「まんぷく」は 130話3月6日 まで進行中。
カオスとエロスをカボスで表現してみました。先生の絵は カオスとエロスをカラスで表現したんだと僕は解釈しました。そこからイマジネーションを…。
名木君。僕の絵をまねするなとは言わない。師匠から影響を受けるのは当然のことや。でも 君は カラスをカボスに変えただけやないか。駄目よ それは。
本日の感想:師匠のまねをする名木君と、父親をまねしない源との対比が実にお上手。名木君はお笑い担当ではありません。
朝ドラまんぷく(130話3月6日)あらすじとセリフ
萬平:僕がこれから作りたいものは これだ。今まで世の中のどこにもなかった 画期的な商品を作るんだ。既成概念を捨てろ。今までの常識にとらわれるな。君たちならできる。
久坂 西村 戸塚:はい。
源:はい…。
福子:なんて楽しみ。萬平さんと源が一緒になって 新しいものを作るやなんて。
●立花家・台所
萬平:どうだ。
福子:うん おいしい。洋風の味ですね。ビーフコンソメのお出汁が利いてます。いや~ ほんまにおいしい。
萬平:うん。これをもっと日本人の舌に合うようにしなきゃいけない。まんぷくラーメンよりも もっと深みのある味に。
福子:ああ… やっぱり おしゅうゆですかね。
萬平:うん そうだな。
♪
鈴:はあ…。
幸:また ため息。
鈴:そやかて 約束したのに。うちに仕事は持ち帰らないって。
幸:お父さんとそんな約束してもねえ。
鈴:さっちゃんかて 覚えてるでしょ。まんぷくラーメン作った時 もう家の中グチャグチャやったやない。
幸:もう こんなん お昼ごはんにならへん。何か作って おばあちゃん。
鈴:そやから 台所 占領されてるの。学食で食べてきたらよかったでしょ。
幸:午後から休講やったんやもん。
福子:あ~ご~だ~し~! あごだし あごだし。えっ あごだしって何やったっけ?
鈴:トビウオ?
福子:な… 何?
鈴:トビウオ。
福子:あっ そや トビウオや~!あごだしや… 買い物行ってきます。
鈴:福子!
♪
萬平:うん… もっとしょうゆをだ。
鈴:萬平さん スープ作りは会社でやればいいでしょう。
萬平:いや 行き帰りの時間がもったいないんですよ。
鈴:ここに居座るの!? お昼ごはんはどうするのよ。
萬平:出前でも取ればいいじゃないですか。
幸:出前!おすし!
鈴:えっ! 昼間っから 大学生が そんなぜいたくなもの!
幸:そしたら 天丼。
鈴:さっちゃん!
●まんぷく食品・商品開発部
西野:ベロメーター?
神部:まんぷくラーメンの時も そうやったんや。スープの味は社長の舌が決める。
洋子:そやから ベロメーター。
神部:うん。
源:うちでずっとやってますよ。おふくろと2人で。
久坂:お前は入れてもらえないのか。
源:家で仕事なんて嫌ですよ。それに僕は特別扱いされてませんから。チームのみんなと仕事しろって言われました。
神部:俺もお前を特別扱いしないぞ。
源:分かってます。
神部:やる気がなければ チームから外れてもらうからな。
神部:よし 仕事しよう。容器に入ったラーメンというところが今回の最大のポイントや。我々は その容器の材質 形 大きさを考えないといけない。
西村:さすがに 形はこれじゃないよな。
久坂:やっぱり丼形でしょう。
戸塚:そこにラーメン一杯分 大体300ccが入るわけですね。
神部:300ccが入る丼形… サンプルを作った方がええな。
源:材質はどうするんですか?
神部:材質ね…。
西村:紙ってわけにはいかないよな。
戸塚:やっぱり 丼みたいな陶器?
