朝ドラまんぷく42話、塩の代金をネコババした世良を問い詰めるために大阪商工会会合に乗り込んだ福ちゃん。
そこで商工会会長の三田村と再会し、何気に立花萬平をアピール。それを聞いた三田村会長が3万円を投資すると言い、世良も慌てて僕も投資すると。
家に帰って報告する福ちゃん。投資話以上にうれしい話とは、福ちゃんが赤ちゃんを宿したこと。妊娠3ヶ月というおめでたい週末になり、心穏やかな休日をお過ごしください。
まんぷく塩軍団(たちばな塩業)キャスト一覧。年齢身長と公式プロフィール
朝ドラまんぷく(42話11月17日)あらすじとセリフ
●たちばな塩業
福子:ごまかしてる?
鈴:専売局はかます8個分しか買い取ってないって言うの。残りの12個は闇業者に売ったのよ 世良さん。
福子:闇業者!?
鈴:ほんまは5000とか1万とか儲けたんやわ。せやけど うちには4000円で売れたって。ちょうふぉ かます20個分の値段やから バレないと思たのよ。
福子:まさか。
回想森本:男と一緒に歩いてるのを見ました。
福子:世良さんがそんなこと…。
回想萬平:誰が。
回想森本:奥様ですよ。
福子:ほんまですか 萬平さん!
萬平:えっ…。ああ…。
鈴:警察に訴えましょう。
萬平:ああ 待って下さい。世良さんが塩を闇業者に売ったという証拠はないんですから。
鈴:そしたら かます20個分の塩はどこ行ったいうのよ。あの人が うちでなめてるの?
福子:そんなわけないでしょ。
萬平:問題が多すぎる。ちょっと頭を整理する時間を下さい。
鈴:何が多いのよ。問題はお金よお金!
萬平:とにかく!待って下さい!
♪
小松原:奥様が男と!?
堺:えらい ええ男やったらしいです。
岡:手つないでた!?
峰岸:…のように見えんこともなかった。
神部:それ あいびきやないか。
森本:あいびきやない… 浮気じゃ。
♪
福子:萬平さん。
萬平:ん?
福子:世良さんは うちの売り上げから いくらか抜いたのかもしれへんけど 私 何でやろ… あの人のこと嫌いになれないんです。
萬平:僕もだよ。でも…。
福子:でも?
萬平:裏切られても 嫌いになれないというのは…つらい。
福子:そうですね。
萬平:(小声で)そうですねじゃない!
福子:そやけど お金のことは 私がなんとかします。
萬平:なんとかするって…。
回想ハナ:塩作りは萬平さん。経理はお母さん。そやけど あとは全部 福ちゃんがやらないと。
福子:萬平さんは仕事のことだけ考えて下さい。ほかのことは 全部私がやります。私に任せて下さい。
翌日 福ちゃんは 早速 難波の闇市に向かいました。
●難波の闇市
福子:あの…塩を買うてくれる業者さんをご存じありませんか?
闇業者:さあ 知らんな。
福子:塩を買うてくれる業者さんです。
闇業者:何物や あんた。
福子:うちに ええ塩はあるんで お金に換えたいんです。
闇業者・大西:うちで買うたるわ。
福子:ほんまに?上等な塩ですよ。
闇業者・大西:こないだも最上級の塩を買うたったわ!
福子:まあ!
(福子と鈴の電話)
鈴:闇業者を!?
福子:見つけました。かます12個分を6400円で買ったって。
鈴:6400円!? 専売局の買い取り額はかます8個で1600円。合わせて8000円! うちに半分渡して 残りをかすめ取ったのね 世良あ!
福子:もう当たって砕けろ。私 本人と会うてきます。
鈴:負けたら駄目よ。あなたは武士の娘の娘なんですからね!
赤津:大奥様。
鈴:何っ!
赤津:この会社は潰れるんですか。
鈴:はあ?
赤津:みんなが言うてます。萬平さんと奥様が離婚して たちばな塩業は解散やって。
鈴:どうして福子が離婚するのよ。
♪
(公衆電話で世良商事に電話する福子)
福子:世良社長はいらっしゃいますか?
