「正人君…好きです」と、鈴愛から正人への告白。天真爛漫な鈴愛は、プロポーズは男性からするものという時代の流れにお構いなしのツワモノ。
それにしても青山のイタリアンのお店でのランチ。晴さんの前にはてっきり秋風先生が座っているものだと確信していたのですが、完全に予想が外れて「どうでもよくないでしょ?この私がいい人な事はちゃんと伝えて頂かないと」の自己アピール、さすが秋風羽織。
お店に青天井で美味しいものを食べさせてと電話していたところを見ると、あのランチチケットは、ボクテとユーコからじゃなく秋風先生が手を回していたということ?
それともボクテとユーコから後から聴いて、それで店に電話した? まあ、どっちでもいいけど、あの時代にはこんなおじさんが沢山いたことを思い出し、やはりバブルの時代は豪勢だったわなあと感慨深い本日の「半分、青い。」。
鈴愛と正人がデートしていたのは、隅田川の勝鬨橋付近で、あそこから映画館に歩くということは、有楽町まで歩くことを意味しており、そんなデートコースはないぞと。
川べりの風景が欲しかったんでしょうけど、もうちょい頭を使って欲しいと思ったバブル世代のアッシーミツグ君でした。
あの当時のお嬢さんたちは今頃、どうしているのでしょうね。まさかテレビの前で、せんべいをかじりながら晴さんのように不倫ドラマに見入っている主婦になっているのか?
時の流れの早さを感じながら、1990年夏のヒット曲、竹内まりやの「シングル・アゲイン」です。なんだか、鈴愛の恋の行き先を暗示しているようで切ないですよね、奥さん。
※非公式なので削除されていたらごめんなさい。
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半分、青い。セリフ(6月5日56話)
晴:あんたと行けたらいいと思って。仕事 忙しいかね?
鈴愛:明日は…。
晴:仕事か。いいよ しかたない。
鈴愛:ごめん。
<鈴愛は晴さんに嘘をつきました>
鈴愛:おはよう。
晴:おはよう。起きた?朝 お味噌汁でも作ろうかね。
鈴愛:あっ待って!お母ちゃん このカーテン 昨日 夜で分からんかったけど光当たるときれいやなあ。
晴:青がえええかなあと思った。これから暑なるし。
鈴愛:海ん中にいるみたいや。
鈴愛:頂きます。
♪~
鈴愛:ごちそうさまでした。
晴:お粗末さまでした。あんた もう行った方がいいんやないの?
鈴愛:あっお母ちゃん 何時ごろ出るの?
晴:ああ まあ これ片付けてぼちぼち帰るわ。新幹線 何時でも取れる。いつでも座れる。あっ先生や菱本さんや皆さんにご挨拶しんでもいいの?
鈴愛:今日 これから修羅場や。みんな忙しいから 私から言っとくし。
晴:そうか…。くれぐれもよろしくね。
鈴愛:うん。
<嘘でした。今日はオフィスティンカーベル お休みなので誰もいないのでした>
鈴愛:あっボクテとユーコがくれたイタリア料理のコースのギフトチケット どうする?
晴:一人で行ってランチ頂いて…で 帰ろうと思って。食べてみたいし ティラミス。
鈴愛:一人で大丈夫?
晴:大丈夫やよ。大人やもん。
●隅田川の岸辺
正人:う~んと…何見よっかね。「ゴーストバスターズ2」「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」「ダイ・ハード2」はまだ先か。何か2ばっかりだな。
鈴愛:ツーはワンよりもつまらん。
正人:まあ そうとも限らないけど…。ああたれるよ。
鈴愛:あげる。
正人:鈴愛ちゃん 何か今日元気ないね。アイスクリーム食べないなんて おなかとか具合悪いの?
鈴愛:正人君…ごめんなさい!
正人:ん?えっ 何?
●イラリア料理店
店員:フレッシュスキャンピのグリリアーダでございます。自家製ローストハムと水牛のモッツァレラのカルツォーネでございます。
晴:あっ あの…えっ。これは どれから…。
●隅田川の岸辺
鈴愛:そんなふうにお母ちゃんがなっとる気がして気になってしかたない。
正人:何で言ってくれなかったの? こっちの日にちはずらしてよかったのに。
鈴愛:いや 正人君 引っ越しの準備で忙しいとこ 日にち出してくれたの知ってたし私も締め切り前でなかなか会えなかったし。何より正人君に会いたかった。
正人:お母さん どこのイタリア料理屋さん?
