「半分、青い。」の世界は、そよ風扇風機の試作品第三号の「二重羽根扇風機」が完成。
でも、イマイチで、またやり直し。そして鈴愛の律への気持ちがこちら。
もう40だからさ。少しは変わるよ。賢くなるよ。私 一番大事な人 分かっちゃったんだ。もともと分かってたのかも… だけど。私 律の前では ずっと変わらないでいられるんだ。
鈴愛:あっ 律には言わないでね。
正人:言わないよ。そういうのは2人のタイミングだ。
鈴愛:そのタイミングは 永遠にない… かもだけど。
正人:何で そんな 恋になるのを遠ざける?
鈴愛:振られるのが怖いから。今のままでいい。
ということで、「半分、青い。」の最終回は、律と鈴愛は結婚しないで終わるという伏線が見えた本日の朝ドラでした。
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半分、青い。セリフ(146話9月18日)
●スパロウリズム
鈴愛:わざわざ日曜にお呼び立てして申し訳ない。
律:申し訳ない。
正人:いえいえ 暇なので。
津曲:暇じゃないけどね。
恵子:暇じゃないない。
鈴愛:では いきます。
正人:あっ ちょっと!ちょっと待って。心の準備。
鈴愛:あっ じゃあ 準備の間に説明。この扇風機は羽根が二重構造になってます。あっ これ。これ見て。
正人:はい。
津曲:はい。
恵子:はい。
鈴愛:外側の羽根と内側の羽根の面積と形 そして角度が変えてあります。それによって何が起きるかというと 風速に差が出ます。そして速い外側の風が 遅い内側の風に引き込まれて渦が壊れます。
律:外側と内側 速度を変えたら渦が消えるのではないかと思ったんです!
鈴愛:扇風機の宿命である渦が消えると 自然のそよ風が再現できるのではないかと。
正人:分かりました?
津曲:わかりました?
恵子:う~ん ちょっと…。
鈴愛:あっ じゃあ!こちらが従来の扇風機。この渦がず~っと続いてく。風が強すぎる。
律:そして こちらが新作。我々の扇風機の風。可視化すると ここで風が壊れ また広がっていく。これは自然の風に近いのでなないかと。
鈴愛:では いきます。
●グリーングリーングリーン
津曲:確かにさ あの たらいをかぶせた扇風機みたいなやつよりはよかった気がすんだけど…。
恵子:うん 何か ふわ~っと包み込む感じはあったけど…。
津曲:何か そよ風じゃないんだよね。
恵子:もう一歩なんじゃない?
津曲:う~ん… でもいいな~。
恵子:ん?
津曲:俺ももう一回企画開発とかしたいな。
恵子:ラーメン屋は?
津曲:あれはフランスの塩とか使ってごまかしてるだけだよ。本当はあんまり才能がないんだよ。
恵子:そうなの?
津曲:俺は サッポロ一丁が一番うまいと思う。
恵子:えっ。
●スパロウリズム
鈴愛:そよ風の風速0.8メートル。…で こっちは1.7メートル。
正人:本当だ。
鈴愛:これ 速度 そよ風より速い!風が強すぎる。
律:だよなあ…。そんな感触はあったんだよな。この羽根の角度をなんとかすれば風の強さを弱める事が…。外周羽根先端速度を V として V=r △=D △/2
鈴愛:マアくん 分かんないの?西北大学だよね?
正人:法学部だもん。
鈴愛:そういうもんか。
律:…って もともと168!全然駄目!何も変わっとらん。今 何時?
正人:何時かな~。
律:ごめん 正人 つきあわせて。2人 飯でも食ってきて。
●シェアオフィス・カフェ
正人:ねえねえ 資金とかどうするの?量産するんでしょ?扇風機。
鈴愛:うん。銀行片っ端から門前払い食らってます。でも へこたれずいろいろと。
正人:ふ~ん そういうの 鈴愛ちゃんがやってんのか。そっか。まあ 律は駄目だもんね。
鈴愛:律はスパロウリズムの頭脳だから。
正人:フフフッ。あれ そういえば 今日 カンちゃんは?
鈴愛:あっ みいバアバんち。むうバアバもめえバアバもいるけど。
正人:ふ~ん よく行ってるね。
鈴愛:この前 みいバアバが…あっ 涼ちゃん 元旦那のおばさんね。涼ちゃんに会わせたいって。カンちゃん 取られてまいそうで不安や。
正人:鈴愛ちゃん 大丈夫だよ。カンちゃん お母さんの事 大好きだもん。カンちゃんね 前 俺と律の間で寝た時 夜中に目覚まして「ママ!ママ!」って ずっと泣いてたんだよ。
鈴愛:嘘…。
正人:フフフッ 本当。絶対 言わないでねって口止めされた。あっ 言っちゃった。羽根より軽い口。
鈴愛:あっ 懐かしいそのフレーズ。
正人:フフフフッ。鈴愛ちゃんはさ 涼ちゃんさんにはもう気持ちないの?
