朝ドラまんぷく40話、たちばな塩業2回目の塩出荷。前回に引き続き世良勝夫が専売局に持ち込んで満額評価。
でも、専売局に持ち込んだのは一部で、大半は闇業者に流して大金ゲットのピンハネ行為。そして、萬平に渡したのは4000円。
萬平が初回で想定していた3000円よりも高く売れたので、よかったよかったと思うべきなんだけど、でも世良のピンハネ行為がどうもねえ~と視聴者のモヤモヤ。
それよりも、4000円を得たというのに浮かない顔の萬平と福ちゃん、それに神部の憂い顔。日々の激しい肉体労働を維持できるモチベーションは、やはり高額報酬しかないでしょうと考える本日のまんぷく感想でした。
まんぷく塩軍団(たちばな塩業)キャスト一覧。年齢身長と公式プロフィール
朝ドラまんぷく(40話11月15日)あらすじとセリフ
●立花家・台所
鈴:赤津 薄く切るのよ。それが終わったらゴマをいってちょうだい。
赤津:はい。
福子:赤津君が手伝うてくれて ほんまに助かるわ。
赤津:ほんでも 週末はタカちゃんが来てくれるんですよね。俺 休めるんですよね。
(電話の着信音)
鈴:福子 電話。
福子:はい。はいはい はいはい。
♪
福子:はい たちばな塩業でございます。あら タカちゃん。
タカ:ごめんなさい 福子おばちゃん。今週はそっちに行けません。もう手伝えないかも…。
福子:えっ… 何があったの?
タカ:うう~…。
●たちばな塩業
堀:えっ。
小松原:タカちゃんが来えへん>
赤津:俺はこれから ずっと大奥様にこきつかわれる。
増田:ずっと?
赤津:もう俺は…!
増田:赤津さんはどうでもええんですよ。
小松原:ずっとタカちゃん来えへんのですか?
堀:なして?
赤津:知らんわ!
岡:タカちゃんかて 忙しいんやろ。
神部:友だち付き合いもあるやろうしな。
森本:ええじゃなあか そんなことは。
小松原:ようない!タカちゃんが来えへんかったら…。
増田:赤津さんがかわいそうやないですか。
高木:どうでもええ言うたやないか。
長久保:タカちゃんに会いたいだけやろ お前ら。
野村:そないにかわいいかな タカちゃん。
小松原:かわいいですよ!
佐久間:ちょっと変わった顔してるな。
堀:そこがよかとですよ!
大和田:わしには分からへん。
峰岸:俺も。
倉永:僕も。
堀:分からんでええ!
赤津:もう嫌や!
(車のエンジンの音)
岡:おっ 世良さんや。
♪
萬平:丁寧に運べよ。今度の塩は間違いなく最上級です。
世良:大した自信や。かます20個か。金になるで 立花君。
萬平:いや みんな頑張ってくれましたから。
赤津 しっかり持て。
赤津:分かっとるわ!
福子:世良さん 大阪に行くんやったら 私も乗せてってもらえませんか?
世良:えっ?
福子:タカちゃんの様子を見てきます。
萬平:ああ そうだな。心配だ。
福子:あの 姪っ子の家が大阪の東区にあるんです。
世良:電車で行った方が早いぞ。
萬平:そんなことはないでしょう。
世良:東区と専売局は別方向や。
萬平:大して変わりませんよ。
福子:途中で降ろして下さればいいですから。お願いします。
世良:おお… うん。
♪
世良:今回は塩が出来んのにえらい時間がかかったなあ。
福子:ええ塩を作りたかったんです 萬平さんは。
世良:立花君はまだ塩作りを始めたばっかりや。素人に毛が生えたようなもんやのに そこまでこだわることもないやろ。もっと要領ようやらんと商売にならへんで。
福子:分かってます。せやけど…。
回想ハナ:福ちゃんがちゃんと考えてあげないと 会社は潰れてしまうわよ。
福子:お金のことは私が考えます。
世良:ええっ。福ちゃん 商売の経験なんかないやろ。
福子:なくても やるしかないんです。お金のこともほかのことも。萬平さんが仕事に専念できるように 私が全部やらないと。しょっ!
♪
福子:ありがとうございました。
世良:ほしたら 僕は専売局に行ってくるわ。
福子:はい。満額で売れますように。よろしくお願いしますね 世良さん。
世良:はいよ。
♪
世良:申し訳ないなあ。
●大阪・香田家
克子:子どもたちは学校に行ってるわ。ホッとできるのは今だけ。
福子:ホッとしてるようには見えへんわよ 克子姉ちゃん。タカちゃんから電話があったわ。泣きながら もう うちを手伝えないって。
克子:そう。
福子:何があったの?
