なつぞらまで27日(まんぷく129話)萬平「今までの常識にとらわれるな」

NHK連続テレビ小説・第100作「なつぞら」放送まで27日。「まんぷく」は 129話3月5日 まで進行中。

僕がこれから作りたいものは これだ。最初から容器に入ってるラーメン。つまり丼がなくても ここにお湯を入れれば すぐに食べることができる。だが容器に入ってる麺が今までのラーメンと同じものでは意味がない。中身も新しいものにする。あえて言えば まあ ラーメンでなくてもいいぐらいだ。今 僕が言ったこと以上のことはまだ何も決まっていない。とにかく今まで世の中のどこにもなかった画期的な商品を作るんだ。だから君たち若手に集まってもらった。既成概念を捨てろ。今までの常識にとらわれるな。君たちなら できる。

本日の感想:二代目のプレッシャーというのは、古今東西、いつの時代にもあるものですね。

朝ドラまんぷく(129話3月5日)あらすじとセリフ

世良:このままやったら まんぷく食品は危ないで。まんぷくラーメンのような画期的な商品を開発せなあかん。

●立花家・寝室

福子:考えてみたらどうですか。

萬平:えっ?

福子:世の中のみんながびっくりして パッと笑顔になるようなものを発明するの。

萬平:お前にはかなわないな。

福子:そして 源にも知ってもらいたい。

萬平:源?

福子:何かを発明する時の萬平さんです。覚えていないって言うんですよ あの子。

回想源:まだ小学生やってんで。まんぷくラーメン作った時のことなんか 忘れてるわ。

回想福子:え~。ほら あなたと幸で2人で 袋詰めしてたやない こう…。

回想源:覚えてるんは ラーメンのかけら つまみ食いしたんが うまかったな いうぐらいや。

福子:あの子に 仕事の大変さと楽しさを教えてあげて下さい。

萬平:あ~。ああ…。即席ラーメンの国内販売は もう頭打ちだ。輸出も伸び悩んでる。

福子:外国では もう売れないんですか。

萬平:やっぱり その国その国での好ましい味というのがあるからな。

福子:フフッ…。

萬平:ん?

福子:ごめんなさい。ちょっと思い出してしもて。

萬平:何だ。

福子:前に 萬平さんと世良さんで アメリカにまんぷくラーメンを売りに行ったでしょ。

萬平:ああ 2年前だ。

福子:私も一緒に連れていってもらいました。

萬平:ああ そうだったな。

福子:「お湯と丼と箸さえあればできる まんぷくラーメンです」って 張り切って売り込みに行ったのに…。

萬平:アメリカには丼も箸もなかったんだ。

福子:そう!

(アメリカの回想)

世良:何や?

マイケル:(英語で)そうだ! こうすればいい。

萬平:あっ。

福子:えっ。

世良:何すんねん!

マイケル:(英語で)悪くない。これだったら…。

(回想終わり)

福子:アメリカには丼と箸がないって もう そんな簡単なことに気付かないなんて 私たち。世良さんが そんな食べ方は安っぽく見えるって ブツブツ言うてたの もう おかしかった。

萬平:ハハ…。

福子:思い出しました?

萬平:お前は すごいな。

福子:えっ?

萬平:すごいよ 福子。

福子:えっ?

萬平:ハハハハハハ。

●まんぷく食品・会議室

萬平:これだ。

真一:これ?

萬平:こういうラーメンを開発したいんだ。

神部:こういうラーメンって…。

岡:紙コップに入ったラーメンですか?

萬平:容器に入ったラーメンだ。

森本:容器?

萬平:これまで僕たちは まんぷくラーメンに縛られ過ぎていた。今まで出してきた新商品は 結局は袋入りで味を変えただけ。粉末スープを別にしただけ。それじゃ駄目だったんだ。

神部:ちょっと待って下さい 社長。まんぷくラーメンを容器に入れて売るんですか?

