「まんぷく」は 108話2月8日 まで進行中。
自分が感じたままに描いたとしか 言いようがない。家族には不評や。今までどおりの絵を描いてたら売れたのにって。せやけど 僕はうれしいんや。まだ新しいことに挑戦する自分がいたことに。そしたら 萬平君にあげるよ。君は挑戦する人間やから。
かのトーマス・エジソンはこう言うた。「私は失敗したことがない。ただ1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」。萬平君ならできるさ。
本日の教訓:義理の兄弟は大切に。
朝ドラまんぷく(108話2月8日)あらすじとセリフ
●即席ラーメン研究所
萬平:麺をゆでるとα化するな。そうすると 麺に含まれる水分が30%から50%以上に上がってしまうんだ。これが麺の乾燥時間を長くし ムラを作る原因となるんだ。α化するには もう一つ方法があったんだよ。蒸すことだ。とりあえず3分待とう。
福子:今度こそ うまくいきます。
♪
福子:はい 3分です。
萬平:うん。
福子:んっ…。んっ… かたい。
萬平:うん もう一分 待とう。
♪
福子:はい 1分です。
(息を吹きかける音)
福子:んっ… いや う~ん…。少し やわらかくなったけど…。ああ う~ん…。もう一分 待ちますか?
萬平:いや これは何分待っても 元には戻らないだろうなあ。
福子:蒸しても駄目。う~ん…。
萬平:ああ…。
福子:何で~。
●パーラー白薔薇
神部:ゆうべのあれは何や。
岡:何やって?
森本:晩ごはん ごちそうになっただけじゃろが。
回想克子:せっかしやし 晩ごはん食べていったら。
回想岡:えっ…。
回想森本:いいんですか。
回想吉乃:そしたら 支度します。
回想岡:ありがとうございます!
神部:最初から吉乃ちゃん目当てやったんか。
森本:ちゃう。
岡:大奥様に挨拶したかっただけや。
神部:ほしたら 帰りのあの約束は何や。
回想森本:じゃあ 吉乃ちゃん。
回想岡:今度は一緒に映画な。
回想吉乃:はい。
回想神部:映画!?
神部:俺の知らん間に あんな約束しやがって。
岡:何で映画見に行ったら あかんのや。
森本:吉乃ちゃんは喜んどったで。
神部:それは お前らが俺の会社の同僚やから 気ぃ遣うただけや。
森本:そんなことないやろ。
岡:吉乃ちゃんは正直な子やぞ。
森本:あんなに かわいい子はおらん。
岡:そうや!
神部:うわ…。
岡と森本:あっ…。
森本:吉乃ちゃんに ほれました。
しのぶ:まあ~!
神部:お前らみたいな武骨な男に 吉乃ちゃんは釣り合わん。
森本:タカちゃんはお前と結婚したじゃにゃあか。
神部:俺は 一応 大阪帝大 出てるからな。
岡:せやけど 今はわしらと同じ立場やろうが。
神部:大体 おばあちゃんが許すわけないやろ。
回想鈴:手を出したら 承知しないわよ。
岡:それは…。
森本:そんなもん 分からんじゃろ。
神部:お前らなあ。
森本:とにかく わしは諦めんけえの。
岡:わしもや。
神部:どこ行くんや。おいっ ちょっ… ここ 支払いは?
しのぶ:ありがとうございました~。
アキラ:まっ ここは 神部君のおごりやな。
しのぶ:人の恋路を邪魔したらあかん 神部さん。悪者の顔になってきた。
神部:なってへん。
アキラ:君かて おばあちゃんの反対押し切って孫娘と結婚したんやろ。
神部:せやから 俺は一応 大阪帝大出てますから。
アキラ:せやから そうやって すぐに学歴をひけらかす。それがあかんねや。
しのぶ:吉乃ちゃんは どない思てるの?
神部:えっ。
アキラ:話 したんやろ 吉乃ちゃんと。
神部:実は…。
回想神部:ほんまに映画見に行くんか 吉乃ちゃん。
回想吉乃:せやかて 2人ともええ人らやし。
回想神部:えっ…。
アキラ:それやったら 応援したったらええやん。
しのぶ:うん。岡さんも森本さんも友達やろ。
神部:せやから 友達の恋が破れるのを見とうないんですよ 俺は。
しのぶ:ああ… そっか。優しい。
●香田家
(鈴の電話)
鈴:ありがとうございます。はい よろしくお願いします。はあ~ よかった。
克子:何の話?
鈴:ああ… 吉乃のお見合いよ。
タカ:お見合い!?
鈴:いい人紹介して下さるって。
克子:母親の私に黙って勝手にそんなこと決めんといてよ。
鈴:吉乃はもう25よ。あの子はのんびりしてるから 周りでどんどん話を進めていかないと。
克子:好きな人がいたら どうすんのよ。
鈴:そんなん 聞いたことない。
タカ:ゆうべ来た岡さんと森本さんと 気ぃ合うてたよ 吉乃。一緒に映画見に行く約束したって。
鈴:ええっ。
克子:そうなん。
鈴:冗談やありません。吉乃は大きな会社に勤めてる しっかりした人と結婚させます。
タカ:また それを言う。
●屋台のラーメン屋
真弓:営業部の鈴木さん すてきやと思いません?
