「まんぷく」は 113話2月14日 まで進行中。
僕は信用組合を辞める。これは まんぷくラーメンは大変な発明だ。革命的と言うてもええ。今から会社を作るべきだ 萬平君。僕はその会社に入って萬平君の仕事を手伝いたい。
立花君 まんぷくラーメンは 僕が売ったる。まんぷくラーメンは食の革命やど!君が作って僕が売る。最強のコンビやないかい。是非!僕に売らしてくれ。売らせて下さい!お願いします!
萬平君と福ちゃんには今までいろんなことがあった。これは2人をもみくちゃにしてきた大波や。せやけど このおかげでまんぷくラーメンが出来た。せやから この荒波をカラフルで親しみのあるもんにしたんや。
本日の格言:「ある年齢以後になると、友人を選ぶよりは、 友人に選ばれる場合の方が多い」 by フランス人作家ジード
朝ドラまんぷく(113話2月14日)あらすじとセリフ
鈴:萬平さん。
萬平:はい。
鈴:これは… ほんまに… おいしい!
とうとう新しいラーメンが完成しました。名前は…。
●立花家
源:あっ! 萬平と福子で まんぷくラーメン!
福子:えっ!
萬平:ああ!
福子:あ~! まん ぷく ラーメン。
ところが…。
福子:真一さん?
真一:僕は信用組合を辞める。
福子:えっ…。2人とも2階に上がってなさい。
源と幸:はい。
真一:これは まんぷくラーメンは大変な発明だ。革命的と言うてもええ。今から会社を作るべきだ 萬平君。
萬平:会社?
真一:僕はその会社に入って萬平君の仕事を手伝いたい。
萬平:いや ちょ… ちょっと待って下さい 真一さん。
福子:そうです。もう そんな気が早い…。
真一:僕は本気で言うてるんや。まんぷくラーメンは食の革命だよ。すぐに量産態勢に入るべきだ。
萬平:そこまで言って下さるのは本当にうれしいです。でも…。
福子:真一さんには 新しい家族がいるんやし 簡単に信用組合を辞めたら駄目です。
萬平:あそこじゃ 真一さんは 責任のある立場なんだから 明日辞めますというわけにはいかないでしょう。
真一:そうだね。まあ 引き継ぎも いろいろ大変かもしれないけど…。
福子:まんぷくラーメンは まだ出来たばかりで これからどうするか 萬平さんがいろいろ考えていくと思います。
萬平:そう。だからもう少し待って下さい。
真一:そしたら とりあえず 今の仕事は辞めずに 萬平君を手伝うよ。
萬平:いや…。
真一:もちろん 正式な社員になるまでは給料はいらない。
萬平:それは…。
真一:給料はいらない。
福子:分かりました。
真一:そのくらい このまんぷくラーメンは すごい発明なんだよ!
萬平:分かりました。ありがとうございます 真一さん。
世良:ごめんください。
萬平:あの声は…。
福子:ちょっと失礼します。
世良:立花君 まだ起きてるか。
福子:世良さん こんな遅い時間に…。
世良:ちょちょちょちょちょ…。
福子:何やの もう!
世良:立花君 まんぷくラーメンは 僕が売ったる。
萬平:いや まだそんな話は…。
世良:何を言うとんねや! まんぷくラーメンは食の革命やど!
真一:それはもう僕が言うた。
世良:会社を作ってすぐに量産態勢に入るんや。
真一:それも言うた。
世良:君が作って僕が売る。最強のコンビやないかい。
萬平:ああ まあ そりゃあ…。
福子:ちょっと待って 萬平さん!世良さん 前に私に言うたこと 覚えてる?
(回想)
世良:悪いことは言わんから 立花君にやめとけて言うとけ 福ちゃん。
福子:萬平さんは絶対に作ります。ほんでその時に 世良さんはこう言うんやわ。「僕が悪かった。その即席ラーメン 僕に売らせてくれ!」って。
(回想終わり)
世良:そんな話 あったかなあ。
福子:ありました~!
世良:覚えてへんなあ。
福子:萬平さん まんぷくラーメンの販売は 別の人に。
世良:ちょっと待ってくれ! ああ せやった。そういうやり取りはあった。
福子:覚えてるのに 売ってやる?
萬平:まあまあ 福子。
福子:真一さんは 信用組合を辞めてでも うちを手伝いたいって 言うて下さったんです。それなのに 世良さんは 売ってやる?
真一:それは あかんなあ。
萬平:ああ まあ確かにね。
世良:そしたら… 僕が売るよ。
福子:ふ~ん。萬平さん ほかの人に。
世良:是非! 僕に売らしてくれ。売らせて下さい!お願いします!
萬平:う~ん…。まあ いいんじゃないのか。
真一:もう許してやれ 福ちゃん。
福子:分かりました。そしたら 世良さんに 売らせてあげます~。
世良:ありがとうございます。
萬平:でも いろいろと決めなきゃいけないことがたくさんあるな。
真一:ああ せやな。まんぷくラーメンの値段をいくらにするのか どういう形態で売るのか。
福子:形態?
世良:商品のイメージや売り方や。そんなことも分からんのか 福ちゃん。
福子:もう偉そうに!
萬平:いや でも確かにそのとおりです。まんぷくラーメンは斬新なイメージで世に出したい。
●香田家
忠彦:セロファンで?
萬平:それで まんぷくラーメンを袋詰めにしたいんですよ。中身が見えた方が 買ってくれるお客さんも どういうものか分かるでしょう。
忠彦:確かに。せやけど このままやったら…。
萬平:そうです。全体を透明にするわけにはいきません。見えるのは一部分だけでいい。ですから そういう袋のデザインを忠彦さんにお願いしたいんです。
忠彦:僕に?
