「まんぷく」は 104話2月4日 まで進行中。
家族? フフッ。芸術家は家族なんてものに縛られちゃ駄目よ。
本日のポイント:本日の秀子のセリフで「半分、青い。」の涼ちゃんを思い出した人は朝ドラ通です。
朝ドラまんぷく(104話2月4日)あらすじとセリフ
いよいよ萬平さんのラーメン作りが始まりました。
萬平:じゃあ 早速 出来たスープを味見して下さい。
鈴:おいしい。
福子:出来ましたね 萬平さん!
試行錯誤の末 やっとスープは出来たものの…。
福子:麺にスープを練り込むんですよね。麺からスープが染み出て…。
萬平:あっという間に おいしいラーメンが出来上がる。
福子:スープが薄くなってしまうんでは?
萬平:そうかもしれない。
そこで 萬平さんは スープを煮詰めて スープエキスにすることに。
福子:この濃さやったら 大丈夫やと思います。
萬平:いよいよ麺作りだ。
ところが…。
萬平:えっ ん? 食べてみよう。
とりあえず 生麺を少しだけ食べてみると…。
萬平:まずい。
福子:麺がポソポソで粉っぽいです。
鈴:お水~。
萬平:これじゃ 湯がいても どうにもならない。もう一度 生地から作り直しだ。
萬平さんは 麺生地に片栗粉を入れたり 山芋をすって入れたり いろいろ試して やっと麺は出来ました。
福子:うわ! うわ~!
ところが…。
萬平:でも全くコシがないし 味もやっぱり抜けてる。全部やめだ。
福子:えっ…。
萬平:根本から考え直す。
●即席ラーメン研究所
萬平:新ラーメンの5か条だ。
福子:一つ 美味しいこと。一つ 安く買えること。一つ 便利であること。一つ 常温で保存できるできること。一つ 安全であること。
萬平:もう一度 原点に戻って 考え直してみる。
福子:はい。
萬平:お湯をかけるだけで 食べられるラーメンにするためには 麺になる前の生地の段階で味を付けるのは当然だと僕は考えていた。
福子:はい。
萬平:しかし 小麦粉にいろいろなものを混ぜてしまっては生地にならない。なったとしても うまくいかない。
福子:はい。
萬平:やっぱり 余計なものは入れないで 生地した方がいいと思うんだ。
福子:麺までは 当たり前に作る。
萬平:そう。普通に麺を作って スープエキスで味付けする。お湯をかけると それが溶け出して ラーメンスープになる。
福子:そうですね。
萬平:さてさて… それをどうやって味付けするかだ。
福子:あっ 萬平さん 私 出かけてもいいですか。仕事に行く前に 克子姉ちゃんの家に行ってきます。何や相談があるらしくて。… 行ってきます。
●香田家
福子:克子姉ちゃん。克子姉ちゃん。私 福子です。
忠彦:お前は画家の女房やろう。
克子:そんなん関係ありません! とにかく 私はあの人が嫌なの! このうちには上げてほしくないの!
忠彦:モデルで来てるだけやないか。何を勘違いしてるんや。
克子:あの人は私に何て言うの 敵意を持ってるんやわ。
福子:お姉ちゃん。
克子:ポーズとりながら 私のこと見て ニヤッて笑たわ。
忠彦:考え過ぎや。
克子:ほんまです。
福子:克子姉ちゃんも忠彦さんもどうしたん。夫婦ゲンカやなんて珍しい。
忠彦:福ちゃん。
克子:今 来てるモデルさんが 忠彦さんに色目使てるんよ。
福子:色目!?
忠彦:そんなことない。
克子:あなたが気ぃ付いてないだけです。私のこと にらんだことだって あるんやから。何であの人やないといかんの。ほかの人でもええでしょ。
忠彦:秀子には ほかのモデルにはない 魅力があるんや。
福子:えっ。
克子:秀子!?
忠彦:僕の創作意欲をかきたててくれるんや。
克子:秀子…。
福子:あれ お母さんはどこ?タカちゃんはいないの~。
忠彦:お義母さんは タカの定期検診で病院に付き添うてるよ。
克子:呼び捨てにしているんですか あなた!
忠彦:そんなこと どうでも…。
秀子:ごめんくださいませ。
克子:来た。
福子:モデルさん?
克子:私が行きます。
忠彦:追い返す気か。
福子:そしたら 私が行きます。私が行きますから!
♪
福子:はい。
秀子:あら…。
福子:忠彦さんの義理の妹の福子と申します。あのちょと今 忠彦さん バタバタしてて…。
秀子:そう。木ノ内秀子です。よろしく。
♪
秀子:奥様に妹さんがいらっしゃるなんて 知らなかったわ。
福子:いや 実は 上にもう一人 姉がいたんですけど 17年前に亡くなって。
秀子:それは かわいそう。でも悲しみが人生に深みを与えてくれるのよ。
福子:秀子さんはいろんな絵描きさんのモデルを?
