女性的生活1話あらすじとネタバレ感想。トランスジェンダーが主役のドラマの意味。

NHKドラマ10「女性的生活」の1話あらすじと感想ネタバレです。一見、見目麗しいレディーだが、その中身は男性で、恋愛対象は女性という複雑なキャラの小川みき。

神戸のファストファッション会社を舞台に、破天荒で毒舌、でもどこか憎めないOL(?)みきとその仲間たちが巻き起こすガールズストーリー。LGBTへの差別を無くそうという風潮がここまでやってきたかと実に感慨深いドラマであり、こうしたキャラ設定の人がドラマの主役になる時代なんだと、多くの人が認識すべきかと。

参考までにLGBTを説明しておきます。Lとは女性同性愛者(レズビアンLesbian)、Gとは男性同性愛者(ゲイGay)、Bとは両性愛者(バイセクシュアルBisexual)、Tとはトランスジェンダー(Transgender)の頭文字を取ったもの。

LGBTと言うと、いわゆる性的少数者を指すような印象ですが、実はもっと肯定的な意味合いのほうが強くなっているのが現状です。ぶっちゃけて言うと、人には個性があるんだから、男とか女という固定概念を当てはめちゃいかんよ、ということですね。

最近では、とんねるずがフジテレビ「 とんねるずみなさんのおかげでした」 30周年SPで、「保毛尾田保毛男」を演じてSNSでは炎上しておりましたが、昔は「保毛尾田保毛男」は炎上しなかったのです。でも今はダメ。なぜなら性的少数者を茶化したいかんという風潮が強くなっているからです。

これは文化の進化でもあり、価値観の変化でもあるのです。男のくせにとか女のくせに、という口癖のおっさんたちが今だに居ますが、彼は時代遅れなのです。そんなことは自分の中で納めていくべき時代に入り、他人のことをとやかく言うな、であります。

ということで、このドラマ「女性的生活」は非常に画期的な試みをしているという点において、必見というわけです。2016年にテレビ朝日の金曜ナイトドラマ「家政夫のミタゾノ」で、TOKIOの松岡昌宏さんが、女装の家政婦を演じたあたりから、いつかトランスジェンダーが主役になるドラマがやってくると予想していましたが、まさかNHKがここに踏み込んでくるとは露知らず、その大胆な意気込みを高く評価すべきであります。

ちなみに、トランスジェンダーの意味を勘違いしている人も多そうなので、説明しておきますが、一言で言ってしまえば、性にこだわらない人、と思っていいんじゃないかと思います。女性男性という性に縛られず、自身の志向に忠実に生きていく人たち。

例えば、このドラマ「女性的生活」のヒロイン・小川みきで解説しますが、身体は男性でも心は女性。でも好きになるのは女性、という具合に、トランスジェンダーであってもその性的指向は実にさまざま。

小川みきのケース以外でも、

身体は男性で、心は女性、性の対象は男性

身体は男性で、心は女性、性の対象は男性女性両方

身体は男性で、心は女性、性の対象はトランスジェンダー含めて全て

身体は男性で、心は女性、性の対象は無し

等、個人によって実に多様に分かれるのがトランスジェンダーなり、LGBTの世界。結局は、その人の志向しているものを認めて、一人の人間として接していくのが、これからの人類の幸せなんじゃないかと思うわけです。

しかしながら、こういった価値観は、宗教の問題も絡んで、必ずしも世界中の多くの人に歓迎されていないのも事実。意見が異なる人の声をどこまで尊重すべきかという寛容の問題も含めて、まだまだ混沌とした時代が当分続く21世紀と言えるでしょう。

前置きが長くなりました。NHKドラマ10「女性的生活」1話のあらすじです。

女性的生活1話あらすじ

見た目は美しい女性だが、実は男性で、女性が恋愛対象というトランスジェンダーのみき(志尊淳)はファストファッション会社で働くOL。同僚のかおり(玉井詩織)や仲村(玄理)と共に、忙しいながらも充実した「女子的生活」を満喫していた。ある日、同級生だった後藤(町田啓太)が訪ねて来る。みきの姿を見て驚く後藤だったが「お金がなく頼る人間がいないので助けて欲しい」と言い、みきは「合コン」セッティングを条件に、渋々承諾することに。合コン当日、みきの前に、ゆい(小芝風花)という自然派気取りの女が現れる。みきとゆいは、「女」同士のバトルを繰り広げることになるのだが・・・。


出典:NHKドラマ10「女性的生活」番組公式サイト

小川みき(幹生)を演じるのは、ついこの間、小松政夫を演じて好評を博した志尊淳さん22歳。178cmの長身の身を女性ファッションに包み込んだビジュアルはなかなかのもの。

出典:NHKドラマ10「女性的生活」番組公式サイト

共演は、朝ドラ「花子とアン」での村岡印刷弟が懐かしい町田啓太さんに、 同じく朝ドラ「あさが来た」のあさの娘役だった小芝風花さん。

それにももいろクローバーZの玉井詩織さん。連続ドラマとしては少ない4回の放送ですが、後世、時代を変えたドラマだという評価が下るかもしれない注目の内容です。期待したいと思います。

文:許してチョンマゲ

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