「まんぷく」は 135話3月12日 まで進行中。
世良:分かっ…どっちでもええねん。夏にまんぷくラーメンの売り上げが落ちるん そんなもん 3分で出来る冷やし中華作った方がええんちゃうか。
萬平:そんな その場しのぎの商品のどこが画期的なんですか。僕はね 日本人の生活習慣を変えてしまうような商品を作りたいんですよ。まんぷくヌードルは必ず作ってみせます。必ず出来る!
朝ドラまんぷく(135話3月12日)あらすじとセリフ
レオナルド:じゃあ またね 幸。
鈴:はあ… はあ~…。
♪
幸:ただいま。
鈴:お帰りなさい。
幸:びっくりした。
鈴:遅かったわね さっちゃん。夕方までには帰るんやなかったの。
幸:ごめんね。友達と会うて おしゃべりしてたの。あ~おなかすいてしもた。
♪
福子:抱き合うてた!?
鈴:福子!大きな声 出さんといて!
福子:何を言うてるんよ お母さん。
鈴:ほんまやの。私はこの目で見たんやから!
福子:抱き合うてたやなんて… そんなん お母さんの見間違いたないの?
鈴:見間違えるわけないでしょ。ねえ さっちゃんに聞いて 福子。
福子:な… 何を聞くのよ。
鈴:あの人と どういう関係なのかよ。
福子:ええっ!
鈴:母親でしょ。娘がご近所さんが見てるかもしれないのに男の人と抱き合うてたのよ。しかも外国の人と。
福子:やめてって。
♪
福子:幸。
幸:何?
福子:ちょっとええ?
幸:どうぞ。
福子:お風呂入りなさい。
幸:もうすぐ これが終わるから。
福子:大学の宿題?
幸」そう。
福子:今日 誰かに送ってもろたの?
幸:そうよ。レオ。
福子:レオ?
幸:レオナルド。この前 うちに来たでしょ。
福子:ああ あの中にいた。ああ あのあと その人から電話があったって おばあちゃん言うてたわ。
幸:ああ…。
福子:その人と仲がええの?
幸:だたの友達。
福子:そう。冷めないうちに お風呂入るんよ。
幸:分かった。
福子:ただの友達…。
(幸の回想)
レオナルド:じゃあ またね 幸。
幸:おやすみなさい。
(回想終わり)
幸:はあ…。
●まんぷく食品・商品開発部
萬平:うん いいんじゃないか。
久坂:麺の味付けは これぐらいでいいと思うんです。
萬平:これに粉スープを加えることで 完全な味になると。
久坂:はい。
♪
西野と洋子:ああ…。
萬平:ダマになるのか。
西野:まだ分散性が弱いんです。
洋子:なかなか難しくて。
萬平:必ず答えは見つかる。諦めるな。
西野:頑張ります。
洋子:はい。
西野:こっちもやってみよう。
神部:社長 問題が起きました。
萬平:問題?
源:はい。来て下さい。
萬平:ああ。
神部:業者に試作品を作ってもらったんですが 嗅いでみて下さい。
萬平:何だ この臭いは。
源:スチレンモノマーの臭いやそうです。
神部:発砲スチロールの原料で業者が言うには この刺激臭はもうしかたないと。
萬平:しかたがないじゃ済まされない。食品を入れる容器だぞ。臭いは致命的な欠陥だ。この問題は絶対に解決しろ。絶対にだ。
神部と源:はい。
●まんぷく食品・社長室
世良:難航しとんか まんぷくヌードルの開発は。
萬平:まあ そう簡単にはいきませんよ。
世良:せやから言うてるんやろ。カップ麺なんか やめぇて。はあ… 何とか言うたってくれよ 真一さん。
真一:社長は一旦 こうと決めたら…。
世良:そうやって初めっから諦めるから あかんのや。
森本:まんぷく食品には 画期的な商品が必要なんです。
世良:それは僕がいつも言ってることや。
岡:開発チームは一生懸命頑張ってますよ。もうすぐ夏ですからね。暑くなると まんぷくラーメンの売り上げが半分に落ちる。それまでに なんとかせな あかんて。
世良:言うてることがおかしいで 岡君。まんぷくヌードルも熱々のラーメンやろ。
森本:ヌードルです。
世良:分かっ…どっちでもええねん。夏にまんぷくラーメンの売り上げが落ちるん そんなもん 3分で出来る冷やし中華作った方がええんちゃうか。
真一:確かにそういう考え方もあるでしょうけど…。
世良:そやろ。
萬平:そんな その場しのぎの商品のどこが画期的なんですか。僕はね 日本人の生活習慣を変えてしまうような商品を作りたいんですよ。
世良:せやから そんな大風呂敷 広げんでも ええやんけ言うとんねん。
萬平:まんぷくヌードルは必ず作ってみせます。必ず出来る!
