが、2人に会話はなく…。

草間は黙ったまま食べ終えると、判を押した離婚届と「幸せに」と書いたメモをテーブルに置いて店を出るのだった。

どこか吹っ切れたような草間は、このまま東京に戻ると言う。名残惜しそうな喜美子に、また会えると草間。

荒木荘・玄関
戻ってきた喜美子を待ち構えていたかのように電話が鳴り響いた。信楽の常治からだった。

喜美子か…お母ちゃんが倒れた!

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「スカーレット」第4週「一人前になるまでは」ネタバレ

NHK朝ドラ「スカーレット」第4週イメージ(ストッキング縫いの内職)
昭和30年(1955年)頃の朝ドラ史
「まんぷく」
昭和24年に池田信用組合理事長に就任した萬平さん一家は、池田市で裕福な生活。しかし、昭和32年に取り付け騒ぎがあり、全財産を失ってまた借家住まいに。

「カーネーション」
昭和29年時点で、岸和田市「安岡美容室」のおばちゃんは、店を嫁の八重子に譲って悠々自適の生活。八重子は助手を2人雇うほど店を繁盛させていた。

ということで、昭和28年から昭和30年までの出来事が描かれる「スカーレット」第4週、池田市や岸和田市の面々が余裕ある生活をする中、大阪の喜美子と信楽の家族は相変わらず貧乏という状況でスタートです。

喜美子の働きぶりを見たデイリー大阪編集長の平田が、喜美子を引き抜きたいと言い出し…。

編集部の雑用係として、今の給料の5倍出す!

ちや子から打診されて、びっくり仰天する喜美子であったが、すぐに即決! しかし、のぶ子にそのことをなかなか言い出せず…。

圭介たちを交えた転職会議。雄太郎の職場との相性も大事というアドバイスを受けて、のぶ子に黙ったままデイリー大阪で試し働きをすることになるのだったが…。

新聞社は怒号が響き合う壮絶な職場だった…。

荒木荘に戻ると、役者希望の雄太郎がちょい役ながら映画出演が決まったと大興奮。

今は金より夢や!

その言葉が胸に響く喜美子。そして夜、夢中で絵を描きながら自分の頭の中を整理していた。

大久保さんにまだ認められていないのに、途中で仕事を放り出したくない。意地と誇りを持って今の仕事をやり遂げなあかん!

深夜、帰宅したちや子にそう言う喜美子だった。

一方、信楽の川原家では大事件が起こっていた。

常治が運搬の人手として雇った保と博之の兄弟が、こともあろうか、川原家の有り金全部とラジオを盗んでトンズラしたのだ。

信作からの電話でこのことを知った喜美子は絶句。しかも常治は大阪に向かったとも。

信作から電話機を奪った直子が更に驚きの言葉を口走り…。

お姉ちゃんの給料を前借りしに行った!

早速、荒木荘にやってきた常治は、喜美子の健気な働きぶりに心を痛めるが、でもいつものように偉そうな態度。

そこにのぶ子がやってきて、常治は給料の前借りの話を切り出すと…。

一言も文句も言わず頑張っていると喜美子のことを褒め、そして驚くべき事実を口にするのだった。

ストッキング縫いの内職は少ない給料を補うためのものだったと。

そして、その内職代を預かっていたのぶ子は、その全額を喜美子に渡すのだった。

のぶ子の計らいに心から感謝する喜美子。そして常治は、その内職代の大半を持って信楽に戻っていったのである。

それから時が流れて季節は夏となり、のぶ子は喜美子が一人前の女中になったと判断。

自ら引退し、奈良に住む娘のところに引っ越していったのである。

昭和30年(1955年)、喜美子が荒木荘で働き始めて2年半が過ぎていた。

荒木商事は大手の下着会社に買収され、さだは独立して下着デザイナーを育成する仕事を始めていた。

圭介は内科か外科で進路を悩んでいて、ちや子はデイリー大阪が不景気でやる気ダウン中。

雄太郎は相変わらず役者の仕事がなく、家賃を滞納していて喜美子の悩みの種になっていた。

そして、もう一つ喜美子を困らせていたのが、荒木荘の前に落ちている犬の糞。

強面の男が散歩させているゴンという名のワンコで、男はゴンが糞をしても始末しない酷い飼い主だった。

それを聞いた圭介が、僕がビシッと言うたると言い出し、荒木荘の前で待ち構えていると…。

ゴンを連れて歩いてきたのは、上品な若い女性だった。圭介はその女性に見とれてしまい、会釈をするばかり。

その日以来、圭介は何をするにしても、どこか上の空状態で…。

胸がな…、うずくねん… 恋やと思うわ…。

圭介さん、うち、協力しましょか? そう言う喜美子の胸もチクチクと痛んだのである。

(21話10月23日)川原家に泥棒が入り有り金全部を盗まれる
(20話10月22日)雄太郎の映画出演と、姉夫婦は池田市在住
(19話10月21日)デイリー大阪編集局で試し働きをする

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「スカーレット」第3週「ビバ!大阪新生活」ネタバレ

NHK朝ドラ「スカーレット」第3週イメージ(喜美子の初任給は千円)
昭和28年(1953年)の大卒初任給は約6000円

令和の現代が約21万円とすると、だいたい35倍にするとその価値が分かるというもの。

そして、喜美子が手にする初任給は見習いということで、千円札一枚だけ。

現在に換算すると、1000円×35=35000円ということになります。

住居費食費込み込みで35000円…、大変だあと書いて、「スカーレット」第3週のネタバレあらすじです。

喜美子が就職した会社は荒木商事。女性の下着をデザインする会社で、社長の荒木さだは、喜美子のお母ちゃんの遠い親戚。

そこに目を付けた常治がさだに頼み込んで、喜美子は荒木商事が所有する下宿屋「荒木荘」で女中として働くことに。

荒木荘の下宿人は4人。

オーナー社長の荒木さだ(羽野晶紀)
医学生の酒田圭介(溝端淳平)
元公務員の田中雄太郎(木本武宏)
新聞記者の庵堂ちや子(水野美紀)

そして、この下宿人たちの世話をしていたのが、荒木家の女中である大久保のぶ子(三林京子)

喜美子は、この大久保のぶ子の後任候補として採用されたのだが…。

のぶ子は喜美子を一目見るなり、

若い子には無理、あんたには務まらん。信楽帰りぃ!

こうして、就職したその日に解雇を言い渡され、翌日には信楽に帰されることになるのだが…。

夜、カバンの中から信楽の住所が書かれたハガキの束を見つけた喜美子。

つらいことがあれば書いて送るようにとの母マツの配慮だった。

それに汗臭い常治のタオルも入っていて、意味分からんけど、家族の思いやりを感じた喜美子は翌日…。

草間流柔道は相手を敬うことから始めます! どうか雇ってください!

訳の分からない話から始まった喜美子の話に興味津々の下宿人たち。

そして大久保のぶ子もまた、喜美子の心意気を買うのだった。

こうして荒木荘で働き始めた喜美子だったが、のぶ子の指導は厳しく、毎日が修行の日々。

そんなある日、のぶ子が大量の破れたストッキングを持ってきて、これを縫い繕えと。

寝る暇も惜しんで縫い仕事に励む喜美子であったが、のぶ子は毎日破れたストッキングを補充してきて…。

働き始めて約一か月、念願の給料日がやってきたが…。

大卒初任給が6000円の頃、喜美子に渡された給与は千円札一枚だけ

大久保さんがいる限り、喜美ちゃんは見習い…、さだ社長の厳しい言葉だった。

その頃、荒木商事が主催する下着ショーの日が近づいていた。

下宿人のちや子は、デイリー大阪の新聞記者としてショーの取材一切を任されていた。

さだ社長の好意で、ショーを見るため休みをもらった喜美子は、ちや子の職場であるデイリー大阪の編集部に立ち寄ると…。

そこには雑然とした机の上に汚れた湯飲みが散乱していて…。

何気にそれらを手際よくきれいにする喜美子。そして、その様子をじっと見つめる男がいた。編集長の平田昭三(辻本茂雄)だった。

(18話10月19日)石ノ原は水島賢作で朝ドラ5回目の出演
(17話10月18日)見習いの喜美子の初任給は千円札1枚
(16話10月17日)荒木荘と大野雑貨店に電話が置かれる
(15話10月16日)ナレーション(語り)は中條誠子アナ
(14話10月15日)大久保「あんたには無理や。信楽帰り」
(13話10月14日)荒木荘の女中で「ごはんもらえるんや」

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「スカーレット」第2週「意地と誇りの旅立ち」ネタバレ

NHK朝ドラ「スカーレット」第2週イメージ(草間流柔道)
朝ドラ・ガンコ親父対決!川原常治VS小原善作
米も買えないのに酒はやめられない性格、そして商売下手で家族には厳しい…。川原常治を見ていて思い出すのが、「カーネーション」糸子の父親・小原善作(小林薫)

都合が悪くなると、何でもかんでも投げ飛ばす気性の荒いオヤジでしたが、果たしてこの「スカーレット」の川原常治と、どっちが破天荒な父親(夫)なんでしょうか?

後々、アンケート企画で遊んでみたいと思います。

ちなみに小原善作は昭和18年(1943年)、湯治で行った石川県で59歳で亡くなっています。

話戻って 「スカーレット」第2週のネタバレあらすじです。

常治不在の時に、借金の取り立てにやってきたのは、工藤(福田転球)本木(武蔵)

常治が戻るまで待たせてもらうぜと、勝手し放題の2人。マツは貴重なゆで卵を差し出すと…。

それが食べたい直子は、ゆで卵を奪い去り外に逃げ出していった。それを追った本木は直子を羽交い絞めにすると…。

そこに姿を見せたのは、あの草間だった。得意の柔道で本木を投げ飛ばし直子を救出。

草間は、戦争中に培った経験を生かし、大阪で通訳の仕事をしていた。それで蓄えも出来たので、生まれ育った東京に帰る途中、お礼に信楽に立ち寄ったのだ。

川原家の事情を知った草間は、常治の借金のうち、千円分を肩代わりし、工藤たちも渋々退散。

それを見ていた喜美子は、瞳を輝かせて柔道を教えてほしいと言い出し…。

女の子に柔道を…、草間が当惑している時、ようやく常治が帰ってきた。

道の途中で工藤たちに遭い、事の次第を聞いていた常治は草間に金を返すと言い張るのだったが…。

草間も、前に助けてもらった恩義があるので金は受け取れないと押し問答。

男の意地や! 女にはない意地や誇りが男にはあるんじゃあ!

何や それ? 喜美子は一晩、常治の“男の意地”の意味を考えて、翌朝。

紙芝居の件を引き合いに

女にも意地と誇りがあるんじゃあ!

それを聞いていた草間は、喜美子の心の強さに感服。柔道は男だけという考えを改めて、喜美子に柔道を教えるという約束をするのだった。

結局、草間は東京に戻ることを先送りし、喜美子をはじめ近隣に住む子どもたちに柔道を教えることに。

草間の柔道場には、喜美子と信作、それに照子たちが通い始めた。

草間流柔道の基本は、人を敬うこと。この教えが子どもたちに浸透し、親たちも大感激。

そのお礼にと、常治が欲しがっていたラジオを草間にプレゼントし、川原家に置いてほしいと。

ラジオを通して、草間と常治に親愛の情を示す信楽の人々。それに感動する草間であったが、やはり心の中にひっかかるものがあり…。

草間は行方不明の妻を捜していたのだ。戦時中、草間とともに満州にいた妻は、4年前に先に日本に帰国したはずだったが、それ以来、行方が分からなかったのである。

事情を聞いた喜美子が、そういうことやったら、はよ東京に行かな!と草間の東京行きを後押しするのだった。

それから5年の歳月が流れて、昭和28年(1953年)春、中学校の卒業を迎えた喜美子(戸田恵梨香)

幼なじみの照子(大島優子)信作(林遣都)は、同じ高校へ進学する予定だが、喜美子は貧乏ゆえに進学できず、丸熊陶業に就職することに。

しかし卒業前に、その丸熊陶業から「女だから」と内定を反故にされてしまう喜美子。

焦った常治はすでに喜美子の稼ぎを当てにしていて、慌てて大阪での就職先を決めてくるのだった。

その会社は荒木商事。喜美子は4月から大阪で働くことになるのだが…。

喜美子と離れ離れになることが嫌な照子は、うちを倒してから大阪に行け!と喜美子に柔道対決を申し込み…。

礼をするやいなや、喜美子に抱きついて泣く照子。喜美子は気丈に振る舞うのだったが…。

家に帰り1人になると、胸の内の想いを抑えることが出来ずに号泣。

ずっと、信楽にいたい!

