「まんぷく」は 137話3月14日 まで進行中。
これを100円で売るんですか?高すぎる。私やったら買いません。もっと工夫が欲しいです 萬平さん。あっ せや 覚えてませんか。ほら まんぷくラーメンを作ってる時にお母さんが言うてたやありませんか。
回想鈴さん:そう。お湯をかけるだけで元に戻る ネギやシナチクやチャーシューが入ってないと。
とにかく100円の値段をつけたら 主婦や学生は買いません。もう一工夫 いや二工夫はしないと。
本日の感想:夫と息子に、安易に妥協させない福ちゃんの存在感に二重丸。
朝ドラまんぷく(137話3月14日)あらすじとセリフ
鈴:発砲スチロールのことを考えてたの?
源:うん…。アメリカ製の容器は臭いがせえへんのに何で…。
♪
萬平:起きろ 源。起きろ。
源:何?
萬平:アメリカ製の発砲スチロール容器にどうして刺激臭がないのか調べるんだ。
源:調べる?
萬平:ああ。
福子:どうしたんですか。
萬平:アメリカ製のものは船便で輸入される。当然 日本に着くまで時間がかかる。輸送にかかる日数 それから船の中での保存状況を船会社に連絡して調べるんだ。
源:分かった。
福子:夜中の2時ですよ。
萬平:明日中 いや今日中にだ。
源:分かった。
萬平:福子はもう寝ろ。
源:日数と保管状況…。
(あくび)
●まんぷく食品・商品開発部
真一:刺激臭がない。
洋子:ほんまや。
久坂:どうして臭わないんですか?
西野:社長!
萬平:ハハハハハ。教えてやれ 神部君。
神部:はい。アメリカ製の発砲スチロール容器には刺激臭がありませんよね。でもそれは最初からないんやなくて 日本まで輸送してくる間に臭いがとれたんです。
真一:とれた?
源:はい。社長に言われて 船会社に問い合わせてみたら 船便で日本に着くのに10日。その間 発砲スチロール容器は ブリキの容器に入れられていて 太陽の熱でコンテナの中はものすごく暑くなるって。
西野:暑くなる?
源:50度くらいまで上がるそうなんです。
洋子:50度!?
神部:それで 俺たちが業者に作ってもらった容器を このブリキの容器に入れて一晩 蒸してみたんや。
久坂:そしたら臭いがとれた。
源:そうなんです。
萬平:科学的根拠はまだ分からない。でもこの方法で臭いがとれることは事実だ。例えば 容器成形の最終工程に除臭室を作って そこに熱風を吹き込むことで臭いをとる。
西野:問題解決ですね。
萬平:ああ。
真一:すごいやないか。誰がおもいついたんや。
久坂:そうですよ。輸送中に臭いがとれるなんて。
源:おやじ …やなくて 社長です。
萬平:寝てる間にひらめいたんだよ。
洋子:ほんまに24時間お仕事されてるんですね。
萬平:いやいやいや…。
久坂:でも 実は僕たちの方もうまくいったんです。
萬平:スープか。
3人:はいっ。
♪
西野:かき混ぜず ダマにならずに溶ける粉スープ。
久坂:どうすれば分散性が高まるのか もう頭から煙が出るくらい考えました。
洋子:見てて下さい。
神部:おお! すごい。完全に溶けてるな。
久坂:でしょ。
萬平:よくやった。みんな 本当によくやった。
3人:ありがとうございます!
(笑い声)
西野:苦労しました。
●立花家
源:はい 3分。
萬平:匂いを嗅いでみてくれ。
幸:ええ匂い。
福子:変な臭いは全然しません。
鈴:食べてもええの?
萬平:その前に手に取ってみて下さい。
福子:オホホホホホホホ!
幸:全然熱くない。
源:せやろ。
福子:えっ こんなに熱いのに何で?
萬平:発砲スチロールは断熱性が高いんだよ。
源:熱を伝えにくいんや。
鈴:もう食べてもええの?
