【麒麟がくる】15話のあらすじ(※ネタバレにご注意)「道三、わが父に非ず」

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NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第15話「道三、わが父に非ず」。前回14話は、酒におぼれた利政の側室・深芳野が長良川のほとりで水死したところから、おさらいです。

●深芳野の居館

利政:目を開けよ…。わしを…見よ。わしを…。

高政:母上はずっと…お一人でございました。ずっと…父上をお待ちしておりました。この部屋で…来る日も来る日も…。父上は…母上を飼い殺しにされたのだ。守護様から頂いた慰み者として!

利政:それは違う! わしは心の底から深芳野を大事に思うて慈しんできたのじゃ。

高政:では何故 母上の望みを絶たれた!?

利政:望み?

高政:母上は事あるごとに血を分けた私が守護代に就くことを願われていた。何度も父上に申し上げた。しかし父上は小見の方の子たちを大事にし それに継がせることをほのめかされた。

利政:それは違う! わしはそなたに継がせるつもりじゃと深芳野に申したはず。

高政:聞いてはおりませぬ!

利政:申したぞ。わしは そう申したであろう? わしはそなたを悲しませるようなことは何一つ言わなかったはずじゃ。のう…のう 深芳野…。

高政:では 今…。母上の御霊にお誓いなされ! 母上の喪が明けぬうちに望みをかなえると! お誓いなされ。私に家督を継がせると! この哀れな母上に…せめてもの償いと思し召し…。私を守護代に!

利政:よかろう。家督をそなたに…。

からの【麒麟がくる】15話のネタバレあらすじです。

【麒麟がくる】15話のネタバレあらすじ

深芳野の死をきっかけに剃髪して道三と号し、家督を高政に譲った利政(※これ以降、利政ではなく道三と表記)。

高政が美濃の守護代になって2か月。その間に尾張の織田彦五郎の家老と密談を重ね、岩倉織田家とも接触を図る高政。

夫である織田信長と対峙する勢力と手を結ぼうとする高政に対して、危機感を募らせた帰蝶は、道三の次男で実弟である孫四郎を密かに明智荘に訪ねさせていた。

このままでは高政と織田信長は争いを引き起こす。明智一党に相談せよとの帰蝶の命であったが…。

すぐに十兵衛も光安の館に呼ばれ、困惑の表情を浮かべていると…。

このまま高政に美濃を任せてはおけない。兄上には守護代を退いてもらうべく、その先陣を明智に頼みたい。

孫四郎の申し出を聞くやいなや、それは出来ませぬと即答する十兵衛。よくよく美濃のことを考えた上で高政に家督を譲った道三の考えもある。それを僅か二月三月で判断は出来かねると。

それを聞き、期待外れだったと不愉快そうに帰っていく孫四郎たち一行。光安はまずいことになったと天を仰ぎ、十兵衛もまた胸騒ぎを禁じ得なかったのである。

翌々日、稲葉山城に呼ばれた十兵衛は、高政から命を下された。尾張に行き、孫四郎をそそのかすなと帰蝶に釘を刺してきてくれというものだった。

兄妹の争いに巻き込まれた十兵衛は、数日後、道三を訪ねていた。

高政の意を受けて尾張に行っても、帰蝶から追い返されるだけ。そもそもこの混乱は、今後の道筋を決めないまま高政に家督を譲ったからだと愚痴をこぼす十兵衛。

しかし道三は、道筋などあるかと逆に十兵衛を問い質した。いずれは自分は消えていなくなる。高政に力があれば生き抜くことができよう。

帰蝶にも、信長が彦五郎に負けるようであれば、身一つで美濃に帰ってこいと伝えてあると。

しかし、あの信長という男は、やすやすとは負けぬと思う…、ニヤリと笑う道三であった。
天分二十三年(1554)夏、尾張清須で異変が起きた。

尾張の守護・斯波義統(よしむね)が、守護代・織田彦五郎の家老・坂井大膳によって暗殺されたのだ。

その時、城を留守にしていた斯波義統の嫡男・義銀(よしかね)は、着の身着のまま信長の元に逃げ込んできたのである。

信長にとっては、願ってもない切り札をその手中に収めることになったのだ。

織田家内部での勢力争い。

帰蝶の働きかけもあり、信長の叔父である守山城主・織田信光は、信長側につくことになり、彦五郎に味方すると見せかけ、招かれた清須城で彦五郎を不意打ち。

主を失った清須方の崩壊は早く、信長は斯波義銀を擁して難なく清須城に入城。こうして反信長の牙城はあっけなく落ち、岩倉城の織田家以外は、信長の支配下に入ることになったのである。

この事実は、周辺の国々にも衝撃を与えた。特に岩倉城の織田家と通じていた美濃の高政はその動揺を隠せなかった。

勝利した信長を道三が我が子のように自慢していると聞き、苦々しい思いを胸に抱える高政。しかも弟の孫四郎に至っては、気の利かぬ兄に代わって、帰蝶に名馬を二頭送ったという。

この機に乗じ、孫四郎が尾張の後押しで高政に取って代わろうとするやもしれぬ。家督など、道三の腹一つでどうにでもなる…、用心なされよ、高政の耳元で稲葉が囁いた。

道三と孫四郎、そして三男の喜平次が鷹狩りに行く様子を見つめる高政。勝ち誇ったような表情を浮かべる孫四郎。

このまま兄上に美濃を任せておくわけにはまいらぬ。

孫四郎からの無言の挑戦状であった。

東庵と駒はいまだ駿府にいた。今川家の家老・大原雪斎に請われて、その治療に当たっていたのだ。

博打好きな医者と、戦好きな坊主。変わり者同士の親近感か、雪斎は東庵に胸襟を開き、政や世の情勢などを東庵に話し聞かせていた。

ある日、今日は落ち着かんという様子で現れた雪斎。信長が尾張を手中に収めんとしていると忌々しそうに…。

常々、信長は油断ならぬ男であり、自分が生きてる間に織田を潰すのが自分に課せられた仕事だと口にしていた雪斎ならではの焦りの表情であった。

一方、駒は草履売りの藤吉郎に付きまとわれていた。織田信長の評判がいいので、草履売りをやめて尾張に行って侍になる。その前に数日だけ、駒に字を教わりたいと。

その必死な様子に断り切れない駒であった。

その頃、美濃では大事件が起きていた。

弟の孫四郎と喜平次が謀反を企んだとして、高政が2人を殺害したのである。

それを知った道三は、烈火のごとく怒り、稲葉山城を出て美濃の北にある大桑城に向かった。高政を敵と見なし、一戦交える覚悟は明白であった。

高政の稲葉山城か、それとも道三の大桑城に駆けつけるべきか。

明智荘では、光安と十兵衛が困った立場に立たされていた。いずれにせよ、国を二分する戦だけは防がねばならぬ。

十兵衛は光安に尾張行きを願い出た。帰蝶が道三の後押しをして、この戦に関わらぬように説得するためだった。

大河ドラマ【麒麟がくる】ネタバレあらすじを最終回まで。本能寺の変の真実とは!

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