朝ドラ「まんぷく」23話、腹膜炎の痛みで悶絶する萬平。症状が似ているとのことで、急遽呼ばれた若林はんところの息子・武のかん高い声と顔。どこかで見たと思ったら…。
「半分。青い。」津曲の会社ヒットエンドランのデザイナー小堺じゃないかと調べてみたら、大当たり。
8月30日に放送された「半分。青い。」130話に一度だけ出演したデザイナー小堺こと、大窪人衛(おおくぼ ひとえ)さん。
大窪人衛(おおくぼ ひとえ)さんプロフィール|所属事務所吉住モータース
もし、今回も一度きりの出演なら、それはそれで伝説になりそうで、朝ドラは奥が深いです。そして「わろてんか現象」で出てくる咲姉ちゃんの膝の艶。
あれはパンストなんだろうなと、嬉しいやら時代的にはないんじゃないの?と。まずはブラック咲姉の出番が増えることを祈って、明日もよろしくお願いします。
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まんぷく(23話10月26日)あらすじとセリフ
昭和20年 春。戦局はもはや絶望的になっていました。日本各地が空襲を受け アメリカ軍は沖縄に上陸。ヨーロッパでは日本の同盟国であるドイツが降伏。日本は敗戦への道を突き進んでいました。
●黒竹村の山中
萬平:あっ あった。
福子:えっ。これは何ですか。
萬平:ああ 多分 ウルイだ。
福子:多分って…。萬平さんが好奇心旺盛なのはよう分かってますけど 毒にあたって死ぬのは嫌ですよ!
萬平:あっ ここにもあった。これはみつばだな。
●井坂家の離れ
権三:山菜採りですか。
鈴:2人で行きましたよ。たくさん採ってくるからって。
八重:仲ええご夫婦やなあ。うっとことは えらい違うとうな。
権三:そがいなことねぇでえ。
八重:そがいこと思とんのは おまはんだけ。
権三:はあ?
鈴:仲がいいのも考えものですよ。大の男が戦争にも行けず 働きもせず 戦争が終わっても 一体どうやって生計を立てていくのか。
八重:せえでも ここいら来て 体の様子もええがいになったったやろ 萬平ちゃん。
権三:べっちょない べっちょない。元気なら何でぇできてやろ。
役場・兵事係:おったってか~。立花萬平さんは こちらですか?
鈴:はい。
役場・兵事係:おめでとうございます。召集令状です。
八重:赤紙…。
萬平:やはり また来ましたか。
鈴:今度は身体検査ではねられないで下さいね。上郡に来て 随分体の具合も戻ったんですから。
萬平:はい。
福子:でも…でも役場の人が言うてました。大阪も神戸も空襲があって 東京もやられて 日本はもう駄目なんやないかって。
鈴:福子。
福子:今 戦場に駆り出される兵隊さんは みんな生きて帰れないって。爆弾を抱えて敵の戦車に突っ込むんやて!
鈴:でも… でも…。
萬平:福子のお姉さんたちの旦那さんたちは みんな戦地で戦ってるんだ。僕だけここで安穏としているのは忍びないよ。行けと言われれば 行かなきゃ。
♪
萬平:さあ 晩ごはんにしよう。
♪
萬平:うん うまい。うまいですよ お義母さん。ほら 福子も食べてみろ。
♪
萬平:うまいでしょう。
鈴:はい。
萬平:なあ 福子。
その夜 福ちゃんはなかなか眠ることができませんでした。今 入隊したら 萬平さんは必ず戦場に送られる。そして二度と戻ってこない。眠れるわけがありませんでした。
(鈴の夢の中)
咲:よかったわね お母さん。これで福子は未亡人よ。
鈴:何てこと言うの 咲。
咲:そやかて 萬平さんのこと 嫌いやったんでしょ。萬平さんが戦死したら 今度こそ堅気の勤め人を福子の旦那様にしないとね。
鈴:どうして そんなひどいこと…!
咲:お母さんが いつも言うてることやない。
ところがその翌朝 大変なことが起こったのです。
(うめき声)
福子:萬平さん?
