「まんぷく」は 119話2月21日 まで進行中。
48か。僕の年だよ。もう48だ。僕たちが出会って もう20年か。ありがとう 福子。こんな年になって ゼロから新しいラーメンを作ろうなんて そんな非常識な男に よくついてきてくれたなあって。
何を言うてるですか。まあ そうですね つらいことがなかった なんて言うたら うそになりますけど。フフフ。せやけど それも全部ひっくるめて 楽しい人生です。もう いろいろありすぎて 今日まであっという間でした。フフフ。せやけど まだまだこれからですよ 萬平さん。まんぷくラーメンが売れて 終わりやありません。あります あります。ええことも悪いことも。せやけど 私は平気ですから。ずっと萬平さんを支えていきますから。
本日の気付き:信用組合理事長の奥様時代に、ハナちゃんと連絡していなかった福ちゃん。「あの時のご恩は一生忘れません」と思っていたなら、なぜ???
朝ドラまんぷく(119話2月21日)あらすじとセリフ
福子:これや! テレビや~!
まんぷくラーメンのテレビコマーシャルを流そうと思いついた福ちゃん。ところが…。
神部:僕は奥様をイメージして これを考えました。
福子:私!?
神部:よ~い スタート!
福ちゃん自身が出演することになってしまったのです。
源と幸:おいしい!
福子:一家に5袋 まんぷくラーメン。
●パーラー白薔薇
テレビ:「30円です」。「丼に麺を入れてお湯をかけるだけ。たった3分でおいしいラーメンの出来上がり。栄養満点のお墨付き。大人も子どももみんな大好きまんぷくラーメン」。
「(源と幸)おいしい! 一家に5袋 まんぷくラーメン」。
(拍手と歓声)
福子:もう恥ずかしい!
世良:いやいや これはええで 福ちゃん。
萬平:お前が思ってるほど 恥ずかしい出来じゃないよ。
真一:むしろ 初々しさがよかったよ。
鈴:2つめが作らないの?
岡:知らん人が見たら 女優さんかと思いますよ。
福子:何言うてんの!
森本:いやいや わしもそう思いますよ。
鈴:2つめをやるなら 私が…。
神部:最後の「一家に5袋 まんぷくラーメン」がええでしょ。
アキラ:福ちゃんが言うたら 嫌みがないな。
世良:ああ。5袋でも10袋でも 買うたるいう気になるわ。
しのぶ:誰かれ まんぷくラーメン食べとなるわ~!
吉乃:福子おばちゃん すごい。
福子:やっぱり恥ずかしい!
鈴:私もテレビに出たい。
世良:5袋でも10袋でも買うたるわ。
●香田家
テレビ:「一家に5袋 まんぷくラーメン」。
忠彦:福ちゃんがテレビに…。
克子:不思議な感じやわ。
タカ:これで ほんまに売れるようになるの? まんぷくラーメン。
忠彦:大急百貨店の試食販売は あと何日あるんや。
克子:定休日があるから… あと3日。
タカ:3日…。
忠彦:3日か…。
●大急百貨店
館内放送:間もなく開店時間です。
ところが コマーシャルの影響は予想以上だったのです。
館内放送:間もなく開店時間です。
(エレベーターの到着音)
萬平:いらっしゃいませ。
直子:まんぷくラーメン頂戴!
理恵子:私にも5袋!
谷:わしは10袋や!
福子:今 お渡ししますから ちょっとお待ち下さい。
鈴:1袋20円ですよ。分かってらっしゃいますか。
玉恵:そんなん分かってますよってに。はよ頂戴。
鈴:わ…分かりました。
玉恵:あれっ あなた テレビに出てる人やないの。
福子:えっ。
理恵子:ほんまや。宣伝に出てる人や。
玉恵:触らせて!
福子:違います~!
萬平:どうぞ どうぞ。
●立花家
真一:すごいぞ!今までの5倍の売り上げや。
萬平:お~! 5倍。
神部:もう あさってには 商品なくなるんちゃいますか。
吉乃:コマーシャルってすごい。
福子:いや せやけど 私は死ぬかと思うたわ。
神部:そら テレビに出てる人が目の前にいるんやもん。
吉乃:大騒ぎになるわよ。
鈴:羨ましい。
萬平:今日は百貨店の定休日なのが幸いだ。今日のうちに作れるだけ作ろう。
神部:はい。
萬平:うわっ びっくりした! ああ 世良さん。
世良:そんな浮かれてる場合やないど。座りいな。言うたやろ。百貨店や商店街で売れただけやったら どうにもならんのや。問屋からバンバン注文が入ってこんことには まんぷくラーメンは世の中には広まらん。
鈴:何で注文入ってこうへんの。
吉乃:あんなにコマーシャルが映ってるのに。
世良:まあ 様子見しとるんやろな。
真一:そしたら そのうち注文は入る。
世良:もし注文が入っても 尻尾振って受けたら あかんど。
福子:どういうこと?
