「まんぷく」は 150話3月29日 まで進行中。
歩行者天国でまんぷくヌードルを売ろうと思う。狙いは若者だ。学生運動以来 大人社会に対して反発心を持っている若者たちにとっては 歩行者天国は いわば 自由の象徴のようなものじゃないか。まんぷくヌードルだって そうだ。あの商品の価値は おいしさや便利さだけじゃない。自由の象徴なんだ。街でまんぷくヌードルを歩きながら食べてくれるのは若者なんだよ。
本日の気付き:アキラマスターが言った「面白い人生など存在しない。人生を面白くする人間が存在するだけや」の名言。
ネットで検索しても出てこなかったので、アキラ発の名言として確定でよろしいかと。
朝ドラまんぷく(150話3月29日)あらすじとセリフ
鈴:集まってくれた皆さんに心から感謝します。
福子:うん。
こうして 鈴さんの生前葬は無事終わりました。その夜はきっと 鈴さんは夢で咲姉ちゃんに会えたことでしょう。
●立花家
萬平:ああ。
福子:おいしい。
萬平:ああ。いや… 最初はどうなることかと思ったけど 生前葬というのは 終わってみるといいもんだな。
福子:そうですね。
萬平:しかし 源や幸は…。
福子:ん?
萬平:いや 最初から賛成してたじゃないか。生前葬があんなにいい式になるって 分かってたのかな。
回想幸:私はええと思う。
回想源:僕も面白いと思うな。
福子:いや~ そんなわけはないでしょう。ただ面白がってただけですよ。
萬平:そうか。
福子:あっ… ん?
萬平:何だ。
福子:いや…。
萬平:どうした。
福子:今 何かが頭に浮かんだような気が…。
萬平:えっ?
福子:えっ… 何やろ。
この時 福ちゃんの頭に浮かんだアイデアが まんぷくヌードル大ヒットのきっかけになるのです。
鈴:すがすがしい朝やわあ。お葬式が終わって もうすっきりした。
福子:そういう気持ちになるの。
鈴:もう 思い残すことはありません。これから私は観音様になります。忠彦さんが描いてくれた絵のような。フフフ。
♪
萬平:特販ルートでの営業は成果を上げてるから そこに自動販売機の販売が加わって どれだけまんぷくヌードルが認知されるかだな。
源:そうやね…。
鈴:源ちゃん お代わりは?
源:ありがとう おばあちゃん。
鈴:どういたしまして。
幸:おばあちゃん 表情が柔らかくなった。
福子:お葬式で悟りを開いて 観音様になったんやて。
幸:観音様!?
鈴:せやけど 自動販売機でまんぷくヌードルが売れるのかしら。
萬平:えっ?
鈴:せやかて その場で食べないといけないんでしょ。そんなみっともないこと できません。
福子:観音様やったら応援してあげないと。
鈴:私は現実的な話をしてるの。はい。
源:ありがとう。
福子:観音様が現実を語りますか~。
幸:私は平気。自動販売機がまんぷくヌードルを作ってくれるんやったら 楽チンこの上ないわ。
源:そやろ。
鈴:お行儀が悪い。立ち食いやなんて。
幸:それができるからえんでしょう まんぷくヌードルは。
萬平:うん そうだな。
幸:おばあちゃんは考え方が古いんよ。
鈴:古い?
源:実は おばあちゃん まんぷくヌードルのよさが分かってないんやろ。
鈴:分かってます! お湯を入れるだけで…。
萬平:お義母さんも観音様になったんだから もうケンカはしないで。
回想咲子:ほしたら 1個だけ。
回想竹内:何や おばちゃん 進んでんな。
回想高井戸:おお かっこええわ。
回想竹内:ああ。
福子:ああ…。
回想牧善之介:古い世代には理解できん人がおるほど まんぷくヌードルは新しいいうことです。
福子:あっ… そうや。
鈴:何?
福子:萬平さん もう この間から私の頭の中にこう ぼんやり浮かんでたことが 今 はっきり分かりました。まんぷくヌードルを源や幸のような若い人たちに向けて売り出したらどうでしょうか。
萬平:若い人?
