ううん。人と笑うと楽しいのが倍になるやろ?人が一緒に泣いてくれると悲しいのが う~ん… 半分にはならんかもしれんけど 減る。悲しいのが減る。
ネタバレで恐縮ですが、今週は仙吉爺ちゃんが大往生するのですが、本日の和子さんの悲しそうな表情を見ていると、和子さんもお別れが近いんじゃないかと思ってしまい、今日から旧盆。ご先祖様に手を合わせたいと思います。
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半分、青い。セリフ(115話8月13日)
晴:こっちが世界一周なんや。
鈴愛:私に2号店をやらせてほしい!
宇太郎:石森章太郎先生の「ドンキッコ」。チンチン電車の中で五平餅が食べられる!
晴:チンチン電車でもジャンボジェットでもやって下さい。私はもうつきあい切れませんので。
鈴愛:えっ お母ちゃん?
晴:長い間 どうもお世話になりました。
宇太郎:え…?
鈴愛:お母ちゃん!?
宇太郎:晴さん!? 晴さん!
鈴愛:お母ちゃん ごめん!私が変な事言い出したばっかりに。
宇太郎:晴さん!
草太:お母ちゃん!
仙吉:晴さん 出て行くつもりか!?
晴:おかあちゃんだって おかあちゃんだって…。
宇太郎:何や?
晴:やる時はやるでね。
●萩尾家
和子:へえ~ 人間共存型ロボット。
律:うん。これからはもっとロボットが人間を助ける。よし 仕事終わり…。
和子:あんた お風呂入んなさい。
律:げげっ。
和子:「げげっ」って何よ。
律:今一瞬 自分が高校生になったような気がした。
和子:フフッ。
●萩尾写真館の前
弥一:え…。
●萩尾家
晴:ごめんねえ こんな夜。
和子:うん?
晴:どっこにも行くとこなかった。起きとって大丈夫?
和子:うん 平気やよ。
晴:ごめんね 和子さんに こんな私の愚痴 つきあわせて。それどころやないのに。
和子:違う 晴さん。
晴:うん?
和子:私の病気の事 忘れとってほしい。できたら忘れとってほしい。普通にしてほしい。ほいで 夜に私を当てにして来てくれるのはすごくうれしい。
晴:和子さん…。
和子:何でもしゃべって。弥一さんもコーヒーいれてくれとる。
晴:おじいちゃんの五平餅 鈴愛が継ぎたいと言ったのは 私 ええ事やと思って…。ウーちゃんも草太のカツ丼が人気になってまって 自分の活躍っていうか 自分の居場所がない。ほう思うと 2号店… っていうのも。
和子:晴さん。
(泣き声)
晴:ごめん。やっぱり私 勝手や。和子さんにこんな話…。許して…。
弥一:は~い コーヒー入りましたよ。弥一特製ブレン…。あれ?どうした?
和子:晴さんが泣いとる。私の代わりに泣いとる。
晴:ごめんね。
和子:ううん。人と笑うと楽しいのが倍になるやろ?人が一緒に泣いてくれると悲しいのが う~ん… 半分にはならんかもしれんけど 減る。悲しいのが減る。
晴:ほうかね…本当かね。
和子:うん。だから ありがと 晴さん。
律:お母さん リンス使い切った!新しいの補充…。あれ?おばさん。
弥一:あ…律 ティッシュ持ってきて。はい コーヒー入りましたよ。
<和子さんが晴さんにだけ 自分の危うげな余命について打ち明けたのは きっと 苦しいのを分かち合ってほしかったからです>
律:その写真 ブロードビーン?
弥一:うん。
律:いいよね。
弥一:和子さんも好きや。
和子:ほやけど 晴さん。やってみるってのも 手やないかね。
晴:ほやろか?
和子:う~ん 何でも始めるのはいい事や。無責任には言えないけど 晴さんとこ 草太君のカツ丼が人気ではやっとる。行列出来とる。
晴:ありがたい事や。あれは一生に一度の事やと思っとる。
和子:あかん。晴さん あかん。
晴:ん?
和子:一生に一度の事やったら そこで終わってまう。そういう調子のいい時 攻めなかん。
晴:和子さん 意外とやり手やな。
和子:調子のいい時 調子に乗らないで いつ調子に乗るの?