大阪へ行く日が近づいたある日、喜美子は夕日を見つめていた。

そして足元に落ちていた焼き物のかけらを拾って夕日にかざすと、それが緋色(スカーレット)に輝いて見えたのである。
(12話10月12日)喜美子「ここにいたい!ずっと信楽にいたい!」
(11話10月11日)喜美子15歳「大阪で働け。春からお前は大阪や」
(10話10月10日)喜美子10歳から15歳で戸田恵梨香さん初登場
(9話10月9日)草間は4年前に生き別れた奥さんを捜している
(8話10月8日)女にも意地と誇りはあるんじゃあ!
(7話10月7日)借金取りに自分のお金1000円を渡す草間

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「スカーレット」第1週「はじめまして信楽」ネタバレ

NHK朝ドラ「スカーレット」第1週イメージ(信楽焼タヌキの置物)
昭和22年(1947年)、朝ドラ史での大阪近辺情報

「まんぷく」立花萬平が反乱の疑いでGHQに逮捕される&福ちゃん、長男・源を出産。

「ごちそうさん」西門泰介が高校野球の甲子園大会を復活させるべくGHQと交渉。

「べっぴんさん」旦那たちも協力して「キアリス」売り上げ絶好調。

「カーネーション」小原糸子が泉州繊維商業組合長のかばん持ちをしていた周防龍一と禁断の出会い。

どこも食うに困るほど貧乏じゃない中で、「スカーレット」だけが極貧状態。

その理由は家長である川原常治(北村一輝)の事業失敗による借金のせい。

かくして、昭和22年(1947年)春喜美子9歳直子5歳百合子1歳の時に、家族全員で滋賀県信楽にリヤカーを引いて逃亡。

※現在の大阪駅から信楽駅まで約65km。徒歩で15時間くらいかかったものと推察。

信楽には、常治の戦友である大野忠信(マギー)が住んでいて、それを頼りに逃げ出した川原家。

琵琶湖の広さに驚き、信楽のタヌキの焼き物に大喜びの喜美子。新しい住居は大野の妻である陽子(財前直見)が用意してくれたのだが…。

早速、ガキ大将と取っ組み合いのケンカをする喜美子。勉強はできないが、腕っ節は強かったのである。

その様子を聞いた地元一番の窯元のお嬢様・熊谷照子に気に入られる喜美子だったが…。

友達になってあげるわという申し出を袖にする喜美子。実は、母親マツの手伝いと妹たちの世話で喜美子は手一杯だったのだ。

特に次女の直子は、空襲の恐ろしさがトラウマになって時折、癇癪を起こすこともあり…。

その頃、またもや金欠になった常治は大阪で金策に走っていると、暴漢に襲われている若者を助け、信楽に連れてくるのだった。

その若者の名は草間宗一郎(佐藤隆太)

これでますます家計が苦しくなる川原家。喜美子の給食費も事欠くありさまで、マツの苦労は増すばかり。

ある日、散歩に出かけた草間を探しに出た喜美子は、土堀場で陶工の慶乃川善(村上ショージ)と一緒にいる草間を発見。

そして慶乃川が作った陶器を見せてもらった喜美子は、その不恰好さを口にすると…。

一生懸命に作った人に失礼だと草間から諭されるのだった。

家の手伝いに追われる喜美子は、勉強どころではない状態。そのため読み書きが大の苦手。その代わり、絵を描くことは得意だった。

なので、授業中も先生の話を聞かずに絵を描くことに夢中になっていたら、先生から大目玉。その時、喜美子が口にしたのは川原家の家訓。

女に学問は必要ない!

級友の照子は、そのことを家に帰って話すと、父親の秀男(阪田マサノブ)が時代遅れと笑い飛ばし、目の前には、バツの悪そうな常治の姿。

常治は照子の父親が経営する丸熊陶業から運送の仕事を回してもらっていたのだ。そして家に帰るなり、勉強せい!と喜美子に一喝。

こうして喜美子は、照子に勉強を教わることに。そして2人は少しずつその距離を縮めていったのである。

そんな時、草間が置手紙を残して川原家を出て行った。

心に栄養を頂きました。有り難う。

その手紙を読みながら、喜美子の目には涙があふれたのである。

季節は巡り、冬。照子の協力もあり、喜美子は読み書きができるようになっていた。その照子というと…。

跡取りとして期待されていた兄が戦死して、心に深い傷を抱えていた。そして毎年、兄の誕生日には墓参りをしていて、この冬は喜美子も一緒に墓前で手を合わせるのだったが…。

家に帰ってみると、人相の悪い男2人が家の中にいて驚く喜美子。常治が踏み倒した借金の取り立て人だった!

(6話10月5日)昭和22年(1947)冬、大阪から借金取りが!
(5話10月4日)川原家の家訓は「女に学問は必要ない」
(4話10月3日)「人の心を動かすのは作品じゃない。人の心だよ」
(3話10月2日)「心に栄養が足りない」草間宗一郎
(2話10月1日)何で人は楽しい思い出だけで生きていけんのやろ
(1話9月30日)昭和22年春、信楽に借金から逃げてきた川原家

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「スカーレット」ヒロインのモデル

ヒロイン川原喜美子のモデルと言われているのが、陶芸家の神山清子さん。昭和11年(1936年)長崎県佐世保市生まれの83歳。

※朝ドラ「てるてる家族」の次女・夏子(上原多香子)も、昭和22年に長崎県佐世保市で難産の末に生まれました。

神山さんが陶芸を始めた頃は、女性が窯場に入ると「穢れる」と言われたくらいに女性が陶芸の世界に入るのは難しく、女性陶芸家への道を作った先達というべき存在だそうです。

自然釉薬を使って古信楽の再現に成功。ちなみに信楽焼は、日本六古窯として日本遺産に認定されています。
日本六古窯
信楽焼(滋賀県甲賀市信楽)
越前焼(福井県越前町)
瀬戸焼(愛知県瀬戸市)
常滑焼(愛知県常滑市)
丹波立杭焼(兵庫県丹波篠山市)
備前焼(岡山県備前市)

信楽焼というと、狸の置物を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、これは明治時代に入ってからの話。

室町・桃山時代からの由緒正しい陶器を作るのが信楽焼ということになります。
信楽焼の円筒埴輪
話戻って、神山清子さんの人生です。同じ陶芸の道に進んだ息子さんが、29歳で白血病にかかり、骨髄移植のためにドナー探しに奔走したとあります。

その経験から骨髄バンクの必要性を世の中に訴え、現在は「滋賀骨髄献血の和を広げる会」の代表となっております。

白血病に罹患した息子さんは、残念ながら31歳の時に逝去。朝ドラ「スカーレット」を調べるうちに、その史実を知りました。

ここに神山賢一さんのご冥福をお祈りしたいと思います。

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「スカーレット」キャストと人物関係

喜美子の結婚相手となるのが、十代田八郎(よそだ はちろう)という人物。大阪出身で京都で陶芸を学んだ後、信楽にやってきた若き陶工。

喜美子が丸熊陶業で働き出したのち、2人は出会い、陶芸への思いで意気投合し、やがて結婚へ。

でもその先にはいかんとしがたい人生の綾が…。

十代田八郎を演じるのは、松下洸平さん。昭和62年(1987年)3月6日生まれの32歳。

ドラマ出演は、単発でのゲスト出演はありますが、おそらくレギュラーでの出演でしかも全国放送は、今回が初めてではないかと。

朝ドラはヒロインが無名の新人さんというのが定番ですが、この「スカーレット」では、この松下洸平さんがこの構図に当てはまるようで、頑張れ松下洸平とエールです。

松下洸平さんの公式サイトはこちらです。

松下洸平 official web

「スカーレット」キャスト(第3週~)

大阪市内の下宿「荒木荘」

荒木さだ:羽野晶紀
下宿「荒木荘」の女主人で女性下着デザイナー

酒田圭介:溝端淳平
「荒木荘」に住む医学生

田中雄太郎:木本武宏
「荒木荘」に住む元公務員で役者希望

大久保のぶ子:三林京子
荒木家の元女中で喜美子の教育係

庵堂ちや子:水野美紀
「荒木荘」に住む女性新聞記者

荒木商事
二ノ宮京子:木全晶子
荒木さだの片腕

千賀子:小原 華
縫製担当

麻子:井上安世
モデル兼縫製担当で洋裁学校の学生

メイクのアケミ先生:あだち理絵子
道頓堀のキャバレーホステス

下着モデル珠子:津川マミ

泉田あき子:佐津川愛美
酒田圭介の恋人
佐津川愛美さんプロフィール(所属事務所ホリプロ)

泉田庄一郎:
泉田工業会長で、あき子の父

喜美子を荒木商事まで連れてきてくれた警察官:大久保正道

歌える喫茶「さえずり」マスター:オール阪神

「さえずり」のオルガン奏者:竹中雄哉

デイリー大阪編集長 平田昭三:辻本茂雄
庵堂ちや子の上司 通称ヒラさん

デイリー大阪記者・石ノ原:松木賢三

デイリー大阪記者・タク坊:マエチャン

デイリー大阪記者・中野元次:谷垣宏尚

ジョージ富士川:西川貴教
世界的な芸術家

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「スカーレット」キャスト(第1週~)

NHK朝ドラ「スカーレット」人物相関図(第1週~)
川原家
ヒロイン川原喜美子:戸田恵梨香
(幼少時代:川島夕空)
昭和12年(1937年)大阪生まれ。三姉妹の長女

川原常治:北村一輝
大阪出身の川原家家主。両親はすでに亡く、兄二人も戦争で他界。山っ気があり商売下手で、昭和22年に借金から逃げるために信楽に引っ越し

川原マツ:富田靖子
大阪・八尾の大地主の娘で、常治と駆け落ち同然で結婚。体が弱く、長女の喜美子を頼りにしている

川原直子:桜庭ななみ
(幼少時代:やくわなつみ、安原琉那)
川原家の次女

川原百合子:福田麻由子
(幼少時代:稲垣来泉、住田萌乃)
川原家の三女

草間宗一郎:佐藤隆太
常治が連れてきた居候の男

草間里子:行平あい佳
生き別れとなった宗一郎の妻

大野雑貨店
大野忠信:マギー
大野雑貨店の店主で信作の父。戦争中、戦地で常治に助けられた恩義がある

大野陽子:財前直見
祖母の住まいだった空き家を川原家に提供

大野信作:林遣都
(幼少時代:中村謙心)
大野家の長男で喜美子の幼なじみ

丸熊陶業
熊谷秀男:阪田マサノブ
信楽で一番大きな窯元の社長。長男を戦争で失っている

熊谷和歌子:未知やすえ
秀男の妻で照子の母。現代で言う教育ママ

熊谷照子:大島優子
(幼少時代:横溝菜帆)
喜美子の幼なじみで、信楽で一番大きな窯元「丸熊陶業」のお嬢様

慶乃川 善:村上ショージ
丸熊陶業の陶工

西牟田:八田浩司
家出した照子を連れ戻した陶工

丸熊陶業の陶工:南谷峰洋

谷中:みぶ真也
常治を丸熊陶業に紹介&両親のいない兄弟を常治に紹介した信楽の世話役のおやっさん

常治に雇われた若者兄弟・保:中川元喜、博之:請園裕太

保・博之の祖母:山村嵯都子

医師:東村晃幸
心の栄養が足りないと草間宗一郎を診察した医師

工藤:福田転球
常治を追いかける借金取り

本木:武蔵
工藤の舎弟

黒岩富子:飯島順子
川原家のご近所さんで次郎の母親

黒岩次郎:溝上空良
クソッタレと喜美子をからかったガキ大将

黒岩:金替康博
富子の夫で次郎の父親

警察官:森乃阿久太

信楽山小学校 望月先生:前田絵美

信楽の子ども:野々村 仁、平野修杜、新井元輝、末次寿樹

近所のお母さんたち:田原久恵:岩村春花、森 妙子:阿部尚子、所沢有子:八田麻住

近所のお父さんたち:田原:白井哲也、森:高見 健、所沢:牛丸裕司

カツ子ばあちゃん:川村美由紀

ラジオの声:重塚利弘

紙芝居屋:矢野勝也

中学校の担任の寺岡先生:湯浅 崇

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スカーレット21話10月23日 川原家に泥棒が入り有り金全部を盗まれる https://tvneta.info/scarlet-21/ https://tvneta.info/scarlet-21/#respond Wed, 23 Oct 2019 00:33:39 +0000 https://tvneta.info/?p=7168 朝ドラ「スカーレット」第21話、荒木荘で働き続けることを決めた喜美ちゃんだったが、信楽の実家では、保と博之の兄弟が川原家の有り金全部を盗んで逃走。

しかし、常治父ちゃんの優しさが伝わるセリフがあり、保と博之に同情の余地はありますが、でも家族は大変です。

おばあちゃん具合悪い言うとった。病院かかるよって大変やさかい、なんとかならんか言うて…。いや…、まだ誰か分からへんわ。誰か分らんけど申し訳なかった言うて返しに来るかもしらん。朝まで待ったろう…。

スカーレット21話10月23日セリフ

喜美子が大阪に来て1か月。荒木荘で働き 楽しみにしていた初めてのお給料はたったの1000円でした。そんな喜美子に ちや子さんが働く新聞社から引き抜きの話が舞い込みました。

ちや子:お給料 今の5倍は出す言うてたで。

喜美子:ええ!?

喜美子:しっかりしてください! 雄太郎さん しっかりしてくださ~い!

平田:よろしく。

ちや子:ほな 適当に片して。

喜美子:はい。

●荒木荘・喜美子の部屋

ちや子:今日 試しに働いて どうやったん?

喜美子:働きやすくて…。ちや子さんの上司のヒラさんも優しくて…。

ちや子:ほな?

喜美子:今 ちょうど絵描きながら考えてたんです。

ちや子:うん。

喜美子:じっくり よう考えました。ちや子さんが自分の人生や自分で考え 言うてくれたから…。

ちや子:ほな じっくり聞こか こんな時間やけど。

喜美子:フフッ こんな時間やけど ええですか?

ちや子:ええよ ええよ。話しぃ?

