テレビ朝日・帯ドラマ劇場「越路吹雪物語」8話(1月17日)の感想ネタバレです。本日は美保子が宝塚音楽歌劇学校に入学してからの1年間を駆け足で描かれ、上級生に昇格したと思った矢先の落第宣告。
宝塚音楽歌劇学校の声楽教師・伊藤登(中村俊介)、日本舞踊の教師・近江丈一郎(篠井英介)、それにダンス教師の荒井蕗乃も本格的に登場。
美保子を演じる瀧本美織さんよりも、都会的でスラッとしていると、朝ドラ「ひよっこ」のきよさんが言うに違いない荒井蕗乃先生を演じている女優さんの名前、必ず明日には書きたいと思います。
それにしても瀧本美織さん。新潟編に比べて顔が丸くなったような印象。よほど宝塚の食堂のおにぎりが美味しかったのか?それにウエストまで太くなったみたいで、細かいところまで観てしまうエロエロおじさんの哀しさ。体調不良やプレッシャーによるストレス肥りでないことを願うばかりです。
それから美保子の同級生として、加治信子(咲妃みゆ)※芸名 乙羽信子、旭爪明子(早織)※芸名 月丘夢路 も登場してきましたが、下級生か上級生役で、加弥乃さんという若手の女優さんも登場。
https://twitter.com/no_1kaya/status/950678663132925952
有名な方はみなさんご存知なので、このコラムでは「越路吹雪物語」出演をきっかけに羽ばたこうとする若い俳優さんたちにスポットを当てていきたいと考えております。
というか、若いキャストの皆さん、SNSでもっと自己PRしてくれれば助かるのですが、本当に奥ゆかしいというかPRヘタというか、情報を探すのが大変だあ!と書いておきます。
出典:テレビ朝日「越路吹雪物語」番組公式サイト
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越路吹雪物語8話(1月17日)セリフ再現
~ここはコーちゃんが通い始めた宝塚音楽歌劇学校。難関をくぐり抜けて集まってきた生徒たちはここで2年間歌や踊り演技、加えて国語や英語を学んだあと正式な団員として宝塚の舞台に立つ事になります。入学して間もないコーちゃんさあどうしているのでしょう?
荒井蕗乃:はいバー終わり。前に出て。
生徒たち:はい。
荒井蕗乃:じゃあいきます。そうつま先ね。つま先神経集中させて!はい肩!肩!肩上がってるよ!そう!足もっと高く!目線下げない!
美保子:イッタ~!あいたたたた…。
荒井蕗乃:またあなた?
美保子:だって…。
荒井蕗乃:「だって」じゃありません。言葉遣いにも気をつけなさい!放課後残って練習。
美保子:えーっ!
荒井蕗乃:コラッ!返事。
美保子:はい!
荒井蕗乃:はいじゃあ今日はここまで。
生徒たち:ありがとうございました!
旭爪明子:大丈夫?
加治信子:ほらっ。
美保子:ありがとう。
明子:不思議。なんで足上げるだけで転べるのかしらね。
信子:本当。器用な子よね。
美保子:そんなの私にだってわかんないよ。
信子:ほらっ湿布貼ってあげるから行こう!
美保子:痛っ!何すんのよ!もう。
明子:子供ね。
荒井蕗乃:伊藤先生やっぱり無理なんじゃないですかね。
伊藤登:何がです?河野美保子です。
近江丈一郎:やっぱりそう思うわよねえ。
荒井蕗乃:日舞もですか?
近江丈一郎:ええ。驚くほどのセンスのなさ。まるで田んぼの中で風に揺れてる浴衣着たカカシよ。
伊藤登:フッ…フフフ…カカシか…確かにカカシっぽい。
荒井蕗乃:笑い事じゃありませんよ!先生。他の生徒たちが「なんであの子が合格出来たんだ」って言ってるのご存じですか?受験の時もっとうまい子はいっぱいいたのにって。
伊藤登:うんいましたねえ。
近江丈一郎:教科試験だってもっと点数の高い子いっぱいいたのに!
