朝ドラまんぷく(102話2月1日)あらすじとセリフ
福子:麺にスープを練り込むんですよね。
萬平:うん。
福子:その麺にお湯をかけると 麺からスープが染み出て…。
萬平:あっという間においしいラーメンが出来上がる。
福子:スープが薄くなってしまうんでは?
♪
岡:スープを濃くする。
萬平:しょうゆや ほかの調味料も足すことを考えたんだが 鶏の出汁の味を濃くするためには やっぱり煮込むしかないんだ。よし。
♪
福子:萬平さん 徹夜したんですか。
萬平:スープを煮詰めて作ったスープエキスだ。
福子:はい。
萬平:どうだ。
福子:うん この濃さやったら 大丈夫やと思います。
萬平:味は?
福子:おいしいです。
萬平:よしっ! いよいよ麺作りだ。
福子:萬平さん 少しはお休みになって下さい。
萬平:2日3日 寝なくたって大丈夫だ。
福子:そしたら せめて食事をとって。昨日から何にも食べてないんでしょう。
萬平:えっ。
福子:ねっ。
萬平:ああ。
♪
萬平:じゃあ 頂きます。
源 幸 福子:頂きます。
萬平:源 どうしたんだ その顔は。
源:何でもない。
萬平:何でもないってことはないだろう それ。
幸:ケンカしたの お兄ちゃん。
萬平:えっ。
福子:幸。
源:言うな。
萬平:どうして。誰とケンカしたんだ。
源:学校の友達が お父さんのこと また ばかにしてきたから。
福子:ほっときなさいって言うたのに。
源:ほんでも勝ったで。泣かしたった。
福子:あ~。私が後で謝りに行きました。
萬平:悪いなあ お父さんのせいで。
源:悪いのは あいつらや。男には受けて立たなあかん時もある。
萬平:源。
幸:女にもある。
萬平:お前は駄目だ。
福子:さっちゃん。
♪
源:行ってきます!
幸:行ってきます!
福子:行ってらっしゃい。
萬平:気を付けて行けよ。
源 幸:は~い。
萬平:たくましくなったな うちの子どもたちは。
福子:そうですね。
萬平:仕事に戻る。
福子:もう少し休んだ方が。
萬平:大丈夫だ。
福子:えっ…。そしたら 邪魔はしないから 萬平さんの仕事を見に行ってもいいですか?
萬平:ん?
福子:少し。
萬平:いいよ。
♪
萬平:この練り水にはごま油が加えてある。
あっ 風味を出すために?
萬平:そう。そこに卵と… 砕いて粉にした卵の殻。そしてスープエキス。始めるぞ。
福子:うわ うわ うわ うわ。
萬平:速さが大事なんだ。
福子:え~!
萬平:ふんっ ふんっ ふんっ。
福子:上手。
萬平:ふんっ ふんっ ふんっ。しっかり ふんっ 習ったから ふんっ。ふんっ ふんっ ふんっ ふんっ ふんっ ふんっ。
♪
萬平:次はこれを使う。福子 ちょっと悪いが このハンドルをこう回してくれるか。
福子:えっ… 回すの?
萬平:ああ。
福子:はい。
萬平:1212。
福子:12…。
萬平:その調子だ。
福子:12。うれしい 萬平さんを手伝えて。1212。
萬平:おかしいな。
福子:何がですか。
萬平:ちょっと待て。
福子:はい。
萬平:どうして こんなんなるんだ。
福子:え… ああ…。
鈴:福子。
萬平:ああ?
鈴:いないの?福子。
福子:あっ お母さんや。
♪
鈴:お肉に…。
福子:うわ~!
鈴:卵。夕食に使いなさい。
福子:そんなに気を遣うてくれなくても。
鈴:あなたたちは 節約しないといけないんでしょう。それから これはかりんとう。源と幸に食べさせてあげて。
福子:ありがとう お母さん。
鈴:萬平さんは 今 どうしているの?
福子:ラーメン開発の真っ最中。今ね 麺の生地を作ってるところ。
♪
萬平:じゃあ お義母さんは そのハンドルを 時計回りに回して下さい。
鈴:時計回り。
萬平:ええ。
福子:1212って。
鈴:分かりました。
萬平:福子は 僕がさっきやってたように 生地を こう送り込んでくれ。
福子:はい。いいですか?
