「まんぷく」は 132話3月8日 まで進行中。
大丈夫です。必ず解決策はあります。ねっ。天ぷらは…。私が天ぷらを揚げる時は いちいち時間を計ったり油の温度を測ったりしません。油の中から浮かび上がって 泡が小さくなった頃が食べ頃やから。ごめんなさい。せやから もう どうのっていうことやないんですよ。何かヒントになればと思て言うてみただけです。
本日のネタバレ:まんぷくヌードルのパッケージデザインは、名木君が担当します。
朝ドラまんぷく(132話3月8日)あらすじとセリフ
ビリー:(英語で)なかなか巻けない
レオナルド:(英語で)長すぎる
萬平:スッて すすればいいんですよ。
幸:欧米の人には 麺をすする文化がないのよ お父さん。
源:音を立ててすすのはマナー違反やしなあ。
レオナルド:(英語で)熱い!
幸:(英語で)無理しないで。
萬平:まずいぞ。
福子:えっ?
萬平:まんぷくヌードルは海外販売を視野に入れた商品だ。これは大問題だぞ。
福子:大問題… はあ…。
●まんぷく食品・商品開発部
神部:欧米人は麺をすすれない?
西野:たくさん頬張って 熱がるわけですか。
久坂:それじゃあ 熱いお湯は使えませんよ。
萬平:だから 麺の長さをまんぷくラーメンの半分にする。
源:半分?
萬平:そうすれば 欧米の人たちも食べやすいだろう。
洋子:ああ 半分にすれば すすりやすいですね。
源:大問題っていうほどや なかったやないですか。
萬平:そこに気付くのと気付かないのでは 大違いだ。
西野:確かに。
源:はい。
萬平:カップの方はどうなってる?
神部:申し訳ありません。まだ素材が…。
萬平:決まらないのか。
神部:はい。壊れやすくて重いという理由で ガラスや陶器はありえませんし 金属も薄くすると 中の熱が伝わって熱くて持てません。
萬平:プラスチックは?
源:プラスチックも熱くて持てません。
萬平:全く新しい素材を見つけるか 開発するしかないな。
神部:そういうものがあるかどうか。
萬平:探せ。必ず見つかる。
神部:はい。
源:はい。
萬平:麺はどうなった?ヌードルは?
久坂:とりあえず サンプルを作ってみました。
戸塚:まんぷくラーメンより少し太めで コシもあるヌードルです。
久坂:でも スープとうまくからむかどうかが…。
萬平:スープは? 西野君。
西野:すいません まだ。
萬平:何が問題なんだ。
西野:熱を加えてエキスにすると 元の味に戻らないんです。その原因が分からなくて…。
萬平:必ず解決策は見つかる。絶対に諦めるな。
一同:はい。
♪
西野:立花は 家では社長と仕事の話はしないのか?
源:いや そういうわけやありませんけど。
久坂:麺の長さを半分にするって さっき初めて聞いたんだろ。
源:おやじは 一人でどんどん考えを進めていくんです。夜 寝てても何か思い立って手帳にメモして でも翌朝起きたら…。
(回想)
萬平:これは何て書いてあるんだ 福子。
福子:えっ… めん の… あげ かた。
萬平:ああ。
福子:麺の揚げ方。
萬平:そうだった。
(回想終わり)
源:そういうことがちょくちょくあります。
神部:社長らしいな。
戸塚:昔からそやったんですか?
神部:うん。どんどんアイデアが出てくるんや あの人は。今の年になっても全然変わらへん。ああ せやけど 感心してる場合やないぞ。社長は俺たちに期待してくれてる。頑張ろう。
西野:はい。
神部:何や 久坂。
久坂:僕は いずれ医薬品を作るって言われたから この会社に入ったんですよ。でも結局 麺作りって…。大学せ生物科学 勉強した意味ないですよ。
西野:久坂。
久坂:仕事はしますよ。一応 社員ですから。
●立花家・台所
福子:えっ! 手伝わせてもらえるんですか!
