朝ドラ「まんぷく」4話、咲姉ちゃんと小野塚真一の結婚披露宴。福ちゃんのひと言挨拶が心に残り、いい朝です。
姉が初めて真一さんと外で会うた時も 私がついておりました。でも2年前ですから 私はもう子どもではありません。でも 私はその時思いました。この人は今までの人とは違う。咲姉ちゃんにぴったりやって。この2人が結ばれればいいのにって。
だから真一さんがうちに来て 咲さんと結婚させて下さいと言ってくれた時は本当にうれしかった。お父さん代わりになって 自分のことは後回しにして家族を支えてくれた咲姉ちゃんに やっと幸せが来たと思いました。真一さん…咲姉ちゃんを幸せにして下さい。咲姉ちゃんも真一さんをしっかり支えてあげてね。
寡黙な男・香田忠彦がポツリと「いい挨拶や」と赤ワインを飲むシーンもグッドで、これぞ正統派の朝ドラ、という感じだったでしょうか。
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まんぷく(4話10月4日)セリフ
大阪東洋ホテルで働き始めて1ヶ月。福ちゃんは電話交換手からフロント係に異動になりました。
福子:いらっしゃいませ。
フロント係はホテルの顔です。
福子:村上様ですね。
もう 福ちゃんはうれしいことばかり。
回想鈴:真一さんと幸せになりなさい。
回想咲:ありがとう お母さん。
回想福子:よかったね。お母さん ありがとう!
恵:今井さん 今井さん。そんなに笑わなくてもいいから。
福子:申し訳ありません。
●今井家
鈴:この大根安かったのよ。節約 節約。分かってるわよね 福子。
福子:もちろんでございます お母様。
鈴:あ~。アハハハ。
咲:今日ね お店に真一さんが見えたの。
回想咲:いらっしゃいませ。
回想真一:指輪を見たいんですが。
回想咲:はい。
回想真一:結婚指輪です。
福子:え~!ええな~!
鈴:福子!
咲:克子から聞いたんやけど 忠彦さんが私の結婚祝いに絵を描いて下さってるんやって。
福子:もう~!幸せやね 咲姉ちゃん!
咲:うん。
●屋台のラーメン屋
福子:咲姉ちゃんの結婚のお祝い 何かしたいねん。
敏子:私のお父さんが…。
福子:敏ちゃんのお父さんはええから。
敏子:面白い機械見たんやって 中之島の見本市で。
ハナ:機械?
福子:そやから…。
●たちばな工房
福子:たちばな工房。
♪
福子:わあ~!
萬平:写真があれば そのまま映せるんです。
福子:映画みたい!
萬平:一度に大勢の人に見てもらえますから 軍人さんに武器の取り扱い方を説明する時などに…。
福子:この幻灯機 結婚式で使わせてもらえませんか?
萬平:結婚式?
♪
加地谷:タダで貸す? あかんよ 立花君。君は画期的な幻灯機を作ったんやぞ。自分でその価値を貶めてどないするんや。
萬平:えっ…。
加地谷:我が社の幻灯機を貸し出すんやったら 借用料を払わせるんや。
咲姉ちゃんの結婚式がいよいよ明日になりました。
●今井家
克子:咲姉は昔から男の人にモテてたもんな。
福子:そうそう。
咲:そんなことないわよ。
克子:ほら あの咲姉を口説きに来た あの…歯医者さん。
福子:いたいた!馬に乗ってうちに来た!
咲:思い出させんといて。
回想牧:牧 善之介です。
(馬のいななき)
回想咲:私がお世話になってる歯医者さん。
回想牧:お願いがあって伺いました。咲さんとお付き合いさせて下さい。
克子:でも お母さんが断ったんよね。背が低すぎるって。
福子:そうそう。
咲:もう笑わんといて もう。
克子:はあ…お父さんが生きてたら 咲姉の結婚 喜んだやろな。一番かわいがってたもん 咲姉のこと。
♪
鈴:とうとう 咲もお嫁に行ってしまいますよ。ねえ あなた。咲の花嫁姿 あなたと一緒に見たかったわ。
咲:お母さん。
鈴:ああ…。
咲:お母さん…。今まで育ててくださって…ありがとうございました。
鈴:咲… 幸せになるのよ 咲。
咲:はい お母さん。
●咲と真一の結婚披露宴
真一:ありがとうございます。
タカ:咲おばちゃん きれい。
咲:ありがとう タカちゃん。
克子:寂しくなるわね お母さん。
鈴:寂しくなんかありません 私は武士のむす…
福子:皆様 新婦 咲の妹の福子でございます。私はこの日のために 特別な出し物を用意しました。
竹ノ原:何で動かへんねやろ。
萬平:まだ。
福子:えっ まだ?
萬平:代われ。
福子:ごめんなさい。
鈴:福子!
吉乃:どうしたん?
克子:食べてなさい。
福子:その前にひと言ご挨拶を。え~っと…姉の咲はですね 昔から男の人にモテておりました。
(笑い声)
鈴:福子!
咲:ちょっと…。
福子:母はそれが心配で 姉が男の人と会う時は いつも私についていけと言いました。
(笑い声)
福子:監視役です。
克子:そうそう。
鈴:何を言い出すの!
咲:もう…。
福子:男の人はきっと困ったと思います。なぜなら 姉の手を握った子どもの私がずっとにらんでいるんですから。
(笑い声)
萬平:よし これでいい。
福子:姉が初めて真一さんと外で会うた時も 私がついておりました。でも2年前ですから 私はもう子どもではありません。
(笑い声)
福子:それが余計に目障りやったと思います。ですよね 真一さん。
咲:もう 福子…。
福子:でも 私はその時思いました。この人は今までの人とは違う。咲姉ちゃんにぴったりやって。この2人が結ばれればいいのにって。だから真一さんがうちに来て 咲さんと結婚させて下さいと言ってくれた時は本当にうれしかった。お父さん代わりになって 自分のことは後回しにして家族を支えてくれた咲姉ちゃんに やっと幸せが来たと思いました。真一さん…咲姉ちゃんを幸せにして下さい。咲姉ちゃんも真一さんをしっかり支えてあげてね。
咲:はい。
真一:はい。
福子:それが私の心からの願いです。
(泣き声)
忠彦:いい挨拶や。
福子:それでは あちらをご覧下さい。
咲:私?えっ?
鈴:まあ…。
真一:ほう。
克子:何これ。すごい!
(泣き声)
克子:咲姉…。
咲:(無音で)ありがとう。
♪
福子:立花さん 立花さん。
萬平:本日はおめでとうございました。
福子:ありがとうございました。おかげでとてもいい披露宴になりました。今日のお礼です。
萬平:いえ 結構です。
福子:えっ?
萬平:自分が作った幻灯機が役立ってくれて 皆さんがあんなに感激して下さって 僕は胸がいっぱいです。お礼を言いたいのは僕の方です。
福子:立花さん…。
萬平:では失礼します。
福子:ありがとうございました。
回想福子:それが私の心からの願いです。
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。