朝ドラ「まんぷく」11話、2週目にして早くも福ちゃんの大事な大事な咲姉ちゃんが結核でご臨終。最期の言葉は「ありがとう」。
ごめんなさい… あなた…。ごめんね…。克子… 忠彦さん…。福子… お母さん… ありがとう。
スポンサーリンク
まんぷく(11話10月12日)セリフ
●咲の病室
紀代子看護婦:大丈夫ですか!どうしました!
福子:覚悟?
滝医師:咲さんは もう何日も もたないかもしれません。
♪
福子:咲姉ちゃん。
克子:大丈夫?
真一:本当のことを話したよ。
咲:ごめんね。
克子:私は信じないからね。
福子:絶対元気になるよ 咲姉ちゃんは。
咲:うん。
●今井家
鈴:お願いします。お願いします。どうか咲を助けて下さい。
(戸が開く音)
福子:ただいま。
鈴:咲は? 大丈夫やったの?大丈夫やったんでしょ?
克子:ちゃんと話すわ。
♪
鈴:うそ言わんといて!
福子:私かて 咲姉ちゃんが死んでしまうやんて…。
鈴:そんなこと あるわけないでしょ!あなた お願いやから あの子を助けて。咲を助けてやって下さい。咲…。
(泣き声)
●香田家
克子:何で咲姉が…。
家族みんなが悲しみにうちひしがれていました。
(泣き声)
福ちゃんの大事な大事な咲姉ちゃん。誰もが奇跡を信じていました。誰もが。
●理創工作社
加地谷:ほな 遠藤社長に会うてくるわ。新しい商品 考えといてくれよ 立花。
萬平:分かりました。
竹ノ原:お気をつけて。
加地谷:ああ。
竹ノ原:加地谷さんとケンカでもしたんですか?加地谷さん ここんとこ よう会うてますよね 遠藤社長って人と。誰なんですか?
萬平:さあ。
竹ノ原:うわの空やなあ。
福子の手紙:姉が元気になって 立花さんにお会いできる日が来ることを 私は心から願っております。
(電話の着信音)
萬平:もしもし。
●屋台のラーメン屋
萬平:横流し?
世良:おお・金属材料やら電機部品やらが あっちこっちに出回っとるんや。軍需物資やからな。憲兵は血眼になって犯人捜ししとるわ。
萬平:誰はそんなことを。
世良:まあ 戦争も先が見えへんようになってきたらから。どさくさに紛れて悪事を働くやからがおってもおかしくないわ。
萬平:ふ~ん。えっ? そんなこと教えてくれるために わざわざ?
世良:一緒に昼飯食うのに いちいち理由がいるんか? 友達やろ 僕らは。
萬平:はあ…。
●大阪東洋ホテル
恵:お姉さんの具合はどう? 夏には退院できるんでしょ。
福子:多分。
恵:そしたら もうすぐ立花さんに会えるようになるわね。
福子:はい。
♪
野呂:保科さん。これ あげるわ。
恵:この前 頂きました。
野呂:もう 同じ過ちは繰り返さへん。気持ちは言葉にせな伝わらへん。
恵:な…何のこと?
野呂:保科さん 君のことが…好きや!
恵:えっ?
(ため息)
恵:いきなり言われても…。はっ!
牧:僕を覚えていますか? 牧善之介です。歯科医をやってます。
恵:はあ…。
牧:あなたを一目見て 運命を感じたんです。
恵:運命?
牧:私はあなたを好きになってしましました。
恵:えっ!
(いななき)
●咲の病室
鈴:あら 福子。今日はお仕事早く終わったの?
福子:お母さん。
咲:朝からずっといてくれるの。
福子:気分はどう?
咲:今日は楽。せきも出ないし。
鈴:そうなの。やっぱり私がいると安心するのよ。「病は気から」っていうでしょ。4つか5つの頃 咲が熱出して お医者様が入院した方がいいって言ったのに この子 お母さんと離れたくないって 言い張って 一晩中そばにいて看病してあげたら次の日にはケロッと治ったのよ。ねえ。
咲:そやから 覚えてないって。
福子:ほんまに大丈夫なん?
咲:うん。
鈴:ほら 見て。きれいでしょ。
咲:ありがとう お母さん。
●今井家
福子:どうしたん?
鈴:私 毎日 病院に行くわ。本当に今日は せきこまなかったのよ 咲。
福子:顔色もよかったし よく笑ってたし 私が一緒にいれば咲は治るわ。
福子:うん。
鈴:あおのお医者様は やぶ医者なんやないかしら。
福子:え…。
鈴:どう考えても 咲が死ぬわけないもの。立花さんは やぶ医者を紹介したのよ。あの子が死ぬわけない!
福子:ようね。やぶ医者なんよ きっと。
鈴:あんな人とは もう関わらないでね 福子。私をこれ以上心配させないで。
福子:うん。
郵便配達人:今井さ~ん 電報です。
鈴:電報…。
郵便配達人:ありがとうございました。
電報「サキ キトク」
●咲の病室
克子:お母さん。
滝医師:カンフル持ってきて。
紀代子看護婦:はい。
鈴:咲!
福子:咲姉ちゃん!何で急に?
鈴:昼間にあんなに元気やったのに。
滝医師:もう肺が限界なんです。
克子:駄目よ 咲姉。死んだら駄目!
忠彦:頑張れ 咲さん!
鈴:目を開けて 咲。
福子:うそや うそ。うそや… 咲姉ちゃん…。
鈴:目を開けなさい!咲!咲…。
咲:ごめんなさい… あなた…。ごめんね…。克子… 忠彦さん…。福子… お母さん… ありがとう。
福子:咲姉ちゃん?
滝医師:ご臨終です。
鈴:咲…!
克子:咲姉…。
鈴:咲…!
福子:咲姉ちゃん…。咲姉ちゃん 咲姉ちゃん!咲姉ちゃん!咲姉ちゃん!咲姉ちゃん!咲姉ちゃん!咲姉ちゃん…。
(泣き声)
鈴:咲…。
●理創工作社前
萬平:福子さん。
福子:先週の火曜日 姉が亡くなりました。せっかくいい病院を紹介して頂いたのに…。本当にお世話になりました。失礼します。
スポンサーリンク
●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。