朝ドラまんぷく101話、どこにお店出すんか知らんけど 相当な借金してるはずやわ あの人。そらそうよ。破産して 理事長 辞めはったお人やもん。いや~ もう ほんま 痛々しいわ~。今更 ラーメン屋なんてねえ。失敗したら 今度は ああっ 一家心中やわ。怖~い!
お客さん 帰ってくれ。さっきから立花さんの悪口ばっかり言うて 胸くそ悪いわ。ええか。立花さんはな 人生を賭けて新しいラーメンを作ろうとしてる。福ちゃんはそれを一生懸命支えようとしてるんや。それを何や 痛々しいやの 一家心中やの そんなひどいこと言わんといてくれ。
本日の教訓:物言えば唇寒し秋の風
朝ドラまんぷく(101話1月31日)あらすじとセリフ
吉乃:おいしいよ 萬平おじちゃん。
萬平:そうか。
克子:今までで 一番おいしいと思う。
タカ:私でも飲める。
神部:これなら何杯でもいけます。
福子:ほんまにおいしいです!
鈴:これは… おいしい。
萬平:アッハハ…。
福子:出来た… 出来ましたね 萬平さん!
萬平:ありがとう。
ついに新しいラーメンのスープが出来上がりました。
●立花家
福子:どう?
源:おいしい。
幸:すごく おいしい。
福子:でしょ。お父さん 次はね ラーメンの麺を作るのよ。
幸:麺?
源:作ったことあるん お父さん。
福子:ないんやて。せやから 商店街の製麺屋さんに教えてもろうてるんよ 今。
●松木製麺所
松木製麺所は 池田の商店街にありました。ふだんはうどんの玉を作っている 昔ながらの製麺所です。
松木:じゃあ 小麦粉で山を作ったら 真ん中へこませて。
萬平:山を作って…。こうですか。
松木:そうそう。じゃあ そこへ 練り水を加えて下さい。
萬平:この中身は?
松木:食塩とかん水です。うどんやったら 塩と水だけでええんやけど。
萬平:あっ 小麦粉に対する割合は?
松木:小麦粉500gに 水は200g かん水5g 食塩8g。
萬平:ああ これを真ん中に。
松木:そしたら 指をこういうふうに立てて 素早く混ぜます。
萬平:はい。こうですか。
松木:いや もっと速く。
萬平:はい!
松木:もっと速く速く速く そうそう そうそう。ほら ほらほら ほらほら。小麦粉が粒状になってきたでしょう。
萬平:はい。
松木:これで いいでしょう。
萬平:次は。
松木:そしたら 今度はこれを…。手のひらでね グッと押さえて 生地の塊にしていくんです。
萬平:ほ~う。分かりました。
松木:それにしても 立花さんがラーメン屋 やらはるなんてね。
萬平:別に店を開くわけじゃないんですがね。
松木:せやけど 何でラーメンなんです?うどん屋 開かはるんやったら うちで麺作ってあげられるのに。
萬平:いや 僕はね 家で作って食べられるラーメンが作りたいんです。
松木:えっ ラーメンを家で?
萬平:お湯をかけるだけで出来上がるラーメン。
松木:はあ?
萬平:よいしょっ! よいしょっ!
●パーラー白薔薇
かず子:私も見たわよ 商店街で。
絹江:立花さん?
澄:ラーメン屋 始めるっていう?
かず子:そう。なんでも屋の前にリヤカー置いて。
●小道具なんでも屋
畑:いや~ しかし 小麦粉も卵もぎょうさん仕入れて やっぱり本気なんですね 理事長さん。
萬平:だから もうその呼び方はやめて下さいって。
畑:そうか 元理事長さんか。
萬平:じゃあ どうも また。
畑:毎度 おおきに。
萬平:ああ。よいしょ よいしょ よいしょ。
●パーラー白薔薇
絹江:あらまあ…。
かず子:どこにお店出すんか知らんけど 相当な借金してるはずやわ あの人。
澄:そらそうよ。破産して 理事長 辞めはったお人やもん。
絹江:いや~ もう ほんま 痛々しいわ~。
しのぶ:お冷や お代わり いかがですか?
