「まんぷく」は 136話3月13日 まで進行中。
真一:若者がそばにいると忠彦君も刺激を受けるんやないか。まんぷく食品の若手はよう頑張ってくれてる。「僕もまだまだやらないと」って気になるよ。
忠彦:羨ましい。僕の弟子は泣いてばっかりや。泣きべそ名木君や。あっ しょうもないダジャレ言うてしもた。
本日の感想:日曜日休日でもスーツを着る昭和のおじさんたち。
朝ドラまんぷく(136話3月13日)あらすじとセリフ
萬平:何だ この臭いは。食品を入れる容器だぞ。臭いは致命的な欠陥だ。
神部:分かってます。
萬平:この問題は絶対に解決しろ。絶対にだ。
神部と源:はい。
♪
克子:抱き合うてた!?
タカ:さっちゃんが!?
鈴:そう。
吉乃:どんなふうに?
鈴:どんなふうにって…。
福子:吉乃ちゃん。
♪
幸:(英語で)日本のどこが好きなの?
レオナルド:(英語で)幸がいるから。
幸:本当に?
しのぶ:あの2人…。
アキラ:間違いなく交際してるで。
●立花家
その日は 梅雨入りも近い 6月最初の日曜日でした。
福子:何をしてるんですか?
萬平:ああ。こいつの臭いをとるんだ。
神部:発砲スチロールで容器を作ると どうしても刺激臭がするんです。
源:臭いがあったらカップ麺のカップに使えんやろ。
鈴:蒸したら臭いがとれるの?
萬平:ああ いろいろ試してみるんですよ。
神部:水で洗ったり…。外気にさらしてみたり…。炭を入れてみたり…。
源:試行錯誤の繰り返しや。
福子:大変なんやね。
鈴:それは分かるけど いつも言うてるでしょ。うちに仕事を持ち帰らないでって。
萬平:いや 今日は会社が休みですから。
鈴:そやからって ここでやらなくてもええやない。あなたもわざわざ休みの日に来なくても。
神部:うちにいたかて落ち着きません。臭いの問題は はよう解決しないといけないんです。
源:分かってくれよ おばあちゃん。
鈴:分かりません。
福子:源が頑張ってるんやから。
鈴:萬平さん 少しはさっちゃんの心配をしてあげたら?
福子:お母さん!
萬平:幸?
源:あいつがどうかしたん?
鈴:ああ…私の口からは言えません。
福子:お母さん もう!
神部:さっちゃんに何かあったんですか?
福子:別に 何も。
萬平:ああ そういえば…。
(回想)
世良:さっちゃんは ダビンチ君とうまいこといってんのか?
萬平:は?
世良:ああ 何も知らんのか。なんでもない 忘れてくれ。
(回想終わり)
萬平:ダビンチ君って誰だ。
福子:ダビンチ君? あっ それはもしかして レオナルド・ダビンチ?
神部:ええっ。レオナルド・ダビンチ いう人がおるんですか?
源:今の時代に?
福子:世良さんが付けた あだ名よ きっと。そやけど 何で世良さんが知ってるんやろ?
萬平:誰なんだ そいつは。
福子:あっ ほら ここにたくさんの外国の人が来て 麺を試食して下さったでしょ。
源:えっ あの中に?
福子:アメリカ人のレオナルドさん。
萬平:まさか… そいつと付き合ってるのか 幸は。
源:えっ。
福子:ただの友達です。
萬平:友達?
福子:うん。幸はそう言うてましたよ。
神部:何やってる人なんですか そのダビンチ… あのレオナルドいう人は。
福子:何をやってるかは… う~ん…。万博を見に来て そのまま大阪にいるって。
源:ヒッピー?
萬平:ヒッピー!?
神部:それはまだ分かりませんよ。
萬平:幸に下りてこいって言え。
福子:えっ!
萬平:俺が話をする。
福子:あの子はもう出かけました。
萬平:まさか そのダビンチとかいうやつ…。
福子:フフフ 幸はもう大学生なんやから。
源:いちいち干渉したら駄目やで。
萬平:お前は心配じゃないのか 兄貴のくせに。
源:僕は発砲スチロールの臭いの方が心配や。
神部:そうです。今はこっちの方が大事です。
福子:そうよ。萬平さんもお仕事続けて下さい。はいっ。
♪
福子:萬平さんが あそこまでムキになるとは思わなかった。頭の中は仕事のことでいっぱいやと思てたのに。
鈴:やっぱり 娘のことは心配なのよ。そらそうよ。
福子:何か ちょっとうれしいわ。
鈴:そうねえ。いや そんなこと言うてる場合やないでしょ。さっちゃん 絶対あの人と会うてるわ。
●公衆電話の前
通りすがりの男:お待たせ。ほな 行こか。
レオナルド:幸!ヘイ。
幸;ハイ レオ。
レオナルド:(英語で)ステキだね。
幸:(英語で):ありがとう。行きましょう。
その頃 まんぷく食品でも…。西野さんたちが休日出勤していました。
●まんぷく食品・商品開発部
西野:駄目だ。
洋子:まだダマが出来ますね。
(ため息)
(ドアが開く音)
森本:顆粒にしてみたらどうや。
西野:顆粒?