世良:現金決済しか受け付けんって答えるんや。
鈴:現金決済?
世良:うん。業界の慣習では 2ヶ月から3ヶ月の手形決済が普通や。せやけど 今 まんぷく食品には資金がない。
真一:確かに。
世良:ラーメン作り続けるには 現金が必要やな。そうやろ。
真一:分かった。現金決済のみの出荷にしよう。
神部:大丈夫なんですか。
世良:大丈夫や。
吉乃:真一おじちゃんが言うんやったら大丈夫。
世良:僕が言うとんねん。
真一:心配するな 萬平君 福ちゃん。
福子:はい お任せします。
萬平:真一さんを信じて。
世良:僕を信じろ。
鈴:あんたは まだまだ信用でけへん。
世良:何でやねん! どこ行くねん!
♪
源:パンッ!パンッ!パンッ!
幸:パンッ!パンッ!パンッ!
福子:源 幸!
源:パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!
幸:パンッ!パンッ!
福子:ほら もう8時よ。寝なさい。
源と幸:は~い。
福子:それは置いていきなさい。はい。
源と幸:は~い。
福子:おやすみなさい。
源と幸:おやすみなさい。
萬平:今日はもう終わりだ。風呂に入る。
福子:あっ そしたら 今 沸かし直します。
萬平:いや 大丈夫だよ。汗をさっと流すだけだから。
福子:いや せやけど…。
萬平:風呂だ 風呂だ。
敏子:ごめんください。
福子:よいしょ。おっとっとっと。
敏子:こんばんは。
ハナ:福ちゃん 久しぶり!
福子:えっ… ハナちゃんや。
ハナ:福ちゃん。
福子:いや~ もう 何やあ~!
♪
ハナ:えっ 何年ぶりかしら。
福子:え~ 泉大津にいた時からやから 8年ぶり? いや いやいやいや 9年ぶりや!
敏子:そしたら 3人で会うのは 戦争の時以来?
回想福子:絶対元気で また会おね!
福子:え~!
ハナ:十何年ぶりやないの!
福子:せやけど ハナちゃんが元気そうでよかった。
ハナ:福ちゃんも。
敏子:まんぷくラーメンのコマーシャル 見たんやて。
ハナ:それでびっくりして 敏ちゃんに連絡したら 池田にいるいうから。
福子:それでわざわざ会いに来てくれたの?
敏子:昼間は忙しいやろうからって 遠慮してるうちに こんな時間になってしもうた。
福子:いやいや もっとはよう来てくれてもよかったのに。
ハナ:敏ちゃんから聞いたよ。池田に来て いろいろ大変やったって。
福子:もう大変やった。
ハナ:まんぷくラーメンも えらい苦労して作ったって。
福子:苦労したなんてもんやない。作ったのは私やなくて 萬平さんやけどね。
(笑い声)
ハナ:まんぷくラーメン 私も食べたけど ほんまにおいしかった。えっ お湯をかけて3分で出来るやなんて 大発明やん!
敏子:私もびっくり!
ハナ:そやけど 福ちゃんがテレビに出てきた時は もっとびっくりしたわ。
福子:いや~ 恥ずかしくて恥ずかしくて…。
ハナ:せやけど 萬平さんと二人三脚で頑張ったんやね 福ちゃん。
福子:泉大津で苦しい時に ハナちゃんの旦那様に助けて頂いたおかげです。あの時のご恩は一生忘れません。
ハナ:そんな水くさいこと言わんといて。親友やないの 私たち。
敏子:ハナちゃんも私も子育てが一段落したから 時間があるんよ。忙しかったら 萬平さんと福ちゃんのお仕事 手伝わせて。
福子:ありがとう。まだ忙しくなるかどうか 分からへんけど もしそうなったら頼みます。
萬平:福子 ちょっとタオルを1枚くれ…。うおっ!