3人:お願いします。
しのぶ:借金はされていませんよ。
かず子:えっ?
しのぶ:立花さん。信用組合から退職金も出たそうです。奥様がここで働いてはるの ご存じでしょう。上手にやりくりされてます。
澄:せやけど 立花さんはもう50近いでしょう。今から客商売始めたかて 失敗するに決まってるわ。
しのぶ:せやけど あのダネイホンを作ったお方ですよ。
澄:せやから それは昔の話。
かず子:今更 ラーメン屋なんてねえ。
絹江:失敗したら 今度は ああっ 一家心中やわ。
澄:怖~い!
しのぶ:一家心中て!
アキラ:お客さん 帰ってくれ。
かず子:はい?
アキラ:はいやあるかい。さっきから立花さんの悪口ばっかり言うて 胸くそ悪いわ。
しのぶ:あなた。
アキラ:しのぶちゃん 止めてくれるな。ええか。立花さんはな 人生を賭けて新しいラーメンを作ろうとしてる。福ちゃんはそれを一生懸命支えようとしてるんや。それを何や 痛々しいやの 一家心中やの そんなひどいこと言わんといてくれ。
絹江:私らが何しゃべろうと勝手やんか!お客さんやで 私らは。
アキラ:そんなお客さんはな…。
しのぶ:そんなお客さんはいりません。お代は結構ですから とっとと帰って下さい。
澄:まあ!
絹江:行きましょ。こんな店 二度と来えへんわ。
アキラ:来んといてくれ。
しのぶ:どうぞ お気を付けて。
絹江:お気を付けて… ああ 怖ろしいわ。
アキラ:怖ろしいのは お前の顔じゃ。
しのぶ:あそこまで言わんでも。
アキラ:いや しのぶちゃんかて言うてたやん。
しのぶ:そらそうですよ。私かて こないだから あの人らに腹立って腹立って!
アキラ:そうや 僕だって腹立って…。
福子:こんにちは。今 お店によう来てはる お客さんたちがものすごい目して 私をにらんでいかれましたけど。
アキラ:ほんまか。
福子:何をあんなに怒っていらっしゃったんでしょう。
アキラ:何をって… なあ。
しのぶ:ゆうべ 食べたおでんがまずくてまずくて 腹の虫が治まらへんのやて。
福子:おでん?
しのぶ:うん あの 何か草履が入っとったらしいで。
福子:えっ。
しのぶ:福ちゃんは気にせんでええの。それより 旦那さんはどないしてるん?
アキラ:ラーメン作り うまくいってんのか?
福子:これから麺作りです。さっき 小麦粉やら卵やら 道具をたくさん買うてきて…。
●即席ラーメン研究所
福子:それは何?
萬平:ああ 製麺機だ。小麦粉の生地を麺にする道具だ。
福子:もう麺の作り方 覚えたんですか?
萬平:ああ 一とおりな。でも あれは基本だ。僕は練り水に卵を一緒に混ぜる。
福子:栄養のある食べ物にするために?
萬平:うん。卵の殻も粉にして混ぜる。
福子:えっ 卵の殻も?