萬平:どうぞ。
鈴:頂きます。
幸と福子:頂きます。
(息を吹きかける音)
福子:うん!
幸:おいしい!
鈴:まんぷくラーメンと全然違う味やね。
源:せやろ。一から開発したんや。
萬平:ラーメンじゃなくて ヌードルですからね。
幸:スープも深みがあっておいしい。
萬平:そうか!
鈴:私は好きよ この味。
源:よかった~。
福子:蓋はどうするんですか?
萬平:ああ それはまだこれから考える。
源:もちろん 丼の蓋は使わへんよ。ちゃんと密閉された状態の商品になるんや。
幸:そしたら その蓋を取って お湯をかければ もう食べられる?
萬平:丼を出したり 洗ったりする手間が省けるんだ。
鈴:それは便利ね。
福子:せやけど…。
幸:何?
福子:これを100円で売るんですか?
萬平:ああ。
福子:高すぎる。
萬平:今までこんな商品あったか?
福子:いや せやけど高すぎる。私やったら買いません。買う? お母さん。
鈴:う~ん そうねえ…。
幸:学生は買わへんわ。
福子:もっと工夫が欲しいです 萬平さん。
萬平:工夫?
源:どんな工夫?
福子:えっ… ああ 例えば…。あっ せや 覚えてませんか。ほら まんぷくラーメンを作ってる時にお母さんが言うてたやありませんか。
回想鈴:そう。お湯をかけるだけで元に戻る ネギやシナチクやチャーシューが入ってないと。
源:シナチクやチャーシュー?
福子:例えばです。
幸:確かに カップの蓋を開けて入ってるのが麺だけやとさみしいかも。
鈴:干したチャーシューを入れるの? お湯をかけるだけで元に戻るわけないやない。
福子:いや お母さんが言うてたんやない。
鈴:覚えてません。
福子:いや とにかく100円の値段をつけたら 主婦や学生は買いません。もう一工夫 いや二工夫はしないと。
幸:怒らんといて お父さん。
萬平:考えてるんだ。
●まんぷく食品・社長室
西野:具?
神部:具材のことですか?
萬平:そうだ。
源:そうです。
萬平:ただし シナチクやチャーシューじゃない。
源:えっ?
萬平:まんぷくヌードルはラーメンじゃない。ヌードルだ。だから普通のラーメンに入っていない食材を具にするんだ。
久坂:ま…待って下さい 社長。お湯をかけて3分で戻る具っていうのは…。
萬平:探せば必ずある。
♪
岡:具?
森本:具を入れる?
神部:ただし シナチクやチャーシューやない。
岡:社長が言うたんか。
神部:そうや。
岡:で それは何や。
神部:まだ分からん。
森本:具を入れるやなんて 製造工程がますます複雑になるぞ。
岡:原価も上がる。社長はそれを見越して100円にする言うたんか。
神部:そんなん知らん。俺らは具のことで頭がいっぱいなんやから。
(ドアが閉まる音)
森本:大丈夫なんか ほんまに。
岡:失敗したら 会社潰れんで。
●パーラー白薔薇
アキラ:連絡がない?
世良:音沙汰なしや。まあ カップ麺の開発が暗礁に乗り上げて僕に合わす顔がないんやろうな。せやから僕は忠告したんや。やめとけ言うて。カップ麺はあかんて。頂きます。
しのぶ:せやけど 昨日 さっちゃんが来て言うてましたよ。
世良:ん?
しのぶ:家で試食させてもろたって。おしかった~って。
世良:さっちゃんで思い出した。おとといやったかな。ダビンチ君 見たぞ。
アキラ:ダビンチ君って誰や。
世良:そこの席にさっちゃんと一緒におったやないか あのアメリカ人の。
しのぶ:ああ レオナルドさん。
世良:女と歩いとった。
アキラ:えっ。ウーマンと?
世良:ウーマンや。あの金髪のきれいなねえちゃんや。
しのぶ:レオナルドさんが?
世良:しかもごっつい腕絡ませて。あれはどう見ても恋人や。
しのぶ:恋人!?
