「まんぷく」は 112話2月13日 まで進行中。
朝ドラまんぷく(112話2月13日)あらすじとセリフ
●即席ラーメン研究所
萬平さんは麺を縮れ麺にしてみようと考えました。
萬平:金型に入れた時 麺と麺の間に隙間が出来て 油の熱が通りやすくなるはずです。
結果は大成功!
真一:うまいよ これは!
福子:うん 今まで 一番おいしいです。
萬平:うん 確かに。
福子:これで本当の本当に完成ですね!
萬平:いや…。
福子:えっ。
萬平:もう一度 生地から作り直す。
真一:生地から!?
福子:うん 分かりました。
萬平さんは 油で揚げて戻した時に 一番おいしくなる麺を作ろうと 生地から改めて研究し始めました。まず 練り水に含まれるかん水と食塩の量の割合を変えてみました。試食するのは福ちゃんの役目です。
福子:んっ… うん おいしくなりました。
麺の太さもいろいろ変えてみました。
福子:もう少し細い方がええと思います。
それから麺の蒸し時間。
福子:んっ! コシが違う!
スープエキスの濃さ。
福子:もう少し薄めがええような…。
麺を乾燥させるための陰干しの時間。
福子:はい おいしいです。
萬平:ああ。ということはだ 小麦粉に卵の殻の粉末とビタミンを加えて 練り水に隠し味として ごま油を加える。
福子:はい。
萬平:麺の太さは 1ミリ 長さは20センチ。1食当たりの本数は あれ…。
福子:180から200本。
萬平:蒸し時間は7分。陰干しで水分量を45%まで落として 160度の油で2分間揚げるのは最適ということだな。
福子:そうです。
萬平:ああ よし。
福子:ということは 完成?
萬平:じゃない。
福子:ない。はい。大丈夫です。私はいくらでも食べますよ。
●パーラー白薔薇
吉乃:あと1ヵ月。
森本:えっ?
岡:何が?
吉乃:タカ姉ちゃんの予定日です。
岡:ああ もうすぐ産まれるんやな 赤ちゃん。
森本:楽しみやな。
アキラ:「楽しみやな」やないやろ。映画行くんちゃうか 映画。
しのぶ:何ヶ月もおんなじこと 繰り返してるわ あの3人。
吉乃:私は男の子でも女の子でも どっちでもええ。
岡:せやな。
森本:どっちでもええなあ。
アキラ:どうでもええわ。
森本:でも 吉乃ちゃん そろそろ行かへんか。
岡:また間に合わんように なってしまうで。
吉乃:それまで 出来るかな 萬平おじちゃんのラーメン。
森本:えっ?
吉乃:せやから 赤ちゃんが産まれるまでに。
岡:それは難しいんとちゃうか。
森本:この前の高野豆腐作戦も 大失敗やったからなあ。
吉乃:せやかて 茂さんが言うてました。あれから萬平おじちゃんのラーメンは 大進歩したって。
岡:ああ そうなん。
森本:でも 吉乃ちゃん もう時間が…。
しのぶ:今日もあかんわ。
アキラ:見てくれは武骨なくせに 強引さが足らんねや。少しは僕を見習えっちゅうに。
しのぶ:あんたは 私に口説き落とされたんやないの。
アキラ:はい そうでございます。
●即席ラーメン研究所
萬平さんの研究は続いていました。ラーメンがおいしくなるための一番いい油は何か。菜種油 大豆油 オリーブ油 トウモロコシ油… いろいろ試した結果…。
(鶏の鳴き声)
福子:んっ…。これです。
萬平:うん。ラードとごま油か。
福子:これが一番おいしい。
萬平:しかもラードは 酸化しにくいから 長期保存に適している。
福子:萬平さん。出来ましたね。
萬平:出来た。福子。ハハハハハハハハ! 出来たぞ!ハハハハハハハハ!
福子:はいっ。
萬平:やった!あ~ ついに出来た! ハハハ! うまい! 痛っ!
福子:萬平さん。
萬平:痛いけど大丈夫だ。万歳!万歳!
●香田家
神部:おお…。
一同:うわ~。
克子:これがラーメン?
萬平:はい。
鈴:縮れた茶色のグチャグチャの塊やないの。
忠彦:確かに…。
タカ:でも これにお湯をかけたら…。
吉乃:ラーメンになるん?
●パーラー白薔薇
アキラ:ええっ ほんまか?