萬平:ああ カルシウムだよ。でも それよりも重要なのは このスープを麺に練り込むことだ。
福子:それは…。
萬平:お湯をかけるだけで すぐ食べられるように。
福子:はい。
萬平:ここからが まだ誰もやったことのない挑戦だ。
福子:頑張って下さい 萬平さん。
萬平:ああ。
福子:でも 麺にスープを練り込むんですよね。
萬平:うん。
福子:この萬平さんが苦労して作った おいしいおいしいスープを。
萬平:そうだ。
福子:その麺にお湯をかけると 麺からスープが染み出て…。
萬平:あっという間に おいしいラーメンが出来上がる。
福子:いや スープが薄くなってしまうんでは? せやかて このおいしいスープを麺に練り込むんですよね。そこにお湯をかけると ただ そのスープがお湯に こう溶けて もう ただ ただ 薄いスープになるんやありませんか。私もよう分かりませんけど。
萬平:そうかもしれない。
福子:ごめんなさい。何か私に手伝えることがあれば…。
萬平:店に出なきゃいけないんだろ お前は。
福子:はい。
●パーラー白薔薇
しのぶ:そんな簡単なことに気ぃ付かへんかったん 萬平さんは。
アキラ:チッチッチッチッ。しのぶちゃん そういうもんなんや。新しいものを生み出すのは 簡単なことやない。試行錯誤の繰り返しだぜ。
しのぶ:何 格好つけてんねん。
福子:でも そうです。今 萬平さんは どうやって練り込むスープの味を 濃くするか 一生懸命 考えてます。
しのぶ:大変やねえ。福ちゃん お金は大丈夫なんか?
福子:まだ大丈夫。いらっしゃいませ。
しのぶ:はあ… まだって…。
アキラ:大丈夫やないな。
しのぶ:やっぱり あんたの小遣い 福ちゃんに回そう。
アキラ:えっ? おお! 俺の小遣いでも何でも 持っていきやがれってんだよ。
福子:はい ほんまに大丈夫です。
アキラ:ほんま? 助かるわ。
しのぶ:何や それ。
●即席ラーメン研究所
岡:スープを濃くする。
萬平:うん。しょうゆやほかの調味料も足すことを考えたんだが 鶏の出汁の味を濃くするためには やっぱり煮込むしかないんだ。
森本:ほいで わしらは 何をすりゃあええんでしょうか。
萬平:あ…。何もない。
●香田家
克子:忠彦さんは ほんまに美人が好きなんやね。
タカ:モデルさんなんやから 美人なんは当たり前でしょう。
克子:美人やないモデルさんかて いるわ。
吉乃:お母さん また やきもちやいてるん。
克子:まさか。
タカ:画家の奥さん 何年やってるんよ。
克子:やきもちなんか やいてません。
神部:体は大丈夫か タカ。
タカ:大丈夫です。つわりも もう治まってきたし。
神部:そうか。ほんなら…。(小声で)萬平さんとこ行きたいな~。
タカ:えっ?
神部:ん? 何でもない。
吉乃:ほんなら 萬平さんを手伝いに行きたいなあ。
神部:何を言うてんのや 吉乃ちゃん。
タカ:そうなん?
神部:ちゃう。
吉乃:図星や。
神部:ちゃうって。
鈴:よう そんな気楽でいられるわね みんな。スープがおいしく出来たからって おいしいラーメンが出来るとは限らないのよ。
克子:まだそんなこと言うてんの お母さん。
鈴:私は福子が心配なの。萬平さんが好き放題やって 負担が全部 福子にかかるんやないかって…。心配やないの?あなたたちは。
タカ:福子おばちゃんなら大丈夫やって。
神部:そうですよ。
鈴:どうして そんなこと分かるのよ。
タカ:せやかて…。
鈴:福子は いつも大丈夫大丈夫って言うの。本当はつらくてもニコニコしてるのよ あの子は。ああ もう どうしてそんなこと分からないの あなたたちは もう。
タカ:そうなん?お母さん。
克子:今度 様子を見に行ってくるわ。
●立花家
幸:やめて。ねえ 返して。ねえ やめて。ねえ。
福子:こら。
幸:お父さんは?
福子:ずっと研究所。
源:まだラーメン出来へんの?
福子:それはね もう少し先。ほら もう寝なさい。
源:うん。
幸:は~い。
福子:はい 行くから。
幸:やめて。
福子:ほ~ら。
●即席ラーメン研究所
萬平:まだ薄い。
完成はいつになるのか。先が見えなくて 少し心配な福ちゃんでした。
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
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