テレビ朝日・帯ドラマ劇場「越路吹雪物語」9話(1月18日)の感想ネタバレです。宝塚に入って1年、上級生に昇格するはずが、まさかの落第!?焦る美保子に声楽教師・伊藤登(中村俊介)が声をかけて追試の知らせ。1週間後に追試を行うから頑張れと励まされる美保子。
相部屋のオカジこと加治信子(咲妃みゆ)、ツメこと旭爪明子(早織)が美保子を応援するため、ダンスと日舞の練習に付き合う日々。でもなんか違うなあと、まるで自分のことじゃないように感じる能天気な美保子。
そんな時、秋田の炭問屋に奉公に行った八重子(市川由衣)から手紙が来て、コーちゃんの舞台を必ず見に行くからという文面に奮い立った美保子は、さらに練習を重ねるが、天性の飽き性からか、またも練習をサボって伊藤先生から大目玉。
でも自分が居るとあの子たちが休めないからと、同級生想いの美保子の心情を酌んだ伊藤先生は、美保子を食事に連れて行って…。
カツ丼を口いっぱいにほおばる美保子。朝ドラ「ひよっこ」の澄子を彷彿させる食いっぷりでお見事の一言。しかし、美保子を思いやる伊藤先生の思惑は、あらぬ誤解を受けたようで、歌劇団の先輩から呼び出しを受けてしまう美保子。
「あなた伊藤先生と付き合ってるんですって?」「贔屓してもらうために誘惑したわけ?」「昨日だって逢引してたんでしょ?」、女子集団ならではの苛めに遭う美保子。
そこに颯爽と現れたのが、宝塚歌劇団のトップスター・天代麗(音月桂)様。そのまばゆい姿に美保子が一目ぼれ!?
という感じだったでしょうか。そして、やっと分かりました。宝塚のダンス教師・荒井蕗乃を演じている女優さん。お名前は月船さららさんで元宝塚の女優さん。そして、当初は日沼さくらさんが荒井蕗乃先生ではないかと紹介していましたが、全くの間違いでした&申し訳ありません。
でもせっかくなので、そのプロフィール紹介です。でも一体、どの役をやっているのかが今だ分からず、う~んです。
日沼さくらさんプロフィール
生年月日:1984年7月26日(33歳)
出身地:秋田県
血液型:A型
身長:161㎝
出典:所属事務所 バイ・ザ・ウエイ
日沼さくらさん、GReeeeNのMVに出演されているようなので、その動画を見つけてきました。GReeeeNで「タンポポ」です。
それにしても美保子を呼び出した歌劇団の先輩たち。感じ悪くてナイスな演技ですが、本物の宝塚歌劇団からクレームが入らないかと余計な心配です。

出典:テレビ朝日「越路吹雪物語」番組公式サイト
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越路吹雪物語9話(1月18日)セリフ再現
美保子:落…第?そう…落第だ。
伊藤先生:まあ座れ。
美保子:そっかついにきちゃったか。
伊藤先生:河野。声楽以外はどれも褒められたもんじゃない。ダンスと日舞が致命的だ。
美保子:結構頑張ったんだけどなあ。じゃあもう1年やり直しって事ですか?
伊藤先生:このままいくとな。先生方が特別に再試験を申し出てくださった。
美保子:再試験…。
伊藤先生:それに合格すれば落第は免れる…だろう。
美保子:えっ?「だろう」って絶対じゃないんですか?
伊藤先生:それはそのあとのお前次第だ。受けるか?再試験。
美保子:だって受けなきゃ落第なんですよね?
伊藤先生:よし!じゃあ決まりだな。ああ試験1週間後な。
美保子:ええー!?
美保子:ああ…もう無理!
信子:まだまだ!
美保子:うーん…ふん!
信子:けどあんたの体本当硬いね。
美保子:ふんっ!いやー!痛い痛い痛い!ねえツメ助けて…。ツメ助けて!
明子:愛よ。オカジの愛。ありがたく受けなさい。
下級生:失礼します。
信子:はいどうぞ。
下級生:郵便物をお持ちしました。
信子:あっはいよ。ご苦労様。
下級生:あの…。
信子:ん?
下級生:やめときなよ。
下級生:だって…!
信子:言いたい事あったら言う!
下級生:上級生のコーちゃんさんが落第しそうって本当ですか!?
信子:ちょっとコーちゃんあんたの落第もうそこらじゅうに広まってるよ。
下級生:あっ違うんです!あの…再試験頑張ってください!
下級生:頑張ってください!
下級生:でももし私たちと同期生になっても私たちは大歓迎ですから!
下級生:バカ!
信子:ウフフフ…あんたたち言うねえ。
下級生2人:申し訳ありません!