伊藤登:いました。でもさ先生たちだって聞きほれてたじゃないですか。あの子の歌。
回想美保子の歌の試験:♪菜の花畠に入日薄れ 見わたす山の端霞深し 春風そよ吹く空を見れば 夕月かかりて匂い淡し 里わの火影も森の色も 田中の小道を辿る人も 蛙の鳴く音も鐘
近江丈一郎:まあそりゃ歌はねえ…。
伊藤登:でしょう?ねえ?
荒井蕗乃:まあ結局それだけで入れたわけですから。
伊藤登:そうです。我々が決めて入れたんですから自信持ちましょう。ねっ。じゃ私授業があるんで。
近江丈一郎:伊藤先生はいいわよねえ。その歌の担当なんだから。
荒井蕗乃:どうもわからないのよね…。
近江丈一郎:うん?
荒井蕗乃:なんであの子宝塚受けたんだろう。
下級生たち:おはようございます。
上級生:ちょっとあなた!
美保子:へっ?
上級生:あいさつは?
美保子:あっ…こんにちは!じゃ急いでるんで。
上級生:は?何あの子。
上級生:例のあの子なんじゃないの?
上級生:ああ…河野美保子。誰か偉い人の口ききで入ったっていう。
上級生:えっダンスの天才だからなんじゃないの?
上級生:私は歌の天才って聞いたけど?
上級生:で結局何者なわけ?
美保子:うおっ!
食堂のおばちゃん:アハハ…コーちゃん。アハハ…ほらお食べ。
美保子:わあ~ありがとう。もうおなかぺこぺこだったの。いただきます。
食堂のおばちゃん:お昼はちゃんと食べたんだろ?
美保子:うん。
食堂のおばちゃん:まあ育ち盛りだからね。それにしてもおいしそうに食べるねえ。
美保子:だっておいしいんだもん。
食堂のおばちゃん:口の中に入れたまましゃべらない。持っていけるようにもう1つ握ってあげようか?
美保子:うんうんうんうん!
食堂のおばちゃん:アハハハ…。
食堂の別のおばちゃん:アハハ…ほら漬物。
美保子:ありがとう!ああ。
食堂のおじちゃん:なんだまた来てたのか。あんまり食いすぎるなよ。今夜はコーちゃんの好物のとんかつだから。
美保子:やったー!アハハハハ。
岩谷秋子:やっぱりタカちゃんはいいわねえ。踊りになんとも言えない色気があるわ。あれは誰にもまね出来ません。
岩谷時子:そうなのタカちゃんにしか作れない世界があるのよね。今回のは衣装も特によかったし。
岩谷秋子:紫のでしょ?よかったよかった。
岩谷時子:あっ…。
岩谷秋子:どうしたの?
岩谷時子:あの子…。
回想時子:落ちましたよ。
回想美保子:えっ!?
時子:はあ…よかった。受かったんだ。
秋子:あっもしかしてあの試験の日の子?ブローチ落とした。
時子:そう。
秋子:ねえあの子おにぎり食べてる?
時子:えっ?
秋子:フフ…なんか面白い子ねえ。時ちゃん、あなたお名前聞いてらっしゃいよ!
時子:えっ!?
秋子:先物買いよ。ものすごいスターになるかもしれないじゃない。ほらほら…。
時子:嫌よ!そんな恥ずかしい事。
秋子:じゃあお母さんが聞いてくる。
時子:やめてよお母さん!
職員:河野さん!あなた何やってるんですか!!
秋子:アハッ…本当面白い子。でもスタイルがいいわ。
時子:うん。
秋子:若い頃のタカちゃんにちょっと似てる。
時子:河野さんっていうんだ。合格おめでとう。
信子:ったくあの子は。
明子:なんだ急にいなくなったと思ったら帰ってたんだ。
信子:あっ!また食堂のおばちゃんのとこだったね。来るわね。
明子:来るね。
荒井蕗乃:河野さん!
美保子:うん…もう食べられません。ごちそうさまでした…。
荒井蕗乃:河野美保子!起きなさい!