萬平:大事な仕事だぞ。
福子:いや~ うれしい。
萬平:麺のサンプルが出来たんだ。ここから先は 麺の揚げ方。
福子:油の温度と時間ですね。
萬平:そうだ。
鈴:何で うちでやるのよ。
福子:頑張ります。
鈴:約束が違うでしょ!
萬平:カップの素材が何になるにせよ 麺の塊は まんぷくラーメンよりも はるかに厚くなる。
福子:そうですね。
鈴:それをここで揚げるの?
萬平:恐らく 6センチから7センチぐらいの厚さになるだろう。
福子:そんなに厚みがあって 中まで熱が通るのか。
萬平:ああ そういうことだ。
鈴:社長室にキッチンがあるんでしょ。
萬平:油の温度は?
福子:160度。まんぷくラーメンと同じです。
萬平:とりあえず この温度で揚げてみよう。
福子:はいっ。
鈴:あなたたちに台所を占領されたら またごはんが作れなくなるやないの。萬平さん!
萬平:ちょっと お義母さんは黙ってて。
鈴:はあ!?
♪
福子:はい 2分です。
鈴:これで出来たら 終わりにしてね。
萬平:ああ 駄目だ。もうやわらかいのが分かる。
鈴:ええっ!
福子:そしたら 中は…。
萬平:ああ…。
福子:やっぱり火が通ってない。
鈴:ああ…。
萬平:最適な油の温度と 時間を見つければいいんだ。
福子:やっぱり まんぷくラーメンの時と同じですね。
萬平:大丈夫ですよ お義母さん。必ず見つかりますから。ねっ。大丈夫だ…。
●香田家
鈴:全然 大丈夫やありません! あれから何べんも何べんも! 台所中 麺の塊がゴロゴロ転がってるのよ。
克子:萬平さんらしいわ。
タカ:まんぷくラーメンの時を思い出して 懐かしいでしょ おばあちゃん。
鈴:懐かしくなんかない!福子まで夢中になって。
忠彦:夢中て 仕事なんですから。
鈴:どうして 福子が仕事を手伝わないといけないの。主婦なのよ あの子は。家のことや 子どものことに しっかり気を配らないと。
克子:そらそうだけど 源ちゃんはもう大人なんやし。
鈴:源ちゃんはいいの。さっちゃんよ。
タカ:さっちゃん?
忠彦:何かあったんですか?
鈴:ゆうべ 男の人から電話があって…。しかも…。
(回想)
(レオナルドからの電話)
鈴:もしもし。
レオナルド:レオナルドと申します。
鈴:レッ レ… レオナルド?
レオナルド:幸さんはいらっしゃいますか?
鈴:あなたは誰?
レオナルド:先日 そちらでラーメンをごちそうになったレオナルドです。
鈴:あの人たちの中に…。あっ さっちゃん。あっ いえ…。
幸:何?
鈴:あっ あの… 幸はおりません。失礼いたします。
幸:ちょっと待ってよ。もしもし。
レオナルド:ヘイ 幸!
幸:レオナルド!?
レオナルド:(英語で)ごめんね。電話して悪かったかな。
幸:(英語で)ううん 嬉しい。
鈴:えっ…。
幸:もう あっち行って おばあちゃん。
幸:(英語で)ごめんね。
(回想終わり)
鈴:あれから何べん問い詰めても「ただの友達」やって。ただの友達が電話なんかしてきますか!
タカ:するよ。
忠彦:するでしょう。
克子:友達なんやから。
鈴:もしかしたら 恋人かもしれないやない。
忠彦:いやいや 今の話聞く限り そんなことありませんよ。
克子:初めて電話してきたんやない?