アキラ:ダビンチ君のか?
世良:そりゃそうやろ。ピタ~ッと くっついて歩いとんやから。
アキラ:こんな感じか。
世良:いくらアメリカ人でも 友達であればないんわ。
しのぶ:せやけど…。
回想幸:(英語で)日本のどこが好きなの?
回想レオナルド: 幸がいるから。
回想幸:本当に?
しのぶ:さっちゃんは絶対ほれてるで レオナルドさんに。間違いない。なっ。
世良:あかんあかん。ダビンチ君はあかん。さっちゃんに教えたれ。
しのぶ:せやけど それはおせっかいや。
アキラ:世良さんが見たっちゅうだけではなあ。
世良:何や 僕の情報を疑ってんのか。世良情報を。
しのぶ:世良情報て。
アキラ:ハハ いまいち信ぴょう性ないわ。
世良:何でやねん!ほな 何て言うたら信じんねや。世良… インフォメーションか。
●立花家
幸:見て!
福子:あっ!
幸:英語のレポート。
福子:Aプラス!すごいやない 幸!
鈴:すごいの?
福子:うん 100点満点よ。
鈴:まあ いつの間にそんなに英語ができるようになったの。
幸:レオのおかげよ。
鈴:レオ?
福子:レオナルドさんよ。
鈴:ああ あのヒッピー。
幸:レオはアメリカの大学にちゃんと籍があるの。
鈴:さっちゃん あなたとその人と…。
幸:そしたら アルバイト行ってきます。
鈴:どういう関係やの。さっちゃん!
福子:もう詮索しない方がええって。ええやない 幸はまだ若いんやから。
鈴:さっちゃんは大きな会社の勤め人と…。
福子:そんなこt まだ言わなくていい。さっちゃんの結婚はまだまだ先。
鈴:もう!どうして みんな 私の話を聞こうとしないのよ!
●香田家
名木:「恋は影法師 いくら追っても逃げていく。こちらが逃げれば追ってきて こちらが追えば逃げていく。シャイクスピア」。
忠彦:名木君。
名木:「たった一人の女を愛することは 千人の女を知るよりも…」。
忠彦:名木君。
名木:僕は女の人と交際したことがありません。恋愛経験がないのに芸術家やなんて。
忠彦:僕はそういうことを言うたんやない。
名木:せやからというて 恋人がすぐにできるわけやありません。そしたら学ぶしかないんです。偉人たちが残した名言を学んで恋愛を語ることが。
忠彦:それが画家としての肥やしになるとは…。
名木:「人は恋愛を語ることによって恋愛するようになる パスカル」。
忠彦:頭でっかちになったら駄目やぞ。
♪
忠彦:もうどしたらええか分からん。弟子って どうやって育てるんや。
克子:「黙って俺の描くところを見てろ」って言えばええんやない。
タカ:そうよ 勝手に学べって。
大介:いや 名木君は無理や。
克子:そんなことしたら 自分は相手にしてもらわれへんって言い切ってしもたら?
タカ:うん。君はそのままの君でええんやって。
忠彦:そしたら 自分には何もないって言いだすんやろ。そして泣き出すんや。
大介:面倒なやっちゃな~。
克子:何で弟子なんか とったんよ。
忠彦:君が言うたんやないか。あなたがもう立派な画家なんやから 弟子の一人ぐらいいてもええんやないかって。
克子:そやったかしら。
忠彦:何や その無責任な態度は。
タカ:夫婦ゲンカはやめて。
大介:おお くわばら くわばら。
●まんぷく食品・商品開発部
回想久坂:お湯をかけて 3分で戻る具っていうのは…。
回想萬平:探せば必ずある。
(源のため息)
●まんぷく食品・社長室
萬平:う~ん…。洋風で高級感のある具材…。
●立花家
レオナルドのうわさなど何も知らないさっちゃん。2人の恋はどうなってしまうのでしょう。
福子:あっ いった~!
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにありますのでご注意願います。
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