鈴愛:ないよ。
正人:だったら… 俺とやり直す気ない?
鈴愛:悪い男だね 相変わらず。
正人:フフフッ。あっ 鈴愛ちゃん 大人になったね。大人の女の発言だ。
鈴愛:フフフッ あのころの私とは違うよ。いろいろあったもん。
正人:うん…。
鈴愛:こういうの… こういうの 分かんなくもない。ドキドキしたり ときめいたりしたいもんね。こういう危うい空気が来る感じとか。楽しみたい感じも分かる。
正人:冷静。
鈴愛:もう40だからさ。少しは変わるよ。賢くなるよ。私 一番大事な人 分かっちゃったんだ。もともと分かってたのかも… だけど。
正人:うん。
鈴愛:私 律の前では ずっと変わらないでいられるんだ。
正人:あっ…。こんなにひどい振られ方したの 俺 初めてかも。
鈴愛:仕返しだ。あの時の仕返しだ。
正人:フフッ。
鈴愛:あっ 律には言わないでね。
正人:言わないよ。そういうのは2人のタイミングだ。
鈴愛:そのタイミングは 永遠にない… かもだけど。
正人:何で そんな 恋になるのを遠ざける?
鈴愛:振られるのが怖いから。今のままでいい。
●鈴愛のアパート
(笛の音)
鈴愛:カンちゃん 何やってんの?
花野:律 マグマ大使みたいに飛んでこないかなと思って。
鈴愛:あっ カンちゃん。それ ママの引き出しから出したな 勝手に。
花野:フフッ もう一回見る。ママの宝物引き出し。
鈴愛:フフフッ。これはカンちゃんが初めて描いてくれたママ。…で これが初めて書いてくれた手紙。…で 律の笛。
花野:これ。
鈴愛:うん。…で これは廉子おばあちゃんにもらった梟のブローチ。
花野:おおバアバ。
鈴愛:そう。ママのおばあちゃん。オーちゃんの奥さん。
<私があげたんです>
<仙吉:もともとは俺があげたんです>
鈴愛:これはね カンちゃんがお嫁さんに行く時にあげる。
花野:うん!
鈴愛:あっ この前も言ったか。
花野:フフッ。カンちゃんの宝物引き出しも見る?せ~の。
鈴愛:これ ママ カンちゃんのまねして よかったわ。気分が落ちた時とか この引き出し開けるだけで 幸せな気分になるな。
花野:それはそれは!
鈴愛:ここは思い出の場所やな。
花野:思い出?
鈴愛:思い出?
<しかし そよ風の扇風機 その後も…>
律:うう…。
<なかなか 心地よい速度と強さにはならず…頓挫?>
鈴愛:律。もう一回 初心に返って そよ風を浴びてみないか?
律:えっ…。
●シェアオフィスの屋上
律:お~ 外だ。
鈴愛:気持ちいい~。
律:この風なんだよな~。
●スパロウリズム
津曲:修次郎。
修次郎:あ…。
津曲:おう。そこ おとうさんのオフィス ほら 名前変わったんだよ。スパロウリズム。
修次郎:へえ 何か かっこいい。
津曲:入っておいで。中もね 結構 変えちゃったんだけど。
修次郎:この扇風機 何?
津曲:ああ~これね あの…羽根が二重構造になっているんだよ。変わってるだろ。あの そよ風を再現する扇風機。
修次郎:そよ風?
津曲:ああ…。修次郎 よく聞けよ。いいか?そもそも自然の風と扇風機の風っていうのは質が違うんだ。扇風機の風っていうのは どうしても羽根がついてる。だからどうしても渦ができてしまう。そうだよね。だけど 自然の風っていうのは 渦がない。だから おとうさんは羽根を二重構造にする事によって渦を消して そよ風のような扇風機を作る事に成功した訳だ。
修次郎:へえ…何か すげえ。
津曲:ハハハハッ ちょっと おいおい すごいとか言うなよ。おとうさん てれるな そういうの…ハハハハッ。
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●このコラム内の写真は全てテレビ画面からの引用で、その全ての権利はNHKにありますので予めご了承願います。また字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
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