朝ドラまんぷく103話、駄目やって分かったんやから それはええことやありませんか。1歩 前に進んだんです。新しいものを生み出す苦しみは あなたが一番分かってるはずでしょう。
1歩1歩 時には戻ってまた1歩。そうやって今までも苦労してきたからこそ ええものが出来てきたんやありませんか。私は信じてますよ。萬平さんは 日本一のラーメン屋さんになるって。
余計なものを生地に入れたから いけないんだ。スープを練り込んだのが間違っていた。根本から考え直す。
本日の教訓:諦めないことは大事。でも生計との両立が大変。
朝ドラまんぷく(103話2月2日)あらすじとセリフ
萬平:駄目だ。
福子:えっ。何でこうなるの。生地はうまく出来たのに。
萬平:畜生。
福子:萬平さん…。
萬平:畜生!
福子:萬平さん…。
萬平さんの試行錯誤は続きました。小麦粉の種類を変えてみたり 生地を寝かせる時間を変えてみたり いろいろなやり方を試してみました。
源:行ってきま~す!
福子:はい いってらっしゃい。
(ため息)
そして 麺を作り始めて 1ヵ月たったある日…。
●即席ラーメン研究所
萬平:これや。福子!出来たぞ 福子!
福子:えっ…。えっ。うわ!うわ~!
萬平:麺生地を作るためには 塩やかん水に適量があったんだ、
福子:えっ?
萬平:フフフ だから 麺を作るのに適した塩の量 かん水の量があって その限界値を超えないギリギリの分量でスープを錬り込んでみたら 見ろ こんなきれいな麺になった。
福子:いや… とにかくよかった萬平さん!
萬平:早速 これをゆでるぞ。丼を用意してくれ。
福子:チャッ チャッですね。
萬平:ああ。
福子:あっ ああ? ああ いや違うか。ん?いや…。ちゃう ちゃう ちゃう ちゃう ちゃう ちゃう ちゃう ちゃう ちゃう… ん~? いや… 萬平さん。
萬平:何だ。
福子:ん~… このままゆでたら 麺に染み込んでるスープの味が 抜けてしまうってことはないか…。いや そやかて ゆでるわけやから。
萬平:まあ とにかく やってみよう。
福子:そうですね はい。
萬平:菜箸。
福子:はい。はい。
萬平:もういいと思うか。
福子:ええと思います。
萬平:丼。
福子:はい。お湯をかけますね。
萬平:ああ。よし。
福子:はい。
萬平:一応 麺の形はしてるな。
福子:そうですね。
(息を吹きかける音)
萬平:麺だ。
福子:うん 麺ですね。
萬平:でも全くコシがないし 味もやっぱり抜けてる。
(ため息)
福子:萬平さん。
萬平:どうしたらいいんだ。
福子:すぐにはうまくいきませんよ。とにかく麺になっただけでも1歩 前に進みました。
萬平:1歩 前に?
福子:うん そうです。完成はもうすぐです。
萬平:もうすぐってことはないだろう。
福子:そうですね。もうすぐやないかもしれないけど 感性は近づいてきてます。絶対できます 萬平さんなら。うん。
萬平:別の方法を考えてみよう。
福子:私も考えます。
萬平:ああ…。
福子:う~ん…。
萬平:麺にするためには ゆでなきゃいけない。でも ゆでると味が抜けてします。味が抜けないように ゆでるにはどうしたらいいんだ。
福子:あっ スープでゆでたら? お湯やなくて スープでゆでるんです。そしたら味は逃げないんや…。
萬平:よし やってみよう。
♪
萬平:もういいかな。
福子:はい。
♪
福子:いいですか。
萬平:うん。
(息を吹きかける音)
萬平:味がしない。
福子:何で?
萬平:やっぱり スープでゆでても 麺に染み込んだ味は チャッチャッした時に 抜けてしまうんだ。
福子:あっ! お湯やなくて スープをかければ…。それ 普通のラーメンや。ごめんなさい。
萬平:ああ… もう どうしたらいいんだ。
福子:少しお休みになって。何日 寝てないんですか。
萬平:いや 考える。あ~ 駄目だ。
●パーラー白薔薇
アキラ:ユー アー ライスカリー。オッケー。
神部:萬平さんは苦戦してるんか?ラーメン作り 手伝うてるんやろ お前ら。
森本:わしらは スープを煮込んでるところから 手伝わせてもらっとらんのや。
岡:社長一人で頑張ってるんや。奥様に時々手伝わして。
神部:おばあちゃんが言うてたな。
岡:おばあちゃん?