久坂:いや 陶器は割れるし重い。
西村:あっ じゃあ 木製か。
戸塚:あの おわんみたな。
久坂:ああ。
神部:よし。とにかく いろいろ作ってみよう。社長はせっかちやから のんびりしてられへんぞ。分かってるよな 立花。
源:そら おやじですから。
●まんぷく食品・会議室
世良:容器に入った麺? 何やそれは。
真一:せやから 丼がなくてもお湯をかければすぐに食べられるでしょう。
世良:丼はどこの家にもあるだな。何でわざわざ入れ物作らなあかんねん。
岡:それは社長が作れって…。
世良:立花君が作れ言うから作るんか。君らは理解してるんか 商品のイメージを。ほら 分かってへんがな。全然分かってへん。
真一:萬平君は ただ単に 新しい味のラーメンを作るんやなくて 見た目からして 消費者が「えっ!」と思うような そんな商品を作りたいんや。
世良:せやから 容器に入っただけの どこが画期的やねん。僕はびっくりするぐらい おいしいもん作ってくれたらええんや。
真一:見た目は大事です。
森本:今までの袋麺とは 全然ちゃうでしょう。
世良:それは立花君の思い込みや。社長の暴走を止めるのが 専務の仕事やないんか 真一さん。
森本:無理です。
岡:止められません。
世良:はっ?
真一:立花萬平という男は 一度決めたら 何が何でもやり遂げる。世良さんも よう分かってるでしょう。
世良:失敗する。絶対失敗するで。
●立花家・台所
福子:あっ ちょっと からすぎますね。
萬平:ああ こしょうを入れ過ぎたか。
福子:いや… う~ん それだけやないような。
萬平:はあ… 最初からやり直そう。
福子:えっ! 最初から!?
鈴:はあ…。晩ごはんも出前やわ。
幸:おすし おすし。
福子:分かりました。最初からですね。
萬平:うん。
福子:これを源に見せたかった。
萬平:源?
福子:萬平さんの執念いうか 納得いくまで何べんでもやり直すところです。源もここでスープ作り手伝わしたらええのに。
萬平:言っただろ。あいつを特別扱いはしない。自分からやりたいと言ってくれば話は別だが。
福子:そうですね。
萬平:だからといって 源をたきつけるなよ 福子。
福子:分かってます。自分から言うてくるまでは。
萬平:うん そうだ。
福子:そしたら 最初から作り直しましょう。
●香田家
忠彦:ああ~。うん もうええよ。ありがとう。
名木:やっぱり 何時間もキャンパスに向かってると体がつらいですよね。
忠彦:これはもう職業病や。ご苦労さん。また明日。
名木:あの… 先生。
忠彦:ん?
名木:僕の絵を見て頂けませんか?
忠彦:ほう 描いたんか。見せてくれ。
名木:ありがとうございます!
忠彦:これは…。
名木:カオスとエロスをカボスで表現してみました。
忠彦:それは…。
名木:はい。先生の絵は カオスとエロスをカラスで表現したんだと僕は解釈しました。そこからイマジネーションを…。
忠彦:名木君。
名木:はい。
忠彦:僕の絵をまねするなとは言わない。師匠から影響を受けるのは当然のことや。
名木:はい。
忠彦:でも 君は カラスをカボスに変えただけやないか。駄目よ それは。
克子:あなた そろそろ晩ごはんよ。
名木:うわあ~!
忠彦:名木君!
克子:何!?
♪
神部:飛び出していった?
克子:びっくりしたわ。
タカ:叱ったん? お父さん。
忠彦:叱ったわけやない。
神部:厳しいこと言うたんですか。
忠彦:僕は 自分のテーマを見つけなさい 言うただけや。
克子:忠彦さんが描いたカラスを カボスに変えただけの絵を描いてきたんよ 名木さん。
タカ:カボス?
大介:カラス?
神部:どんな絵なんやろ。
克子:ああ もう食べてからにしてちょうだい。
神部:はい。
忠彦:まさか 泣きだすとは思わなかった。
タカ:泣いたん?