秀子:ええ。つまらない先生の時は退屈だけど 忠彦先生は大好き。
福子:えっ! あの大好きって…。
秀子:大好きは大好きよ。ほかに何があるの。
福子:いや せやけど 忠彦さんには家族が…。
秀子:家族? フフッ。芸術家は家族なんてものに縛られちゃ駄目よ。着替えさせて頂けないかしら。
福子:え… あ… はい…。あっ すいません。
♪
忠彦:とにかく 僕の仕事に口を出すな。
克子:あの人をアトリエに入れたの?
福子:いや せやかて 勝手にどんどん…。
克子:福子もピンと来たでしょ。あの女は危険やって。
福子:それは…。
克子:分からんかったの!?福子。
忠彦:克子。
秀子:先生 よくってよ。支度できました。
忠彦:もういい加減にしてくれ。福ちゃん。
克子:ああ~ ああ~ 忠彦さんが たぶらかされる。
福子:たぶらかされる~!?
克子:聞いたでしょ 秀子って。今までのモデルさんは 呼び捨てになんかしたことなかったわ。はっ!
福子:せや 私 そろそろ仕事に行かないと。
克子:ちょっと 福子 私を一人にしないで。
福子:いや… そんなこと言われたかて…。
♪
秀子:「忠彦先生には家族が」ですって。
忠彦:えっ?
秀子:慌ててたわ 福子さん。私が先生のこと大好きって言ったら。
忠彦:やめなさい 秀子。そういう波風立てるような言い方は。
秀子:はい。どうぞ。
(ため息)
克子:もう何も手につかへん。
●即席ラーメン研究所
萬平:よし。
●パーラー白薔薇
福子:こんにちは。
しのぶ:あっ 福ちゃん。
アキラ:福ちゃん。
福子:あれっ お母さん。タカちゃんも。
鈴:今日 病院行ってきたの。
タカ:赤ちゃんは順調に育ってますって。それ聞いたら 何かイライラも治まった。
しのぶ:それはなによりですね。はい 紅茶です。
鈴:ありがとう。
しのぶ:はい どうぞ。
タカ:ありがとうございます。
福子:今 克子姉ちゃんの家に行ってきたんよ。大変やったんやから。
鈴:モデルさんのことでしょう。私はもうどうでもいいわ。
タカ:お母さんがムキになってるだけ。
福子:いや! 私はくせ者と見た。
回想秀子:芸術家は家族なんてものに縛られちゃ駄目よ。
福子:破天荒っていうか 進んでるっていうか もうとにかく常識にとらわれないタイプ。
アキラ:ええやん。
福子:ようない。
アキラ:ソーリー。
しのぶ:それで お姉ちゃん 困ってるん?
福子:ん~ イライラしてるんです。旦那さんと そのモデルさんが 2人でアトリエに籠もってるわけやから。
しのぶ:あ~ 芸術家の奥さんって大変やね。その点 うちは安心やわ。一日中 厨房に閉じ込めてるから。
アキラ:えっ 僕は檻の中の動物かいな。
しのぶ:ホホホ。
アキラ:ホホホて。
鈴:私は克子のことより 福子の方が心配やわ。
タカ:おばあちゃんは そればっかり。
鈴:萬平さんは まだラーメン作ってるの?
福子:当たり前でしょ。
鈴:もうやめた方がいいんやない。あの生麺のまずさ。今でも口の中に残ってるわ。
福子:もう麺に味を付けるのは やめたの。一から考え直すって 萬平さん。
しのぶ:えっ 一から!?
鈴:そんなことやってて どうするのよ!?
タカ:萬平おじちゃん 悩んでるの?
福子:そら悩むわ。悩んで悩んで答えを探す。そやけど やってみて駄目なら その考えは捨てて原点に戻る。それが大事なの。
アキラ:ええこと言うな。
鈴:無責任なこと言わないで下さい。
アキラ:はい ソーリー。
しのぶ:すいません お調子乗りで。
タカ:見た目はかっこええのに マスター。
しのぶ:見た目だけです。
アキラ:しのぶちゃん そこまで言わんでも…。
しのぶ:せやろ。
アキラ:はい。
鈴:今日 先生に相談したのよ。そしたら お湯をかけるだけで出来るラーメンなんて 無理たって言われたわ。
福子:どこに先生に?
タカ:私の掛かりつけの先生。
福子:えっ? 産婦人科の医者に何が分かるのよ!
●立花家
福子:ただいま。
(ため息)
●即席ラーメン研究所
福子:ただいま戻りました。
萬平:ああ。これをスープエキスに浸して 味を染み込ませるんだ。
福子:染み込ませる…。
萬平:うん とりあえず 10分。
♪
福子:はい 10分たちました。
萬平:よし。
福子:入れますね。
萬平:ああ。
(息を吹きかける音)
福子:麺がふやけてしまってます。
萬平:コシも何もあったもんじゃない。
福子:味が濃すぎませんか。
萬平:ああ。失敗だよ。
福子:ということは 1歩 進んだということですね。ねっ!
萬平:ああ。
福子:さあ 次を考えましょう 萬平さん。
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
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