越路吹雪物語(52話3月21日)東宝との専属契約解除。浅利慶太が演出担当

テレビ朝日・帯ドラマ劇場「越路吹雪物語」(52話3月21日)、東宝との専属契約解除を申し込むため、東宝の社長室に乗り込むコーちゃん。

反対されるかと思いきや、必ず戻ってきてねという社長の鶴の一声で、めでたく東宝から卒業することになり、心配していたお時さんを抱きしめて大喜びするコーちゃん。

コーちゃんを東宝から預かっていた藤本事務所の藤本真澄は、密かに浅利慶太に接触。コーちゃんを本気で育てる気があるのか?コーちゃんと運命を共にする覚悟があるのかと迫るが…。

越路吹雪と一緒に仕事をする以上、お互いに立場はイーブンなんだから育てるという発想は全く無い。それに越路吹雪と運命を共にする人は、すでに内藤法美と岩谷時子さんがいるじゃないですか。僕が入っていける隙間なんて無い。

これを聞いた藤本社長が、噂通りの生意気な奴だとつぶやくも、浅利慶太の本質を見抜く才能を認めて、越路吹雪をよろしくと握手。

東宝の社長から、藤本社長と浅利慶太が喧嘩したと聞いて、二人が居るレストランにやってきたコーちゃんとお時さん。二人が仲良く将棋をしていてアレ? そこに藤本事務所の雨宮すず子女史が「何も辞めなくても!」とコーちゃんの事務所卒業を悲しむ。

遊びに行くからねとなだめすかして、ようやく越路吹雪のフリー転向完成。最初の仕事はリサイタルで、その演出を浅利慶太に委ねて、すぐに練習開始。

今までの越路吹雪を捨て去るんだ!という激しい稽古で、歌のダメ出し連発。ちなみに越路吹雪は1924年(大正13年)生まれで、浅利慶太は1933年(昭和8年)生まれなので、コーちゃんが9歳も年上。

そんな事はお構いなしにダメ出しをする浅利慶太は、やはり生意気かつ異才の人という印象。そして、コーちゃんが東宝を卒業して初めてのリサイタル当日。

若手の実力者・浅利慶太が演出ということもあり、世間の注目を集めていたが、コーちゃんは楽屋で緊張のあまり、歌詞が思い出せないとプルプル震えだし…。

またもや、お時さんの呪文の声「あなたは虎。お客様は猫。虎は猫に食べられたりしない」。こんな感じだったでしょうか。

史実によると、1966年から1980年に越路吹雪が逝去するまで、日生劇場でのリサイタルの演出を手がけたのが浅利慶太氏とのことで、14年間も一緒に仕事をしてきたことを見れば、まさに運命を共にしたような印象。

劇団四季の成功で有名ですが、時の自民党政権との密接な関係から「政商」などと呼ばれたこともあった同氏。でも、こんなに功績があるにも関わらず、国からの勲章を全て辞退しているという点においては、筋が通った人なんだなあと尊敬の念です。
(C)テレビ朝日「越路吹雪物語」51話
(C)テレビ朝日「越路吹雪物語」52話

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