「まんぷく」は 106話2月6日 まで進行中。
どないしたん お父さん。勉強が足らんのとちゃう。お母さん よう言うてるやん。僕が先生の言うこと分からん言うたら それは勉強が足りんのやって。しっかり勉強しなさいって。
いや 確かにそうだ。ただ やみくもに試してみても駄目なんだ。もっとラーメンのこと 麺のことを勉強しなきゃ。どうして 僕にそういうふうに言ってくれなかったんだ 福子。勉強しなさいって。お前が僕のこと 一番理解してるんだ。僕の暴走を止められるのは お前だけなんだぞ。
分かりました。萬平さん!明日 図書館に行って 麺のことをしっかり勉強してきなさい!
本日の教訓:年を取ったら頭の中は柔軟に。頑固禁物!
朝ドラまんぷく(106話2月6日)あらすじとセリフ
しのぶ:どうぞ お好きな席へ。
神部:吉乃ちゃん。
吉乃:茂さん。
神部:この店 よう来るんか? この間も 昼休みに3人で来た時は 休みやったし。なあ。どないしたんや お前ら。
森本:あっ?
秀子:私を描いて。先生 私を描いて! 既成概念をぶち壊すのよ! さあ 描いて!
福子:あっ… あ~… 塩辛い!
萬平:塩漬けは保存の方法としては適してない。これが分かっただけでも収穫だ 福子。
福子:ああ…。
萬平:次を考えよう。なっ。
福子:はい。
♪
神部:あの2人 吉乃ちゃんに気あるな。
吉乃:えっ?
神部:岡と森本や。ずっと吉乃ちゃんの顔に目がくぎづけやったやないか。あれは一目ぼれやで。
吉乃:やめて下さい 茂さん。
神部:そうや やめといた方がええ。あんな がさつなやつら 吉乃ちゃん 嫌いやろ。
吉乃:嫌いいうわけや…。
神部:とにかく もう二度と会わさんようにするから安心して。
吉乃:はい…。
神部:ただいま戻りました。
吉乃:ただいま。
神部:ただいま も…。どないしたん。
タカ:吉乃。
鈴:あっ 茂さん お帰り。
克子:もう そんな時間。
タカ:晩ごはん 作らんと。
鈴:タカはええから 座っときなさい。
克子:そうよ…。
鈴:おお お風呂もたかんと。
神部:どないしたんや タカ。
タカ:私には説明でけへん。
回想秀子:何も描けないの 先生。どうしても自分の殻を破れないのね。じゃあ また明日。
(ため息)
回想忠彦:ああ…。
●即席ラーメン研究所
萬平:天日干しだ。
福子:天日干し。
萬平:うん。常温で保存できるようにするためには 麺の水分を抜くこと。つまり乾かすということだ。アチッ アチッ! アッチ アチチチ!
福子:なるほど。お日様に当てて乾かすんですね。
萬平:熱っ 熱っ 熱っ 熱っ 熱っ!熱~。熱っ 熱っ 熱っ 熱っ 熱っ!
福子:えっ えっ 私がやりましょか。
萬平:いや 大丈夫だ。熱っ!
♪
萬平:乾いたようだな。
福子:えっ もう!?
萬平:これはいいかも。
福子:はあ~お湯を沸かします。
♪
福子:ん~ どうだ どうだ どうだ。
萬平:ああ それぐらいで。
福子:どうですか。
萬平:まだ分からない。
福子:はい 1分たちました。
萬平:うん。まだだな。
福子:はい 2分たちました。
萬平:ああ 食べてみよう。
(息を吹きかける音)
福子:あら。
(息を吹きかける音)
福子:んん?
萬平:かたい麺とふやけた麺が混ざってる。
福子:天日で干すのは外側だけ先に乾くんや。
萬平:ああ 確かに。
福子:そしたら 陰干ししてみたらどうですか。
萬平:それだ。
♪
萬平:よし。これは1時間 これは2時間 これは3時間。乾かす時間に差をつけてみる。
福子:はあ… 私は仕事に行かないと。
萬平:えっ あっ もうそんな時間か。
福子:ほんまは萬平さん 手伝いたいんやけど。
萬平:いや 僕1人で平気だ。
福子:私かて食べてみたい。せやけど まあ 休むわけにはいかなし。
萬平:悪いな 福子。お前ばかりに働かせて。
福子:そんなん気にせんといて下さい。ラーメン作りが 萬平さんの仕事なんやから。
萬平:うん…。
福子:そしたら 私は行ってきます。白薔薇のマスターもママさんも ようしてくれて 楽しい職場ですから。
萬平:気をつけてな。
福子:は~い。
萬平:ありがとう。
そのころ 克子姉ちゃんの家には またあの人が来ていました。
●香田家
鈴:また踊ってる…。
克子:何やの あの女は…。
タカ:せやけど お父さんが…!