神部:ああ 大奥様や。
岡:ああ。
神部:萬平さんが作った麺は まずかったまずかったって。
回想鈴:もう まずいのなんのって もう食べられたもんやなかったわ。
岡:社長が そないに苦戦するとはなあ。
森本:お湯をかけただけで 食べられるラーメンなんて わしは今でもよう分からんわ。
神部:あ~ 俺も手伝わせてもらえへんかなあ。
しのぶ:皆さん 立花さんのところで働いてらっしゃったんですか。
神部:一緒にダネイホン作ってたんです。
しのぶ:ああ。
岡:今は わしら3人 同じ食品会社ですわ。
森本:ダネイホンはもう作ってませんけど。
しのぶ:せやから 福ちゃんのこと よう知ってはるんですね。
森本:今日は仕事が暇だったんで 会社を抜け出して 会いに来たんですね。
神部:休みやとは残念や。
アキラ:いや たまにはな 休んだらええて 福ちゃんに言うたんや。ここんとこ ずっと出とったからなあ。
岡:ずっと?
神部:萬平さんがラーメン作りに没頭してるから 自分が稼がないとって 奥様 頑張ってるんやな。
しのぶ:はい ライスカレー お待たせしました。
岡:お~ うまそうやな。
アキラ:うまいに決まっとるやないかい。アメリカに勝った味やぞ。
しのぶ:はい 福神漬もどうぞ。
森本:おおきに。
神部:あ~ 久々のライスカレーや。うちは おばあちゃんが嫌いやから 食卓に出てけえへんねん。
岡:おばあちゃん?
森本:大奥様じゃ。
神部:ほんまは うちに帰りづらいんや 俺は。
岡:何でや。
森本:タカちゃんが待っとるんじゃろ おなかの子と一緒に。
神部:忠彦さんの絵のモデルで 毎日来てる女がおってな。不穏な空気が流れてんねん。
岡:不穏な空気?
●香田家
秀子:御疲れさまでした 先生。また明日。
忠彦:お疲れさま。
克子:えっ?
♪
忠彦:にらんだ?
克子:あの人 私のこと にらんで帰ってったわ。あなたに こび売って 私にはあの態度。何やの。
忠彦:何やのって言われても。
克子:もう あの人をこのうちに入れんといて。
忠彦:何を言うてるんや。
克子:私 嫌 あのモデルさん。
忠彦:まだ絵は完成してないんやぞ。
克子:まさか あなた 何かあったんやないでしょうね。
忠彦:何もあるわけないやろう。
克子:何でそんなムキになるんですか?
忠彦:ムキになってるのは お前やないか。
克子:はあ もう嫌!
忠彦:おい。
●パーラー白薔薇
神部:タカも近頃 妙に怒りっぽなってな。
●香田家
タカ:私より 萬平おじちゃんの方が気になるんでしょう!
神部:そんなことないって。
●パーラー白薔薇
岡:何でタカちゃんが?
森本:妊娠した女の人は 情緒不安定になるっていうけぇな。
アキラ:何で あいつが そんなこと知っとんねん。
しのぶ:あった あった。
アキラ:しのぶちゃんも情緒不安定やったん?
しのぶ:子どもができるたんびに そうでした。
アキラ:6人も産んだんやで。
しのぶ:せやから ずっとそうでした。
アキラ:ほんまか? きついのは性格かと思っとったな。
しのぶ:今頃 何言うてんねんな もう。
アキラ:痛いな もう。
●即席ラーメン研究所
福子:萬平さん。
萬平:んあ。
福子:お酒を飲んでらっしゃるんですか。
萬平:酒が切れた。
福子:もう戻って下さい。風邪をひきますよ。萬平さん。ほら。
萬平:駄目だ。
福子:えっ…。
萬平:どうして… 畜生。
福子:駄目やって分かったんやから それはええことやありませんか。1歩 前に進んだんです。
萬平:うん。
福子:新しいものを生み出す苦しみは あなたが一番分かってるはずでしょう。1歩1歩 時には戻ってまた1歩。そうやって今までも苦労してきたからこそ ええものが出来てきたんやありませんか。
萬平:うん。
福子:私は信じてますよ。萬平さんは 日本一のラーメン屋さんになるって。
萬平:日本一?
福子:そうです! もう。
萬平:余計なものを生地に入れたから いけないんだ。スープを練り込んだのが間違っていた。
福子:そやけど そうしないと。
萬平:全部やめだ。
福子:えっ…。
萬平:根本から考え直す。
(しゃっくり)
福子:あ…。
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
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