福子:うん。確かに これは画期的な商品です。食器なしですぐにどこでも食べられる。せやけど やっぱり まんぷくヌードルを買うてくれる人は主婦とか仕事をしてる大人の人たちやと 考えていたんやないですか。
萬平:ああ。
福子:まんぷくヌードルは 歩きながら食べられる。せやけど 実際 私たちやお母さんは そんなお行儀の悪いことはしません。せやけど 幸は平気なんよね。
幸:平気。
源:僕も平気や。
福子:まんぷくヌードルの価値を本当に分かるのかは 頭の柔らかい若い人たちです。
鈴:私の頭が固いっていうの?
福子:何て言うんですか あの客層? 購買層? そういうものをこう ガラッと考え直した方がええんと違いますか。
萬平:確かに 福子の言うとおりかもしれない。
鈴:私の頭が固いんですか!
幸:観音様が怒ったら駄目。
源:大学に自動販売機を置いてもろたら どう?
萬平:大学…。
源:うん。
萬平:歩行者天国…。
●まんぷく食品・会議室
真一:歩行者天国?
萬平:中央通りを通行止めにして 車道を開放するんだそうだ。
神部:大阪でもやるんですね。
萬平:うん。道路の真ん中にテーブルが置かれて飲食もできる。
森本:へえ~ それは楽しそうですね。
岡:で その歩行者天国がどないしたんです?
萬平:ここで まんぷくヌードルを売ろうと思う。狙いは若者だ。
岡:若者?
萬平:学生運動以来 大人社会に対して反発心を持っている若者たちにとっては 歩行者天国は いわば 自由の象徴のようなものじゃないか。
神部:自由の象徴…。
萬平:まんぷくヌードルだって そうだ。あの商品の価値は おいしさや便利さだけじゃない。自由の象徴なんだ。街でまんぷくヌードルを歩きながら食べてくれるのは若者なんだよ。
真一:つまり 我々は固定概念にとらわれていたのか…。
神部:若者か…。
森本:確かに そうかもしれませんね。
萬平:この歩行者天国でまんぷくヌードルが売れるよう すぐに許可をもらってくれ。
♪
世良:歩行者天国か。ええとこに目つけたな 立花君。
萬平:ですから 世良さんの力で この路上販売を大々的に宣伝してもらいたいんです。
世良:分かった。テレビや新聞のニュースに出るよう 僕が手配したる。
萬平:ハハハ お願いします。
世良:これは大変なことになるで 立花君!
萬平:ハハハハ だから出番があるって言ったでしょ。
世良:ああ ほんまやな!
(笑い声)
●香田家
克子:道路でまんぷくヌードルを売るの?
福子:うん。販売許可 もとたんやて。本番当日は 私も行って手伝います。
鈴:歩きながら食べるなんて。
名木:面白そうですね。
忠彦:面白い。
福子:さすが芸術家。頭が柔らかいわ。
鈴:そんなに私の頭が固いっていうの。
福子:これからは観音様になるんでしょ お母さん。
タカ:観音様?
福子:生前葬をやって悟りを開いたの。
名木:せやけど もし歩行者天国で売れへんかったら。
忠彦:名木君。
名木:やっぱり 僕が作ったデザインが…。
タカ:観音様!
鈴:あっ…。そんなこと ないわよ 名木さん。
●まんぷく食品・会議室
真一:歩行者天国の区間は ここからここまでの400メートル。そして ここに出店する。
神部:人出は 1万人が予想されているそうです。
萬平:1万人…。
神部:ええ。
岡:まんぷくヌードルは1000個用意します。
萬平:掃除係は用意できてるか。
岡:社員を20人出します。
森本:大きなゴミ箱も4か所ほど。
世良:掃除係?
真一:食べ終わったカップを そこかしこに投げ捨てられたらイメージが悪くなりますから。
世良:なるほど。気が利いとんな。
萬平:この歩行者天国には 社運がかかってますから。
●香田家
タカ:私も手伝う。
神部:外で売るんやぞ 寒い中。
タカ:私 まんぷくラーメンを作る時 手伝われへんかったことが悔しいの。
神部:まんぷくラーメン?