♪
秀子:その調子よ。先生 描けるじゃない。さあ もっと描きなさい。
忠彦:ああっ!
●パーラー白薔薇
しのぶ:陰干し?
福子:うん。いろいろ試してみて 陰干しが一番やって。
しのぶ:はあ~。萬平さんが1人でやってるの?
福子:はい。もう最初のラーメン食べてるかも。私も食べたい。
アキラ:さ… 最初のラーメンって何や。
福子:乾燥させる時間を1時間2時間3時間と分けて で 試食してみるんです。
しのぶ:はあ~。いろいろ考えてはるんやねえ。
アキラ:大変やなあ。
福子:せやけど もう完成は近づいてますよ。あ~もしかしたら 今日 出来てしまうかも。
しのぶ:ええ~っ!
アキラ:完成したら 僕らにも食べさしてや。
福子:もちろんですって。
アキラ:はい 出来た。
福子:あっ はい ありがとうございます。よいしょ コーヒー お待たせしました。
しのぶ:はあ~ ほんまに出来たら画期的やわ。
アキラ:今日は歴史的な日になるで。
●香田家
(荒い息遣い)
忠彦:出来た…。
秀子:見せて。 すてきよ 先生。すごく すてき!
忠彦:僕の… 新境地や。
秀子:今日は歴史的な日になりましたね 先生。
♪
秀子:今日で私の役目は終わりました。
鈴:えっ。
克子:終わり!?
秀子:はい。先生の絵は完成しましたから。
タカ:完成!?
秀子:ええ。では さようなら。あっ 奥様。芸術家の妻が あれくらいのことで うろたえてはいけませんわ。
♪
克子:何これ。
忠彦:タイトルは「踊る女」や。
タカ:「踊る女」!?
鈴:人に見えない。
忠彦:見えなくていいんです。秀子はポーズをとっていたわけやない。踊ってたんですから。僕は秀子のパッションを描いたんや。パッションって分かるか タカ。エネルギーや。彼女からほとばしる情熱や。僕はそれをキャンバスに表現できたんや!
克子:とにかく あの人はもう来ないんやね。
●即席ラーメン研究所
福子:萬平さん! 駄目やったんですか。
萬平:駄目だ。
福子:1時間干したのも。
萬平:ああ。
福子:2時間干したのも。
萬平:3時間干したのも 4時間ほしたのも 駄目だった。
福子:何がどう駄目やったんですか。
萬平:1時間じゃ水分が抜けきらない。2時間でも同じ。3時間でも4時間でも生乾き程度で これじゃあ 常温で保存するのは無理だ。
福子:そしたら もっと時間をかければ。
萬平:いや これ以上 置いておくと 麺が傷んでしまう。そのうちカビも生えてくるだろう。
福子:いや~!
萬平:まだ大丈夫だ。
福子:ああ…。いや~ せやけど それはちょっと…。そうですね… あ~!
●香田家
神部:何や これは。
タカ:お父さんの新境地やて。
吉乃:新境地?
タカ:うん。
神部:僕にはさっぱり分からん。
忠彦:きれいな月や。あ~…。
●立花家
福子:食べて 萬平さん。
萬平:あ… ああ。
幸:どないしたん お父さん。
源:ラーメン出来へんの。
(ため息)
福子:フフフ。難しいことに挑戦してるんよ お父さんは。そう簡単には出来ないわ。
源:勉強が足らんのとちゃう。
福子:源。
源:お母さん よう言うてるやん。僕が先生の言うこと分からん言うたら それは勉強が足りんのやって。しっかり勉強しなさいって。
福子:うん。せやけど それとこれとは…。
萬平: いや 確かにそうだ。
福子:えっ?
萬平:ただ やみくもに試してみても駄目なんだ。もっとラーメンのこと 麺のことを勉強しなきゃ。
源:そうや。
萬平:どうして 僕にそういうふうに言ってくれなかったんだ 福子。勉強しなさいって。
福子:そんなこと言われても…。
萬平:お前が僕のこと 一番理解してるんだ。僕の暴走を止められるのは お前だけなんだぞ。
源:そうや!
幸:ぼうそうって何?
福子:分かりました。萬平さん!明日 図書館に行って 麺のことをしっかり勉強してきなさい!
萬平:分かった。ハハハハ。
福子:はい 食べて。
萬平:ああ。ああ 源 ありがとう。
源:うん。
萬平:そうだ そうだ もっと勉強が必要だ。
福子:あなたたちも 食べて。
源:はい。
幸:はい。
スポンサーリンク
●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
まんぷくネタバレあらすじと感想を最終回まで!キャスト紹介と人物相関図も
まんぷく塩軍団推しメン投票アンケート実施中!小松原それとも赤津、森本?
朝ドラ総選挙(第1回)「ゲゲゲの女房」から「半分青い」まで投票実施中
スポンサーリンク