喜美子:はい。うち… こういう絵描くこと好きです。

ちや子:うん。

喜美子:お金も好きです。

ちや子:うん。

喜美子:荒木荘の皆さんのことも 大久保さんのことも腹立つことはあっても好きです。

ちや子:うん。

喜美子:ほやけど ヒラさんもええ人で…。新聞社の雑用いう仕事もやってみたい。

ちや子:うん。

喜美子:あそこで働いてたら 新しいこと 自分がよう知らん新聞に載ってるようなことを知ることができます。

ちや子:そら 新聞社やからな。

喜美子:はい。ちや子さんの職場 大変そうやけど好きです。

ちや子:好きばっかりやな。

喜美子:そうですぅ。好きばっかりで どない考えたらええか…。逆に…ほしたら 嫌なことは何やろ 考えました。

ちや子:嫌いなこと?

喜美子:うちの嫌いなこと… 途中で放り出すことです。うちはまだ 大久保さんに認めてもろえてません。今 ここで荒木荘辞めたら途中で放り出すことになる…。そういうのあかん 嫌や…。

ちや子:ほな 辞めへんの?

喜美子:ヒラさんが言うてはりました。ちや子さんにはブン屋の誇りがあるて。

ちや子:誇り…?

喜美子:それで思い出したんです。昔 お父ちゃんに言うたった…。

回想喜美子:女にもあるでえ。女にも意地と誇りはあるんじゃあ!

喜美子:意地と誇りを持って この仕事をやり遂げなあかん。大久保さんに認めてもらえるまで…。荒木荘の何から何まで 目ぇつむってもできるくらい しっかりやれるようになるまで… 辞めません。うち ここで頑張ります。

ちや子:そうか。

喜美子:すいません せっかくの…。

ちや子:ううん。自分で決めたことや。

喜美子:はい。

ちや子:何や…かえって うち 惑わしただけみたい…。

喜美子:いいえ うれしいです。

ちや子:うれしい?

喜美子:ほかにもあるて 分かりました。ここだけやのうて うちにも やろう思たら… ほかにもやれることがある。ここのほかにも 自分の進む道があるんや。それが分かっただけでも すごくうれしい。力が出ます 前よりずっと よう頑張れます。ありがとうございました。

ちや子:いつか…ここ卒業したらな…。

喜美子:卒業?

ちや子:そうや。荒木荘卒業したら 次行きぃ? 自分のやりたいこと見つけて やりたい道に進んだらええ。お金貯めて いつか…。

喜美子:いつか… お金ためて…。やりたいこと…。そうですね… いつか… お金ためて 自分で…。

ちや子:月給1000円で ためんの難しいけどな?

喜美子:ええ… うわあ…。

ちや子:頑張りぃ。

喜美子:はい~。

ちや子:ハハハハ…。

喜美子:頑張りますぅ。

ちや子:長い道のりやな。

喜美子:はあ…。

●荒木荘・玄関先

こどもたち:おはようございます。

喜美子:おはよう 気ぃ付けてな。

下着ショーを無事終え 荒木社長は今日から1週間 東京に出張です。

さだ:あ~やっぱり着物で行こかな?

大久保:はあ?

さだ:こんな格好 東京になめられへんやろか?

大久保:何を今更…。

さだ:どう?

大久保:乳あて ずれてまっせ。

さだ:ええ!? いや! アハハッ まあ。ほな 行ってきます。留守頼みますぅ。

大久保:へえ。気ぃ付けて。

喜美子:行ってっらっしゃいませ。

大久保:お気張りやっしゃ! そこ掃いといて。

喜美子:はい。

●荒木荘・洗面所

喜美子:妹さん いはったんですか。

圭介:6つ下の生意気な妹でな。僕のこと「圭介圭介」言うて 呼び捨てや。病気で死んでもたけどな…。終戦の翌年 原因不明の高熱で…医者もよう分からん言うて… あっという間やったなあ。最期…僕の手ぇ握りながら逝ってもうた…。喜美ちゃんが荒木荘辞めんといてくれて ほんまうれしいわ。ほっとした。ああ…雄太郎さんも喜美ちゃんおった方が楽しい言うてたで?あっ 今度みんなでなんぞおいしいもんでも食べに行こ。連れてったるわ。

喜美子:すみません。お弁当です。

圭介:おっ ありがとう。

信楽で事件が起きたのは このすぐあとのことでした。

●丸熊陶業
常治:えらいすんません!はあ…すんません。いや うちの若いのがな いきなり休みよって ほんま…。

社員:無断で休むなんてよ 初めてやのお?

常治:すんません。

(荒い息遣い)

マツ:どないしよ…。ああ どないしよ!?

常治:何や?

マツ:どないしよ… どないしよ!? うちが… うちが…!直子と百合子が…。

常治:どないした!?

マツ:そんで うちが!

常治:分かった 分かった…。

●川原家

(泣き声)

常治:おい 何や どないしたんや どない…。何や こりゃあ おい!

マツ:買いもんから帰ったら こないなっててん。せやから お巡りさん呼びに…。

常治:その前にのうなったもんないか見ぃ! 泣いてる場合ちゃうやろ! ほら! 見ぃ! 早く! お前 そっち見ぃ! 

マツ:ああ…。ない。あった! 

百合子:喜美子姉ちゃんの?

マツ:まだ使わんと置いてあったの!

百合子:よかったやん!

常治:アホ! 空っぽやがな!

マツ:ほな お金…。

常治:はあ… あれへん…。すっからかんや…。

陽子:マツさん いやる? タケノコもろてん タケノコ要らん? 何!?

直子:お母ちゃん! うちのお駄賃もない! とられた…。

大野:何で警察に言わへんのです?若いもんと連絡取れへんのでしょ!? あの2人。

(回想)

保:ご苦労さまでした。

博之:ご苦労さまでした。

常治:おう ご苦労さん。

(回想閉じ)

大野:無断で仕事休んで 連絡取れへんて そんなもん 絶対あの2人が…。

陽子:あんた。

大野:せやけど…。

常治:おばあちゃん具合悪い 言うとった。病院かかるよって大変やさかい なんとかならんか言うて…。

大野:ほな やっぱり ジョーさん!

常治:いや…。まだ誰か分からへんわ。誰か分らんけど 申し訳なかった言うて返しに来るかもしらん。朝まで待ったろう…。

願いはむなしく 朝になっても戻ることはありませんでした。

●荒木荘の玄関先

こども:じゃんけんぽん!

(電話の着信音)

こども:よっしゃ また勝った!

●荒木荘・玄関

(信楽からの電話)

喜美子:はい。そうです。つないで下さい。荒木荘でございます。
雄太郎:雄太郎でございます。

喜美子:フフ。もしもし?

信作:喜美子?喜美子やろ? 俺や 信作や。

喜美子:お~ 初めてうちに電話や! ここの番号知ってたん?何や 朝からどないしたん? 

直子:喜美子姉ちゃん! 直子や!

喜美子:何 かけてんの お金もったいないやろ!? どっからかけてんの!? あっ 信作の店か。お母ちゃんの手伝いしてんの? お父ちゃんに叱られてない? 百合子はどうしてる? あっ 学校は!? 学校行かんで…。

直子:うるさい うるさい うるさい!

信作:どうしたんや…?

喜美子:直子?直子!

圭介:行ってきます。

喜美子:行ってらっしゃいませ。すいません。もしもし?

信作:あっ あ~ 代わりに説明するとな 今 喜美子の家にお巡りさん来てやんねん。いろいろ とられたもん 調べに来てやんねん。

喜美子:とられたって… どういうこと?

信作:置いとったお金 喜美子の仕送りも… あっ 直ちゃんが洗濯してためた お駄賃も何もかもや。

喜美子:誰が そんな… 泥棒やんけ!?

信作:まあ… そうや 泥棒や。ほんでな 常治さんが大阪向かった 今朝早く。喜美子んとこ行くから言うとけ 言われたんやて。なっ なあ?

喜美子:えっ 何で お父ちゃんがうちのとこに?

信作:あ~ 俺 もう時間や 学校行かなあかんから。なっ。(小声で)直ちゃん!

直子:前借りや!

喜美子:えっ?

信作:その… 喜美子の…。

直子:お姉ちゃんのお給料の前借りに行った!

喜美子:ええ!?

直子:お父ちゃん言うてた。「お金用意しとけぇ」。

喜美子:ええ~!?

(つづく)

●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

「スカーレット」ネタバレとあらすじを最終回まで!キャスト紹介も!
NHK朝ドラ「スカーレット」ネタバレあらすじイメージ画像
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即位礼正殿の儀、天皇陛下万歳と叫び虹がかかってメアリー王太子妃 https://tvneta.info/column-12/ https://tvneta.info/column-12/#respond Tue, 22 Oct 2019 07:52:39 +0000 https://tvneta.info/?p=7165 令和元年(2019年)10月22日、即位礼正殿の儀が行われ、その記念として書いています。いわゆる備忘録。

それにしても天気の奇跡よ。激しい雨風が目立つテレビの中の皇居でしたが、昼13時過ぎには晴れ間がのぞき、東京の空に虹がかかるという不思議。

まさに天の神々が天皇陛下皇后陛下をお祝いしているようで素晴らしい。

21発の礼砲が鳴り響き、ブルネイのマティーン王子が凛々しい姿を見せてくれた貴賓席。

チャールズ皇太子が冊子をわちゃわちゃしていたのはご愛敬で、その隣のデンマーク・メアリー王太子妃の神々しさ。
即位礼正殿の儀メアリー王太子妃とマティーン王子
メアリー王太子妃は、昭和47年(19742年)2月5日生まれでオーストラリア出身の47歳。

デンマークのフレデリック王太子と、シドニー五輪の時に出会ってご結婚されたそうです。

シドニー五輪は平成12年(2000年)だったので、メアリー王太子妃が28歳の時に出会ったわけですね。

それから4年後の平成16年(2004年)にフレデリック王太子とご結婚ということです。

お子さんは、クリスチャン王子とイサベラ王女、そして双子のヴィンセント王子とヨセフィーネ王女がいらっしゃいます。

参考までに、デンマーク王室は平成21年(2009年)に長子相続制に改正されたため、王位継承権は、第1位のフレデリック王太子、第2位のクリスチャン王子とのこと。

4人の子宝に恵まれ、しかも王位継承についても安泰…。少しばかり不安が残る我が国の皇室事情かもしれません。

そろそろ皆で知恵を出し合って、皇室の誰もが負担にならないような仕組みになればいいなと書いておきます。

話戻って雅子様の十二単姿も素晴らしく、同世代の人間として非常に感慨深いものがあります。

平成5年(1993年)6月9日に行われたご成婚パレード。あの時、小生は川崎のよからぬ場所からテレビ中継を見ておりました。

あれから26年。相変わらずテレビを見続けている我が身を振り返り、何の進歩もないことを悔やんでみても後の祭りだ~と叫んで令和の備忘録です。

参考までに、今年からこれまで祝日だった「12月23日」はその扱いが取りやめになり平日扱い。

今年はたまたま日曜日にあたるため休日ですが、来年以降は天皇陛下の誕生日の「2月23日」が祝日になります&終わり。

追記
我が国のファーストレディーの正装です。
即位礼正殿の儀(安倍昭恵さんの正装)

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スカーレット20話10月22日 雄太郎の映画出演と、姉夫婦は池田市在住 https://tvneta.info/scarlet-20/ https://tvneta.info/scarlet-20/#respond Tue, 22 Oct 2019 01:13:07 +0000 https://tvneta.info/?p=7149 朝ドラ「スカーレット」第20話、喜美ちゃんがデイリー大阪で試し働きをして、雄太郎さんは映画出演が決まり、せりふは「うわあ… あ…」。

そして、姉夫婦とお母さんが池田に住んでいるということで、この頃、池田市には池田信用金庫があって、そこの理事長は立花萬平さん。

萬平さんの妻・福ちゃんは、子育ても一段落していたので、近所のパーラー白薔薇でアルバイト。

なにも外で働くことないのに…、と鈴さんが愚痴をこぼすほど裕福な暮らしを送っていた「まんぷく」の皆さまです。

スカーレット20話10月22日セリフ

ちや子さんの新聞社で今より高いお給料で雇ってもらえる という話が舞い込みました。

●デイリー大阪編集局

喜美子:すいません 今日一日よろしくお願いします。

ちや子:ほな 適当に片して。

喜美子:はい。

雄太郎さんの発案で ほんの数時間程度 試しに実際に働かせてもらうことにしました。

ちや子:何で婦人面で新劇女優の離婚 取り上げなあかんのん。
中野:新産業新聞 きたでえ!抜かれたでえ!

平田:また抜かれおって!

ちや子:「与党議員3名辞職 収賄の疑い」!? 裏 取ってきます! 

石ノ原:待てや おら! どこで誰にあたるつもりや!

ちや子:そんなもん手当たり次第じゃ~! どけや おら~! 
石ノ原:待て言うてんねん!

ちや子:どつくぞ~! あ~!

石ノ原:待てや おら~!

ちや子さんの働きぶりに ただただ驚くばかりの喜美子です。

平田:ああ 喜美ちゃん 今のうちにここ整理しといて。雪崩起きそうや。

喜美子:はい。

平田:お茶も頼むわ。

喜美子:はい!

喜美子:どうぞ。

平田:おっ ありがとう。あっ そや こないだ預かった信楽焼のかけら。

喜美子:はい。

平田:大学の先生に見てもろた 戻ってきたで。返しとくわ。

喜美子:はい。すいません どうでした?

平田:割れてしもた かけらやからな 価値があるないよりも どれだけ古いか言うてくれたわ。

喜美子:古い?

平田:うん。ずっと昔 室町時代の焼き物やて。

喜美子:室町時代? へえ~。

平田:それはそれでなかなかのもんちゃう?

喜美子:そうですね。ほな大事に持っときます。ありがとうございました。

平田:おう。

喜美子:ちや子さんは…?