萬平:出てきた麺を 僕がハサミで切っていくから。じゃあ 回して下さい。
鈴:分かりました。12121212。1212。
萬平:えっ。
鈴:1212。ど… どうしたの?
萬平:いや ちょっと待って下さい。何だ これは。ん?
鈴:何よ これ。
福子:麺… やない。
萬平:食べてみよう。
福子:えっ これを?
鈴:な… 生麺よ。
萬平:ちょっとだけですよ。
鈴:麺は一度 湯がかないと。
福子:ほら 屋台のラーメン屋さんが やってるやありませんか。あのチャッ チャッて。あのチャッ チャッをやらないと。
萬平:味を確かめてみるだけだ。
福子:お湯の色が変わりませんね。
鈴:スープが溶け出してないのかしら。
福子:どうですか?
鈴:どうなの?
福子:私も。
鈴:そしたら私も。うっ う~…。
萬平:まずい。
福子:麺がポソポソで粉っぽいです。
鈴:お水~。
萬平:これじゃあ 湯がいても どうにもならない。もう一度 生地から作り直しだ。
鈴:あ~気持ち悪い。
●パーラー白薔薇
世良:ほんで? 立花君のラーメン作りは どないなっとんのや。
福子:そら もう順調に。
しのぶ:今朝 初めて試食したそうよ。
福子:生麺をちょっと食べてみただけです。
アキラ:初めてにしては上出来やったんや。なっ 福ちゃん。
福子:おいしかったです。
世良:ごっつぉさん。生麺が?
福子:はい。
世良:うそやな。
福子:いや ほんまです。
世良:目が泳いどるで 福ちゃん。
しのぶ:えっ あかんかったん!?
アキラ:まずかったんか。
福子:生麺ですから。
世良:まずかったんやな。
●香田家の居間
鈴:もう まずいのなんのって もう食べられたもんやなかったわ。
タカ:せやけど 生麺でしょ。
鈴:湯がく前から もうボロボロで グチャグチャなのよ。
克子:今日も来てる。あのモデルさん…。何 今の!?
●忠彦のアトリエ
秀子:フフッ…。先生 ずっと大真面目な顔だから おかしくて。
忠彦:そらそうや。
秀子:笑った顔の方がすてき。
忠彦:妙なことを言うのはやめなさい。
●香田家の居間
鈴:お湯をかけるだけで食べられるラーメンなんか 出来るわけがない。もう絶対 止めさせた方がいい。
タカ:おばあちゃん。
克子:あの人は 忠彦さんに色目使てる。
鈴:もう そんなこと どうでもいいでしょ。福子が不幸になるのよ。
●立花家の居間
回想福子:萬平さんは新しいラーメンを考えることが仕事やありませんか。ほかのことは何にも… お金のこともそうです。何にも考えなくていいですから。萬平さん。
回想萬平:ああ。
●即席ラーメン研究所
萬平:生地が崩れないように 片栗粉を入れてみたんだ。
福子:手伝います。
萬平:ああ ありがとう。
福子:片栗粉?
萬平:うん。
福子:ふ~ん。
萬平:ほら。
福子:あ~。
♪
福子:12121212。どうですか?
萬平:ああ。
福子:12…。
萬平:あっ。駄目だ。山芋だ。山芋をすって つなぎにしよう。
福子:そしたら 買ってきます。
萬平:ああ。
♪
福子:出来ました。
萬平:よし じゃあ 入れてくれ。大丈夫だ。
福子:このくらいでいいですか。
萬平うん。
福子:お願いします。
萬平:ふんっ ふんっ ふんっ ふんっ ふんっ ふんっ ふんっ…。
福子:さっきとは違いますか。
萬平:ふんっ ふんっ ふんっ。回してくれ。
福子:今度はどうですか。1212121212。
萬平:裂けない。
福子:ほんま!?
萬平:ああ。ああ 裂けないぞ。回してくれ。
福子:はい。12121212121212。えっ。
萬平:駄目だ。
福子:えっ。ああ 何でこうなるの。生地はうまく出来たのに。
萬平:畜生。
福子:萬平さん…。
萬平:畜生!
福子:萬平さん…。
スポンサーリンク
●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
まんぷくネタバレあらすじと感想を最終回まで!キャスト紹介と人物相関図も
まんぷく塩軍団推しメン投票アンケート実施中!小松原それとも赤津、森本?
朝ドラ総選挙(第1回)「ゲゲゲの女房」から「半分青い」まで投票実施中
スポンサーリンク