♪
森本:社長は ああ言うてたけど ほんまに出来るんかのう。
岡:そら出来るやと。まんぷくラーメンを作ったお人やぞ 社長は。
森本:分かってるけど。
岡:ダネイホン作った人や。
森本:ダネイホン。懐かしいのう。
岡:せやけど…。
森本:ん?
岡:正直言うて 3分で出来る冷やし中華は いけるんちゃうかなと思た。
森本:ああ。世良さんが言うてたやつや。
岡:冷やし中華が3分で出来るんやぞ。これはこれで相当 画期的や。
真一:そら そうや。
岡: びっくりした。
真一:常温の麺が3分で冷え冷えになったら それはみんなびっくりするやろ。せやけど 3分で温かいヌードルが出来る方が現実的やぞ。
森本:分かってます。
岡:冗談で言うただけです。
真一:世良さんの言葉に惑わされるな。ここは社員一丸とならなあかん!
森本:はい。
岡:はい。
(エレベータの到着音)
●香田家
忠彦:えっ!
克子:抱き合うてた!?
タカ:さっちゃんが!?
鈴:そう。
福子:ここでまたその話を蒸し返さんでも。
タカ:レオナルドという人と?
吉乃:どんなふうに?
鈴:どんなふうにって…。
福子:吉乃ちゃん。
鈴:こ… こう…。
福子:もうやめて。
忠彦:今どきの若者はそれが普通なんか?
克子:そんなわけないでしょ 家の前で。
福子:幸はただのお友達や言うてました。
鈴:ただのお友達が抱き合うますか。
福子:せやから それはお母さんの勘違い。
鈴:武士の娘は うそは言いません!
克子:せやけど 相手は外国の人でしょう。
タカ:外国の人は 挨拶代わりに抱き合うたりするって。
吉乃:私もテレビで見た。 あっ そういえば…。
鈴:何?
吉乃:この前 万博に行った時 幸助さんが…。
(吉乃の回想)
吉乃:ハンカチ ポケットにしまって。
麻美:あっ。
女性外国人:サンキュー。
岡:えっ… おお…。
女性外国人:サンキュー。
岡:ユーアーウエルカム。
女性外国人:バイバイ。
吉乃:何 今の。
岡:えっ… いや あの女の人がハンケチ落としてな。ほんで わしが拾うてやっただけや。
麻美:お父さん ニヤニヤしてる。
岡:してへんて。
吉乃:そんなにうれしいの。
岡:いや 何言うてんねん!
(回想終わり)
吉乃:ああ 思い出したら また腹立ってきた。
タカ:せやから 外国の人は それが普通なんやて。
福子:そういえば 私に英語を教えてくれた先生もよう私にギュッてしてくれたわ。
克子:私もされた。
鈴:それは女の人でしょう。さっちゃんの相手は男よ。もしかしたら…もしかしたら…。
福子:もしかしたら何?
鈴:あのあと 私が見れない時に せ…せっぷんまでしたかも。
忠彦:せっぷん!?
