「まんぷく」は 141話3月19日 まで進行中。
え~ 今井鈴さんは 虫垂炎だと思われますが あの~…ま…まだ はっきりしません。虫垂炎に該当する右下腹部の痛みが弱いんです。むしろ 左側の痛みが強い。ひょっとすると お母さんは内臓が逆転してるのかもしれませんね。あの…内臓が左右逆なら 虫垂炎で通常の反対側の左下腹部が痛んでも これはあの つじつまが合います。うん 合います。
本日の気付き:鈴さんの主治医 小山内良治役の湯浅 崇さん。「わろてんか」で曲芸師・佐助を演じていた方です。戦争で足を悪くして田舎に帰って行ったあの人ですね。
朝ドラまんぷく(141話3月19日)あらすじとセリフ
(子どもたちの笑い声)
萬平さんと福ちゃんが自宅の台所でまんぷくヌードルの具材となる お肉を作り始めて2週間。ついに それは完成しました。
萬平:うん。
福子:うん!おいしいです。
萬平:うん。このうまみは スープのうまさを引き立てるだろう。
福子:これをフリーズドライで乾燥させるんですね。もう一口。うん おいしい!
●まんぷく食品・商品開発部
洋子:これがお肉?
萬平:肉だ。まあ 実は大豆タンパクや野菜エキスが入ってるから 限りなく肉に近い食品ということになる。もちろん 体に悪いものは一切入っていない。
神部:そしたら 早速試食してみますか。
萬平:うん。
神部:はい。
源:はい。
♪
久坂:3分です。
萬平:うん。やっぱり まだ彩りが足りないな。とりあえず 食べてみよう。
神部:はい。
西野:いいですね!
源:肉のうまみがスープに合うてます。
洋子:今までより おいしくなった。
久坂:うまい!
萬平:いいぞ。あとはエビだな。いいエビは見つかったか。
神部:それが… もう200種類以上のエビを試してるんですが どれもうまくいかなくて…。
源:味も色も形も完璧なものが… ないんです。
萬平:諦めるな。必ず見つかる。
神部:諦めません。探します。
●立花家
鈴:やっと台所が使えるようになった。
福子:やっと お肉が出来た。
克子:ケンカにならんでよかったわね。
鈴:私が我慢したのよ。毎日毎日 出来損ないのお肉みたいなの 食べさせられて もううんざりしてたけど。
福子:おいしいおいしい言うて 食べてたやないの。ごはんにかけたらおいしい おうどんに入れてもおいしいって。
鈴:2週間もおんなじもの食べさせられたら 飽きます。
克子:まあ これでもう まんぷくヌードルも完成に近づいたんでしょ。
福子:そう。萬平さん 張り切ってますよ。
鈴:そやけど 絶対 これで終わるわけない。
克子:はあ… うちもいろいろあったのよ いろいろ。
福子:ん? いろいろって何?
克子:名木さんに恋人ができたのよ。
鈴:名木さんって 忠彦さんの?
福子:お弟子さん?
克子:そう。
(回想:香田家)
名木:純です。
純:初めまして 小倉純と申します。
克子:あ… ああ…。
タカ:純ちゃん。
純:はい。
名木:こちらにいらっしゃるのが香田忠彦先生。
純:先生の大ファンなんです 私。
忠彦:あ… そう。
名木:純ちゃんは美大の学生なんです。
純:先生の画集も持ってます。
忠彦:あ… それはありがとう。そしたら 君が画材屋でアルバイトしてた…。
純:はい。
名木:勇気を持って告白したら 付く合うてもええて。先生が僕の背中を押してくれた おかげです。
タカ:お父さんが縁結びの神様。
克子:それほどのもんやないでしょう。
名木:いいえ 神様です。ありがとうございました 先生。
忠彦:あ… ああ。
(回想終わり)
克子:要するに 純ちゃんがたまたま 忠彦さんのファンやったから 自分は香田忠彦の弟子やって アピールしたんよ。
福子:よかったやない 名木さん。運命の巡り合わせやわ。
鈴:それは たまたまいうことでしょ。
克子:せやけど ちょっと心配なんよね。
福子:何が?
