「半分、青い。」の世界は、2010年10月まで進み、そよ風扇風機が完成?
<まあ あの 私など素人からすると 何が何やらさっぱり分からない訳ですが…。律君はカンちゃんとのおしゃべりによって多大なヒントを得 スパロウリズムは大きな転機を迎えます。二重構造の羽根の改良に次ぐ改良。外側と内側で速度の違う羽根。さて そして完成。自然のそよ風!扇風機で再現できるか!?>
時系列の確認です。たらい型扇風機が2010年の10月。羽根が二重構造の扇風機が2010年の11月に完成ということで、着々と2011年が近づいています。
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半分、青い。セリフ(145話9月17日)
名北病院医師:組織検査の結果 5年生存率は50%。
律:俺 今 鈴愛と一緒に新製品を開発してるんです。
鈴愛:そよ風みたいな自然な風の吹く扇風機や。
晴:おかあちゃん 生きとらなあかんなあ。その風 浴びるまで。
●スパロウリズム
鈴愛:田辺さんが…。
回想田辺:風がね やわらかくなるんだよ。壁にあてると。
鈴愛:風を壁にあてると 風がやわらかくなる事を教えてくれて。…で 律は。
律:うん。僕たちは風の研究をしました。扇風機の風をこうして可視化すると 渦を巻いている。つまり 自然のそよ風を再現するために この従来の扇風機の風を壊さなければならない。
鈴愛:ならない。
津:そして モアイ像から 田辺さんを思い出した鈴愛が。
恵子: あっ モアイ像いいから 先 進めて。
津曲:とっとと進めて。
鈴愛:そのそのヒントによって 壁にあてると渦が壊れる事に気が付いた 私たちが開発したのが これ。
律:これ。これ。これ。
鈴愛:このたらいみたいなのが壁の役割をして渦が壊れる訳なんです。
律:なんです。
鈴愛:そして そよ風のような風が…。
恵子:おっ おお…。
津曲:おお…。
律:では いきます。
鈴愛:いくます。
♪
鈴愛:どうですか?
恵子:何か これ 風? もわ~んとした感じ?
津曲:涼しいか?
恵子:それに…見た目 美しくないし。
鈴愛:なあ。
●楡野家
晴:何か やろかな?
宇太郎:晴さん 昼どうする? 食堂から何か消化のよさそうなもん もらってきて食べるか?それとも うどんでも。
晴:ウーちゃん。
宇太郎:ん?
晴:私 何かやろうかな?
宇太郎:何かとは?
晴:や…せっかく元気になってきたし洗濯物畳んどるだけじゃつまらん。今じゃ 食堂は 何人か人来るようになったしな。
<草太のカツ丼が当たって つくし食堂は生意気にも人を雇うようになっておりました>
宇太郎:何やらっせる?釣りでもするか?
晴:う~ん 釣りは長い事待っとる時間が嫌や。
宇太郎:ほしたら 2人で一緒に山登りするか?
晴:う~ん。何か考えるわ。
宇太郎:何や 晴さん。俺と一緒やなくて 一人で何かしようとしとるな。
晴:はっ…。
宇太郎:はあ~嫁は冷たい。年取ると冷たい。女性会ばっかや。いくつになっても女子会や。
晴:ウーちゃん!
宇太郎:ほい。ヘヘッ。あ~あ 晴さんと山登り 行きたかったな。
●スパロウリズム
律:片方の風で片方の風の渦を消す。
鈴愛:律 描いてはみたが 私たち迷走してないか?もう ひとつきもここで立ち止まっとる。作れるのか?本当に。そよ風の扇風機。
律:これはないよなあ。
鈴愛:律 今から菱松帰れないか!?
律:うわうわ うわうわ! それだけは言っちゃいけないやつだ。う~ん…。アイデアが必要だ!何か こう…障害物に風をあてたり 風で風を消したりするのではなく この扇風機の渦を消す方法を…。お前 何にも考えてないやろ?俺ばっかり考えてるやろ。
鈴愛:いやいやいや 考えてた。っていうか 思い出しとった。今の律を見て 漫画家時代に描けなくなって筆を折った手前の自分を。
律:えっ 俺 筆折るの?
鈴愛:ううん 違う違う違う。何だろう あの時 私は絶望しかなかったけれど 律にはそれを感じない。
律:なぜ?
鈴愛:何でやろ。律を天才って信じとるからかな。
律:それはちょっとうれしい。
鈴愛:そりゃ よかった。私も考える。ない頭なりに。
律:いや 違うぞ 鈴愛。お前は気付いてないかもしれないけどな このそよ風の扇風機だって 発案は鈴愛。壁に風をあてて扇風機の渦を壊す事だって鈴愛のアイデアだ。
鈴愛:いや 田辺さん。モアイ像。
(ノック)
花野:ママ 律 いらっしゃいますか?