萬平:まんぷくラーメンじゃない。麺や味も変える。

真一:でも ただ容器に入ってるだけで…。

萬平:最初から容器に入っていれば 丼がなくてもお湯を注ぐだけで そのまま食べられます。

森本:そのまま食べられる。

萬平:こんな商品 今までどこにもなかった。そうじゃないか。神部君 商品開発部の若手を集めて 新商品開発チームを作ってくれ。

神部:若手ですか?

萬平:そうだ。これは社運をかけた挑戦なんだ。

岡:せやったら ベテラン社員の方が…。

萬平:ベテランは既成概念にとらわれてしまう。今まで作り続けてきた即席ラーメンのイメージを捨てるのは難しいだろう。若手の柔軟な頭が必要なんだ。僕自身にも新しいことを気付かせてくれるような。

真一:確かに これをどうにかしろ言われても 僕は戸惑うな。

森本:そうですね。

神部:分かりました。すぐに集めます。

萬平:うん。

●香田家

福子:へえ~ 吉乃ちゃんも万博に行ってきたの?

吉乃:そう。

克子:もう3回目よ。

鈴:はあ~ よう あないに人の多い所に3回も行けるわね。

吉乃:せやかて 幸助さんと森本さんが 一緒に行こうって 2人で勝手に決めてしもたんやもの。見て。

タカ:あ~ 麻美ちゃん かわいい。

克子:これ 森本さんとこの息子さん? いや~ ちょっと見いひんうちに 大きくなったんやね。

吉乃:そらそうよ。麻美の1つ下やもの。

福子:森本さんの奥さん かわいらしい。

鈴:まあ それにしても 相変わらず仲がええわね この2人は。

(チャイム)

克子:名木さんだわ。

名木:こんにちは 先生。

忠彦:ああ。

名木:僕がやります。

鈴:あの人は男の人やの?

克子:新しいお弟子さん。

タカ:名木さんっていうの。

福子:いかにも今どきの人って感じやね。

克子:せやけど ちゃんと美大 出てるんよ。そこで臨時講師やった忠彦さんに憧れて 弟子入りしたの。

吉乃:お父さんの絵が大好きなんやて。

鈴:まあ 私は嫌い。あんな 男だか女だか分からない格好して。

福子:あれが 今の若い人のファッションなんよ。

名木:出来てきましたね 先生。

忠彦:君には どんな絵に見える?

名木:カラスで… カラスでカオスとエロスが表現されてるんやと思います。

忠彦:カラスで カオスとエロス?

名木:ちゃいますか。

忠彦:ああ いや… どんなふうにとってもらっても構わない。いろんな解釈があった方がうれしいよ。

●パーラー白薔薇

世良:あの絵は何や マスター。

アキラ:香田忠彦画伯の絵や。

世良:おお 忠彦さん。いつから画伯になったんや。

アキラ:知らんの?今や売れっ子やで 香田忠彦画伯はな。

世良:ふ~ん。何の絵や これは。

アキラ:それは分からん。

世良:分からんのかい。

しのぶ:せやけど それが芸術いうもんでしょう。

アキラ:こないだ来たお客さんなんかな あの絵を30万で譲ってくれ言うたんやで。

世良:30万!?

アキラ:そうや。

しのぶ:香田忠彦の絵なら 当たり前の値段やて。

アキラ:そういうことya.

世良:確かに ええ絵や。

しのぶ:は? さっぱり分からん言うてたくせに。

世良:僕にも描いてくれて 忠彦さんに頼んだろかな。いや 立花君を通して 福ちゃんから言うてもろた方がええな。

アキラ:そんな しょうもないことを萬平さんに頼んだら いかん。まんぷく食品は 今 大変なんやで。

しのぶ:まんぷくラーメンに代わる新商品が出来へんいうて 新聞にも書かれてたわ。

世良:知ってるわ。せやから 僕がハッパかけたんや。画期的な商品を開発せえ言うて。

しのぶ:画期的?

世良:まんぷくラーメンの時みたいな こう 世の中の人が腰抜かすような新商品や。

アキラ:そんな簡単に出来るんやったらな 誰も…。

世良:おっと もう行かな。外で運転手を待たせてるんでな。ごっつぉさん。

しのぶ:480万円です。

世良:お~ 結構するな。ほな 500万円。釣りはいらんで。なんちゅう太っ腹な男や 僕は。

しのぶ:相変わらずやなあ 世良さんは。

アキラ:死ぬまで なおらんで。

●立花家

(神部と福子の電話)

福子:開発チーム?