克子:せやから 名木さんよ。純ちゃんに先生のアトリエを見せたいとか言いだして。
(回想:香田家)
名木:ここで香田先生は毎日 描いてるんや。
純:わあ…。
名木:僕は先生のそばで 絵の具をそろえたり 筆を洗たりして 作品が出来ていく過程をつぶさに見てるんやで。
純:すごい。
名木:すごいやろ。
♪
忠彦:調子に乗ってるな 名木君。
タカ:あの子はほんまに名木さんのことが好きなんやろか。
克子:どういうこと?
タカ:お父さんのファンなんでしょう。お父さんのお弟子さんやったら名木さんやなくてもええんやない?
忠彦:そんな意地の悪いこと言うな。あんなにうれしそうにしてんのに。
克子:うれしそうにって 名木君 調子に乗ってる言うたん あなたやないの。
忠彦:それは いい意味で…。
タカ:確かに調子に乗ってるわ。
克子:大丈夫やの? あなた。
忠彦:僕に聞くな。
(回想終わり)
鈴:そんなん ささいな話やないの。
福子:若い人たちのことを 克子姉ちゃんがとやかく言うのはおせっかい。
克子:ほかにも いろいろあるのよ。タカは茂さんの帰りが毎日遅いって 愚痴ってるし。吉乃もそう。
(回想:香田家)
吉乃:幸助さんが全然子どもの相手をしてくれへんの。まんぷくヌードルが出来るまでに 販売ルートを確保しないといけないって。
克子:営業は大変なんよ。
タカ:うちも一緒よ。
吉乃:萬平おじちゃんのせいやわ。もうちょっと 社員のこと考えてくれたらええのに。自分はまんぷくヌードルの開発に没頭してるんでしょう。
(回想終わり)
福子:え~! 萬平さんのせい?
克子:恨まれてるわよ あなたの旦那様は。
福子:そんな…。源かて 毎日帰りは遅いけど 仕事に張り合いがあるって喜んでます。
克子:そら 萬平さんと一緒になって まんぷくヌードル作ってるんやから そら やりがい感じるわよ。せやけど周りは大変。
福子:それは分かるけど…。
克子:真一さんかて 今は社長代理なんでしょう。萬平さん それどころやないから。
福子:真一さんにご迷惑をおかけしてるのも よう分かってます。せやけど 萬平さんは昔っから…。
鈴:お… おなかが痛い…。
克子:い… 痛い?
鈴:痛っ 痛っ! 痛い痛い!
福子:お母さん!
鈴:おな… おなかが痛い。痛い 痛い…。痛っ いたたたた… 痛い。
克子:どうしたん!
(克子と真一の電話)
真一:救急車!?
克子:もう尋常やない痛がりようやったから 救急車呼んだんです。今 福子が付き添って 病院に運ばれていきました。
真一:どこの病院に行ったんですか お義母さんは。
克子:それはまだ… 今 福子からの連絡待ちです。
真一:分かった。今 萬平君に知らせるから。福ちゃんから電話があったら すぐに連絡してくれ。
鈴さんが運ばれたのは 池田市内にある総合病院でした。
小山内:え~ 今井鈴さんは 虫垂炎だと思われますが あの~…ま…まだ はっきりしません。
福子:それはどうして?
萬平:どうして分からないんですか。
小山内:虫垂炎に該当する右下腹部の痛みが弱いんです。むしろ 左側の痛みが強い。ひょっとすると お母さんは内臓が逆転してるのかもしれませんね。
克子:内臓逆転?