この当時 セロファンで包装された食品は ほとんどありませんでした。
忠彦:僕は絵描きや。
萬平:はい。以前の忠彦さんだったら こんなお願いはしなかったかもしれません。でも今は…。包装デザインは重要です。商品のイメージを決めると言ってもいい。忠彦さん お願いします。
忠彦:分かった。考えてみよう。
萬平:ありがとうございます!
●パーラー白薔薇
岡:あ~ まんぷくラーメン うまかったわあ。
森本:ああ。ありゃあ 衝撃的な味やったな。
吉乃:おいしかったあ。ねえ マスター。
アキラ:あれは今まで食べたことのないラーメンやった。
しのぶ:香ばしくて チキンの出汁がよう出てて。
アキラ:強いて言えば… 初恋の味や。
しのぶ:どんな初恋やねん。気色悪っ。
森本:じゃけど わしら とうとうラーメン作り 手伝わせてもらえんかったな。
岡:何でやろなあ。
吉乃:そのうち 手伝わせてもらえるて。で 今日は 何の映画見に行くん?
岡と森本:えっ!
岡:行ってくれるんか 吉乃ちゃん。
しのぶ:おお~!
アキラ:ついにこの日が来たで。
森本:「忠臣蔵」 あれは今年の大ヒットや。
吉乃:時代劇は嫌い。
岡:ぼ ぼ… 「亡霊猫屋敷」は?
吉乃:怖いのは嫌。
アキラ:ほかにないんかい。あるやろ。「ミラノの休…」。
●香田家
忠彦:ん~…。ああっ!
♪
克子:絵描きにラーメンの包装デザインは無理でしょう。
鈴:そういうのは 専門の人がいるんやないの?
タカ:そうめん おいしい。
忠彦:せやけど 萬平君が頼んできてくれたんやぞ。期待に応えないと。
鈴:忠彦さんにそういうのを頼むのがおかしいのよ。
克子:できないなら できないって正直に言うたら。
忠彦:そんなことできるか。誰も想像してなかったラーメンが世に出るんやぞ。そのデザインを誰かに譲るやなんて…。
タカ:あっ! あっ… 痛い。
克子:痛い?
タカ:痛い 痛い 痛い 痛い…。
鈴:陣痛!?
克子:ちょっと 予定日までまだ2週間よ。
タカ:ううっ…。
克子:きゅ… 救急車 救急車!
忠彦:きゅ きゅ… えっ…。
鈴:はよう はよう はよう!
忠彦:きゅ…。ああ~!
●病院
忠彦:茂君。
神部:タカは!?
克子:ぶ… 分娩室。
鈴:今 息んでるところ。
神部:赤ん坊が産まれる!? 僕たちの赤ん坊が!
克子:落ち着いて 茂さん。
福子:赤ちゃんは?
神部:まです。今 息んでます。
忠彦:分娩室に入ってもう3時間以上たってるんや。もしかしたら 大変なことになってるんや…。
神部:えっ!
鈴:忠彦さんも落ち着いて。
福子:大変なことって。
克子:大丈夫よ 大丈夫。
鈴:ああ 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏…。
(赤ちゃんの泣き声)
神部:あっ!
福子:産まれた。
神部:産まれた!?
克子:産まれたんよ 茂さん!
鈴:元気に泣いてるやない。
忠彦:もう入っていいですか?
♪
神部:よう頑張ったな タカ。ほんまによう頑張った。
福子:かわいい赤ちゃん。
克子:よかったわね 茂さん 男の子が欲しい言うてたやない。
神部:はい。
忠彦:これぞまさに 新しい生命の誕生…。まんぷくラーメンの誕生や。
一同:はあ?
忠彦:ひらめいた。ひらめいたぞ! うお~!
●立花家
萬平:おお~! これはいいですね。
福子:斬新ですね。
萬平:ああ。
忠彦:萬平君と福ちゃんには今までいろんなことがあった。これは2人をもみくちゃにしてきた大波や。せやけど このおかげでまんぷくラーメンが出来た。せやから この荒波をカラフルで親しみのあるもんにしたんや。
世良:ちょ… ちょっと僕らにも よう見せてくれ。
真一:確かにこれは斬新やわ。
世良:斬新すぎるんやないか。
福子:ここから中身が見えるんですね。
忠彦:そう。
世良:斬新すぎるやろ。
真一:この色合いは 商品棚に置かれた時に よう目立つわ。
萬平:「調理・味付不要」というのも いいですね。
世良:まあ これぐらいがちょうどええんかもな。
福子:せやけど これは何?
忠彦:いや とりあえず ここに会社名が入るということで 適当に書いたんや。
萬平:まんぷく食品か。
世良:いやいや いやいや…。まんぷくラーメンやから まんぷく食品て。
福子:ええやないですか これが会社名で。
真一:僕もええと思う。
世良:僕も ええと思う。まんぷく食品。
萬平:ありがとうございます 忠彦さん。この案を採用させて頂きますよ。
忠彦:よかった。
世良:ほな これで発注かけようか。
真一:資金は池田信用組合に掛け合うてみる。僕の最後の仕事だ。
福子:真一さん ほんまに信用組合を辞めて うちに来るんですか?
真一:当たり前や。僕はまんぷく食品の社員になる。よろしく頼むよ 萬平君。
萬平:はい。
福子:いや~ まんぷくラーメン。
世良:見れば見るほど ええデザインや。
忠彦:ありがとうございます。
世良:なあ 立花君。
萬平:ええ。
そして2週間後。
源と幸:わあ~!
源:わあっ!
大量のパッケージが出来上がってきました。
幸:きれい。
萬平:いよいよ ラーメン作りだ。
福子:はい。
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
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