岡:ここに 顆粒状にしたら スープの分散性がよくなり 水に溶けやすくなるって書いてあんで。
洋子:えっ!
西野:見せてもらっていいですか。
●香田家
吉乃:日曜日やのに会社行く言うて あの人。休みの日ぐらい 子どもの遊び相手してほしいわ。
タカ:茂さんも萬平おじちゃんの家で仕事してるんよ。毎日毎日 うちでも仕事の話しかせえへん。
克子:今 旦那様に何を言うても無駄よ。
大介:そう。今は勝負の時やからな。
麻美: 勝負の時って何?
大介:まんぷく食品の命運がかかっているいうことや。
麻美:めいうんって何?
大介:勝負の時いうことや。
吉乃:大ちゃんって ほんまは40歳なんちゃうん。
タカ:11歳や。
克子:ただ者やないわ。もしかしたら天才かも。
♪
真一:今日はお弟子さんは来てないの?
忠彦:日曜日やからね。
真一:若者がそばにいると 忠彦君も刺激を受けるんやないか。まんぷく食品の若手は よう頑張ってくれてる。「僕もまだまだやらないと」って気になるよ。
忠彦:羨ましい。
真一:えっ?
忠彦:僕の弟子は泣いてばっかりや。泣きべそ名木君や。あっ しょうもないダジャレ 言うてしもた。
週が明けても まんぷくヌードルの開発はなかなか進みませんでした。
●まんぷく食品・商品開発部
神部:駄目だ…。
(ため息)
神部:まだ臭う。
源:あかんか~。
神部:う~ん…。
(萬平のため息)
●立花家の前
レオナルド:(英語で)映画は面白かったけど 日本語のタイトルには驚いたよ。「明日に向かって撃て!」。
幸:(英語で)「ブッチ・キャシディとザ・サンダンス・キッド」より かっこいいわ。
レオナルド:(英語で)「明日に向かって撃て!」。そうかなあ。
幸:(英語で)でも ロバート・レッドフォードより あなたの方がハンサムかも。
レオナルド:(英語で)冗談だろ。
幸:本当よ。
レオナルド:幸… ありがとう。おやすみ。またね。
幸:おやすみ。
レオナルド:バイ。
福子:お帰り 幸。レオナルドさんと一緒やったんね。
幸:映画を見てきたの。それだけよ。
福子:せやけど ただの友達やないんでしょ。せやかて…。
幸:やっぱり見てたんや。あれはハグっていうの。友達同士でも抱き合うのは当たり前なんよ 外国の人は。
福子:そうなん。
幸:そやけど… 駄目なの? レオと恋人になったら。お母さんは許してくれないの?
福子:そんなこと…。 お母さんはただちょっと あなたのことが心配になっただけ。お父さんかて。
萬平:おう。
源:ただいま。
福子:お帰り。
幸:お帰りなさい。
萬平:どうしたんだ こんな所で。
福子:ああ ちょうど今 幸も帰ってきたところなの。ねっ。
幸:うん。
福子:あっ ほらほら うちに入りましょう。お風呂沸いてますよ。
萬平:ああ。
源:あ~ 腹減った。
福子:うん ごはんもすぐ出来ますよ。はい。幸も入って。
幸:お父さんには言わんといて。お願い。
福子:分かってる。
♪
鈴:ちゃんと頭拭いて 源ちゃん。源ちゃん。
源:えっ?
鈴:頭をよく拭いて。
源:ああ。
鈴:発砲スチロールのこと考えてたの?
源:うん…。 アメリカの容器は臭いがせえへんのに 何で…。あ~! 無理や!
鈴:そんな弱音吐かないの。あなたは武士の娘の娘の息子なのよ。源ちゃんならできる。
源:頑張るよ。
鈴:ねえ 源ちゃん。源ちゃんにはお付き合いしてる人はいるの?
源:今はそんな暇ないよ。
鈴:そうね。そやけど 源ちゃんはこの家の跡継ぎなんやから。そういう人ができる前に私に相談してね。
源:はあ?
鈴:約束よ。ウフフフフ。
源:何で今 そんな話するんや。
●香田家
(神部のため息)
タカ:ごはん食べてる時に そんなため息つかんといて。
神部:すいません。
忠彦:仕事が大変なんやろ 茂君。
克子:気持ちは分かるけど。
大介:発砲スチロールの臭いはやっかいやで。そら頭痛なるわ。
タカ:発砲スチロールが何か 知ってるの?
大介:お代わり。
(神部のため息)
タカ:茂さん!
神部:ごめん。ごめんなさい。
●立花家・寝室
回想幸:駄目なの?レオと恋人になったら。
萬平:何かあったのか。
福子:えっ?
萬平:幸だよ。家の前で君と2人 深刻な顔してたじゃないか。
福子:はあ… フフ…。あの年頃にはいろいろあります。女親にしか相談できないことが。
萬平:ん?
福子:フフ… 大丈夫です。萬平さんはお仕事に専念して下さい。ねっ。今が大事な時なんでしょう。
萬平:ああ。
回想レオナルド:幸… ありがとう。
その日の夜のことでした。
萬平:そうか!
(戸が開く音)
萬平:起きろ 源 起きろ。
源:何?
福子:えっ… 何? ああ…。
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにありますのでご注意願います。
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