「まんぷく」は 138話3月15日 まで進行中。
せやけどな あんだけ怒るいうことは 社長は本気やいうことや。まんぷくヌードルにふさわしい具は必ずあるいう確信を持っておられるんや。俺には分かる。もう20年以上 社長を見てきたんやから。社長は俺たちを信じてくれてる。せやなかったら あんな言い方はしない。君たちは期待されてるんや。君たちなら絶対にこのプロジェクトを成功させてくれると信じてくれてるんや。探そう。まんぷくヌードルを2倍も3倍もおいしくする具を絶対に見つけてやろうやないか!
むちゃっていうのは 非常識ってことか。常識の中におさまっていて どうやって画期的な商品が作れるんだ。僕はまんぷくラーメンの時と今と 違うとは思わない。絶対に作ってやるんだという執念。それが人をあっと言わせるものを作らせるんだ。まだラーメンの中に入っていない色鮮やかな洋風のお湯をかけるだけで3分で戻る具材。僕は絶対にあると思ってる。なかったら…作ればいいんだ。
本日の感想:終わり近くになると、長めのセリフが多くなるのが朝ドラの特徴です。
朝ドラまんぷく(138話3月15日)あらすじとセリフ
神部:具を入れる?
萬平:そうだ。ただし シナチクやチャーシューじゃない。
源:えっ?
萬平:まんぷくヌードルはラーメンじゃない。ヌードルだ。だから普通のラーメンに入っていない食材を具にするんだ。
●まんぷく食品・商品開発部
萬平:高野豆腐 これは貝柱か…。干しシイタケ。これは?
西野:凍りコンニャクです。
萬平:はあ…駄目だ。全く話にならん。もっと彩りが華やかで洋風のものが欲しいんだよ。
久坂:洋風…。
萬平:まんぷくヌードルはカップに入っていることも含めて 味も見た目も何もかもが新しくなきゃ駄目なんだ。
源:はい…。
萬平:もっと探せ!
♪
神部:申し訳ない。仕事が進まんのは俺のせいや。君たちが責任を感じることはない。
西野:部長…。
神部:せやけどな あんだけ怒るいうことは 社長は本気やいうことや。まんぷくヌードルにふさわしい具は必ずあるいう確信を持っておられるんや。俺には分かる。もう20年以上 社長を見てきたんやから。社長は俺たちを信じてくれてる。せやなかったら あんな言い方はしない。君たちは期待されてるんや。君たちなら絶対にこのプロジェクトを成功させてくれると信じてくれてるんや。探そう。まんぷくヌードルを2倍も3倍もおいしくする具を絶対に見つけてやろうやないか!
洋子:はい。
西野:分かりました。
久坂:探します。
神部:立花。
源:分かりました。
●まんぷく食品・会議室
世良:進んでる?
岡:進んでますよ まんぷくヌードルの開発は。
森本:僕らは もう試食しました。うまかったですよ。
世良:ほんまか 真一さん。
真一:まあ。
世良:ほな すぐ売り出したらええやないか。よかったな 夏までに間に合うて。というても カップに入っただけのラーメンがヒットするとは思えんが。
森本:ヌードルです。
世良:どっちでもええ。なあ 何もないよりはマシや。
真一:待って下さい 世良さん。まだ完成には至ってません。
世良:何でや。
真一:萬平君は具を入れる言うてるんです。
世良:ぐ?
岡:具ですよ。ラーメンには具が入ってるでしょう。
森本:ヌードルや。
世良:お湯をかけて3分で戻る具?
真一:神部君たちが今 一生懸命探してます。
世良:そんなもん あるわけないやないか。僕は言うたぞ 真一さん。立花君の暴走を止めるんが真一さんの役目やないんか。このままやったら ほんまに まんぷく食品は潰れるで。
●パーラー白薔薇
鈴:ダビンチ君?
