「律は出戻った訳やない。ちゃ~んと大阪に妻子がおる。名古屋の菱松電機に異動になったけど また大阪に戻るんや。しばらくの間 梟町におる」。
「モカとキララは、ジジババとお義姉さんと龍宮亭言った。焼肉 半額デーや」、菜生ちゃんの活躍で二つの謎が解明された本日の「半分、青い。」。
原爆が広島に投下された午前8時15分に黙祷を捧げて、平和な時代がいつまでも続きますように。
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半分、青い。セリフ(109話8月6日)
鈴愛:ただいま!
花野:ただいま~!
晴:あんた どうした? いきなり…。
鈴愛:帰ってきました。
宇太郎:何や 鈴愛 いつまでおれるんや?
鈴愛:永遠に。
律:こんばんは~。
鈴愛:律…。
律:よっ。
龍之介:遅かったな。
律:お~悪い悪い 仕事で。
草太:律にいちゃんもカツ丼で?
律:あ~お願い。特盛で。
草太:あいよ~。カツ丼 特盛一丁!
客:ごちそうさま。
晴:はい ありがとうございました。
客:ごちそうさまでした~!
鈴愛:何で律までおる?
律:食堂でカツ丼食べるだけた 普通や。
●喫茶ともしび
(ドアベル)
鈴愛:あっ 菜生!
菜生:カンちゃん 大丈夫?
鈴愛:うん。あの子は楡野家では大スターだから ジジババみんなで取り合っとる。
菜生:ママやなくて泣かへん?
鈴愛:全然。人見知りしない。
菜生:うちも大勢の家やで人見知りない。改めて鈴愛ちゃん お帰りなさい。
鈴愛:フフッ ただいま。
菜生:う~ん!
鈴愛:帰りました。出戻りました。
菜生:うう…。
鈴愛:菜生には言っとったけど 誰にも言わずに帰ってきた。
菜生:うん チャレンジャーやなと思っとった。
鈴愛:何となく 菜生が言ってくれとるかと思っとった。
まさこ:何や 鈴愛ちゃん 出戻ったかね?
鈴愛:おばさん 直球や。心に穴が開くわ。
まさこ:ほうか 出戻ったか…ま~かんなあ。
鈴愛:ま~かんって何や!? あっ ほいでな 律がおった。
菜生:ん?
鈴愛:律がうちの食堂でカツ丼食べとった。
菜生:あ~あんたんとこのカツ丼は 今 ちょっと来とる。ブームや。名古屋のマツタカ屋に支店が出るって専らの噂や。
鈴愛」ほんなにか?ちょっと聞いとったけど 草太がホラ吹いとるかと思っとった。や…ほんな事はどうでもええ。何で律がおる?何で律が梟町で うちでカツ丼食べとる?
菜生:えっ うまいから。
鈴愛:ボケんでもええ。
菜生:そうか 律の事 言ってなかった?
鈴愛:えっ 離婚した?律も離婚したか?
菜生:相変わらずやな 鈴愛ちゃん。全ての解釈が自分の都合のいい方へ 都合のいい方へと。
(ドアベル)
龍之介:こんばんは~。
まさこ:あっ いらっしゃい。
龍之介:お前 何やっとる?モカとキララはどうした?
菜生:あっ 今日 ジジババとお義姉さんと龍宮亭言った。焼肉 半額デーや。
律:モカとキララっていうんか。パンチあんな。
龍之介:あれ 知らなんだ?
まさこ:まあまあ 久しぶりに梟会おそろいで。一緒に一緒に。いや~おばさん うれしいねえ。そんなに喫茶ともしび 慕ってくれて。
龍之介:や…そういう訳でも。
●楡野家
晴:女ができた訳や ない?
宇太郎:お前 5歳児に何を本気で聞いとる?
花野:あのね パパはお星様になったの。
仙吉:えっ…死んだの?
草太:いや ちゃうやろ。カンちゃん 嘘はいけません。
花野:嘘じゃない。パパはスターになる。
晴:スター お星様。
花野:むうバアバに習った!英語できます カンちゃん!ディス イズ ア ペン!
仙吉:お~すごいな カンちゃんは。
花野:アイム サンキュー。ハウ ア ユー?
仙吉:あ~ アイム ファイン サンキュー。イエ~!
晴:あ~ もう おじいちゃんは 話 混ぜっ返さないで。
草太:スター…何のスターになるの?
花野:映画!パパは映画のデビューします!
晴:あっ あれか!前に映画監督になるって言ってた あれか!?
花野:そう それ!
晴:そういう事か…。
宇太郎:いやいや 晴さん。ちゃんと鈴愛が帰ってきたら ゆっくり…。
仙吉:あんまり問い詰めん方がええと思うぞ。
花野:ミー トゥー!カンちゃんもそう思う!
草太:カンちゃん 草太と2階行ってよっか?
花野:今 大事なとこ。さ~せん。
晴:もう おじいちゃんはすぐそうやって鈴愛 甘やかすから…。
宇太郎:まっ ほやけど 晴さん ちょっとそっとしとこやないか。3日もすりゃ 帰っていくんやろ。どうせ。
晴:そうなの?
宇太郎:夫婦ケンカっていやあ そんなもんやよなあ おじいちゃん。
花野:小さいジイジ それは違う。ママとカンちゃんはず~っといて そしてカンちゃんはおおジイジの年金でおもちゃをいっぱい買ってもらう!