美保子:その時は…よろしく。
下級生2人:キャー!
美保子:えっ?なんで逃げた?
明子:色男はつらいわねえ。
信子:無意識だから余計たち悪いんだよこの人は。
美保子:えっ何?何の事?
信子:はいツメ。
明子:ありがとう。
信子:あっコーちゃん愛しの人から来てるよ。
美保子:八重ちゃん!?
片桐八重子の手紙
コーちゃんお変わりありませんか。私は元気です。ここのところお店が忙しくてなかなか手紙を送れなくてごめんなさい。コーちゃんからの手紙いつも楽しみに読んでいます。今日は久しぶりの休みで店の友達と近くの川に遊びに行きました。ちょっぴり新潟を思い出しました。
コーちゃんの事たくさん思い出しました。ここは海も川もあっておいしい食べ物がたくさんあります。今度コーちゃんに食べさせてあげたいな。でもその前にコーちゃんの初舞台を見に行くのが楽しみです。たくさん頑張ってるコーちゃんの晴れ姿早く見たいです。
回想美保子:一番最初に友達になってくれたありがとうのプレゼント。
回想八重子:きれいら…。
その時にあのコスモスのハンカチ持って行くからそこにサインしてね。それを宝物に私もっともっと頑張れるから。手紙また書きます。体に気をつけてね。さようなら。
信子:はい柔軟の続きやるよ。
美保子:えーっまだやんの?
信子:落第したいの?
美保子:八重ちゃん私落第しそうです。初舞台無理かもしれない。私本当はよくわからないんだ。でもこんな事言ったら八重ちゃんが心配するから…ごめん内緒にするね。
信子:12の3!
美保子:あーっ!
岩谷秋子:素敵ねえ。フフフ…。
岩谷時子:きれい。
岩谷秋子:あらこれ来月の?
岩谷時子:そうだ。
岩谷秋子:ああまた来なくちゃ。あら観劇授業だったのね。
岩谷時子:あっ…。
岩谷秋子:あっあの子!
信子:え?タカちゃんさんの舞台見るの初めて?
美保子:うん…。
信子:そんな事ないでしょ。去年も見たもん。
明子:ああこの人あの時寝てたわよ。
信子:ああ!器用に立ったまま寝てたあれね。
美保子:なんであんなふうに踊れるんだろう?
信子:なんてったって踊りといえばタカちゃんさんだもん。歌もお芝居もすごいわよ。完璧なスターね。
美保子:かっこいいなあ…。
信子:あっそんな思うならタカちゃんさんを目標に頑張ってみたらいいんじゃない?ダンスと日舞の稽古。
美保子:はあ?何言ってんの?あんなすごい人目標なんて言うのも恐れ多いよ。無理無理無理無理…!
信子:目標は高く持つの!さあ帰ってすぐ稽古稽古!
美保子:えーっ!まずおやつにしようよ~。
岩谷雄三:今度はポエムが掲載されたのか。
時子:うん。長いものも投稿したんだけどねそっちは駄目だった。
秋子:それでも毎号選ばれるんだから大したもんよ。
時子:きっと投稿する人そんなにいないのよ。
秋子:そうかしら?私は時ちゃんに才能があるからだと思うけど。はい。雄さんどうぞ。
雄三:ああありがとう。うん。なかなかいいね。才能あるよ。
時子:もう2人して親バカなんだから。
秋子:親バカは親の特権ですから。
雄三:さあいただきます。
秋子と時子:いただきます。
雄三:私が元気だったらね時子も大学院にでも行って書き続けられたのにね。
時子:残念ながら大学院に行くほどの頭はありません。だからお父さんのお友達に就職先紹介してもらえて本当に感謝してます。
秋子:あっそうだ!ねえ今度お勤め用のスーツを買いに神戸行きましょう。今どんなのが流行り?
時子:それおしゃれ音痴の私に聞く?
秋子:そっか…じゃあやっぱり私が見立ててあげないとね。
雄三:秋さんは昔からおしゃれだからねえ。
秋子:あら雄さんほどじゃないわよ。
時子:はいはい。2人ともごちそうさまです。
秋子:まあ。
信子:せーの…。
美保子:1…。
信子:頑張れ!はっ!引き上げて引き上げて!
美保子:あれ?
信子:もう一回…。
美保子:ああっ!もう…ああ~また間違った。
信子:レコードを止めるあのねステップと腕の動きが逆なの。
美保子:逆?
信子:いい?こう!こう!そしてこう!わかった!わかった?
美保子:わかったわかったわかった!
信子:いくよ一緒に…。せーの!
美保子:1!
信子:上に!
