「まんぷく」は 115話2月16日 まで進行中。
福子。この前 お前は みんなが手伝ってくれなきゃ まんぷくラーメンは出来なかったって言ったよな。確かにそのとおりだが…。福子が僕の奥さんじゃなかったら まんぷくラーメンは出来なかった。僕はここまで来られなかった。ありがとう 福子。
そして昭和33年8月25日 ついにまんぷくラーメンが世の中に登場したのです。
本日の気付き:大急百貨店内、まんぷくラーメンの売り場は、位置的には「べっぴんさん」栄輔エイスの売り場だった所です。
朝ドラまんぷく(115話2月16日)あらすじとセリフ
まんぷくラーメンは量産態勢に入りました。といっても 働き手は福ちゃんたち家族と鈴さん 真一さん吉乃ちゃん。
福子:目標は一日400食。
鈴:400食! ああ…。
特に福ちゃんは 朝から晩まで働きづめ。そして…。
萬平:どうした 福子! 福子! 福子! 福子!
●立花家
萬平:福子。
鈴:福子。
福子:私 どうしたん。
萬平:いきなり倒れたんだよ。
鈴:覚えてないの?
福子:ん~… 覚えてない。
鈴:お医者さんは 過労が原因やろうって。
萬平:お前は ずっと働きづめだったからな。家のこともラーメン作りのことも 全部やって。
福子:ごめんなさい 大事な時に。
鈴:あなたが謝ることはありません。萬平さんが悪いんやから。
福子:お母さん。
萬平:申し訳ありません。
福子:そないなこと言うたかて まんぷくラーメンの発売日は近づいてきてるんやから。
萬平:ああ… いや ちょっ…。いいから お前は寝てろ。なっ。
鈴:そうよ。しばらく休んでなさい。
福子:そしたら ラーメン作りはどうするのよ。
萬平:なんとかするから。
福子:なんとかするって どうするの。
(ため息)
●香田家
克子:ほんまに福子の家に行くの?
鈴:あの家は私がいないと駄目なのよ やっぱり。
忠彦:住み込みで働くんですか?
鈴:住み込み?
忠彦:あっ いや。
タカ:せやけど おばあちゃんが朝からスープエキス作るん?
克子:大変よ。
鈴:それを福子一人に任せてたから倒れてしまったんでしょう。これからは福子と私 二人三脚で萬平さんを手伝います。
神部:やっぱり 僕も…。 タカ 行かせてくれ。仕事が終わったら萬平さん 手伝いたい。住み込みで行くわけやない。
鈴:住み込み?
神部:帰りが遅うなるだけなんやから。
タカ:そのころには 大介はもう寝てるわ。
神部:いつも寝てるやないか。
克子:ええやない タカ。今はほんまに大変な時なんよ あそこは。
タカ:ええよ 茂さん。
神部:ほんまか。
タカ:萬平おじちゃんと福子おばちゃんを助けてあげて。
神部:おおっ。よっしゃあ!
●立花家
源:おばあちゃんとまた暮らせるの?
幸:ずっと一緒。
萬平:ありがとうございます お義母さん。
鈴:私にもスープエキスの作り方を教えて 萬平さん。これからは福子だけには任せられません。
吉乃:夜も働くつもり?
真一:体がもちませんよ。
萬平:そこは僕がうまく回すよ。
福子:えっ お母さん。
萬平:福子。
鈴:あなたは寝てなさい。
福子:えっ 何それ。
萬平:ああ 今日からお義母さんが うちに来てくれるんだ。
源:また5人家族になるんやて。
真一:福ちゃんに無理はさせられへんって。
吉乃:おばあちゃんが自分から言いだしたんよ。
鈴:私は武士の娘です。今は大戦。駆けつけるのは当たり前。
福子:ありがとう お母さん。
鈴:いいから寝てなさい。
福子:いや~ もう寝過ぎて眠られへんわ。
翌日から スープエキス作りは 鈴さんも担当することになりました。
神部:こうですか。
夕方からは 神部さんも来てくれて大助かり。
神部:出来た!
真一:うん。
神部:こうなるんですね。
♪
福子:ああ 源は自分で拭きなさいよ。
福ちゃんは 夕食を作って 源ちゃんとさっちゃんのお世話をするだけでいい毎日がしばらく続きました。
(ため息)
福子:萬平さん。
萬平:おお 福子。どうしたんだ こんな時間に。
福子:もう休んで下さい。今度は萬平さんが倒れてしまいます。
萬平:僕は平気だよ。
福子:そしたら 私にも手伝わせて。
萬平:えっ。
福子:もう十分 休ませて頂きました。
萬平:大丈夫なのか。
福子:明日からは今までどおりに働きます。せやから 大丈夫。
萬平:ああ ありがとう。
福子:はい。
萬平:おお すまないな。
福子:毎日 朝から晩まで 一人でラーメン揚げて 嫌になりませんか。
萬平:ならないよ。もう楽しくてしょうがない。
福子:みんなも楽しそうに手伝うてくれてます。お母さんだけはちょっと小言が多いけど。
萬平:フフ そうだろうな。
福子:源と幸は 袋詰めしながら つまみ食いしてるんですよ。
萬平:僕も時々 つまみ食いしてるよ。
福子:ありがたいですね。みんなが手伝うてくれないと まんぷくラーメンは出来ません。
萬平:ああ ありがたいことだ。
♪
鈴:20円!?