平田:まだやな。打ち合わせの前には連絡あると思うわ。

タク坊:鉄砲玉ですからね ちや子さんは。

平田:どこぞの男の2倍は働くけどな。ブン屋の誇りも人の2倍はある。

タク坊:せやから性格きつい。

平田:お前はええから ちゃっちゃと書き直せ!

喜美子:「ぶんやのほこり」て…?

平田:ああ ブン屋いうのは新聞屋のこと。

喜美子:ああ…。

平田:誇りっちゅうのは… このほこりやないで。

喜美子:フフッ。

平田:仕事が好きなんや。好きやから おろそかにはせん。最後まで責任持って やり遂げる。入社してから 並みいる男を押しのけて女一人。

ちや子さんの上司 通称フラさんは ちや子さんのこれまでの武勇伝をいろいろ聞かせてくれました。

(回想)

おばちゃん:何や えらいびっくりしたなあ。えらい声がして~。
ちや子:すいません! ちょっとお話 聞かせて頂けませんか?
おばちゃん:うん ええけど?

(回想閉じ)

平田:初めての事件現場の取材も女一人。

喜美子:ヒィ~。

平田:サツ回りっちゅうて 警察回るんも 女一人。

(回想)

記者:あっ 来やった 来やった。

ちや子:署長! 見通しは?

警察官:はいはい はいはい はいはい…。

ちや子:目星がついたいう話も出てますけど。

警察官;ほら どいた どいた。

(回想閉じ)

喜美子:フゥ~!

(回想)

クラクション

ちや子:ヒラさん 記事の差し替え 間に合いますか?緊急出稿 マルトクです。他社はまだつかんでません!

(回想閉じ)

平田:あげくに…。

喜美子:へえ~。

平田:その上…。

喜美子:ほう!

●デイリー大阪編集局

雄太郎:おう! こっちこっち。

マスター:いらっしゃい。

雄太郎:マスター 喜美ちゃんにも1つ。

喜美子:ええ!? アイスクリーム? そんな… うち そんな…。

雄太郎:ええねん ええねん ええねん…。どうやった どうやった?

喜美子:そらもう すごかったですよ!ちや子さんが男の人に負けんと うお~って出ていくんです。

雄太郎:はん?

喜美子:これまでの話を聞いても ほんま一生懸命 働いてはって。草間流柔道で言うと…。

雄太郎:草間流柔道?

喜美子:ちや子さんの働きぶりです。草間流柔道で例えると…。
雄太郎:おうおう 分かった 分かった。あの草間流柔道に例えんでええ。あの~ 柔道んもちや子も置いとけ。喜美ちゃん どうやったん?

喜美子:うちは…はい いつでも歓迎や言うてもらえました。

雄太郎:そっか…。

喜美子:仕事も雑用やし そんな難しいこともないですし…。

雄太郎:うん。ほしたら これから先のこと…。

喜美子:ちや子さんと相談して じっくり決めていきます。

雄太郎:ほな 試しに行ってみてよかったな?

喜美子:よかったです。大久保さんに うそついたんは あれですけど。

雄太郎:ええ ええ。そういうことも人生必要や。

喜美子:すみません。

マスター:はい お待ち遠さま。はい。はい どうぞ。

雄太郎:僕もな うれしいことあってん!

喜美子:えっ?

雄太郎:おごったるわ。

マスター:決まったやんて びっくりや!

喜美子:えっ 何がですか? これ ほんまにええんですか?

雄太郎:喜びを分かち合おうや。

マスター:喜びを分かち合ったってぇ。

喜美子:えっ 何が決まったんですか?

雄太郎:分かち合ってくれたらええから!

喜美子:へえ 分かち合います?

雄太郎:食べて 食べて。

喜美子:頂きます。

雄太郎:分かち合おう!

喜美子:何が決まったんです?

雄太郎:決まったんやて。

喜美子:だから 何が?

●荒木荘・居間

さだ:「大阪ここにあり」。

圭介:銀幕デビューが決まった!?

雄太郎:ああ。監督の前ででかい声で歌ってん。ほな 声量ある度胸ある言うて 出してくれることになったんや。

圭介:ええ…。

雄太郎:ついに映画俳優や!

さだ:えっ 誰がや?

雄太郎:僕がや!

大久保:おなか痛い 言うたんちゃうのかいな。

喜美子:ハハ… うちが運びます!

圭介:雄太郎さんが…映画俳優…。明日の小児神経科の講義 頭入るやろか…。

喜美子:熱いさけ 気ぃ付けて下さい。

さだ:そんなん いつから目指してたん? 市役所辞めてから?
雄太郎:黒澤明の「生きる」が僕の脳天 貫いてん。

圭介:いや そこ乳首やん。脳 ここですよ。

さだ:「生きる」の主人公は市役所辞めてへんやん。

雄太郎:まあ もともと芸事に興味あったいうか 才能があったいうか… 亡くなったおやじが僕に似て二枚目で。アハハッ。

大久保:今日はようしゃべるなあ おなか痛いの…。

喜美子:すっかり ようならはったみたいで。運びます。

さだ:池田のお姉さん夫婦と一緒に住んでるお母さん どんなん言うてはる?

雄太郎:人に話したん 今日が初めてや 姉貴にも言うてへん。一人前になるまで言えるかいな 姉貴 怖い…。

さだ:せやけど 役もろたのに?

雄太郎:役もろてもお金にならん。

喜美子:映画俳優て お金もらえへんのですか?

圭介:いや もらえるよ。

雄太郎:売れたらな。

圭介:家一軒 建つぐらい?

さだ:1軒どころか もっとやな?

雄太郎:売れたらな。夢やなあ。夢や。今はお金より夢や。かっこつけて言わしてもらうとな?お金より大事なもん 僕は見つけた。

さだ:ほな 圭ちゃんが医者になんのが早いか 雄太郎さんが人気もんになんのが早いか 楽しみやな。

圭介:一緒にされた…。

雄太郎:脳天 貫いたる~!

圭介:だから そこ乳首やて 脳ここ~!

雄太郎:頂きます。

圭介:頂きます。

喜美子:どうぞ。

さだ:頂きます。ほんで せりふは何て言うのん?

(せきばらい)

雄太郎:「うわ~」。

さだ:うん?「うわ~」?

雄太郎:ちゃうちゃう。「うわあ… あ…」。

さだ:「うわ~」ばっかりやんか。「うわ~」しかないんか?

雄太郎:いや「あ…」も言う。

大久保:うん。よいしょ…。

喜美子:終わりました。

大久保:うん。はい。ほな これ持っていくで。また次のも頼むわな。よいしょ…。

喜美子:あの…。

大久保:えっ?

喜美子:いえ…。あっ こないだ うちが休みの時 おむすび作って下さって すいませんでした。

大久保:あんた まだお給金安いさかいな おむすびくらい。

喜美子:助かりました。ありがとうございました。

大久保:うん ほな。

喜美子:ご苦労さまでございました。おやすみなさい。

大久保:はい。

その日 ちや子さんの帰りはいつにも増して遅く 喜美子はうとうと眠ってしまい ちや子さんの夢を見ました。

ちや子:とやあ~!

ちや子さんが草間流柔道で次々とたちを投げ飛ばしていくのです。

ちや子:とやあ~!

そして なぜか…。

雄太郎:今はお金より夢や。映画俳優になるで! とやあ!

圭介:とやあ! 医者になるで!

3人:とやあ~!

喜美子:とやあ~!

喜美子:お帰りなさい。

ちや子:あ~ やっぱり起こしてしもた?

喜美子:起きてました。

ちや子:そうなん? 何してたん?

喜美子:ご苦労さまです。いつものお茶漬けでも…。

ちや子:ああ ええよ ええよ。何もいらん 今日はええから。
喜美子:そうですか? ほな お茶でも。

ちや子:お茶もいらん。何してたん? 入ってもええ?

喜美子:はい どうぞ。絵 描いてました。

ちや子:こんな時間に?

喜美子:何や 目ぇ覚めてしもて…。

ちや子:何 描いてたん?

喜美子:今日は何となく思いつくままに…。何やろ… 花の想像みたいな。

ちや子:へえ~。

喜美子:どんどん面白うなって…。

ちや子:描くの好きやねんな。

喜美子:大好きです!

ちや子:そうかあ。

喜美子:楽しい!

ちや子:分かったから はよ休みなさい。あっ 大事なこと。今日 どうやった?

喜美子:雄太郎さんが すごいですよ。映画に出はるんですって。
ちや子:映画!?

喜美子:そういうこと目指してはったんです。映画俳優。

ちや子:はあ~ いやいや 今 人のことはええよ。喜美ちゃんや。今日試しに働いてみて どうやったん?

(つづく)

●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

「スカーレット」ネタバレとあらすじを最終回まで!キャスト紹介も!
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「スカーレット」19話10月21日 デイリー大阪編集局で試し働きをする https://tvneta.info/scarlet-19/ https://tvneta.info/scarlet-19/#respond Mon, 21 Oct 2019 01:12:07 +0000 https://tvneta.info/?p=7144 朝ドラ「スカーレット」第19話、デイリー大阪編集局の雑用係として働かないかと引き抜きの誘いを受けた喜美子。
話を聞いた圭介が「お金かあ…。結局んとこ それか…」としたり顔に対して、ちや子さんの反論が本日一番の見どころだったような気が。

あんなぁ 圭ちゃんみたいに 苦労したことない人には 分からへんやろけど 喜美ちゃん 仕送りせなあかんねんで?

「スカーレット」19話10月21日セリフ

喜美子:ここで受注やらせてもらいます。川原喜美子と申します。

荒木荘の住人はくせ者ぞろい。

圭介:可愛らしいなあ。

喜美子:うわ~…。

(ふすまにぶつかる音)

大久保:あんたには無理や。信楽帰り。

喜美子が大阪で働き始めて1か月。楽しみにしていた初めてのお給料は僅かしかもらえませんでした。まだ見習いの立場だからです。

喜美子:すみません!

大久保:敗れたとこ直し。裁縫できへんの?

喜美子:できます。痛っ! もう~!

ついに大久保さんにあたりたくなる夜も増えます。そんな喜美子に思わぬ話が舞い込みました。

平田:あの子 うちで雇う!

●歌える喫茶「さえずり」

喜美子:雄太郎さん!?

ちや子:大変や! 引き抜きや!

喜美子:引き抜き?あ…えっ!? 引き抜き…。

ちや子:お給料 今の5倍は出し言うてたで。

喜美子:うちが!? お給金5倍? ええ…!

(雄太郎の歌声)

ちや子:雄太郎さん!

雄太郎:あっ。

ちや子:「あっ」やないわ!

雄太郎:おったん?

ちや子:おったわ!今頃気ぃ付いたん? 何 歌てんのん?

マスター:歌える喫茶やもんな。

ちや子:そら そやけど… びっくりした~。

雄太郎:そっちこそ何?

ちや子:下着ショーの帰りや。ほんで この子は今日 休みや。

雄太郎:ほう。

喜美子:決めました。引き抜かれてもええです! うち ちや子さんとこの新聞社で働かせてもらいます。

ちや子:落ち着いて。いっぺん座ろか? なっ? こういうことは よう考えて決めんと。

喜美子:考えました 今。

ちや子:今 ここで結論出すことちゃうで 焦ったらあかん。
雄太郎:どないしたん?

ちや子:ああ うちの社 人が辞めたんや。

雄太郎:おう 聞いた。

ちや子:先輩記者が引き抜かれて ほしたら 雑用やってた女の子も後追うて こないだ辞めてもうてん。

雄太郎:うわっ その先輩とその女の子 あれやな?

ちや子:せや! けど その話は今…。どうでもええ。

雄太郎:うん 置いとく。

ちや子:代わりの子 探さんならん 言うてたやさきに たまたま喜美ちゃんや。うっとこ来て… 汚れた湯飲みに気ぃ付いて。ほかにもいろいろ ささ~っと ちゃちゃ~っと。

回想喜美子:すいません。失礼します。

ちや子:それ見て 雇おか言いだしてん。

雄太郎:ええ!

喜美子:あんなんで…。

ちや子:喜美ちゃんからしたら いつもやってるようなことやもんな。

雄太郎:ほんなこと あんねんな。

ちや子:まあ 腕が買われたっちゅうやつや!

喜美子:腕が!? 買われた!?

雄太郎:おうおう ちゃうちゃう…。

ちや子:あんたが ふだん一生懸命やってたことが認められたいうことや。えっ そんなに? そんなにうれしい? フフッ そうか 荒木荘に来てひとつき? ようやってたもんな。

マスター:ヘッヘッヘッヘッ。何か ええ話?

雄太郎:ええ話や。なあ? 歌ってもええで?

ちや子:歌わんでもええ。

(笑い声)

マスター:ほな ごゆっくり。

雄太郎:まわ いうても ゆっくりしてられへんねん 行かなあかん。

ちや子:また名画座? 雄太郎さんこと 仕事どないしてんの?

雄太郎:僕のことは聞かんといて。ほな マスター コーヒー代 ここ置いとくよ。

マスター:はい ありがとう。

雄太郎:はい。

ちや子:無料券… ちょっと ぎょうさん持ってるで。

雄太郎:よしよし…。

ちや子:えらいぎょうさん… 見て!

雄太郎:よし ほな 喜美ちゃん マスター また。

マスター:ハハッ ありがとうございました。

ちや子:何や あれ…。

喜美子:名画座って何ですか?

ちや子:映画館。雄太郎さん 映画好っきゃから 映画ばっかり。映画 見たことある?喫茶店… こういうとこ来たんも初めて?