福子:ほら レオナルド・ダビンチいう芸術家がいたでしょう。「モナ・リザ」描いた人。
アキラ:世良さんがそういうあだ名 付けはったんです。
しのぶ:レオナルドさんに。
鈴:何や よう分からんけど レオナルドさんがどうしたの?
アキラ:だから そのダビンチ君が金髪のウーマンと腕を組んで歩いてたって。
福子:金髪のウーマン!?
回想世良:あれは どう見ても恋人や。
鈴:まあ!
福子:恋人!?
しのぶ:やっぱり 言わん方がええって こんなこと。
鈴:ああ いえいえ よかったわよ。何や レオナルドさんには恋人がいたの。さっちゃんが ただの友達言うてたのは ほんまやったのね。
回想幸:駄目なの? レオと恋人になったら。
しのぶ:ただの友達言うてたんですか さっちゃん。
鈴:そうよ。福子にもでしょ。
福子:ああ うん。
アキラ:せやけど 2人でここに来た時は どう見てもただの友達には見えんかったな。
福子:2人でここに?
回想幸:(英語で)日本のどこが好きなの?
回想レオナルド:(英語で)幸がいるから。
回想:幸:本当に?
しのぶ:あの雰囲気は間違いなく…恋人やった。
鈴:ええっ!
アキラ:少なくとも さっちゃんはダビンチ君にラブやな。
鈴:ええっ! そしたら何? レオナルドさんはさっちゃんの心を弄んでるの?
福子:弄んでるって…。
鈴:そういうことやない。
アキラ:それほど悪いやつには見えんかったけど。
福子:ほら レオナルドさんに恋人がいるっていうのも 世良さんの勘違いかもしれないし。
鈴:いや もう ダビンチかレオナルドか どっちかにしてちょうだい!
福子:落ち着いて お母さん。とりあえず このことは黙っておきましょ。
鈴:黙ってる!?
福子:幸には言わんといて。
鈴:どうしてよ。
福子:そしたら何で言うのよ。「レオナルドさんには恋人がいるって世良さんが言うてました。本当かうそかは分からんけど もうあの人と会うたら駄目」って そう言うの?
鈴:そうよ。
福子:もう そんなん 幸が納得するわけないやない。
アキラ:せえへんな。
しのぶ:するわけない。
鈴:えっ そしたら どないするのよ。
福子:せやから!私たちは見守るしかないの。
鈴:ああ…。
福子:そ~っと。
●立花家・リビング
鈴:さっちゃん お代わりは?
幸:いらない。友達とショートケーキ食べてきたの。
鈴:お友達って レオナルドさん?
福子:お母さん!
萬平:レオナルド? そういえば世良さんから聞いたぞ。お前 そのレオナルド…。
福子:萬平さん!
源:お父さんは何が作りたいん?
萬平:ん?
源:神部部長は必ず見つかるって言うけど 今までのラーメンには 入ってないもんやの 洋風のもんやの… そんな具材 僕には分からん。
萬平:諦めたのか。
源:さんざん探したんや 僕らは。
萬平:俺は諦めなかったぞ。だから まんぷくラーメンが出来た。
鈴:レオナルドさんに 会うてたんでしょう。さっちゃん あの人にはね…。
福子:駄目 お母さん!
幸:あの人には何やの?
福子:何でもない。
鈴:さっちゃんには レオナルドさんのこと ほんまに分かってるの?
幸:どういう意味よ。
福子:約束を守って お母さん。幸はもう大人です。もう私らが ああだこうだ口出しすることやありません。
鈴:そやけど…。
幸:何のこと?
福子:いいの。レオナルドさんのことは もう私たちは何も言わないから。はい 萬平さんも気にしないで下さいね。源は いいわ。
源:えっ?