福子:萬平さんの新発明です。
世良:あかん。見ただけで分かる。
敏子:おいしそうには…。
岡:見えんな。
(森本のため息)
しのぶ:屋台のラーメンとは全然違う。
アキラ:中華料理屋のラーメンとも違うな。
福子:ええんです それで。
●香田家
萬平:このラーメンに課した条件は5つ。一つ 美味しいこと。一つ 便利なこと。
●パーラー白薔薇
福子:一つ 常温で保存がきくこと。一つ 安いこと。一つ 安全なこと。
●香田家
鈴:タカが食べてもいいの?おなかに赤ちゃんがいるのよ。
萬平:ですから 安全であることが条件の一つです。このラーメンには 悪いものは一切入っておりません。
●パーラー白薔薇
福子:せやけど 萬平さんは 今日 もう一つの条件を加えました。
世良:もう一つ?
福子:ここにいる全員が そして克子姉ちゃんちにいる家族全員が おいしいと言うてくれること。そうやなかったら また一から やり直し。
●香田家
萬平:はい! どうぞ 食べてみて下さい。
●パーラー白薔薇
さあ 食べて下さい。
●香田家
神部:頂きます。
一同:頂きます。
●パーラー白薔薇
一同:うわ~。
しのぶ:あ~ ええ匂い。
森本:じゃあ 頂きます。
岡:頂きます。
敏子:頂きます。
アキラ:縮れ麺か。
岡:んっ!
森本:うん!
アキラ:うん!
敏子:おいしい!
福子:でしょ!
世良:ほんまかいな。
アキラ:デリーシャスや。ほんまにおいしいわ。
●香田家
タカ:お湯をかけただけで こんなにおいしいもんが出来るやなんて。
吉乃:信じられへん。
忠彦:こんなものが今までに世の中にあったか?
神部:あるわけないですよ。
●パーラー白薔薇
福子:ありがとう。世良さんも食べて下さい。
●香田家
萬平:お義母さんは いかがですか。
●パーラー白薔薇
世良:こんな煎餅みたいなもんに…。湯 かけただけで…。
●香田家
鈴:萬平さん。
萬平:はい。
鈴:これは… ほんまに… おいしい!
●パーラー白薔薇
世良:うますぎる!
福子:でしょう!
●香田家
克子:もう おいしいんやったら もったいぶらんといてよ。
萬平:ありがとうございます!
鈴:いつ飽きるかと思て食べてたけど 全然飽きないわ。
萬平:ありがとうございます お義母さん! お義母さん!
(電話の着信音)
萬平:あっ 福子からだ。僕が出ます。はあ…。もしもし。
福子:福子です。みんな おいしいって。今 2杯目を食べてます。
萬平:そうか… こっちもみんながうまいと言ってくれた!
福子:そしたら萬平さん…。
萬平:ああ。今度こそ…完成だ。完成だ!
福子:そうでうね。よかった!
萬平:うわあ~! ハハッ! ついに完成したぞ~! ハハハ~!完成だ~!
克子:萬平さんが 庭で叫んでるわ。
●パーラー白薔薇
福子:萬平さんのラーメン 完成や!
アキラ:万歳!
一同:万歳! 万歳!万歳!万歳!万歳!万歳!万歳!
●香田家
神部:萬平さん!
萬平:やった~!
一同:万歳! 万歳!万歳!万歳!万歳!万歳!万歳!
萬平:やった~。
●立花家・居間
源と幸:頂きます。
福子:どう? 源。
源:おいしい!
福子:幸は?
幸:すごくおいしいよ お父さん。
源:あ~。
萬平:おお そうか。ハハハハハ。
福子:ほんまによかったですね 萬平さん。
萬平:ああ。あとは…。
福子:えっ まだ?
萬平:名前だよ。このラーメンにどんな名前を付けるか。
福子:ああ 名前。
萬平:うん。このラーメンを食べた人たちが みんな幸せになるような そんな名前がいいなあ。
幸:何やろう…。
福子:う~ん…。まんぷくラーメン。
萬平:ん?
福子:まんぷくラーメンとか どうですか。おいしいラーメン食べて満腹になれば みんな幸せになります。
萬平:まんぷくラーメンか。
福子:あとは…。
源:あっ! 萬平と福子で まんぷくラーメン!
福子:えっ!
萬平:ああ!
福子:あ~!
源:そうや!まんぷくラーメンや。
福子:ええこと言うた 源!
萬平:そしたら もうまんぷくラーメンしかないな。よし 決定だ。ハハハハハ!
源:まんぷくラーメン頂きま~す!
幸:頂きま~す!
福子:ああ… まん… ぷく ラーメン。
萬平:ハハッ。
真一:こんばんは。
福子:あれ?
萬平:おお。
福子:真一さん。
真一:忠彦君から ラーメンが完成したって聞いてね。
♪
真一:うまいよ 萬平君。
萬平:ありがとうございます。
真一:すごいものを作ったな 福ちゃん。
福子:ありがとうございます。
萬平:どうしたんですか。
福子:真一さん? ん?
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
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