吉乃:キス!?
福子:お母さん!
鈴:したかもしれないやない。
忠彦:それはもう 外国人といえども 友達ではない。
鈴:でしょう!
克子:何で決めつけんよ。
タカ:そうよ。
鈴:さっちゃんが ああ たぶらかされる~。
福子:もうやめてあげて。幸はただの友達やって 言うてるんやから ほんまに。
鈴:本当は 福子かて 心配なんでしょう。
福子:別に。
鈴:えっ 別に?
福子:せやかて 私らが心配したかて…。
克子:分からへんわよ 私たちには。
タカ:さっちゃんは大学生やもんね。
吉乃:やっぱり おんなじぐらいの年頃の人に相談しないと。
忠彦:おんなじぐらいの年頃… あっ…。
♪
名木:僕?
忠彦:名木君はどう思う?
名木:どう思うって…。
福子:せやから 幸とね そのレオナルドいう人は ただの友達やと思う?
吉乃:それとも恋人?
克子:日本人同士やったら 絶対恋人よね。抱き合うてたんやから。
タカ:せやけど レオナルドさんは外国人やの。
福子:そこでみんな混乱してるのよ。
克子:名木さんには そういう人はいないの?
名木:そ… そういう人?
忠彦:外国人の友達や。
名木:いません。
福子:そしたら 今の若い人は どう思てるの? その辺は。
名木:その辺は?
鈴:私は武士の娘ですから あんなことしたら 子どもができるって思てました。
タカ:抱き合うだけで?
鈴:そらそうよ。
克子:お母さんの話はええから。名木さん どうなん?
名木:分かりません。僕 女の人と交際したことないから。
タカ:いや そういう人がいなくても…。
吉乃:分かるでしょう。
名木:本当に全然 経験がないんです。僕は芸術家として駄目なんでしょうか 先生。
忠彦:えっ。
福子:駄目やないわよ。
吉乃:駄目やないの?
タカ:だ… 駄目やないでしょ。
克子:ど… どうなん? あなた。
鈴:どうやの?
忠彦:今は名木君の話をしてるんやない。
(泣き声)
福子:ほら… 食べて。
タカ:だ…大丈夫?
名木:おいしい。
吉乃:よかったね。
●パーラー白薔薇
レオナルド:(英語で)日本が大好きになったよ。ずっとこの国にいたい。
幸:(英語で)本当に! 日本のどこが好きなの?
レオナルド:(英語で)幸がいるから。
幸:(英語で)本当に!?
レオナルド: イエス そうだよ。
しのぶ:何が「本当に?」で 何が「そうだよ」なの?
アキラ:僕は英語がさっぱりなんや。
しのぶ:知ってるわ! せやけど あの2人…。
アキラ:間違いなく交際してるで。
●立花家・寝室
萬平:ああ~。
福子:やっぱり 疲れが腰に来るんですね。
萬平:ああ。精神的な疲れかもな。
福子:進んでないんですか お仕事。
萬平:ああ…。
福子:さっき 源から聞きました。発砲スチロールの臭いをどうやってとったらええのか分からんて。
萬平:弱音を吐いたのか。
福子:いや 弱音やありません。悔しそうでした。大丈夫ですよ あの子は成長してます 萬平さん。それは萬平さんの方が よう分かってるでしょう。いつも そばにいるんやから。
萬平:うん…。幸はちゃんと大学に行ってるのか。
福子:うん 行っていますよ。
萬平:最近 あいつと話をしてないな。ん? どうした?
福子:ん?
萬平:何かあったのか?
福子:ああ 幸ですか?
萬平:ああ。
福子:いや 大丈夫です。萬平さんは お仕事に集中して下さい。ねっ。
福子:あっ… ああ~。
福子:やっぱり ここか。
まんぷくヌードルのことも そしてさっちゃんのことも心配な福ちゃんでした。
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにありますのでご注意願います。
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