(うめき声)
福子:萬平さん? えっ? どうしたんですか?
萬平:腹が…!
福子:昨日の山菜があたったんと。あっ…熱もある。今 お医者様を。
回想福子:この村にお医者様はいらっしゃいますか?
回想苅田:お医者はんは 山越えて町まで行かんとおらん。
(うめき声)
鈴:どうしたの?
福子:萬平さんが!
鈴:えっ…。
♪
八重:ここやな。上郡駅前の…。
福子:斎藤医院。
権三:町まで どがいして行ってんや。
福子:萬平さんの様子を見てて下さい。お願いします!
権三:走っていってんか~!
(うめき声)
鈴:萬平さん。どうしたの?
萬平:腹が痛いんです…。
鈴:本当に?
萬平:はい…。
鈴:戦争に行きたくなくて 仮病を使ってるんやないでしょうね。
萬平:ち…違いますよ…。
鈴:本当に?
萬平:はい…!
権三:立花はん!
八重:萬平ちゃん!
鈴:大家さん!こっちこっち早く来て!
権三:一体 どがいしたん!
鈴:おなか痛いって…。どうも仮病やないみたい。
権三:そりゅそうじゃろ!こがいなふうに脂汗流しとってんで。
鈴:そしたら何で?
八重:若林はんとこの息子はんが寝込んだ時 こがいなふうに痛がっとってなかったか?
権三:せや!
鈴:呼んできて下さい!
♪
若林:痛い?
萬平:痛いって言ってるじゃないですか…!
若林:いや わいん時とは違うとうわ。
鈴:違う?
権三:どがい違うとんでえ。
若林:わいは あん時 便所から出れんかった。腹は下しとらんねやろ?
八重:ほな どがいなん?
若林:塩沢のばあちゃん時に似とうなあ。
村人:旦那さんの方けえ?何かにあたったんじゃろか。
村人:都会の人やでなあ。
みつ:うちん時とは違うとらあ。
権三:違うとる?
みつ:キリキリ痛みよんやろ。うちん時はず~んだったでえ。
権三と鈴:ず~ん?
●上郡駅前
福子:助けて下さい… お願いします…。
●井坂家離れ
(うめき声)
鈴:萬平さん!
ミヨ子:おっちゃんがのうなってまう…。
鈴:福子を未亡人にしないで!
若林:来たったど! お医者はんが来たった!
全員:先生!先生!
権三:先生 はよ!
福子:すいません 通して下さい。萬平さん!
萬平:福子…。
斎藤医師:どこが痛みよりますか?ここは?奥さんから聞きましたよ。憲兵に捕まってだいぶどつかれたって。
八重:えっ!?
看護師・三橋良子:先生!
若林:憲兵?
鈴:それが原因なんですか?
斎藤医師:これは痛みよってか?
萬平:うわあ~っ!
斎藤医師:腹膜炎かぁしらんなあ。
鈴:腹膜炎?
福子:それは大変な病気なんですか?
斎藤医師:最悪の場合は… あっ。
福子:萬平さん?
斎藤医師:モルヒネ。
看護師・三橋良子:はい。
鈴:しっかりして。
みつ:南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏。
斎藤医師:とりあえずは べっちょない。今は鎮痛剤が効いて眠っとってやで。
八重:よかった…。
権三:のうなったんかと思うたわ。
若林:もう べっちょないて ばあちゃん。
みつ:えっ。
篤:おっちゃん…。
(笑い声)
斎藤医師:せえでも まだ分かりゃあせん。とにかく薬で治ったってんを願うしかねぇでえ。
福子:薬で治るんですか?
鈴:先生。
斎藤医師:五分五分です。
みつ:ええっ。
若林:五分五分?
鈴:神社はどこですか?
♪
鈴:福子の旦那様の病気を治して下さい。
回想萬平:
とにかく僕は 世の中の役に立つ仕事がしたい。みんなが喜んでくれるような仕事を。
福子さん…。生きて会えるとは思いませんでした。
お前はいい奥さんだ。僕は幸せだよ。
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
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