小山内:あの…内臓が左右逆なら 虫垂炎で通常の反対側の左下腹部が痛んでも これはあの つじつまが合います。うん 合います。
福子:治るんですか? 母は。
幸:まさか 命に関わる病気では…。
小山内:あの そこはまだ何とも。
幸:えっ。
萬平:まだ何ともって。
小山内:とりあえず 抗生物質を投与して 様子を見てみましょう。
●鈴さんの病室
萬平:あの医者は本当に大丈夫なのか。いまひとつ信用できない。
福子:せやけど お母さんがもっと若かったら おなかを切って 何の病気か確認できるのにって おっしゃってたやないですか。
萬平:それにしたって のらりくらりと。
幸:お父さん。
克子:昔 お母さんが仮病でおなかが痛いって言いだしたことあったやない。先姉の結婚式の前に。
福子:あった。
(回想)
鈴:痛い… 痛っ あいたた!
克子:痛い?
鈴:あいたたたたた…。
福子:お母さん?
(回想終わり)
克子:今回も お母さんの悪ふざけやったら よかったのにって。
福子:そうね…。
克子:お母さん もう80よ。ちょっとした病気でも 命に関わることになっても おかしくないわ。
幸:克子おばちゃん…。
萬平:いや本当にそうですよ。しばらく様子を見ましょうなんて 急に何かあったら どうするんだ。
●まんぷく食品・社長室
神部:社長 社長… 社長 あの内臓逆転って何ですか?
萬平:だから 内臓が左右反対にあるってことだよ。
真一:お義母さんが そんな特異体質やったなんて そんなこと…。
岡:80年も生きてきて 何で今まで分からんかったんですか。
萬平:いや でもまだはっきりとは分からないんだ。医者がそうかもしれないと言ってるだけで。
岡:大丈夫なんですか その医者は!
森本:せやけど 大きな病院なんでしょう。
真一:大きな病院ならちゃんと分かるだろう。病名くらい。
神部:そうですよ!
森本: 皆さん 落ち着きましょう。
萬平:そうだ。こればっかりはどうしようもない。とりあえず 痛みは治まったし 福子もついてくれてるから大丈夫だ。
●鈴さんの病室
福子:お母さん…。
●まんぷく食品・商品開発部
源:祖母は母に任せて 僕は仕事に集中します。
久坂:そうか。
神部:みんなも心配するな。そしたら仕事や。
♪
神部:大急ホテルの最上階にレストランがあるやろ。
久坂:大急ホテル?
西野:ああ あの高級レストランですか。
洋子:行ったことない。
神部:そこに シュリンプカクテルいうメニューがあるって聞いて 行ってきたんや。
源:シュリンプカクテル?
神部:うん。ボイルされたエビがカクテルグラスに盛りつけられてて そらもう うまかった。
久坂:食べたんですか。
洋子:ずるい。
神部:仕事や。
西野:仕事なら僕たちも連れてって下さいよ。
神部:俺は自腹で食うてきたんやぞ。
源:自腹!?
神部:今月の小遣いが全部のうなってしもた…。まあ そんなことはどうでもいい。そのシュリンプカクテルに使われてたエビが…。インド洋でとれるプーバランというエビや。
源:もう調達したんですか。
洋子:さすが神部部長。
久坂:プーバランなんてエビ 聞いてことないですよ。
神部:大阪では あのレストランでしか 使われてないそうや。
源:それがそんなにうまかったんですか…。
神部:ああ。しかも…。
一同:おお~!
洋子:きれい!
神部:見た目がええやろ。こんなに赤うて きれいなエビは今までなかった。
久坂:これはいけそうですね。
西野:じゃあ 早速フリーズドライに。
源:はい!
●鈴さんの病室
(福子の夢枕)
咲:福子… 福子…。大丈夫よ 福子。お母さんはきっと治るわ。
福子:えっ ほんまに!?
咲:もし治らなくても 私がいるから心配しないで。
福子:えっ ちょっ… もし治らなくてもって…。
咲:こっちの世界も楽しいんやから。
福子:えっ…。
咲:ほんまよ お母さん。
♪
福子:何 今の夢… ああ…。お母さん…。
(鈴さんの寝息)
福子:はあ…。やめてよ 咲姉ちゃん ほんまに もう!
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにありますのでご注意願います。
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