克子:実はね 忠彦さんの体調がよくないの。昨日 アトリエで倒れてるのを タカが見つけたの。
福子:倒れてた?
回想タカ:お父さん! お父さん!お父さん どうしたん!
回想忠彦:んん…。
回想タカ:しっかりして お父さん! お父さん!
克子:すぐにお医者さん呼んできてもろて 診てもらって…過労やて。
福子:過労…。
克子:ここんとこ ずっと休まんと描いてたから。
福子:忠彦さんは まだ寝てるの?
克子:アトリエよ。
福子:えっ。
♪
福子:忠彦さん。
忠彦:福ちゃんか。
忠彦:克子姉ちゃんが心配してます。タカちゃんもみんな…。何でそんなに…。
忠彦:取り戻さないと。戦争で描けなかった分 取り戻さなくてはいけない。
♪
タカ:お父さんは?
♪
福子:そやけど 忠彦さん 気持ちは分かるけど…。
タカ:お父さん! もうやめて。お願い。
忠彦:タカ お前は画家の娘や。覚悟しろ。
タカ:覚悟?覚悟って何?
忠彦:僕は戦争で目をやられた!
タカ:せやけど もっといい絵が描けるようになったやない。
忠彦:今しか描かれへんねや! やめるわわけにはいかんねや。
タカ:戦争でお父さんやお兄さんを亡くした友達がたくさんいるわ。せやけど お父さんは無事に帰ってきてくれた。それやのに…。
福子:タカちゃんの言うとおりやと思います。忠彦さんは 絵描きさんやけど 芸術家やけど みんなのお父さんです。克子姉ちゃんの旦那様です。
忠彦:萬平君かて 仕事に没頭する人や。福ちゃんは それを止めるんか。
(泣き声)
●大阪地方専売局
中島:ああ これはええ塩やわ。おお。
♪
伊勢谷恵子:取り決めどおり 満額をお支払いします。
世良:満額!さすが立花君や。
●大阪・闇市
大西:これは…ええ塩や。
世良:さあ なんぼで買うてくれるんや。
♪
世良:61 62 63 64。何回数えても気持ちええな。
福子:お待たせしてすいません。
世良:いや 大丈夫 大丈夫。乗って乗って。
福子:すいません。
世良:姪っ子はどうやった。風邪でもひいとったか。
福子:いえ タカちゃんは… 帰りましょう。
世良:塩はきっちり売れたで。最上級やって評価されてな。
福子:そうですか。よかった。
世良:よっしゃ。
●たちばな塩業
神部:社長。
萬平:あ…。
神部:塩はいくらで売れたんですか。
萬平:4000円だ。
神部:4000円。
萬平:かます20個 全部 最上級と評価されたよ。
神部:最上級!
萬平:満額支給だ。世良さんも喜んでた。
神部:そうですか。
萬平:ああ。どうしたんだ。
神部:あっ いえ 何でもありません。
萬平:ああ ちょっと…何かあるなら 言えよ。
神部:大変な仕事やなぁって。
萬平:塩作りか。
神部:ええ塩をかます20個分作るだけで 正直 みんな疲れ果ててますよ。
●泉大津の防波堤
森本:釣れんなあ。
岡:明日も仕事か…。
小松原:楽しみは週末だけですよね。
●たちばな塩業
神部:みんな 最初から塩作りがやりたかったわけやないし 食うに困ってここに来たわけですから そのうち 新しい仕事見つけて出ていくかも。あっ せやけど 俺はずっとここにいますよ。社長が塩作り続けるっていうなら ついていきます。
萬平:ありがとう。
神部:とにかく 満額で売れてよかったです。次の給料は期待してよろしいんですよね。
萬平:もちろん。
神部:それ みんなに伝えても…。
萬平:いいよ。
神部:ありがとうございます!
♪
鈴:えっ! 倒れたのに 絵を描くのをやめないの?
福子:芸術家やから しかたないのよ。
鈴:何それ。
福子:…って克子姉ちゃんが言うてた。
鈴:まあ 絵が売れて売れて大変やっていうなら 分かるわよ。
福子:最近は売れてるんやて。自分の絵を見つけたのよ 忠彦さんは。
鈴:何 分かったようなこと言うてるの。それで体壊して死んでしもたら意味ないやない。そんな人と結婚したのが間違いやったのよ。昔から克子は私の言うこと 聞いたためしがないんやから。私が忠彦さんに説教してやるわ。
福子:話がこじれるから やめて。
鈴:あなたの旦那さんも似たようなもんよ。
回想忠彦:萬平君かて 仕事に没頭する人や。福ちゃんはそれを止めるんか。
回想賢作:とにかく ええもんを作りたい。せやけど それでは社長は務まらん。
(萬平のため息)
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
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