タカ:あの時は 大介を産んだばっかりやったから。せやから今度こそ応援したいんよ。茂さんたちが一生懸命作った まんぷくヌードルを売るんやから私にも手伝わせて。
神部:分かった。社長に話してみるわ。
タカ:ほんま!?
神部:ありがとうな タカ。
●パーラー白薔薇
しのぶ:お母さんの生前葬が終わったと思たら今度は歩行者天国。
福子:はい。
しのぶ:福ちゃんの周りでは ほんま いろんなことが起こるのね。
福子:面白い人生です。
アキラ:面白い人生など存在しない。人生を面白くする人間が存在するだけや。
福子:へえ~。
アキラ:名言やろ。
しのぶ:確かに 福ちゃんやからこそ 面白い人生になってるのかも。
福子:私は萬平さんについていってるだけです。
アキラ:誰の名言やったかな。
福子:生前葬を言いだしたのはお母さんやし 歩行者天国も萬平さんが。
しのぶ:ううん。それを言わせたのは 福ちゃんかもしれへんよ。
アキラ:せや 僕の名言や。
2人:はあ?
アキラ:ええ言葉やな。ちょっとメモっとこ。
しのぶ:ほんまに あんたが考えたんか。
アキラ:え… せや。
しのぶ:ほんまに?
福子:ああ… しのぶさん。
アキラ:アイム ソーリーや。
しのぶ:ええこと言うわ あんた。
アキラ:えっ。
しのぶ:ほれ直したわ。
アキラ:ほ… ほれ直した?
しのぶ:はい。フフッ。
福子:お~ よかった!
●立花家
幸:大学でたくさん宣伝しといたから。歩行者天国でまんぷくヌードル売るって。
萬平:ありがとう 幸。
福子:この前までケンカしてたのに いつの間に仲直りしてる 萬平さんと幸。
鈴:ほんまにね。
萬平:ケンカなんかしてない。
幸:してた。
源:おばあちゃんの生前葬がきっかけや。あれで みんなが優しい気持ちになれたんや。
福子:そうね。
幸:そうかも。
萬平:確かにそのとおりだ。
鈴:私のおかげ?
福子:ありがとう お母さん。
幸:観音様やもんね。
源:歩行者天国のまんぷくヌードル発売を 成功させて下さい 観音様!
萬平:お願いします。
源:お願い おばあちゃん!
萬平:お願いします。
幸:お願いします。
鈴:う~… ウフフ…。
♪
萬平:いよいよ1週間後か。
福子:今度の日曜日。絶対 成功します。
萬平:ああ。ありがとう 福子。
福子:ん?
萬平:歩行者天国のアイデアを思いついたのは お前のおかげだ。
福子:そんなこと…。
萬平:いや こんなこと 今までにも何回もあったな。
福子:少しは萬平さんの役に立ててるんですかね 私も。
萬平:役に立ってるどころじゃないよ。僕はお前とここまで 2人で来たと思ってるよ。
福子:萬平さん…。
萬平:実はな 福子。
福子:はい。
萬平:歩行者天国で話題になって まんぷくヌードルが売れるようになったら しばらく仕事を休もうと思うんだ。
福子:休む?
萬平:2人で旅行に行かないか。ひとつきかふたつき。
福子:ふたつき!?
萬平:ああ。世界にはいろんな麺があるはずだ。それを食べてみたいんだ。
福子:えっ 外国に行くんですか? 麺を食べるために?
萬平:一緒に行こう。
福子:えっと あっ それは… 萬平さんが これからも発明家でいるために?
萬平:フッ… もちろんだ。
福子:うん 行きましょう。いや~ 2人で旅行やなんてはじめてやわ。
萬平:でも その前に 歩行者天国だ。
福子:歩行者天国です。
そして ついにその日がやって来ました!
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにありますのでご注意願います。
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