福子:うん。大事な仕事の話があるんでしょ。もう ごはんが進まないほど 気になってることがあるんやったら はい ここで今話して。
鈴:そんなの不公平やわ。
福子:不公平やありません。食べて 幸。
鈴:ずるい。
福子:どうぞ 源。はい。
源:まんぷくラーメンを引き合いに出されたかて困るわ。スープかて 麺かて あのころよりずっと進化してる。諦めへんかったら出来るやなんて そういう問題やない。
萬平:何が違うんだ。言ってみろ。
源:そやから…。諦めるなって言われたかて おやじの言うことが理解できへんのや。まんぷくヌードルはラーメンやない 彩りのある洋風の具を入れろ。僕かて 途方に暮れるわ。
鈴:まあ 確かに萬平さんは むちゃなこと言うわよね。
幸:年取って ますます むちゃなこと言うようになった。
萬平:むちゃっていうのは 非常識ってことか。常識の中におさまっていて どうやって画期的な商品が作れるんだ。僕はまんぷくラーメンの時と今と 違うとは思わない。絶対に作ってやるんだという執念。それが人をあっと言わせるものを作らせるんだ。まだラーメンの中に入っていない色鮮やかな洋風のお湯をかけるだけで3分で戻る具材。僕は絶対にあると思ってる。なかったら…作ればいいんだ。
源:作る?
萬平:作るんだよ。
源:そんなこと…。
萬平:何が そんなことだ。
福子:ハハハハ…。あ~。いや もう萬平さんらしいわ。なかったら作ればいい。もう 昔っから そやったわ お父さんは。源も昔っから その萬平さんの発明家気質 受け継いでるところがあるんやから きっと何か思いつく。
源:きっとって…。
福子:大丈夫。なんとかなる。萬平さんも源を信じてあげて。広い広い心で。
萬平:ああ…。
福子:あっ そしたら 冷めないうちに食べましょ。源も食べたあとで また ゆ~っくり考えて。
幸:私はもう ごちそうさま。
鈴:さっちゃん。
福子:ほっといて お母さん。
鈴:気にするなっいう方がおかしいわ。
福子:食べて食べて そうそう。食べて。ねっ。
●立花家・福子萬平の寝室
萬平:ありがとう 福子。
福子:えっ?
萬平:さっき お前が止めてくれなかったら 源とケンカになるとこだった。
福子:感情的になって とくなことはありませんからね。どんどん 話の論点がずれていって 仕事を辞める辞めないの話になりかねません。
萬平:よく分かってるなあ お前は。
福子:当たり前でしょう。私は萬平さんの妻で源の母親ですよ。
萬平:でも あれで源が奮起してくれるようになるといいんだけどな。
福子:してくれますよ。信じましょう。私たちの子どもなんやから。
萬平:うん。
●立花家・源の寝室
源:はあ…。作る…。
●立花家・幸の寝室前
鈴:はあ…。やっぱり 何も言えない。
●立花家・源の寝室
源:フリーズドライ…。
●まんぷく食品・商品開発部
真一:フリーズドライ?
源:はい。フリーズドライというのは 水分を含んだ食品原料を -30℃で急速冷凍し 真空状態で水分を昇華させて乾燥させる技術です。
神部:立花が今朝 いきなり久坂に電話してきたそうなんです。大学時代の化学の授業で聞いた記憶あるけど 久坂さんの方が詳しいんやないですかって。
久坂:はい 確かにフリーズドライという技術はあるのは聞いてたんですけど まだ実用化されてないと思ってました。
萬平:でも調べてみたら そのフリーズドライ技術を研究開発してる会社があったんだ。
源:まだ成功してるのはネギくらいですけど。
岡:ネギやったらええやないですか。
森本:まんぷくヌードルの具になるでしょう。
真一: 待ってくれ。そのフリーズドライ技術で乾燥した食品は お湯の中で3分で元に戻るのか?
久坂:戻るはずです。
西野:そんな技術があるなら 使わない手はありませんね。
洋子:いろんな食材 試してみたらええんやないですか。
萬平:やってみよう。
源:はいっ。
神部:そしたら 俺と立花は製造機あたるから 西野たちは食材を集めてくれ。
3人:はい。
神部:取りかかります。
萬平:ああ。
(ドラが閉まる音)
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにありますのでご注意願います。
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