美保子:うう~!…3!ああ…もう頭がこんがらがってる。
信子:変な癖がついちゃってるんだな。何回もやって体に覚えさせるしかないね。
美保子:オカジごめんね。
信子:何が?
美保子:付き合わせちゃって。
信子:そう思ってるんならしっかりやりな!ほら!せーの!
美保子:1!わあ!出来る!
信子:そうそうそう!頑張れ頑張れもう一回…もう一回!
美保子:えい!はい!
近江先生:どんな様子?
美保子:出来たぞやったー!ありがとう嬉しい。
近江先生:あらあら…先は長そうねえ。
荒井先生:伊藤先生はどうしてそこまで河野にこだわるんですかね?
近江先生:さあ…まあ変な噂が立たなきゃいいんだけどね。
信子:回って…。そう!一点見て!一点見て!そう諦めないで。
美保子:うわあ~!
信子と明子:♪夕暮れ照らす ちちちりれんちちんつとん 仲の町…、そこ目線が違う。
美保子:あれ?あれ?もう…。
信子:ちょっと休憩しましょうか。
美保子:やっぱり無理だよ…。
信子:もういっその事、蕗乃先生と丈先生に頼んで稽古つけてもらえば?
美保子:そんなの無理に決まってるじゃない。落第点つけた先生だよ?こんな状態で見せたら再試験も無しにされちゃうよ!
信子:そっか…。でも不思議よね。コーちゃんって歌う時はあんなに表情豊かなのに踊りとなるとほっぺた引きつるんだから。
明子:確かにそうだ。
信子:どうして?
美保子:そんなの知らない…。
伊藤先生:河野。
美保子:あ…。
伊藤先生:よかっただろ?この公演。
美保子:素敵だった。
伊藤先生:タカが好きなのか?
美保子:踊りがかっこいい…。
伊藤先生:…でなんでここにいるんだ?
美保子:寮にいると稽古しろ稽古しろってうるさいんだもん。
伊藤先生:そんな言い方があるか。みんなお前の事を思って言ってくれてるんだぞ。
美保子:そうだけど…私がいるとあの子たち休めないから日曜なのに。
伊藤先生:お前も休みたいと…なんか食いに行くか?
美保子:ん?駅前食堂のカツ丼!
伊藤先生:お…おい!
店員:はいカツ丼。
美保子:うわ~!ありがとう。いただきます!うわあ…。
伊藤先生:いただきます。お前幸せそうに食うなあ。
美保子:幸せ。
信子:随分長い散歩だね。
明子:そうねえ。
信子:私たちがうるさく言うから嫌になったかな?
明子:本当にそう思ったら言うわよコーちゃんは。
信子:そうだね。あー…。みんなで一緒に卒業したいなあ。
明子:そうだねえ。
伊藤先生:なあ。
美保子:はい?
伊藤先生:宝塚好きか?
美保子:好きです。友達いるし歌えるし寮のご飯おいしいし。
伊藤先生:それ学校だろ?そうじゃなくて宝塚歌劇。
美保子:ああ、うーん…。すごいなと思います。歌も踊りもお芝居もすごくて…。お客さん嬉しそうに帰っていくし。でも好きっていうのとはちょっと違うかな。なんか…遠い。
伊藤先生:そうか「遠い」か…。
美保子:でもキラキラしてるとこは好きかな。
美保子:うう…。
信子:コーちゃん。
美保子:はい。
信子:もう一回前に…。
美保子:ふうー…。
信子:もう一回後ろ…朦朧としてる?
美保子:もう…。ねえ昼休みぐらいさ休もうよ。
信子:駄目!あんたには時間がないんだから。
下級生:コーちゃん大変!
美保子:え?
下級生:歌劇団の方たちがコーちゃん呼んでこいって。
美保子:私!?
歌劇団の先輩:あなた伊藤先生と付き合ってるんですって?
美保子:はあ?
歌劇団の先輩:贔屓してもらうために誘惑したわけ?
美保子:はあ!?
信子:ちょっと何おっしゃってるんですか?
歌劇団の先輩:関係ない子は引っ込んでなさい!宝塚音楽歌劇学校の生徒にあるまじき事よね。
美保子:おっしゃってる意味がわからないんですけど。
歌劇団の先輩:昨日だって逢引してたんでしょ?
美保子:逢引!?
全員:あっ!
高城幸子:河野美保子さんっている?
美保子:はい…。
高城幸子:ちょっと付き合ってもらえる?
美保子:えっ…?
越路吹雪物語ネタバレ感想とあらすじを最終回まで(大地真央&瀧本美織主演)
※このコラム内の写真は、テレビ朝日「越路吹雪物語」公式サイトからの引用になりますので予めご了承お願いいたします。
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