律「誰のものでもないよ。俺は俺だよ。清のものでも鈴愛のものでも 言ってしまえば俺 産んだ和子さんのものでもない」にいたく同意。
清も清で酷い独占欲なんだけど、鈴愛も自己チュー。鈴愛が正人に夢中になっている時、律はベットの上で悲しんでいた事を思い出し、その正人に振られてからの「律は私のものだ 返せ」は無いなあ。
で、鈴愛と距離を置きたいから、この町から出て行く律。その行き先はやはり正人が待つ吉祥寺なのでしょうか?
正人はその気まんまんで律を待っているから、この当時としては先進的なBL(ボーイズラブ)の世界?にはならないでしょう、律の「清を傷つけたくないんだ。清が好きだ」。
律も律で、どうしてあんな性格の歪んだ元美少女を選ぶかね?と思う貴女は、人生経験豊富なお姉さん。
若いからこそ、相手の本当の姿が見えない。それゆえに傷つき、学び、そしてまた次の恋に踏み出す若者の特権よ、です。
たくさん恋をして笑って喜んで、そして泣いてバカ野郎!と愚痴をこぼして、さあ次の一歩へ。
鈴愛の涙同様に、東京の空は雨。今週もそこそこにがんばっていきましょうね、奥さん。
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半分、青い。セリフ(6月11日61話)
鈴愛:はい もしもし。
律:あ…律。話がしたい。
<律の声は 今まで聞きなれた律の声と違って聞こえました>
●喫茶おもかげ
律:帰ったら 梟会の写真が破れてた。清は鈴愛が破ったって言った。
回想清:こんなものがあるからいけないんだ!
回想鈴愛:これは律のお父さんが 弥一おじさんが撮った大事な写真。帰ってきたら律が悲しがるから そういう事するの やめて!
回想清:律が悲しがるって何なの?あなたは律の何なの?
回想鈴愛:あっ!
回想清:オウンゴールだ。
鈴愛:清さんが何て言ったか知らんけど どっちを信じるかは律の自由や。
律:鈴愛を信じるよ。
鈴愛:律…。
律:鈴愛の言うとおりなんだと思う。清は鈴愛にやきもちやいてるんだ。
鈴愛:私だけやない。梟会にも。清さんは律に自分の知らない時間がある事が嫌だって言ってた。恋って怖いな。そんなになってしまうか…。私には分からん。でも清さんとケンカしてたら自分でも怖くなった。…酸っぱ。
律:清に 律は私のものだ 返せって言ったの?
鈴愛:言った。
律:それ アウトっしょ。
鈴愛:律は清さんのものか?
律:誰のものでもないよ。俺は俺だよ。清のものでも鈴愛のものでも 言ってしまえば俺産んだ和子さんのものでもない。
鈴愛:ここで和子おばちゃん出てくるか。
律:厳密にはね。でも鈴愛が律は私のものだって清に言ったら もう駄目だよ。
鈴愛:取られると思うと返せって言っとった。いつも私は律の隣におった。小学校のお誕生日会でも梟会でも教室でも 律の隣は私の場所やった。何であの子が律の部屋におる。何で私 岐阜弁しゃべっとる。標準語 しゃべれるようになったし 漫画のためにもそうしろっていつも秋風先生に注意される。これからは標準語でしゃべる。
律:お前 俺を笑わせようとしてるの?
鈴愛:それはない。
律:(咳払い)この町を越そうと思う。鈴愛と距離を置くために。
鈴愛:そうか。
律:清を傷つけたくないんだ。清が好きだ。
鈴愛:私は…私はただ 今までと同じように律といたかった。律にそばにいてほしかった。率のそばにいたかった。
律:そのつもりだったよ。でもルール破ったの そっちじゃん。そっちじゃない?
鈴愛:律… 私 発見した。
律:何?
鈴愛:私 律が切れても全然怖くない。
律:ふッ~。
鈴愛:泣いてるの?
律:泣けてきたよ。でも笑ったりみたりして。この顔が鈴愛に残る最後の俺の顔だから。
鈴愛:笑いながらひどい事言うね。
律:鈴愛が悪いんだよ。俺たちは一番近い友達だったんじゃないのか? 親友だったんじゃないのか?そういうのって本当に大切にしなきゃ手に入らないもんなんだよ。何なら恋人なんかよりも…。
鈴愛:私には難しい事は分からない。
律:難しい事 分かれよ。もう今までみたいにはいかない。
鈴愛:律には私が必要じゃないのか…。
律:何言ってんの。鈴愛だってここで正人にソフトクリーム作ってもらって恋に落ちたんじゃないの?
鈴愛:取り調べ?
律:どうなの?
鈴愛:意外にも私 魔性?
律:いや 誰も落とせてないから。
鈴愛:こうして笑ってると。
律:笑ってないよ。
鈴愛:笑ってよ 律。最後なんでしょ? 笑顔見せてくれ。
律:アホか。
鈴愛:小学校の時のままの2人が大人ぶって必死に大人の会話してるみたい。
鈴愛(子役):笑ってよ 律。
律(子役):えっ?
鈴愛(子役):最後なんでしょ? 笑顔見せてくれ。
律(子役):アホか。
律:もう子どもじゃいられないんだよ。
鈴愛:私は律がいなくなると思うと立ってる地面がなくなってまうみたいや。
律:岐阜弁戻っとる。
鈴愛:地面がすっぽりなくなってまう。怖い。
律:遅いよ 鈴愛。もう遅い。
●赤坂の商店街
鈴愛:最後に一つだけわがまま聞いてくれ。
律:何。
鈴愛:思い出ごっこしよう。
律:フフフフッ 何だよそれ。
鈴愛:糸電話。川挟むやつ。ゾートロープ。
<僕たちは記憶のお手玉をする>
鈴愛:ともしび。
律:鈴愛の晴れ着。
鈴愛:卒業式。
●秋風ハウス中庭
鈴愛:着いちゃった。
律:誕生日おめでとう。鈴愛。3分過ぎたけど。
鈴愛:ありがとう。バイバイ 律。
<生まれてすぐ出会った僕らは10代最後の夏に離れる事になった>
律:最後は見送らせてよ。
鈴愛:おっ。これ 一回 やってみたかった。ハードボイルド?
律:言いたい事は分かる。
鈴愛:バイバイ 律。
律:さよなら 鈴愛。
七夕の短冊「リツがロボットを発明しますように!! スズメ」
<最後に僕は鈴愛の夢を一枚だけ 盗んだ>
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●このコラム内の写真は全てテレビ画面からの引用で、その全ての権利はNHKにありますので予めご了承願います。また字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
半分、青い。ネタバレあらすじと感想を最終回まで!律と鈴愛の結婚相手は誰?
半分、青い。キャスト紹介(更新中)変なおじさんおっさん枠は秋風羽織でOK?
「テレビネタ!」のメイン訪問者である世の奥様方に向けたコラムを書いています。
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