鈴愛:カンちゃん。どうぞ!
光江:こんにちは~。
鈴愛:すみません 光江さん。仕事場まで来てもらって。
光江:いんや いんや。来てみたいと思とったんえ。や~ほんまに学校なんやなあ!学校をオフィスに。おもろいな。フフフフッ。
鈴愛:あっ こちら…。
光江:あっ いんや いんや。お宅にお邪魔したえ。
鈴愛:あっ そうか。
律:あっ その節はどうも。あっ チキンライスおいしかったっす。
●シェアオフィス・カフェ
花野:おいしい!
律:ここはラーメンは塩しかない。塩に特化している。
花野:トッカとは?
律:う~ん…それしか作らないって事?わざと?あえて?売り?カンちゃん スケートどなった?
花野:あっ そうだ!カンちゃん バックジャンプ 跳べるようになった!4級になった!
律:お~すげえ。あの後ろ向きに滑りながら跳ぶやつか?
花野:うん! 前は泣いて申し訳なかった。
回想花野:カンちゃん 詳しい!頑張ったのに…。
花野:カンちゃんは ああいうとこがあって困る。
律:あ…大丈夫。そこ 律 大丈夫。
花野:本当か!?
律:うん。
●スパロウリズム
鈴愛:え…カンちゃんを?
光江:うん。あかんかなあ…。涼次が会いたがっとる。
回想涼次:ごめん 鈴愛ちゃん。
光江:あっ ごめん。忘れて。鈴愛ちゃん ごめんな。こんな事言い出して。忘れて。ほいで 私にはカンちゃん見させてな。みいバアバも むうバアバも めえバアバも カンちゃんの事 大好きや。私が余計な事言うて 鈴愛ちゃんに もうカンちゃん預けんなんて言われたら みんなに怒られてしまう。
鈴愛:あっ ううん 光江さん。そんな事は全然…。
光江:ほうか?私もカンちゃんのスケート見んの 楽しみでなあ。
鈴愛:ありがとうございます。感謝しかないです。本当に。私一人では東京に来てから とてもカンちゃんを育てながら働けなかったと思ってます。でも ただ…。
光江:あっ 分かった 分かった。忘れて。涼次の事は。なっ?許せんよな そりゃそうや!あんなアホンダラ! 忘れて。なっ。ごめん ごめん。
鈴愛:涼ちゃん… 元気ですか?
●シェアオフィス・カフェ
花野:律!カンちゃん 今日 あれやった。あのね みんなで手つないで ガ~ッと滑る。
律:ん?
花野:リンクの向こうからこっちまで 教室のみんなで手をつないでガ~ッと滑る。
律:ああ 律 分かった。了解した。あのエキシビションで スケート選手よくやるな。こう…最後の方に。みんなで手つないで スワ~ッと滑ってくる かっこいいやつ。あれやったのか?
花野:律 あれ テレビと違う。本当はすごく難しい。同じ速度?同じ速さで滑るのがポイント。
律:ふ~ん…。
花野:みんなのスピードが合わないと崩れる。へなへな~ってなる。
律:ラインが崩れる…。渦が壊れる。ごめん カンちゃん!律 先にオフィス戻る!ごめんね。
花野:律!
●スパロウリズム
律:あった!これだ!鈴愛!これ… これ。ここ 何で二重になってる?
鈴愛:えっ 花を模したから。花みたいな扇風機。花みたいに扇風機の羽根が二重になっててもいいと思って。
律:それだ。二重構造だ!
鈴愛:えっ 二重構造?
律:二重構造の羽根だ。内側の羽根と外側の羽根で 風の速度を変える!外側の風の風速が速ければ 内側の遅い風に引き込まれて 渦が壊れるはずだ!
鈴愛:えっ?
花野:ただいま~。律 いきなり行くから カンちゃんびっくりした。ラーメンおいしかった!
律:カンちゃん ありがとう!
光江:な…何事や?何事や あ~あ!
鈴愛:律 律!まだ確かめてみてない。 えっと 何だっけ?開発は仮説 実験 検証!
<まあ あの 私など素人からすると 何が何やらさっぱり分からない訳ですが…。律君はカンちゃんとのおしゃべりによって多大なヒントを得 スパロウリズムは大きな転機を迎えます。二重構造の羽根の改良に次ぐ改良。外側と内側で速度の違う羽根。さて そして完成。自然のそよ風!扇風機で再現できるか!?>
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●このコラム内の写真は全てテレビ画面からの引用で、その全ての権利はNHKにありますので予めご了承願います。また字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
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