福子:そう。
鈴:何考えてるの。うどん玉が6円なのに ラーメンが20円って。そんなん 売れるわけないでしょう。
福子:せやけど 萬平さんたちが話し合って20円って決めたんやから。まんぷくラーメンのおいしさと便利さが 分かってもらえれば 絶対に売れるって。
鈴:売れないと 分かってもらえないでしょう。
福子:私かて ちょっと強気な値段やないかな とは思うけど。
鈴:強気どころやない。無謀や。ああ 作ってるのが もう あほらしくなってきた。
福子:お母さん。
鈴:そやかて そうでしょ。売れもしないラーメンをこんな大変な思いして作って。
福子:いや 売れる。私は萬平さんを信じます。
鈴:もう どないなっても知りません。
福子:あっ もう ちょっと いい加減な仕事せんといて!
鈴:んっ。
福子:あっ…。
♪
世良:まんぷくラーメンの発売日が決まったで。8月25日や。
神部:8月25日…。
萬平:10日後か。
世良:その日のために 梅田の大急百貨店の売り場も確保した。もちろん 池田や難波 大阪中の商店街で売り出すぞ。評判がよかったら 東京 札幌 名古屋 広島 福岡。全国で販売や。
吉乃:全国…。
世良:その前に もういっぺん聞くけど。立花君 ほんまに20円でええんか。
萬平:はい。
鈴:高すぎます。20円やなんて ぼったくりや。
世良:いいや 安すぎる。50円でもええぐらいや。
鈴:50円!?
真一:その話はもうええでしょう。
福子:もう決まったことなんやから!
萬平:僕は20円で納得してます。
鈴:吉乃は買う?20円で。
吉乃:うん…。
鈴:茂さんは買いますか?
神部:僕は買います。
鈴:あなたに聞いてもしょうがない。
神部:ええっ…。
真一:まんぷくラーメンは画期的な商品ですよ。20円でも絶対に売れます。
鈴:画期的な商品やいうことを 知ってもらうためには 売れないといけないのよ。
神部:卵が先か 鶏が先か みたいな話になってきた。
福子:そしたら こうしたらどうでしょう。その場でお客さんに食べてもらうんです。
鈴:その場で?
福子:売り場に 丼とお湯を用意して で 目の前で作るんです。一口食べてもらえば まんぷくラーメンのすごさは分かってくれます。
萬平:おお それはいい。
世良:試食販売いうやつやな。
鈴:タダで食べさせるの?
吉乃:そらそうよ。
福子:食べたら お客さんは分かってくれます。これはおいしい これは便利や。20円の価値はあるって。
萬平:そうしよう。大急百貨店に掛け合って下さい 世良さん。
世良:せやけど ほかの売り場はどうするんや。
萬平:それは みんなで手分けして。
鈴:私もやるの?
真一:みんなでやるんです。
鈴:私は武士の娘ですよ。
福子:出た。
真一:僕はやるよ 萬平君。
萬平:ありがとうございます。
吉乃:私もやる 福子おばちゃん。
神部:僕も。
世良:しゃあない 僕もやったる。
福子:ありがとう。
鈴:ああ… ラーメンの売り子…。
そして いよいよ発売日前日。
萬平:よし。
世良:あ~。あ~。やっとや。
福子:間に合うた~。
幸:よかった。
萬平:よく頑張った。
♪
福子:いよいよ明日ですね。
萬平:ああ。フッ… 今夜は興奮して何だか眠れそうもない。
福子:フフフ… 大丈夫です。まんぷくラーメンは絶対に売れます。
萬平:うん。福子。
福子:はい。
萬平:この前 お前は みんなが手伝ってくれなきゃ まんぷくラーメンは出来なかったって 言ったよな。
福子:はい。
萬平:確かにそのとおりだが…。福子が僕の奥さんじゃなかったら まんぷくラーメンは出来なかった。
福子:フフフ…。
萬平:僕はここまで来られなかった。
福子:何ですか 急に 萬平さん。
萬平:ありがとう 福子。もう寝よう。
福子:いや もう ちょっと眠れそうにないわ。ハハ… あ~。
そして昭和33年8月25日 ついにまんぷくラーメンが世の中に登場したのです。
●大急百貨店
萬平:さあ どうぞ いらっしゃいませ!
鈴:いらっしゃいませ!
福子:まんぷくラーメンです~!
鈴:いらっしゃいませ。
萬平:さあ そちらのおねえさん いかがですか。
鈴:お嬢様 いらっしゃいませ!
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
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