神部:社長から言われたんです。商品開発部の若手を集めろって。それでそのメンバーに立花… あっ…。源を入れたいんです。

福子:源を?

神部:僕は源を生まれた時から知ってます。源がまんぷく食品に入社してきた時はほんまにうれしかったです。ああ 自分も年を取ったんやなって実感されられましたけど。

福子:フフフ…。

神部:せやけど 今の彼にはがっかりしてるところもあるんです。社長の 立花萬平さんの息子なんやから 誰よりもぬきんでたものがあると期待していました。せやけど…。

回想源:覚えてるんは ラーメンのかけら つまみ食いしたんが うまかったな いうぐらいや。

神部:すいません こんな失礼なこと言うて。

福子:ええのよ。言うてちょうだい。

神部:源を育てたいんです。育ってもらいたいんです。将来 まんぷく食品を担ってくれるような人間に。奥様には 僕の気持ち ちゃんと伝えておきたかったんです。社長に気ぃ遣うて 源 選ぶわけやないって。

福子:ありがとう 神部さん。ほんまわね 私からお願いしたかったことなのよ それは。

神部:えっ…。

福子:よろしくお願いします。源に 萬平さんが本気で何かを作る姿を見せてやって。

神部:分かりました。

●まんぷく食品・社長室

西野:商品開発部の西野紀之です。

久坂:商品開発部の久坂隼人です。

戸塚:商品開発部の戸塚洋子と申します。

源:商品開発部の立花 源です。

萬平:お前もチームに入ったのか。

源:はい。

神部:新入社員も一人いた方がいいと思いまして。立花にも 早く戦力になってもらわないと困りますから。

萬平:そうか… いいだろう。

源:よろしくお願いします。

萬平:西野君は大学で何の勉強を?

西野:食用油の研究をしてました。

萬平:久坂君は。

久坂:生物科学です。まんぷく食品が いずれ 医薬品の開発もすると聞いて入社…。

神部:久坂。

萬平:それは申し訳なかったな。医薬品の開発は もう少し先になるだろう。

神部:戸塚は農学部の出身です。新商品開発チームには 女性もいた方がいいと思いまして。

萬平:うん そうだな。

戸塚:よろしくお願いします。

萬平:いいだろう。このチームでやっていこう。

神部:ありがとうございます。

萬平:もう知ってるとは思うが 僕がこれから作りたいものは これだ。最初から容器に入ってるラーメン。つまり丼がなくても ここにお湯を入れれば すぐに食べることができる。だか容器に入ってる麺が今までのラーメンと同じものでは意味がない。中身も新しいものにする。あえて言えば まあ ラーメンでなくてもいいぐらいだ。今 僕が言ったこと以上のことはまだ何も決まっていない。とにかく今まで世の中のどこにもなかった画期的な商品を作るんだ。だから君たち若手に集まってもらった。既成概念を捨てろ。今までの常識にとらわれるな。君たちなら できる。

3人:はい。

源:はい…。

●立花家

鈴:萬平さんは もう60よ。また まんぷくラーメンの時みたいなこと やろうっていうの?

萬平:年なんて関係ありませんよ お義母さん。

福子:そうよ。萬平さん 張り切ってるんやから。

鈴:大丈夫やの? 源ちゃん。お父さんと家でも一緒。会社でも一緒って。

源:大丈夫や おばあちゃん。仕事は仕事 うちはうち。

鈴:そうそう。仕事をうちには持ち帰らないでよ 萬平さん。

萬平:えっ?

鈴:もう会社があるんやから まんぷくラーメンの時みたいに もう うちの中を ラーメンだらけにしないで。

萬平:ああ 分かってますよ お義母さん。

福子:あ~ なんて楽しみ。萬平さんと源が一緒になって 新しいもの作るやなんて。

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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。

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