恵子:私は正田さんの方がすてきや思うわ。スマートで。
真弓:鈴木さんの方がスマートです。ねえ 吉乃さん。
吉乃:う~ん 私は… 武骨な人が好き。
2人:武骨?
●パーラー白薔薇
福子:神部さんが?
しのぶ:うん さっきまで いたんよ。
アキラ:せや 岡君と森本君も一緒にな。
福子:へえ~ 会いたかった。いつも擦れ違いやわ。何の話 してました?
しのぶ:何のって…。
アキラ:ラブやな。
福子:ラブ?
しのぶ:そう ラブ。
福子:はあ…。
アキラ:そんなことより 萬平さんのラーメン どうなってんの?
しのぶ:そうや 福ちゃん。
福子:また駄目でした。
しのぶ:駄目?
アキラ:何でや。もうすぐ言うたやん。
福子:なかなか 思うとおりに できないんです。
回想鈴:スルメにお湯をかけたって…。
回想世良:イカには戻らんど。
福子:せやけど スルメとラーメンは違う!
しのぶ:いや 何 いきなり。
福子:ごめんなさい。ほんまにごめんなさい。
●即席ラーメン研究所
萬平:素早く乾燥させる…。乾燥時間を早くする。どうすればいいんだ…。どうすれば…。
(戸が開く音)
忠彦:玄関から呼んでも呼んでも 返事がないから。
萬平:忠彦さん。ああ びっくりした。
忠彦:頑張ってるんだね 萬平君。
萬平:ああ いや ここで毎日毎日悩んでますよ。
忠彦:何でも 新しいもんを作り出すのは 大変なことや。あっ 実は絵を描いてね。僕の最新作や。
萬平:えっ… 忠彦さんが これを?
忠彦:画風が変わったんや。
萬平:一体 何の絵ですか これは。
忠彦:自分が感じたままに描いたとしか 言いようがない。家族には不評や。今までどおりの絵を描いてたら売れたのにって。せやけど 僕はうれしいんや。まだ新しいことに挑戦する自分がいたことに。
萬平:そうですか。でも これ よくよく見ると 面白い絵ですね。
忠彦:ほんまにそう思う?
萬平:はい。好きです 僕は。
忠彦:そしたら 萬平君にあげるよ。
萬平:えっ… これを?
忠彦:君は挑戦する人間やから。
萬平:ああ いや そんな…。ありがとうございます。
忠彦:あっ いえいえ。
真一:ごめんください。
萬平:はい はい はい。ああ 真一さん。
真一:久しぶり。
忠彦:真一さん。
真一:忠彦君。ああ これが。
萬平:ええ。
忠彦:そうなんですよ。
真一:いや~偶然ですね。忠彦君も来てたやんなてね。
萬平:こうやって 3人が顔を合わせるのは 真一さんが好美さんを連れてきた時以来ですね。
真一:ああ。萬平君がスープを完成させた日だ。
忠彦:ご家族はお元気ですか。
真一:ああ。そうや… これは先月 旅行に行った時の写真だよ。
萬平:これが真一さんの…。
真一:好美と子どもたち。
萬平:ああ。
忠彦:すっかり お父さんの顔になってますね 真一さん。
真一:この年になって いきなり子持ちになるなんて夢にも思ってなかったよ。
忠彦:予想もしないことが起こる。それが人生ですよ。
真一:ああ… 萬平君はどうなんや。ラーメン作りはうまくいってるのか。
萬平:失敗ばかりです。なかなか思いどおりにはいきません。
真一:そうか。かのトーマス・エジソンはこう言うた。「私は失敗したことがない。ただ1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」。萬平君ならできるさ。
萬平:ありがとうございます。
●立花家
福子:忠彦さんが この絵を!?
源:これは何の絵?
幸:私がこんな絵描いたら 先生に叱られる。
福子:ハハハ。
萬平:そうかもしれないな。
福子:せやけど 私は好きやわ。何や知らんけど 見てるとウキウキした気分になってきます。
萬平:僕もそうなんだよ。
回想忠彦:君は挑戦する人間やから。
回想真一:「私は失敗したことがない。ただ1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」。
萬平:麺を作るところまでは いいはずなんだ。
福子:えっ。
萬平:問題はそこから先なんだよなあ。
福子:ああ…。萬平さん お風呂は?
●即席ラーメン研究所
福子:スープエキスにつけないんですか?
萬平:ああ。エキスにつけると その分 水分量が多くなって こう 乾くのが遅くなる。
福子:そしたら どないするんですか。
萬平:これに スープエキスをかけてみる。
福子:かける?
萬平:ああ。
♪
萬平:どうしてもムラになるなあ。駄目だ。やっぱりムラになる。
福子:う~ん 駄目ですか。そしたら…。あっ。これは!
萬平:じょうろか。
福子:はいっ。
2人:おお~。
萬平:これはいい! おお よく思いついてくれたな 福子。
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
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