喜美子:はい。

ちや子:映画見たり 喫茶店行ったり もっと生活楽しめたらええなあ。ほな うちもこれから社に戻らなあかん。喜美ちゃんにはその気があるいうことで条件提示してくるで。

喜美子:はい。

ちや子:ほな 住むとこはどうする?

喜美子:住むこと?

ちや子:荒木荘辞めたら 荒木荘には住まれへん。ほら そういうこと 一つ一つ考えていかんと。

喜美子:お父ちゃん! 信楽の父に聞いてみな!

ちや子:それはええねん。まずは喜美ちゃんがどうしたいかや。

喜美子:ええんですかね?

ちや子:自分の人生やで! 自分で考え。お父ちゃんには 自分の考え決めてからで ええんちゃう? 親元離れて1人でやっていくって そういうことやで。

喜美子:はい。

ちや子:ほな 住むとこは?

喜美子:う~ん… 用意してもらえたら。

ちや子:それか お家賃負担してもらおう。

喜美子:そんなんできます?

ちや子:向こうから言うてきた話や 強気でいこ。

喜美子:はい。

ちや子:お給料は?

喜美子:い… い… 今… 今… い…。

ちや子:おうおう落ち着いて。

喜美子:今の4倍!

ちや子:最低でも5000円やな。

喜美子:はい。

ちや子:休みは 毎週日曜?

喜美子:毎週!?

ちや子:朝は9時から?

喜美子:4時やのうてええのん!? え~!

(鼻歌)

●荒木荘・玄関

大久保:お帰り。

喜美子:ただいま戻りました。

大久保:下着ショー どうやった?

回想さだ:ブラジャーを身につけることで 洋服を着た時に美しくバストラインを出すことができるんです。

喜美子:そりゃあもう すばらしい下着の数々… ほんで… その~ はい 楽しかったです。

大久保:ふ~ん そうか。ストッキングな ちょっと縫い目の粗いのよけて あんたの部屋置いといた。やり直しや。
喜美子:やり直し…。

大久保:急いでな。

喜美子:はい! 分かりました! 大久保さん ご苦労さまでございますぅ。さようなら~。

大久保:何や 気色の悪いなあ。

喜美子:さ~よ~う~な~ら! 

●荒木荘・喜美子の部屋

喜美子:ほんまや 確かに粗かったな…。

(ノック)

喜美子:はい。

圭介:喜美ちゃん? ちょっとええかな。

喜美子:はい。

●荒木荘・居間

圭介:これ 喜美ちゃんのやから。

喜美子:圭介さんが?

圭介:僕には無理や。大久保さんや。大久保さんが 喜美ちゃんに作っていきはった。おなかすいたら食べとき言うといてくれ頼まれてん。もろとき。うん?ハハッ 呼ばれ。

荒木荘を辞めようかと考えていることを圭介さんにも打ち明けました。

圭介:僕は反対や。

ちや子:何で?

圭介:新聞社いうたら 抜きつ抜かれつのしれつな世界やろ?

ちや子:新聞記者なるんちゃうで?

圭介:そやけど ちや子さん見てたら思うで? 年頃やのに 化粧もようせんと 朝昼晩 髪振り乱して。

ちや子:ハハハハッ うちは好きでやってんの。

圭介:ちや子さんはそれでええけど 喜美ちゃんはいきなりそんな男も女も関係ないような職場て どうなん?

ちや子:条件ええもんな? こっちの条件 おおかたのんでくれたで。

喜美子:ほんまですか?

ちや子:住むとこは追って相談やけどな。

喜美子:お給金は?

ちや子:それは確実。

圭介:お金かあ…。結局んとこ それか…。

ちや子:あんなぁ 圭ちゃんみたいに 苦労したことない人には 分からへんやろけど 喜美ちゃん 仕送りせなあかんねんで?

喜美子:大事です。お金は…うち 大事やし欲しいし…。
圭介:うん。

喜美子:大好きです。

圭介:そっかあ…。

雄太郎:せやけど…。

圭介:あっ それ 喜美ちゃんのやで?大久保さんが喜美ちゃんのために…。

喜美子:ええです ええです。どうぞ。

雄太郎:アッハッ。

ちや子:何?

雄太郎:うん?

ちや子:「うん?」やない 今何か言いかけたやろ?

雄太郎:ああ そうそうそう。う~ん まあまあ条件ええにこしたことはないんやけど 僕かて条件ええ言われて市役所入って働いとったんやけど…。まあ 僕のことは置いとこ。

ちや子:置いとくんかい!

雄太郎:まあ どんなええ条件言われてもやな 職場に合う合わんちゃうのがあんねんな うん。慎重に考えて ここはひとつ…。

●荒木荘・物干し場

大久保:ああ… お天気もちそうやな?

喜美子:そうですね。

雄太郎:痛い 痛い 痛い 痛い 痛い…。

大久保:えっ?

雄太郎:痛い 痛い 痛い 痛い 痛い…。

大久保:どないしたん?

雄太郎:おなかが痛いねん…。

大久保:お医者さん呼ぼうか?

雄太郎:あかん…病院や これ。

大久保:病院…。病院 半日かかるで?

雄太郎:病院や! 

大久保:あちゃちゃちゃ…。

雄太郎:あ~痛い~!

喜美子:うちが行きます! うちが付き添います。

大久保:難儀やな 大丈夫か あんた。

喜美子:行きましょ…。大丈夫ですか?

大久保:ええかいな…?

喜美子:ほな 行ってきます!しっかりしてください。

雄太郎:痛い!

喜美子:歩けますか?

雄太郎:痛いわ!

喜美子:ゆっくり…しっかして下さい! 雄太郎さん しっかりして下さ~い!

雄太郎:ほな 3時ごろに この辺りで待ってるわ。

喜美子:はい ありがとうございます。

雄太郎さんの発案で 喜美子は数時間ほど 試しに働かせてもらうことになりました。

●デイリー大阪編集局

喜美子:すみません 遅うなって…。

ちや子:ええよ ええよ。こないだ日曜やったけど 今日は人数多いからな。

喜美子:はい!すいません 今日は一日よろしくお願いします。

平田:しゃあないやろ 新聞は台所で売れっちゅう言うてる時代や。

喜美子:よろしくお願いします。

平田:よろしく。

ちや子:ほな 適当に片して。

喜美子:はい。

石ノ原:帝銀事件いうのはな…。

タク坊:あの ちや子さん これ 婦人欄で取り上げてもらえませんか?

ちや子:何で婦人面で新劇女優の離婚 取り上げなあかんのん。

石ノ原:聞けや おい。帝銀事件いうのは…。

記者:あっ ちや子さん! ちや子さん…見出しの確認お願いします。

ちや子:は~い。町ネタ2本かあ…。

ちや子さんはいといろな分野の取材をします。小さな新聞社なので できることは何でもやるのです。

中野:新産業新聞 でたでえ! 抜かれたでえ!

平田:また抜かれおって!

ちや子:「与党議員3名辞職 収賄の疑い」!? どういうことっちゃ!

石ノ原:これ 一旦 消えた話やで!? 

ちや子:消えてないやん! 裏 取ってきます!

石ノ原:待てや おら! どこで誰にあたるつもりや!

ちや子:そんなもん手あたり次第じゃ~! どけや おら~!

石ノ原:待て言うてんねん! 

ちや子:どつくぞ~! あ~!

石ノ原:待てや おら~!

ちや子さんの働きぶりにただただ驚くばかりの喜美子です。

(つづく)

●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

「スカーレット」ネタバレとあらすじを最終回まで!キャスト紹介も!
NHK朝ドラ「スカーレット」ネタバレあらすじイメージ画像
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「スカーレット」18話10月19日 石ノ原は水島賢作で朝ドラ5回目の出演 https://tvneta.info/scarlet-18/ https://tvneta.info/scarlet-18/#respond Sat, 19 Oct 2019 00:43:09 +0000 https://tvneta.info/?p=7139 朝ドラ「スカーレット」第18話、荒木商事主催「洋装下着ファッションショウ」、千賀子さん麻子さん珠子さんの下着姿にうっとりし、喜美ちゃんには今の5倍のお給料を出すという引き抜き話。

デイリー大阪の騒々しい記者2人は、タク坊に石ノ原。演じているのはマエチャンに、松木賢三さん。

松木賢三さんと言えば、「まんぷく」で福ちゃんの親友ハナちゃんの旦那、水島賢作を演じておりました。

これで朝ドラは5枚目の出演。

「わろてんか」→伊能光司 郎
「べっぴんさん」→坂東肇 役
「あさがきた」→新聞記者 役
「まんぷく」→水島賢作 役
「スカーレット」→石ノ原 役

すばらしいと書いて、マエチャンの素性は謎のままです。

「スカーレット」18話10月19日セリフ

●川原家

保:大丈夫か?

(足音)

常治:おう ご苦労さん!

2人:ご苦労さまです。

保:先ほど 郵便配達さんは…。

常治:ああ 分かっとる。見えた見えた。悪いけどな 2人 今日 席外してもらえるか?

保:はい。

常治:ご苦労さん。

保:ご苦労さまです。

博之:ご苦労さまです。

常治:喜美子の代わりに このひとつき 直子も百合子もまあ… まあ ようやった。けやけどな 一番頑張ったんは 大阪で1人で…。

(せきばらい)

常治:急いで来たから汗が出て…。

マツ:フフッ。大阪で1人で働いてる喜美子からお給料が届きました。全部送ってくれたんよ。

直子:ほんま?

常治:まあ 最初はな そういう約束やからな。

マツ:大事に使わせてもらおうな。ありがとう 喜美子。

2人:ありがとう 喜美子姉ちゃん。

大卒の初任給が6000円といわれていた頃です。喜美子のお給料は1000円でした。

●荒木荘・台所

回想さだ:全部任されるようなって 初めて大久保さんに渡すお給料も全部 喜美ちゃんのもんになる。

喜美子:はっ!

大久保:せや。ご苦労はん。

喜美子:ご苦労さまです。

大久保:ストッキング できた?

喜美子:まだ残ってます。あと少し…。

大久保:ちゃっちゃとやんなはれ!

喜美子:はい!

●荒木荘・喜美子の部屋

(ゴング)

喜美子:大久保~! どやあ~! ふん! う~ん! とやあ!

(戸の開閉音)

●荒木荘・玄関

喜美子:お帰りなさい。

ちや子:ただいま。起きてたん?

喜美子:ごはん温めます?

ちや子:あ~ お願いしよかな。

喜美子:はい。

●荒木荘・居間

ちや子:お給料1000円! そら厳しいなあ。

喜美子:ほんまは ちょっと思うてたんです。全部仕送りする言うてたけど たくさんお給料あったら ちょっとだけ抜いてあれしようかと…。

ちや子:何?

喜美子:下着ショーのヘアメークの… え~… 事前練習!

ちや子:リハーサル?

喜美子:やってたんです。それでメークを教えてた人が言うてたんです。元気ない時でも口紅塗るとええて。顔がパア~っと明るくなる。ほやから 口紅1つ 買うてあげたかった…。
ちや子:誰に? うち? うちに!? えっ 何で?

喜美子:ずっとお疲れのようやったし 少しでも元気になれたら思うて。

ちや子:あっ そしたら あれもそう? ペン立てとコーヒー無料券。

喜美子:つまらないもので…。

ちや子:ううん。いや そうか…。気ぃ遣わせてしもうたな。お礼言わな思うてたんよ。ありがとう。

喜美子:いえ。あっ お代わり?

ちや子:ううん ごちそうさま。おいしかった。

喜美子:はい。お茶いれます。

ちや子:社の人間が1人辞めてな。

喜美子:あっ 圭介さんが言うてました。

ちや子:大手の新聞社に引き抜かれて。

喜美子:引き抜かれて?

ちや子:今より たくさんお給料払うから 働きませんかて誘われるやつ。引き抜くいう。
喜美子:へえ~ そういうのがあるんですね。

ちや子:ほんで こっち辞めて 向こう行ってもうてん。

喜美子:そりゃあ たくさんもらえる方に行きますよね。

ちや子:そやけど 仕事放り出してやで? 残された方はかなわんわ。社内の雰囲気も悪なってきてな… 仕事振り分けて ようやく昨日辺りから落ち着いてきたかな。

喜美子:そうですか…。どうぞ。

ちや子:あっ 下着ショー行くんやて?

喜美子:一緒に行きます?

ちや子:うん 社に戻ってカメラ取ってくるけど。

下着ショーの日です。喜美子はお休みをもらいました。

●荒木荘・喜美子の部屋

ちや子:準備できた? 開けてええ?

喜美子:はい!

ちや子:お~ よそ行き? 可愛らしいやん。

喜美子:ありがとうございます。

ちや子:この前のかけらやけど…。

喜美子:やっぱり もっかい着替えてええですか?待ってもらってええですか?

ちや子:何で着替えるん!?

喜美子:よう考えたら これに合う靴がないんです。

ちや子:ああ! ほな… あっ こっちのが近いわ。よいしょと…。おいで。

●荒木荘・ちや子の部屋

ちや子:これ 履いてみ? 大きさ どやろ? おお なんとかなるんちゃう?

喜美子:ああ なんとかなる!

ちや子:ほな これ 履いていき。

喜美子:ほんまにお借りしてええんですか?

ちや子:ペン立てとコーヒー無料券のお礼や。

喜美子:あっ 歌える喫茶 どうでした?

ちや子:まだ行ってない。帰りに行こか?

喜美子:はい!

ちや子:それと 旅のお供な。カメラ取りに会社に寄るから 持っていこ。

喜美子:はい。

旅のお供とは 信楽を出る時に拾った焼き物のかけらのことです。一度見てもらおうという話がようやく実現します。

●大阪の街中

喜美子:新聞社て どういうとこなんですか?