(笑い声)
晴:ほうか。
弥一:笑っとる。
(笑い声)
弥一:ん?
律:お母さんの笑い声をつかんだ。
弥一:フフフッ。
律:…なんて。
弥一:ほやけど あれやな。楡野家は 家出すると みんな うち来るな。
律:え?
弥一:覚えとらんか?鈴愛ちゃんが むか~し うちの子にしてほしいって 夜 来た事あったな。
律:あった あった。
弥一:親子は似るんかなあ。
律:僕もお母さんに似とるかな…。
(チャイム)
弥一:は~い。
鈴愛:あっ すいません!母…うちの母 来てないですか?
鈴愛:お母ちゃん!
晴:鈴愛…。
和子:鈴愛ちゃん。
弥一:今な 律と話しとったんや。鈴愛ちゃん 昔 家出して うちに来た事あった。
和子:あったねえ そんな事。
律:今度は 晴さんが家出して うち来た。
和子:うん。あの時は晴さんが鈴愛ちゃんを迎えに来て 今回は 鈴愛ちゃん 晴さん迎えに来た。反対になっとる。フフフフッ。
鈴愛と晴:すみません。
●楡野家
宇太郎:すまなんだ!本当に悪かった!俺は心を入れ替えた!お前出てって 俺は必死こいて捜した!駅も行った!ともしびも行った!そしたら 鈴愛が律君とこやないかって言って…。いくらなんでも お前 あそこ 和子さん病気で療養しとる。そんなとこ行くかなって 言ったら さすが鈴愛やな。本当に行っとった。
(せきばらい)
鈴愛:お父ちゃん 話がずれとる。謝らな。
宇太郎:すいませんでした!今日にでも旅行代理店行って 申し込みしようやないか?
鈴愛:うん。私もお店 手伝うから大丈夫やよ。
仙吉:おお。健人君も草太も来るし 俺も久しぶりに店出るわ。
晴:あの…。お騒がせして 申し訳ありませんでした。私 2号店 悪くないと思い始めました。
草太:おはよう。
健人:グッドモーニン!
花野:グッモーン!
晴:「ドンキッコ」のような店 2号店。悪くないかもしれません。
草太:お母ちゃん 何言っとる? 昨日 家出したんやなかったか?
鈴愛:その話はもう終わった。
健人:2号店 初めて聞きました!何ですか それ ドキドキします!
晴:健人は賛成なの?
鈴愛:何で 健人の話にだけ反応する?
晴:ちゃんと考えましょう。2号店を出店して 利益が増えるのか それともリスクだけが増えてしまうのか それは綿密な資金計画 経営戦略が必要。
宇太郎:誰や?お前…。
鈴愛:和子おばちゃんの入れ知恵? や…レクチャー?
晴:かみ砕いて言えば 一日に何本 五平餅が売れるのか 何本売りさばけば ペイできるのか?
鈴愛:何か お母ちゃん かっこええ。
晴:こっちがうちの資産でこっちが負債。こっちが利益やら元でやら いわゆる資本で この資本と負債の合計は必ず資産と一致する。これ まず基本や。
宇太郎:まあ ええわ。晴さんに任せた。
鈴愛:私も ええわ。
草太:俺?俺は…・
晴:まあ こういうのは数字やない。ちゅうか おかあちゃんも数字はよう分からん。気合いや気合い!
草太 鈴愛 宇太郎:え?
晴:なんとかなる。調子に乗る時は調子に乗らなかん!よし!2号店やろう!
宇太郎:本当か 晴さん!
鈴愛:やった~!
宇太郎:おっ ハハハハハッ!
仙吉:どうや?うまいやろ。作りたてや。
花野:うまい!
仙吉:うん。フフフフッ。
宇太郎:センキっつぁん センキっつぁん!2号店や!「ドンキッコ」や!
仙吉:えっ?やる?
宇太郎:やる!
<大丈夫なの? 2号店なんて。おばあちゃん ちょっと心配…>
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●このコラム内の写真は全てテレビ画面からの引用で、その全ての権利はNHKにありますので予めご了承願います。また字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
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「テレビネタ!」のメイン訪問者である世の奥様方に向けたコラムを書いています。
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