草太:何か 念入りな説得が行われたような…。
晴:あの子 永遠って言ってたもんなあ。
回想晴:いつまでおるの?
回想鈴愛:永遠。
宇太郎:ほたけど…。
晴:ちょっと電話してみようかね?
(楡野家と藤村家の電話会話)
光江:この度は本当に申し訳ございませんでした!
晴:あかんみたいや。もう 届けも出したらしい。
花野:バアバ!みいバアバ代わる!
晴:あ…はいはい。すみません 光江さん カンちゃんが代わりたいって。
花野:みいバアバ カンちゃん 新幹線乗った!
光江:ああ ほやったなあ。
花野:カンちゃん アイス食べてママは酔っ払った!シャンパン飲んだ!ビールも。今? いない!ともしび行った!お友達と飲みに!
●喫茶ともしび
律:別れた?
鈴愛:はい。
律:出戻った?
鈴愛:はい。今日 このよき日に。
菜生:ええか?
あんたは最初だけや。かわいい僕のお姫様 天使 女神様 ハニー…。結婚する前だけや。したら どうや。私の誕生日も結婚記念日も忘れとった。
龍之介:お前だって忘れとったやないか?
菜生:私 ええ!しかたない。モカとキララでいっぱいや。
鈴愛:私は美しい未亡人となりました。
律:えっ 死んだの?旦那。
鈴愛:あっ そうか。未亡人っていうのは 旦那が亡くなった時に言う事か。
律:そうだよ。
鈴愛:違う。じゃ 違うわ。未亡人ではありません。生きてます。旦那 バリバリ生きてる。
律:うん よかった。
鈴愛:死んでくれた方がよかったかも。
律:え?
鈴愛:諦めがつく。律…。
律:はい?
鈴愛:律…。
律:何でしょうか?
鈴愛:あの日…。
律:あの日?
鈴愛:あの時。
律:あの時?ん?何かの歌詞か?
鈴愛:違う。あの時。夏虫駅で律にプロポーズされた あの時!
回想律:鈴愛。結婚しないか?
律:ああ…。
鈴愛:私が無理って言ったのは…。
律:あ~いいよ あの時の事はもう。
鈴愛:違うんや 律! 私が無理って言ったのは…。
菜生:口説いてる~!フフフフッ。 あ~帰ってきて いきなり口説いてる~!律と再婚してもらおうと思っとる。
龍之介:おい 菜生!あ~もう…久々に飲んだもんで。あっ どうぞ 続くを…。行くぞ。
まさこ:あ~君たち こんな所で不倫してないで さっさと帰るよ。
鈴愛:えっ 不倫?
菜生:鈴愛。律は出戻った訳やない。ちゃ~んと大阪に妻子がおる。名古屋の菱松電機に異動になったけど また大阪に戻るんや。しばらくの間 梟町におる。なあ~。
鈴愛:何や 単身赴任か。あっ じゃ 今のはなしで。
律:おい。
まさこ:君たち もう青春は終わりだよ。高校卒業したの いつよ?
菜生:えっ?う~んと…。
まさこ:もう おばさんといおじさんでしょ?アラサー?アラフォー?知らんけど。お子さん 待ってるでしょ? 早く帰んなくていいのか?
●ふくろう商店街
4人:♪うさぎ追いし かの山 小鮒つりし かの川 夢はいまもめぐりて 忘れがたき故郷
●楡野家
鈴愛:あ…ごめん ごめん 遅くなった。カンちゃんは?
晴:今 寝た。あんたはここで布団敷いて寝て。
鈴愛:何で 上は? 私の部屋。
晴:う~ん… 今 ちょっとガラクタが。あっ カンちゃんは大きいジイジと寝たでね。
鈴愛:ありがとう。
晴:あんた 何やっとる?
鈴愛:お母ちゃん この天井に魚。おじいちゃんと寝る時に いつも見とった。久しぶりに見た。
晴:あんたは ほんなんで 本当にお母さんかね?
鈴愛:お母さんや。この子が世界で一番愛おしくて 大事や。あっ お母ちゃんも大事やよ。
晴:ええんやよ。あんたには漫画があったでね。あんたにとっては 漫画が一番大事なんかと おかあちゃん 思っとった。漫画しか よう愛さんかと思っとった。
鈴愛:違う お母ちゃん。私は漫画には夢中になっとった。夢中や。でも愛とは違う。この子を産んで よう分かった。
晴:ほうか…。おかあちゃんは あんたと草太がかわいて しょうがなくて あんたにもこういう気持ちを味あわせたかった。 カンちゃん ママ一人で寝るの さみしがるって渡しといてって。
<目を閉じれば そこは嗅ぎ慣れた家の匂い。梟町には昔のように明日またねと言える 菜生がいて ブッチャーがいて 律もいて。鈴愛は何だかホッとして…。ふるさとに帰ってきたんやなあと思いました。>
鈴愛:あれ 何や…。
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●このコラム内の写真は全てテレビ画面からの引用で、その全ての権利はNHKにありますので予めご了承願います。また字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
半分、青い。ネタバレあらすじと感想を最終回まで!律と鈴愛の結婚相手は誰?
半分、青い。キャスト紹介(更新中)変なおじさんおっさん枠は秋風羽織でOK?
「テレビネタ!」のメイン訪問者である世の奥様方に向けたコラムを書いています。
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