ちや子:ああ うっとこは弱小やからなあ 狭うてびっくりするかもしれんな。

喜美子:へえ~。

ちや子さんが勤めるデイリー大阪は 戦後創刊された大阪の夕刊紙です。

ちや子:…で ここが編集局や。記事を書いたり編集したり。

●デイリー大阪編集局

タク坊:何するんですか!

石ノ原:お前がそんな態度やから 益本 辞めたんやぞ!

タク坊:益本先輩は 引き抜かれたんでしょ!僕の原稿の出来が悪いんと なんの関係もないですわ。

平田:やめえ やめえ。

石ノ原:ほら「辞め辞め」言われてんぞ!

ちや子:はいはい もう のいたのいた お客さんやで。喜美ちゃん こっち…。何してんのん?

喜美子:ゴミが…。

タク坊:あっ これ ゴミちゃいます!芸能ニュースや!  

石ノ原:クソみたいな記事書きやがって!

タク坊:ああ…。売れるためには芸能欄も必要でしょ!

ちや子:お客さんや言うてるでしょ!ええ加減にして!

喜美子:ゴミ…。

タク坊:いや ゴミちゃいます!

石ノ原:ゴミや!

平田:う~ん… 価値があるような ないような…。ないような あるような…?

ちや子:ヒラさん どっかで見てもろたって下さいよ。

平田:ああ これやったら大学の先生やな。預かってええの?

ちや子:あっ なくさんとって下さいよ?

喜美子:よろしくお願いします。あの この湯飲み…。

平田:ああ これは九谷焼 こっちは有田焼や。

石ノ原:めおと湯飲みの片割れな。

平田:そうそう 別れた嫁はんが片割れを… いらんこと言わすなアホ。

喜美子:あのこれ 洗てもええですか?汚れたまんまが気になって…。

平田:ええの?

喜美子:はい。

石ノ原:ほしたら わしのも!

喜美子:はい!

タク坊:ほな 僕も!

ちや子:ちょっと!?

喜美子:ええです ええです。もう気になってしゃあないさけ。きれいにさせて下さい。

ちや子:ほな…。

喜美子:はい!

●洋装下着ファッションショウ会場

珠子:これからは洋装の時代や。おばあちゃんも洋装着たら これ着んねんで?

ちや子:厚かましいわ みんな ほんまに。

喜美子:面白かったです。

ちや子:結局 掃除してきたな。

喜美子:ほやけど あのかけら 預かって調べてくれる言うてましたから結果が楽しみです。
さだ:あ~ 来た~! いや~ 可愛らしい恰好してえ。

下着モデル:もうちょっと濃くてええんちゃう?

下着モデル:ほんま?

千賀子:なあ これ どう?

喜美子:きれいです!

麻子:あかん 緊張する。

喜美子:あっ うち いれますね。

麻子:ありがとう。

喜美子:皆さん どうですか?

千賀子:お願い。

喜美子:はい。

さだ:ストリップと勘違いするアホがおんねん。困るわあ。目的は新しい下着の普及よ 下着への関心を高めること。まずはブラジャー。アメリカではブラジャーをするのは常識よ。

さだ:ブラジャーにご注目下さい。お胸のそれほど豊かでない方でも ブラジャーを身につけることで洋服を着た時に美しくバストラインを出すことができるんです。

(拍手)

●歌える喫茶「さえずり」

下着ショーの取材を終えて ちや子さんが早々に記事を書き上げました。

ちや子:電話してくる。

喜美子:はい。

ちや子:すみません 電話お借りします。

マスター:はい どうぞ。

マスター:はい どうぞ。

喜美子:ありがとうございます。

マスター:よう来てくれたね。ヘヘヘッ。歌集もあるで。

喜美子:歌集?

マスター:歌える喫茶やから。

喜美子:はあ~。

マスター:アッハッハッハッ。

喜美子:ふ~ん…。

雄太郎:♪「白い夜霧の」「あかりに濡れて」

喜美子:雄太郎さん! えっ 何してはるんですか?

雄太郎:♪「別れせつない」

喜美子:雄太郎さん?

ちや子:大変や! 引き抜きや!

喜美子:引き抜き? あ… えっ!? 引き抜かれたんですか!?

ちや子:いや うちやない 喜美ちゃんや!

喜美子:はっ?

ちや子:きれいに ささっと片づけていったやろ…。雄太郎さんやん!

喜美子:そうなんです 雄太郎さん…。いや あの…。

ちや子:しかも うまいやん!

喜美子:あの… うちが?

ちや子:ああ そや! 引き抜かれたで! お給料 今の5倍は出す言うてたで。

喜美子:ええ!?

雄太郎:♪「終列車」

(つづく)

●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

「スカーレット」ネタバレとあらすじを最終回まで!キャスト紹介も!
NHK朝ドラ「スカーレット」ネタバレあらすじイメージ画像
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「スカーレット」17話10月18日 見習いの喜美子の初任給は千円札1枚 https://tvneta.info/scarlet-17/ https://tvneta.info/scarlet-17/#respond Fri, 18 Oct 2019 00:34:05 +0000 https://tvneta.info/?p=7130 朝ドラ「スカーレット」第17話、大久保さんが持ってきたストッキング縫いの内職。誰がはいていたストッキングなのかと興味津々。

そして道頓堀キャバレーのホステス・アケミさんを見て思い出したのが、「べっぴんさん」の麗子さん。

麗子さんもまた、坂東営業部のファッションショーの手伝いをしていたので、この当時、化粧がうまい女性は人前に出る仕事が似合うという理解でよろしいかと。

アケミさんを演じているのは、あだち理絵子さんです。

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#朝ドラ #スカーレット が10月から放送です。 私 ちょびっと出演させていただきます。 今回のロケは #信楽焼 #女性陶芸家 として草分け的存在なヒロインの リアルヒロインを探す旅?? 同じく スカーレットに出演した俳優 #矢野兵藤の矢野さん と一緒に行かせてもらいました。 いやー 楽しかった。 いつもロケは大概1人ですから 最初はがっちゃんこ状態でしたが、 矢野さん、ものすごく気さくな #パイセン だもんで。 後半は好き勝手言わせてもらいました?? つんまてーーん(笑) にしても #信楽焼陶芸女子 のみなさんがステキすぎ。 それぞれの作風に感動したし みなさんフレンドリーで チャーミング?? 9月27日は11時から 1時間生放送の特番です! どうぞお楽しみにっ。 #たそがれパイセン #高橋由紀子 さんのこのお皿が欲しい!!! #信楽焼#ぐるかん#やっぱりロケ大好き#看板猫可愛いすぎ#中腰が変 後、子供をみてくれたママ友に感謝??

あだち理絵子さん(@adarieko)がシェアした投稿 –

「スカーレット」17話10月18日

●荒木荘・玄関前

マスター:はい。

喜美子:「歌える喫茶」って何ですか?

マスター:まあ 来てみたら分かるわ。コーヒーもうまいで。あっ それ持ってたらね 一杯目はタダやからね。

喜美子:ほんまですか!?

マスター:うん。

喜美子:ほな もう一枚!

マスター:厚かましい…。

喜美子:ヘヘッ ありがとうございます。

荒木荘に来て もうすぐひとつきになります。

喜美子:歌える喫茶 開店するそうですよ。

仕事の段取りもなんとか慣れ 叱られることは随分少なくなりました。…が 敵はまだまだ手ごわいです。

喜美子:すみません。

それでも ほっと一息つく時間に 何かをしようという気持ちの余裕も生まれました。

●荒木荘・玄関

喜美子:これ どうですか?

圭介:ええやん。ええ感じですよね?

雄太郎:おう。

圭介:喜美ちゃん 絵描くん上手やな。

喜美子:ありがとうございます。

圭介:お帰り。

喜美子:お帰りなさい。

雄太郎:お帰り。

ちや子:ただいま。

喜美子:ごはん 温めましょか?

ちや子:いや… ちょっと…。

喜美子:大丈夫ですか?

雄太郎:大丈夫?

圭介:先輩の記者が1人辞めたらしいわ。それもいきなり。

雄太郎:へえ~。

圭介:何や それで大変や言うてた。

最近のちや子さんは いつにも増して疲れているようです。

●荒木荘ちや子の部屋

ちや子:う… う~ん…。はあ…。

●荒木荘・玄関

喜美子:大久保さん? お豆さん まだかたいですかの?見て頂けます? あ… 名札…ペン立ても。あかんかったですか?

大久保:こんなもん作る暇あんのやったら ほかにすることあるで。

喜美子:えっ どこ行くんですか? お豆さん見て下さい。

大久保:あと20分たいとき。

●荒木荘・台所

喜美子:よし。あ… 20分…。うん ちょうどええ。さすが大久保さんや。はっ! 

喜美子:これ 何ですか? 

大久保:ストッキングや。

喜美子:ストッキング? ああ 女の人がはく あれですか?

大久保:うん。破れたとこ直し。

喜美子:敗れたところ?

大久保:ここに1つ 見本がある。

喜美子:これ 荒木荘の仕事ですか?

大久保:あんな名札やらペン立て 作ってる暇があったらできるやろ。

喜美子:これ 誰のですか?

大久保:裁縫できへんの?

喜美子:できます。お母ちゃんから… 母から一とおり教わってきました。

大久保:ほな やりぃ。合間見てやりぃ。素早く丁寧にな。

喜美子:これ 荒木荘の仕事ですか?

大久保:できるか できへんか どっちや?

喜美子:できます!

●荒木荘・喜美子の部屋

ストッキングは破れやすいので取り扱いに気を付けながら一針一針 丁寧に縫わなくてはいけません。

喜美子:あ…?

●荒木荘・玄関

喜美子:申し訳ございません。寝過ごしました。以後 気を付けます!

大久保:へえ。追加や。合間見てやりぃ。

●荒木荘・喜美子の部屋

(窓をたたく音)

大久保:雨降りそうやで。

喜美子:はい!

●荒木荘・洗濯物干し場

大久保:また持ってくるさかいな。

喜美子:えっ?

●荒木荘・喜美子の部屋

喜美子:痛っ! う~ もう~! 大久保! とやあ~! この… どや!

(窓をたたく音)

大久保:出来た?

喜美子:まだです! こんなようさん…。

大久保:はよしなはれ!

喜美子:大久保…。とやあ~! あ~! よしっ。

●荒木商事

さださんに頼まれて 久々に荒木商事に来ました。

喜美子:失礼します。

アケミ:はやりの眉毛は少し太めにね。…で アイラインもしっかり入れて。

麻子:は~い…。

千賀子:こうですか?

アケミ:あ~ もっと目元から グ~ッて上げるような感じで。

千賀子:ここからグ~ッ?

アケミ:うんうん。目の下にもしっかり入れて。

千賀子:目の下も…。

アケミ:そうそう そうそう 際にね。

千賀子:は~い…。

さだ:あ~ 喜美ちゃん。

喜美子:お弁当持ってきました。

さだ:ありがとう。中に入ってやあ。今な 銀行行っててな いよいよ 下着ショーの開催や もうわちゃわちゃ。

(笑い声)

さだ:今日はな ケアメークのリハーサル。

喜美子:リハーサル…。

さだ:事前練習。あ… そこ置いてくれる?

喜美子:はい。

さだ:みんな~ お弁当来たでぇ。手ぇ空いた人から食べよか。

喜美子:ここ 広げときますね。

下着モデル:ありがとう。

京子:こんにちは。頑張ってる?

喜美子:こんにちは。ご無沙汰してます。

千賀子と麻子:こんにちは…。

喜美子:わあ きれいや!

千賀子:えっ そう?

さだ:フフッ。道頓堀キャバレーから先生お招きしてん。

アケミ:ホステスよ そんな先生なんて。

さだ:そやかて お化粧は抜群にうまいもん。こちらのお嬢さん方は専門の売り子さん。当日はモデルやってもらうんよ。

2人:こんにちは。

喜美子:初めまして。おむすび食べて下さいね。お茶いれときましょか?

麻子:あっ ありがとう 助かります。

喜美子:わあ 麻子さん きれい!

麻子:ほんま? エヘヘッ。

京子:人前に立つんやから ふだんよりグッと派手にな。

アケミ:ちょっと京子さん! 眉毛違て 海苔はり付いたみたいになってるで それ。

京子:海苔はひどいわ アッハッハッハ。

アケミ:いやいや ちょっとちゃんと見て。

京子:あ… ほんまや…。

(笑い声)

麻子:京子さん 嫌やわ そんなん。

京子:どうしたらいいの?

アケミ:せやけど 最後の仕上げに何と言っても大事なんは 口紅やわ。元気ない時も口紅をス~ッて塗るだけで顔がパアッて明るくなる。顔が明るくなったら心も明るくなる。元気が出るんよ。

千賀子:へえ~。

さだ:喜美ちゃん ちょっと ちょっと ちょっと。

喜美子:はい。

さだ:ちょ~っと来て。ちょっと ちょっと ちょっと…。こんなとこで あれやけど お給料日。今日は遅なるから ここで渡しとく。

喜美子:ありがとうございます。

さだ:下着ショーは見においでな。お休みあげるから。

喜美子:ほんまですか?

さだ:うん。ちや子さんも取材する言うてた。一緒に来たらええわ。

喜美子:失礼します。

大卒の初任給が6000円ほどといわれていた頃です。喜美子のお給料袋に入っていたのは…。

喜美子:えっ?