美保子:はい?わっ!うわっ!
荒井蕗乃:もっと足開く!開いて!ひざ!くっつけて。
美保子:うっ…うう…。
荒井蕗乃:お尻締めて!
美保子:痛っ!…はい。
荒井蕗乃:背筋伸ばして。はい手上げる。肩。
美保子:はい。
荒井蕗乃:肩!
美保子:はい!
荒井蕗乃:はい伸ばして。はい足出して。足もっと外回して!
美保子:うっ…。
荒井蕗乃:こっち!
美保子:うっ痛い痛い痛い!痛い…。
荒井蕗乃:つま先!もっと伸ばして。はい戻す…。
信子:あ~…なんで私たちまで夕食おあずけなのよ!ねえ連帯責任って何よ…。もうおなかすいたあ~。
明子:オカジ、騒ぐと余計おなかすくだけよ。
信子:私は黙ってるとすくたちなの!
明子:そう。じゃあしょうがないわね。いいわよ騒いで。
信子:ツメってさきれいな顔してるけど変わってるよね。
明子:そう?
信子:今日の献立何かな~?
明子:とんかつ。
信子:なんで知ってるの?
明子:さっき匂いしたから。
信子:きっとおまけ付くよね。コーちゃん、おばちゃんたちの人気者だから。
明子:付くわね。
信子:だったら許してやるか。
明子:ええ。
美保子:うっ…わあっ!うわ…。はあ…あ…先生もう無理です。はあはあ…。
荒井蕗乃:じゃあ今日は終わりにしましょう。
美保子:はあ…。
荒井蕗乃:河野さんあなたはスタートからしてみんなから遅れをとっているの。それを埋めるためには練習しかないのよ。わかるわね?
美保子:それはわかるんですけどなんか私向いてないんじゃないかなって踊り。はあ…。
荒井蕗乃:河野さん!立ちなさい!
美保子:はい!
荒井蕗乃:あなたはなぜ宝塚を受けようと思ったの?
美保子:あっ!それはですね…。
信子:で?なんて答えたの?
美保子:「勉強が嫌いだから」って。
明子:へっ?そうなの?
美保子:うん。私ね勉強すると頭が痛くなっちゃうんだよね~。
信子:えっ?歌が好きだからじゃなくて?
美保子:あっ!!そうだった!
明子:はあ?
美保子:おなかすきすぎててそれ言うの忘れてた~!うわ~ん!ああ~…。
信子と明子:アハハハハハハ…!
美保子:ちょっと!なんで笑ってんのよ!
信子:だって…。
美保子:なんで?
信子:コーちゃんって本当面白い!
美保子:面白くない!私は真剣に宝塚向いてないんじゃないか…。
信子:あんたなら大丈夫!第一辞めて何すんのよ?女学校に戻って勉強?
美保子:それは嫌!
寮母:静かにしなさい!消灯過ぎてますよ。
3人:はい!
明子:オカジオカジ頼んだ!
信子:次は付き合ってあげるから。居残り練習。
明子:うん私も。
美保子:本当?
2人:本当本当。
美保子:ありがとう。
信子:コーちゃんいなくなったらつまらないもの。
美保子:おやすみ。
信子:おかずもおまけしてもらえなくなるしね。
明子:フフッ…おやすみ。
美保子:そういう事?まあいっか。
そしてコーちゃんなんとか22年生にはなれたのですが…
信子:まったく。どこ行ったんだろ。
下級生たち:おはようございます。
信子:あの…コーちゃん見なかった?
下級生たち:あっ上級生の河野さんでしたらさっき職員室に。失礼します。
信子:職員室?またなんかやった?
明子:さあ。
美保子:落…第?
伊藤登:そう…落第だ。
越路吹雪物語ネタバレ感想とあらすじを最終回まで(大地真央&瀧本美織主演)
※このコラム内の写真は、テレビ朝日「越路吹雪物語」公式サイトからの引用になりますので予めご了承お願いいたします。
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