大介:やっぱり ほんまは女なんや。
神部:男や。
大介:そやけど 女みたいな格好してるで。
タカ:あれはヒッピーいうの。
克子:教育上 よくないんと違うの。
忠彦:何が。
克子:大介がヒッピーになったら どないするの。
大介:なるわけない。
神部:なりませんよ お義母さん。
タカ:私が許しません。
忠彦:あれはあれでええんや。若者の文化いうものを否定したらあかん。結局は 名木君本人の問題や。
●立花家・リビング
福子:今日は出前。
幸:おすしの方がよかったな。
鈴:ぜいたくは言わないの。うん いい匂い。
福子:ここの親子丼 おいしいんよ。ほら 源。
源:お父さんは ずっと台所 占領してるん?
鈴:そう。頂きます。
幸:いただきま~す。
福子:私たちは 後で食べるから 先に食べてて。
源:母さんも まだ手伝うん?
福子:そうよ。何で?
源:家では仕事せえへんって おばあちゃんと約束してたのに。
鈴:そうよ。言ってやって 源ちゃん。
福子:お父さんは しょうがないのよ。思い込んだら一直線。周りが見えなくなるの。
♪
萬平:う~ん… まだ足りないな。
♪
福子:まんぷくラーメンの時かて そやったでしょ。
源:そやから 覚えてへんて。
幸:お母さんはうれしいんよね。お父さんの仕事手伝えて。
福子:そやかて 久しぶりやもん。ほんま何年ぶりかしら。
鈴:私は手伝いませんよ 絶対に。
福子:お母さんはいいって。
源:僕も嫌や。家に帰っても仕事やなんて。
福子:でも お父さんは 新しいものを作ろうとしてるのよ。見といた方がええと思うけど。
源:仕事は会社でやるよ。
萬平さんが台所を占領して 1週間がたちました。
萬平:どうだ。
福子:いや… おいしい! いや ビーフコンソメも おしょうゆの風味もしっかり感じられて もう えっ ほんま おいしいです。
萬平:そうか!
福子:うん。おいしい 何これ。
鈴:萬平さん。
福子:お母さん!
鈴:私かて 嫌なの。毎日毎日 文句を言うのは。
萬平:お義母さん ちょっと これを。味見して下さい。
鈴:味見… 私は怒ってるのよ。
福子:ええから 飲んでみて。
鈴:こ… こんな気分で…。味なんか分かるわけ… おいしい!
福子:でしょ!
鈴:何が入ってるの? 初めての味やわ。
(手をたたく音)
萬平:よし!
●まんぷく食品・商品開発部
神部:おいしいです 社長。
萬平:うん。
西野:本当に。
戸塚:おいしい。
久坂:うまい。
源:これを あの台所で…?
回想福子:お父さんは 新しいものを作ろうとしてるのよ。見といた方がええと思うけど。
萬平:これが原材料だ。
西村:えっ!
戸塚:こんなに!?
神部:これを麺に味付けするんですか? これは粉末スープにした方が…。
萬平:湯を注ぐだけで 出来なきゃ まんぷく食品の新商品とは言えない。このスープを煮込んでエキスにするんだ。新しい麺も同時進行で開発しよう。
神部:待って下さい。僕たちは まだ容器を…。
萬平:あっ そうだ。容器はどうなった。サンプルは出来たのか。
西村:まだです。
萬平:はあ? 何をやってるんだ 君たちは。仕事をサボってるのか。
神部:いや サボってるわけじゃないんです。
萬平:スープエキス 麺 容器 3つの班に分けろ 神部君。
神部:はい。
萬平:どんどん進めるんだ。もたもたするな。
一同:はい。
萬平:ほら 早く進んで。
戸塚:はい。
●立花家・台所
福子:暇になってしもた…。
鈴:福子。
福子:ああっ びっくりした! もう 何?
鈴:あのスープは もうないの?
福子:スープ?
鈴:うん。新しいラーメンのスープよ。この前 味見させてもろた。
福子:あれは 萬平さんが会社に全部もっていってしもたわ。
鈴:何や…。
福子:そんなに気に入ってくれたの お母さん。
鈴:そやかて おいしかったんやもん。
福子:フフフ… そしたら もう絶対おいしいラーメン出来るわ。おいしくて 新しいラーメンが。でしょ お母さん。
鈴:そうね。
福子:そしたら 萬平さんを応援してね。源も一緒に頑張ってるんやから。
鈴:応援します!
福子:よっしゃ!
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
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