千円札 1枚。

さだ:喜美ちゃん。忘れとった~。

喜美子:忘れてました? そうですよね まさかとは…。

さだ:ちゃんとしたお給料は 大久保さんがおらんようになってからよ。

喜美子:えっ?

さだ:ああ… やっぱり説明が必要やったな。大久保さんがおる限り 喜美ちゃんはまだ一人前やないでしょう? 見習いや。

喜美子:見習い…。

さだ:全部任されるようなって 初めて大久保さんに渡すお給料も全部 喜美ちゃんのもんになる。頑張り。

●荒木荘・喜美子の部屋

喜美子:大久保! 大久保! 大久保! 大久保! とやあ~! とやあ~! ハア ハア…。よっしゃ!

(つづく)

●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

「スカーレット」ネタバレとあらすじを最終回まで!キャスト紹介も!
NHK朝ドラ「スカーレット」ネタバレあらすじイメージ画像
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「スカーレット」16話10月17日 荒木荘と大野雑貨店に電話が置かれる https://tvneta.info/scarlet-16/ https://tvneta.info/scarlet-16/#respond Thu, 17 Oct 2019 00:30:45 +0000 https://tvneta.info/?p=7125 朝ドラ「スカーレット」第16話、常治が雇った保と博之の兄弟。後々、大事件を起こすのですが、その原因が少しだけ分かったような気がする常治の行動。

従業員だからといってなんでもかんでも干渉されると、嫌気がさすのは当たり前。本当は家で祖母ちゃんと夕ご飯を食べたかったかもしれないし、酒もあまり好きじゃないのかもしれない。

それを「ええからええから。ほら行くで」で、全部仕切ってしまうのは昭和・平成の時代で終わりですと書いて、令和元年10月17日の感想でした。

「スカーレット」16話10月17日

大阪の喜美子から手紙が届きました。

●荒木荘・洗濯物干し場

喜美子:はっ!

大久保:色もんは 日陰の方や。

喜美子:あ… すいません! やります!

さだ:喜美ちゃ~ん!

喜美子:は~い!

さだ:あ~! ちょっとええ?

喜美子:はい 今すぐ。

●荒木荘・玄関

さだ:電話を使うんは 荒木荘の住人だけやないで。ここら まだ電話のあるお宅少ないから 呼び出し頼まれることもあるんよ。本田さんが多いかな?

大久保:ええ。

さだ:これが簡単な地図な。

喜美子:はい。

さだ:2軒先の山梨さんも時々あるな?

大久保:うん。

ださ:失礼のないように出るんよ?

喜美子:はい。

さだ:ほな 行ってきます。

喜美子:行ってっらっしゃいませ。

さだ:はい。

大久保:お早うお帰り。

喜美子:あの この地図 もっかい きれいに描き直してもええですか?

大久保:かまへんけど。いっぺんやってみいな。

喜美子:えっ!?

大久保:勧誘のしつこい電話もあるさかいに なめられんように大人のええ声出すんやで。
喜美子:はい。大人のええ声ですね。

(せきばらい)

喜美子:荒木荘でごじゃいま…。

大久保:フッ。「荒木荘でございます」や。

喜美子:荒木荘でございますっ。

大久保:荒木荘でございます。

喜美子:荒木荘でございます。…うん?

●大野雑貨店

陽子:いや~!「楽しい」て書いてあるやん!へえ~ あら~。

直子:これ 電話やんけ!?

陽子:ほやで? 電話ないお宅にも 使うてもらえるようにの そこに置いたんやし。

直子:喜美子姉ちゃんにかけたい! 楽しいなんて ずるいやん! 文句言うたる。うちも大阪行きたい!

陽子:直ちゃん 大阪行きたいんけ?

百合子:信楽にいたないねんな?お父ちゃんに叱られてばっかりやから。

直子:うるさい! とろとろしゃべるな!

陽子:そうか 家の手伝い大変なんやね。けどなあ 大阪までの電話代 えらいかかるで?
直子:えっ?

陽子:汽車賃よりかかるかもしらんなあ?

直子:うそやん。

マツ:そやね。電話は高いさかい そう簡単にはかけられへん。どこ行くん?

直子:カツ子おばあちゃんとこ!

マツ:気ぃ付けて。お父ちゃんが帰ってくる前に戻るんやで。

直子:分かってる!

百合子:プンプンや。

マツ:喜美子みたいにはいけへん。難しいわ…。

陽子:難しい年頃やし。あっ これ ありがとう。百合ちゃん あめちゃん食べる?

百合子:ええの!?

陽子:ええよ。ちょっと待ってなあ。

マツ:あ…すんません。

●川原家

保:ご苦労さまでした。

博之:ご苦労さまでした。

常治:おう ご苦労さん。あ… 飯食うてけ。

保:いや そんな いつもいつも…。

常治:ええから ええから。ほら 食うてけ ほら。

保:はい。ありがとうございます。

博之:ありがとうございます。

常治:ほな 保 飲みに行くで。

保:僕はもう…。

常治:ええから ええから。ほら 行くで。

保:はい。

マツ:気ぃ付けて。

常治:おう。

保:いつもすみません。ごちそうさまでした。

●居酒屋「あかまつ」

大野:ジョーさん ジョーさん 行きましょか。

常治:ううん…。あれ? オゥちゃん 何で?

大野:何でて 呼んだんですやん。飲んでましたやん 今まで。

常治:あれ 若いのは? 保…。

大野:もう帰りましたよ 明日も仕事やさけ。ほら 行きましょ。え~。

常治:もう。もう一軒行くで もう一軒。

大野:はいはい 行きますよ 行きますよ。帰りまっせ。ほいほい ほいほい。もうすぐ着きまっせ。

●大野雑貨店

大野:ただいま。よいしょ。ジョーさん そしたら ちょっと… ここで…。ああ… ごめんなさい ごめんなさい。待っといて下さい。大丈夫ですか? お水持ってきますわ。

常治:ここ どこやねん…。

(常治からの電話)

●荒木荘・玄関

喜美子:はい。はい。つないで下さい。はい。荒木荘でございます。もしもし? 何や…? こちら荒木荘でございます。もしもし? もう切りますよ? もう失礼します。何なん?
●大野雑貨店

常治:喜美子…。喜美子…喜美子…。頑張れよ 頑張れよぉ…。

(常治の泣き声)

常治:喜美子… よう頑張れ…。よう頑張れよ…。

●荒木荘

信楽から手紙が届いたのは それからすぐのことです。

郵便配達員:はい どうぞ。

喜美子:ありがとうございます。

喜美子:照子。

いかに楽しい高校生活を送っているか 自慢している手紙です。「楽しい」の文字が36個もありました。

喜美子:照子らしい。

(回想)

信作:はい。

(シャッター音)

信作:はい。

(シャッター音)

照子:あっ 今 目ぇつむってもうた もう一回! 笑うた顔撮って。あ~楽しい。パア~。
信作:笑うほど楽しい高校生活け?

(シャッター音)

信作:偽りの笑顔やん。

照子:喜美子に負けんと これから楽しい高校生活にするんや。信作 あんたもの…。次 あっち。みんなに入ってもらおう。

信作:もうええやん。フィルムもったいないで。

照子:なあなあ なあなあ! 一緒に写真撮らへん?

女子生徒:写真…?

照子:こんな感じで。パア~! なっ? 信作 早う。いくで? せ~の パア~!

信作:はい…。

(シャッター音)

照子:撮れた?

(回想閉じ)

●荒木荘・居間

ちや子:ただいま。

喜美子:あ… お帰りなさい。お茶漬けしましょか?

ちや子:遅いのに悪いな。

喜美子:いえ。こんな時間まで お疲れさまです。事件か何か?

ちや子:ああ。ほら 淀川の溺死体な 前に言うてた あれ…。写真?

喜美子:あ… 送ってきたんです。

ちや子:すごいな おうちカメラあるん?

喜美子:うちやないです 同級生です。

ちや子:あ~そう。見てもええ?

喜美子:はい。

ちや子:よいしょ…。ふ~ん。楽しそうやな。高校か?

喜美子:ラジオはあります。

ちや子:うん?

喜美子:ラジオはあります。うち カメラはないけどラジオあります。こういう感じの こういう形の!

ちや子:そう。

喜美子:すみません。あっ 淀川の…?

ちや子:ああ 溺死体な あれ 身元が分かってん。酔っ払って落ちた。事故やったわ。

喜美子:酔っ払って…。

ちや子:小さいお子さんおるお父さんやった…。

喜美子:うちの父も よう飲みます。川に落ちんよう言うてやらんと…。

ちや子:お父さん 大阪行け言うたん? 高校行かんと。

喜美子:うち 商売やってて 妹も2人いれ大変なんで。

ちや子:そう。

喜美子:それに女には学問は必要ないて。

ちや子:ひどいな それ。あ… ごめんな。

喜美子:いえ。うちもほんまは信楽にいたかった。ほやけど しゃあない。最後は自分で納得して来ました。旅のお供を連れて。

ちや子:旅のお供?

喜美子:はい!

●荒木荘・喜美子の部屋

喜美子:これです。

ちや子:へえ~。これがそう。

喜美子:夕日がきれいな所で見つけました。

ちや子:きれいな色やな。信楽焼か…?

喜美子:焼きもん詳しいですか?

ちや子:いっぺん うちの上司に頼んでどういうあれか見てもらう?

喜美子:どういうあれ いうのは?

ちや子:このかけらの価値。

喜美子:価値?

ちや子:古い昔のもんやったら 高い値がついたりするやん?

喜美子:お金になるいうことですか!?

ちや子:いや 分からんで?けどまあ ただのかけらやないかもしれん。えらい価値があるかもしれんし ないかもしれんし。いっぺん うちの社にそれ持って来てみる?

喜美子:ええんですか? えらい価値あったら どないしよ。これ見て下さい! 光 あてると… ほら~!

ちや子:ほんまや きれいやねえ。

喜美子:いや どないしよ!

ちや子:わ… 分からんで?

喜美子:なんぼするんやろ? うわ~これが… ヒィ~。

(つづく)

●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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「スカーレット」15話10月16日 ナレーション(語り)は中條誠子アナ https://tvneta.info/scarlet-15/ https://tvneta.info/scarlet-15/#respond Wed, 16 Oct 2019 01:10:33 +0000 https://tvneta.info/?p=7122 朝ドラ「スカーレット」第15話、喜美ちゃんが荒木荘で働けるようになり、まずは安泰。そして気付いたのが、ナレーション(語り)の多さ。

朝ドラのここ数作の中でも、ダントツに多いのではないでしょうか。しかも喜美ちゃんの気持ちを代弁して「お母ちゃん 楽しいで~!」の声演技まで。

ナレーションを担当しているのは、NHKのアナウンサー・中條誠子(なかじょう せいこ)さん。

兵庫県宝塚市生まれということで、納得安心の関西弁という感じでしょうか。

NHKアナウンス室・中條誠子

「スカーレット」15話10月16日

大久保:断言します。あんたには無理や。信楽帰り。

父と母の思いを受けて 喜美子は強く決意しました。

●荒木荘

大久保:おはようさん。

マスター:アハハハハ…。

大久保:はよおますな。

マスター:新装開店しからまた来て下さいね。

大久保:ええなあ。楽しみにしてます。

マスター:ハハッ お願いしときます。

喜美子:おはようございます。

大久保:何や?

喜美子:忘れんうちに 頂いたお金 お返ししときます。

さだ:おお 早いねえ。

喜美子:おはようございます。

さであ:おはよう。張り切ってるねえ。フフッ。

大久保:どういうこと? 

さだ:いや 信楽に帰れるからやろ?

喜美子:帰りません。予定どおり ここで働かせてもらいます。

さだ:ええ!? いや 昨日は納得してたやん。

ちや子:ただいま。

さだ:お帰り。

喜美子:お帰りなさい。

さだ:大変やな また朝まで?

ちや子:お茶 頼んでもよろしい?

大久保:もちろん。すぐ ごはんしますよって。

さだ:そやそや…。

喜美子:あっ… あの…。あの… うちの話 聞いて頂けますか?

さだ:そんなにここで働きたいん?

喜美子:はい! 聞いて頂けますか?

圭介:どないしたんですか? みんなそろって。

さだ:ああ おはよう。

喜美子:おはようございます。

圭介:おはようございます。おはようございます。

大久保:おはよう。ごめんな 起こしてもうたな。

圭介:いえいえ。僕もお茶濃いの お願いします。

ちや子:あっ うちも いつもより濃いの飲みたいわ。

さだ:ず~っと起きてたん?

圭介:再試験の勉強で…。

喜美子:あの…。

圭介:どないしたん?

さだ:何や 話聞いてほしいんやて。

圭介:何を?

喜美子:大久保さんのことです。

圭介:えっ?

喜美子:大久保さんのこと ず~っと ず~っと考えてました。

さだ:あら 何や 大久保さんのことやて。

喜美子:うちには務まらんて断言されました。大久保さんが今 うちの…柔道で言うところの対戦相手や。…と思いました。

圭介:アハッ。

喜美子:うち 柔道やってましてん。草間さんいう人から草間流柔道。

大久保:何の話や。

ちや子:おもろいな。

圭介:聞きましょうよ。

喜美子:草間流柔道は 相手を敬うことから始めます。大久保さんは お子さんを…4人育て上げて 厳しいおしゅうとめさんも看取って 家ん中のこと ごはん作ったり掃除したり 洗濯したり ずっとやってきやった。そう聞きました。すごいことやと思います。すばらしいんとちゃいますか? すばらしいことやのに 大久保さんは家ん中の仕事は誰にでもできる言わはりました。そやろか? 大久保さんが作ったごはんは 大久保さんにしかできひんのとちゃう? ほらもう ゆうべのごはん えらいおいしかったです。

大久保:何の話や。

喜美子:お皿のことも 心を込めて磨いたお皿は そうでないお皿と同じ?う~ん そやろか?うちは…うちは「誰ででもできる仕事やない 家ん中の仕事もすばらしい仕事や」いつか「あんたにしかできひん」「参りました」言わせてみたい。そう思いました。どうか雇って下さい。働かせて下さい!戦わせて下さい お願いします!