鈴:そんなこと分からないやない。
タカ:何をしてる人なの? そのレオナルドいう人は。
鈴:さっちゃんが言うには 万博でアメリカから来て日本が気に入って そのまま居ついてる。要するにヒッピーよ。ああ どうするの。さっちゃんが結婚するなんて言い出したら。
克子:それは気が早い。
鈴:さっちゃんには 大きな会社の堅い勤め人と結婚してほしいの。
忠彦:ああ お義母さんの持論ですね。
タカ:何べんも聞いた。
鈴:そやかて そうやない。
克子:さっちゃんの好きにさせてあげたら ええやない。
鈴:あの子にはまだ分別がありません。
忠彦:そしたら 福ちゃんに任せたら。
鈴:そやから 福子は萬平さんの手伝いに夢中なの。ああ もう どうしてこんな悩ましいことばかり!
タカ:私かて 大介のことで頭が痛いわ。テストで12点よ。100点満点の12点よ!
忠彦:僕かて 名木君の問題があるんです。
克子:お弟子さんが急に来なくなったんよ。忠彦さんが ちょっと叱ったら。
忠彦:叱ってへんて。
(チャイム)
克子:は~い。あっ お母さんも うちに来て わざわざ愚痴らんといて。
鈴:そしたら どこで愚痴るのよ! ああ もう!
忠彦:僕は名木君に 僕のまねするな言うただけなんですよ。
鈴:もう そんなことどうでもいい。
タカ:何で大介は あほなんやろ。私も茂さんも大阪大学出てるのに!
鈴:大ちゃんのことを あほなんて言わんといて!
忠彦:ああ もうカオスや~!
♪
名木:無断で休んでしまって 申し訳ありませんでした。
克子:名木さん!?
♪
名木:僕は決心しました。もう絶対に先生のまねはしません。世間にも流されません。僕は先生に学んで自分の絵を見つけます。
忠彦:そうか。それが分かったんなら もう…。
名木:でも僕は… 弱い人間です。本当は坊主にしたかった。でも できませんでした。弱い人間なんです!
忠彦:いや 名木君…。
名木:でも それが僕なんです。それでも僕を弟子として受け入れて下さいますか 先生。
忠彦:受け入れるよ。受け入れるとも。だからもう泣くな。
名木:ありがとうございます。
忠彦:うん。分かったから もう泣くなて。
(泣き声)
忠彦:怖い。名木君 怖い。名木君。
♪
タカ:また泣いてる。
鈴:大丈夫やの? あの人は。
克子:ナイーブなんやねえ。
●パーラー白薔薇
(ドラが開く音)
しのぶ:いらっしゃいませ。
アキラ:いらっしゃいませ。
幸:こんにちは。
しのぶ:ああ さっちゃん。
レオナルド:ハイ。
しのぶ:いらっしゃいませ。あなた。
アキラ:何や。
しのぶ:さっちゃんが。
アキラ:オウ。誰や。
幸:(英語で)ここでいい?
レオナルド:(英語で)いいよ。
しのぶ:さっちゃんが初めて連れてきた男の人が外国人て…。
幸:ママさん 私はライスカレー 彼はスパゲッティ。お願いします。
しのぶ:はい。ライスカレー ワン スパゲッティ ワン。今 お水 お持ちします。
アキラ:ユーアーライスカリー ほんで ユーアー スパゲッティ。オッケー。
レオナルド:(英語で)僕のことをスパデッティって?
幸:気にしないで レオ。
●立花家・台所
萬平:これも駄目だ。油の温度を変えても 時間を変えても うまくいかない。
福子:まんぷくラーメンの時と 何か根本的に違うんでしょうか。
萬平:はあ…。
福子:大丈夫です。必ず解決策はあります。ねっ。
萬平:分かってる。
福子:天ぷらは…。私が天ぷらを揚げる時は いちいち時間を計ったり油の温度を測ったりしません。油の中から浮かび上がって 泡が小さくなった頃が食べ頃やから。ごめんなさい。せやから もう どうのっていうことやないんですよ。何かヒントになればと思て言うてみただけです。
萬平:浮かび上がる。
♪
萬平:浮かび上がる。これで揚げてみよう。
福子:はい。
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
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