ハナ:あっ お邪魔してます。
敏子:こんばんは。
萬平:お客様が来てたなんて すいません。
福子:萬平さん ハナちゃんよ。
萬平:えっ。
福子:泉大津でお世話になった私の大親友の。
ハナ:ご無沙汰しておりました 萬平さん。
萬平:ああ ハナちゃん。どうして。
福子:あのコマーシャル見て 会いに来てくれたのよ。
ハナ:まんぷくラーメン頂きました。ほんまに あれはおいしい。
敏子:便利やし 絶対売れますよ。
萬平:いや ありがとうございます。うれしいな。あっ ご主人はお元気ですか。
ハナ:はい。
テレビコマーシャルの効果は絶大でした。そして…。あれを見て会いに来てくれたのは ハナちゃんだけではなかったのです。
●大急百貨店
鈴:似合わないわ その眼鏡。
福子:そんなん どうでもええの。コマーシャルに出てる人やって 気付かれなかったらええんやから。
鈴:確かに その眼鏡顔では 誰もテレビに出てる人とは思わないわね。
福子:そうでしょう。
鈴:フフフフ。
恵:テレビに出てる人や。
福子:えっ。
善之介:間違いないな。
福子:あ… 違います。ええっ! 牧さん! 恵さん!
恵:やっぱり福ちゃんや。
鈴:まあ。
善之介:お久しぶり。牧善之介です。
恵:妻の恵です。
鈴:そうや。お二人は結婚されたのよね。
福子:また懐かしい人が来てくれた。うれしい うれしい!
善之介:コマーシャルに福ちゃん出てるから びっくりしたわ。
恵:もしかして まんぷくラーメンって 萬平さんと福ちゃんの名前を取って まんぷくラーメン?
福子:それもある。
恵:やっぱり。さすが萬平さんは発明家やわ。すごいもの作ったんやね。
鈴:ありがとうございます。
善之介:忙しいやろうから 長居はしませんよ。とりあえず まんぷくラーメン 20袋下さい。
福子:20袋!
鈴:はい 喜んで。
恵:うちは 子どもたちも私たちも まんぷくラーメン大好きなの。
福子:ありがとうございます。
鈴:お会計はこちらです。
恵:はい。
(館内放送:間もなく開店時間です)
善之介:いや~ うれしい。僕ら 福ちゃんと萬平さんの なれ初めを知ってるだけに 我がことのように…。
好恵:まんぷくラーメン下さい!
藤田:5袋くれ!
薫:私にも!
福子:はい。
善之介:あの時 僕たちがいなかったら 2人は…。ああ~ ああ~!
福子:牧さん! どこ!
善之介:ここです!
福子:少々お待ち下さい。
恵:福ちゃん もう帰るから 頑張ってね!
福子:ありがとう!
鈴:ありがとうございます~!
●立花家
神部:萬平さん。
萬平:よし。
神部:萬平さん 萬平さん ちょっと来て下さい。
萬平:ああ? 何だ 神部君。
神部:来て下さい。
♪
世良:30箱? おおきに。せやけど 現金決済でっせ。
真一:はい 10箱ですね。
世良:ああ 住所は?
真一:分かりました。前払いでお願いします。
世良:はい。
神部:問屋からですよ 萬平さん。
この時から まんぷくラーメンは爆発的に売れ始めたのです。
鈴:これから ますます 忙しくなる…。
(ため息)
萬平:48か。
福子:ん?
萬平:僕の年だよ。もう48だ。
福子:48 そうですね ハハハッ。
萬平:僕たちが出会って もう20年か。
福子:20年。あ~ そうですね。
萬平:ありがとう 福子。
福子:何が?
萬平:こんな年になって ゼロから新しいラーメンを作ろうなんて そんな非常識な男に よくついてきてくれたなあって。
福子:何を言うてるですか。まあ そうですね つらいことがなかった なんて言うたら うそになりますけど。フフフ。せやけど それも全部ひっくるめて 楽しい人生です。もう いろいろありすぎて 今日まであっという間でした。
萬平:そうか。
福子:フフフ。せやけど まだまだこれからですよ 萬平さん。まんぷくラーメンが売れて 終わりやありません。
萬平:まだあるのか。
福子:あります あります。ええことも悪いことも。せやけど 私は平気ですから。ずっと萬平さんを支えていきますから。
萬平:ありがとう。
福子:いや~ 何があるかな~。ほんま楽しみやわ。
萬平:フッ…。
(電話の着信音)
福子:ほら 萬平さんも まだ終わってないんでしょ。
萬平:ああ。
福子:はい まんぷく食品です。あっ はい ありがとうございます。あっ 10箱。はい。あっ すいません ちょっと品薄でした。1週間ほど頂きますけど よろしいでしょうか? はい ありがとうございます。
スポンサーリンク
●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
まんぷくネタバレあらすじと感想を最終回まで!キャスト紹介と人物相関図も
まんぷく塩軍団推しメン投票アンケート実施中!小松原それとも赤津、森本?
朝ドラ総選挙(第1回)「ゲゲゲの女房」から「半分青い」まで投票実施中
スポンサーリンク