大久保:戦うて 子ども相手にアホらしもない。さあ はよごはんの支度せんと。

圭介:フッ。

喜美子:あ… うちが… うちが!? 

さだ:大久保さ~ん この子にお茶いれてもろて ええんやね~?

喜美子:ありがとうございます!一生懸命 心を込めて働かせて頂きます!ありがとうございます。ありがとうございます!ありがとうございます!

大久保:ちゃっちゃとしなはれ!

喜美子:はい!

●荒木荘・洗面所

ちや子:はあ…。

圭介:ちや子さん また朝まで? 何か事件?

ちや子:淀川の溺死体や。自殺か他殺か 事故か事件か。

圭介:何や「身元不明」や書いてありましたね。

ちや子:何新聞!?

圭介:ちや子さんとこの新聞や。

ちや子:ああ 見てくれたん あれ書いたの うちやで。「30代から40代と見られる男の溺死体 死後1週間か」。何?

圭介:ここ数日 顔合わせてへん。朝 みんなでしゃべってる時も 出てけえへんかったし…。
ちや子:フフフフッ。

ここには もう一人住人がいます。一番広い部屋に一番長く住んでいます。

●荒木荘・雄太郎の部屋の前

ちや子:雄太郎さん! おるの? おらんの!?

圭介:雄太郎さん ちや子さんのこと苦手やから…。

(ノック)

圭介:雄太郎さ~ん? 圭介です。

ちや子:圭ちゃんのことも 顔見たら落ち込む言うてたで。

圭介:えっ 何で!?

ちや子:おんなじ男やのに 何でこないちゃうねんやろう。

圭介:何 言うてますの。

喜美子:あの~ 洗濯物 大久保さんがありますか言うてます。

ちや子:ここ挨拶した?

圭介:田中雄太郎さんて人住んでんねん。市役所に勤めとったんやけど 辞めてもうてな。時々 閉じこもって出てけえへんねん。ごはんもな 食べたり食べへんかったり。

喜美子:えっ…。

(ノック)

喜美子:おはようございます。川原喜美子と申します。まだお休みとちゃいますか?

ちや子:ほんまに淀川やったら しゃれならんな。

喜美子:淀川?

圭介:淀川の溺死体 30代から40代の男や。

ちや子:雄太郎さんも30代から40代の男や。ちょっと変わったことする人やから。

圭介:ちや子さんには言われたないやろうけどな。

(ノック)

喜美子:田中さん!? 雄太郎さん!? いやはったら出てきて下さい! 雄太郎さん!?

雄太郎:おはようございます。

喜美子:雄太郎さんですか?

雄太郎:兄さ~ん?

喜美子:弟さん… 雄太郎さん 中にいやはるんですね?

雄太郎:兄さん? 呼んではる。

喜美子:弟さん いやはったんですね。

雄太郎:うっす。ういっす。おお うっす。

喜美子:雄太郎さん?

雄太郎:雄太郎。お前も挨拶しい!

喜美子:えっ?

雄太郎:3つ子。うん。

喜美子:3つ子?

雄太郎:うん。

喜美子:ああ 3つ子。

雄太郎:うん うん。

喜美子:3つ子。

雄太郎:ほら ぐずぐずせんと 雄太郎 お前! 挨拶せんか お前は!

喜美子:あっ 怒… 怒らんといて下さい!

雄太郎:痛い 兄貴 何すんねん。

喜美子:殴らんといて! あの… そんな怒らんといて下さい。

雄太郎:兄さん やめたげて!

喜美子:やめて下さい!

雄太郎:(女性の声まねで)やめたげて~!

喜美子:お… 女の人もいやはるんですか!?あの…。

雄太郎:どうも。田中雄太郎です。

ちょっとどころか かなり変わったことをする人でした。

喜美子:アハハハハッ 楽しい! アハハハハハ…。何それ~!?

荒木荘の朝は早いです。慣れないうちは 4時半に起きるようにと言われました。表の掃き掃除。

新聞配達員:おはようございます。

喜美子:おはようございます。

新聞配達員:はい どうぞ。

喜美子:ご苦労さまです。

新聞配達員:どうも。

廊下の掃き掃除。掃く場所や たまるゴミの違いによってほうきを使い分けるよう考えなさいと言われました。
 
喜美子:おはようございます。

大久保:おはようさん。

大久保:いつまで洗うてはんねんな。ちゃっちゃと炊きなはんかいな。

喜美子:すみません。

さだ:あ~。あ~ おはようさん。

大久保:おはようございます。

荒木荘の人たちは起きてくる時間も出かける時間も違います。

さだ:はい ほな行っています。よいしょ…。

圭介:おはよう。

喜美子:おはようございます。

頼まれたらお弁当も用意します。

喜美子:どうぞ。

圭介:ありがとう。

喜美子:お気を付けて。

圭介:行ってきます。

大久保:行ってらっしゃい。

大久保:ほな 一升 お頼申します。

御用聞き:毎度から。

大久保:それと…。

喜美子:は~い。今日は…。

御用聞き:今日はね タケノコ ええのおまっせ。

喜美子:今日はね タマネギ3つ…。

買い物や御用聞きの対応も大事な仕事です。
洗濯は家族ではないので まとめて洗うことはできません。きちんと分けます。

雄太郎:あの~…。

大久保:おはようさん。

喜美子:おはようございます。

雄太郎:おはよう。何か食べるもんある?

大久保:あるで。はい。

喜美子:はい。

市役所勤めを辞めた雄太郎さんが 何をしているのかは分かりません。住人の私生活の詮索は遠慮するようにと言われました。

冷たくなったごはんは 蒸し器で蒸して温め直します。

喜美子:お待たせしました。

夕ごはんも みんなバラバラ 好みもそれぞれ違います。

喜美子:おいしいですよ。

圭介:頂きます。

そのつど そのつど用意して…。

喜美子:どうぞ。

さだ:ありがとう。

空いた時間に自分のごはん。

喜美子:お帰りなさい。

ちや子:ただいま。

大久保:お帰りやす。

ちや子:ごはん…。

喜美子:はい 今すぐ。

覚えること 考えること いっぱいあって 自由な時間はほとんどありません。ほっとするのは 寝る前のひとときです。でも喜美子は初めての葉書にこう書きました。「お母ちゃん 楽しいで~!」。

(つづく)

●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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「スカーレット」14話10月15日 大久保「あんたには無理や。信楽帰り」 https://tvneta.info/scarlet-14/ https://tvneta.info/scarlet-14/#respond Tue, 15 Oct 2019 00:25:53 +0000 https://tvneta.info/?p=7116 朝ドラ「スカーレット」第14話、荒木荘に来た早々に大久保さんから「断言します。あんたには無理や。信楽帰り」の厳しい一言。

この時、喜美ちゃん15歳。中学を出たばかりの若い娘さんになんて酷いことを…、って思うところですが、そこは大人の優しさではないかと大久保さんの肩を持ちます。

酷いのは、ちゃんと仕事の内容を説明しない常治父ちゃんと、雇用の責任感が無い荒木さだだと書いて、明日からのちや子さんが気になる水野美紀ファンであります。

「スカーレット」14話10月15日

さだ:私の住んでる荒木荘で炊事 洗濯 掃除をする そういう下働きの仕事をな。

喜美子:ここで女中をやらせてもらいます。川原喜美子と申します。よろしくお願いします。

さだ:賄い付きよ?

喜美子:わ~い! うわ~…。

(ふすまにぶつかる音)

ちや子:うう…。何? 何!? 何!? はあ はあ…。

「何や この子 新しく来る言うてた子か? 若いなあ。どうせ続かんやろ」。

「鼻の下にある あれ 鼻くそちゃう? ハエや!」。

「どうでもええわ。あと10分寝よ」。

喜美子:あ…。

●荒木荘・居間

さだ:ちょっと ちょっと。ここ座って。お話があるの。まず 私から話すわ。あのな ここでの仕事やけど。

喜美子:はい。

さだ:ここは賄い付きでお部屋を貸してるの。朝ごはんから始まって 生活のこまごましたこと 洗濯も掃除もしますいうて お家賃高めに頂いてるの。

喜美子:はい。

さだ:今は私を含めて4人いてる。分かる? 大久保さんの後を引き継いで あなた1人で大人4人のお世話をするいうこと。

喜美子:はい。

大久保:無理や。

さだ:お父さんが「できる」言うから お願いすることにしたんやけど…。

大久保:そんなん 親の欲目でっせ。こんな子にできるわけあらへん。

さだ:ごめんなあ。もうちょっと 年いった大人の人がええ言うの。

喜美子:ちょっと待って下さい。うち できます。信楽でごはん炊いたり 大根たいたり 食事を毎日作ってたんです。掃除も洗濯もやってました。

さだ:そら 何にもできへんと思てへんのやで?

喜美子:ほな 何で? 何でですか!?

さだ:う~ん…。

喜美子:うち 一生懸命 働きます!

大久保:ここに お皿が3枚ある。この1枚は家族のために磨きます。この1枚は仕事やから磨きます。最後の1枚は家族や仕事や関係なしに 一生懸命心を込めて磨きます。さあ どのお皿がきれいになるでしょうか?

喜美子:このお皿です。

大久保:皆 おんなじや。

喜美子:えっ?

大久保:お皿なんか磨いたら きれいになるわ。

喜美子:ええ…?

さだ:最初に言うたけど 大久保さんは若い時から荒木家で女中さんやってたの。そのあと結婚して4人のお子さん育て上げて 厳しいおしゅうとめさんも看取って 家の中のこと ず~っとやってきた人なの。

大久保:一生懸命やったからて 仕事やから割り切ってやったからて どんな気持ちでやったかて 人から見たら大して変わらん。何でか? 誰にでもできる仕事やと 思われてまっさかいな。さだちゃんみたいに 乳あて…。

さだ:ブラジャー。

大久保:それの それの… あれの ほら…。

さだ:デザイン。

大久保:デザインして皆から「すてきや すてきや」って言われてる仕事とはちゃいまっせ。信楽のお家の手伝いとも違います。褒めてくれるお母はんは いてへん。ここは家族でも親戚でもない赤の他人の寄り集まりや。仕事も暮らしぶりもいろいろや。あんたみたいな若い子には無理や。

喜美子:そんなこと…。

大久保:早速 あんな失態してしもうたやろ。

喜美子:あんな失態…?

さだ:隣のふすま 倒したんやて? あそこの部屋に住んでる ちや子さんいう人は女やけど新聞記者よ。不規則な生活で空いた時間に帰ってきて体を休めてはるの。

大久保:断言します。あんたには無理や。信楽帰り。

喜美子:あの! ふすまを倒して ほんまにすいませんでした! 

ちや子:ああ…。

喜美子:ほんまに… ほんまにすいませんでした! うち…。

ちや子:ああ 自己紹介やったら明日にして。

喜美子:あ… それが…。

ちや子:何? 新しい女中さんちゃうの?

喜美子:それが うちには務まらへんて 明日帰れ言われまして…。

ちや子:ほな 元気で。

喜美子:元気なわけないやん。すみません。行ってらっしゃいませ!

●荒木荘・喜美子の部屋

(戸を閉めようとする音)

喜美子:うん? あ…。

●荒木荘・居間

最後にごはんをごちそうになりました。が 食欲なんてありません。

圭介:はい。

ごはんはおいしく… しかし悲しく…。

圭介:ハハハッ。

最後には おいしくが勝ち ぱくぱく頂きました。

●荒木荘・喜美子の部屋

大久保さんからおわびの手紙とお金の入った封筒を渡されました。

荷造りした時に 入れた覚えのない物が入っていました。

喜美子:臭っ…! くっさ… 何!?

(マツからの手紙)

「喜美子へ。余計なこと言うな言われてるので要点だけ書きます。同封した葉書には こっちの住所と宛名が書いてある。そのまま送ればお母ちゃんに届く。魔法の葉書や。用意したんはお母ちゃんちゃうで。陽子さんたちです。あんたのために縫うたブラウスとスカートと一緒に届けてくれました」。

回想マツ:ありがとう。

(マツからの手紙)

「「信楽の人はみんな優しい」ってお母ちゃんは言いました。そしたら陽子さんが言いました。「頑張ってんの見てきたからや。一生懸命位手伝いしてた喜美ちゃんをみんなよう見てきたからや」」。

(回想)

陽子:おはよう。

喜美子:あっ おはようございます。寒いのう。

陽子:うん 寒いのう。
 

久恵:ありがとう。

喜美子:気張りや~。

(百合子の泣き声)

喜美子:おんぶしたる。おいで。はい よっこいしょ…。

(回想閉じ)

(マツからの手紙)

「喜美子 どんなことでも一生懸命やってたら誰かが見ててくれるんやな」。「もひとつ。お父ちゃんが自分の手拭い入れとけ言いました。わざと洗うてないの。臭うて腹立つさかい負けるもんかと思うはずやって。ほんまやろか? そしたらそれも魔法の手拭いや。お父ちゃんの働いた汗のにおいです。ほな 体気ぃ付けて頑張るんよ。お母ちゃんより」。

喜美子:くっさ! ああ…臭い。臭い~!

(続く)

●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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