鈴愛:青山だけど…。
正人:行こう。
鈴愛:え?
●青山のイラリア料理店
晴:う~ん…おいしい。はあ…。これ つくし食堂でも出せんかね?
律:いや~食堂にティラミスは…。
<さて 一人さみしく イタリアンのコースを食べているはずの晴がなぜ今 律君と2人 デザートまでたどりついているかというと…>
●回想秋風ハウス
(電話の呼び出し音)
晴:はいもしもし 秋風ハウス。あっ律君!
<律君は昨日 晴さんが聞いてきたカーテンの事を気にしてくれていました>
晴:うん。
<きれいなブルーのカーテンが買えました。そして鈴愛が仕事が忙しいのでこれから一人で帰る 一人でイタリア料理屋さんに行くという晴さんを律君が心配し 僕 お供しましょうか?となったという訳です>
●青山のイラリア料理店
晴:う~ん! おいしい。キャビアとウニ?おばさん 冷たいパスタなんて初めて食べた。
律:僕もです。
店員:失礼致します。
<そのお店は イタリアンならここ と秋風先生が決めている所で サービスも味も一流でした>
秋風(電話):おいしいものを食べさせてあげて。青天井で。超過分が今度払います。
<いえ そんな事はどうでもよくて>
秋風:どうでもよくないでしょ?この私がいい人な事はちゃんと伝えて頂かないと。
<あ…失礼しました。そしておいしい前菜 パスタ メイン デザートを続きまして 今 コーヒー>
店員:コーヒーと一緒にどうぞ。失礼致します。
律:ご相伴にあずかりました。
晴:鈴愛が恋をしてるらしくて…。
律:ああ…。
晴:ああ 聞いてる?
律:はい。
晴:あの子 律君には何でも言うね。遠慮がないっていうか…。
律:昔からそうなんで。
晴:心配なんや おばさん。律君 気にしてやってくれる?
律:はい大丈夫です。僕がフォローします。
晴:本当?助かる。離れとるで心配や。
律:そのために僕いるんで。
店員:女性の方お一人という方はいらっしゃらない…。
鈴愛:お母ちゃん。
晴:あれ?
鈴愛:何で律がおる?
晴:あんた 仕事はどうした?
正人:はじめまして。朝井正人です。
晴:へっ?あっ…。
♪~
晴: 悪かったねえ デートの途中で。
正人:いえいえ とんでもないです。
鈴愛:嘘ついてごめん。
晴:そういう時もあるよ。本当に好きなんやね 正人君の事。
鈴愛:お母ちゃん…。
晴:もういいよ ここで。じゃあ私 行きます。
正人:あっ送ります。鈴愛さんと東京駅まで。
晴:ええ?
正人:それ お母さんの?
律:ああ…。
鈴愛:ここにすぐ行こうっていうのも正人君が言ってくれたんやよ。あっ律は?
律:あ~俺 ちょっと用事があるから。
晴:律君 本当にありがとね。
律:いえ じゃあ おばさん気を付けて。
●律の部屋
律:フランソワ お前 成長しんなあ…。いや 成長しきった大人?
(電話の呼び出し音)
律:はいもしもし あっ鈴愛か。
鈴愛:お母ちゃん 無事帰った。
律:そっか。よかった。
鈴愛:一人でイタリアン食べさせるとこやった。
律:ん…。
鈴愛:これから正人君とごはん食べようって言ってるんだけど 律も来ない?
律:いいよ。
鈴愛:そっか。じゃあ また。
律:うん。
●夜のイルカ公園
鈴愛:おいしかった~。
正人:フフフッ でしょ?割といけるでしょ。あそこの中華。律も来ればよかったのにね。
鈴愛:意地悪だね。
正人:ん?
鈴愛:何でもない。ん?
正人:ん?ああ 耳。
鈴愛:いつも正人君 私の右側に来てくれて気をつけてくれてたんだね。偶然かと思ってた。
正人:フフッ。いや でも自分 今 忘れてたし。
鈴愛:今日 ありがとね。お母さんも喜んだ。
正人:ああいうのはちゃんと言おうね。こっちの都合はどうにでもできるんだから。家まで送るよ。今日 もう遅いから。
鈴愛:この手が勝手に…。離れたくないって。
正人:鈴愛ちゃん…。
鈴愛:正人君…。好きです。
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●このコラム内の写真は全てテレビ画面からの引用で、その全ての権利はNHKにありますので予めご了承願います。また字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
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