世良商事従業員:申し訳ございません。ただいま外出しております。
福子:はあ… お帰りはいつごろでしょう。
世良商事従業員:今日は 商工会の会合がありますので こちらには帰ってこないと思います。
福子:商工会…。
●立花家
萬平:何の用ですか お義母さ…。
鈴:ここにお座りになって。
萬平:はい。
鈴:あなたは福子を疑ってるの?福子はそんなふしだらな娘ではありません。 あの子はね 私に逆らってあなたと結婚したのよ。私は堅い勤め人と一緒になってほしかったのに 私の大反対を押し切って 萬平さんと夫婦になったんです。そんな娘があなたを裏切るわけないやない。
●商工会会合会場
商工会出席者:工場がやられてしまいました。
商工会出席者:うちもです。
●会合控え室
世良:会長がご無事で本当によかった。
三田村:空襲で家は焼けよったけど 芦屋の別宅は残りよったさかいな。
(ノック)
三田村:はい どうぞ。
世良:私の会社は丸焼けです。バラック建てて 一からやり直しですわ。
福子:お茶をお持ちしました。
三田村:君のことやから 要領よう立ち回ってんのやろ。
世良:いえいえ。愚直に仕事をさせて頂いております。
三田村:ハハハ。
福子:どうぞ 会長。
三田村:ああ 君は…。
福子:ご無沙汰しております。今井福子でございます。今は結婚して 立花福子に。
三田村:立花?立花萬平か?
福子:はい。
●立花家
鈴:私は信じます。誰が何と言おうと どんなうわさが流れようと 私は福子を信じます。そやから お願い。福子を信じてやって。お願いします 萬平さん。
萬平:申し訳ありません。お義母さんの言うとおりです。福子がそんなことするはずはないとおもっていながらも ついつい疑ってしまいました。福子を信じます。福子は僕の妻です。
●会合控え室
福子:主人が憲兵にぬれぎぬを着せられて 捕まった時は 会長に助けて頂いて 本当にありがとうございました。
三田村:ハハハ。そういうこともあったな。
福子:今 実は世良さんの紹介で 泉大津に家を持ちまして。
三田村:ほう。
世良:はい。
福子:主人は たちばな塩業という会社を立ち上げました。今はお塩を作っております。
三田村:塩か。なかなかええとこ 目つけたな。
福子:いつまで この会社が続くかは 分かりません。
世良:えっ。
福子:主人は塩作りだけで収まる人間ではないからです。
三田村:ほう。
福子:いずれ また 何かやりたいことを見つけるでしょう。今は その時のために資金作りやと思っております。
三田村:なるほど。それやったら 質いこだわったら あかんな。
福子:え…。
三田村:上等の100キロよりも 質を落として300キロ作った方が手間暇考えたら金になる。
福子:それは無理です。
三田村:ん?何でや?
福子:主人は最上級の塩しか作りません。品質だけは絶対に譲らないんです。あと 闇業者に売るようなことも絶対にしません。
三田村:なかなか難しい男やな 立花君は。
世良:意固地なんですね。
福子:世の中の役に立つ仕事がしたいんです。正しいやり方で、それが難しいってこと 重々承知しています。でも 私は主人は必ずやってのけると信じてます。
三田村:なるほど。そういうたら 以前 君が私に言うてたこと思い出したな。立花萬平は 大阪経済をいずれはしょってたち逸材やと。
福子:はい 申しました。
三田村:彼がこれから どうなるのか 実に興味深いな。よし 分かった。立花萬平に投資してみよ。
福子:えっ。
世良:投資?
三田村:投資額は3万や。
福子:3万!?
三田村:うちの番頭に 話 通しておくさかい いつでも電話してきなはれ。あくまでも投資や。儲かったら倍にして返してもらうぞ。
福子:はいっ。ありがとうございます!
三田村:ハハハハハ。
♪
福子:え~!
世良:福ちゃん ちょっと待って待って!僕も立花君に投資する。5500円。今 財布にある金 全部や。儲かったら 倍にして返してもらうで。
福子:三田村会長からの投資だけで十分です。
世良:待て…待て待て待て待て!倍やのうてええ。1.8倍で。
福子:お気持ちだけで結構。
世良:1.5倍! 分かった。ちょっと色つけて返してくれ…。
福子:あ~早く萬平さんに知らせてあげないと。
世良:色をつけんでええ!これは立花君との友情の証や。持っていけ。
福子:5500円…。
世良:そのかわり 末永い付き合いを頼むで。
福子:ありがとうございます。そたけど… 1500円で結構です。この4000円を受け取ったら うちも闇業者と取引したことと同じになりますから。では また。
世良:何で知っとるんや。
福子:よかった~!
●立花家
鈴:どうして1500円なのよ。あの人がかすめ取ったのは5500円でしょ。
萬平:いいんです 1500円で。
福子:そのかわり!三田村さんから3万円頂くことになりました。
鈴:3万円!?
萬平:三田村さんって 商工会の?
福子:三田村会長です。萬平さんの将来に期待して 投資して下さるって。
萬平:僕の将来?
鈴:あ~ありがたや ありがたや。
福子:せやけど!もっとうれしいことが。
萬平:もっと?
鈴:何?
福子:帰りに産院に寄ってきたんです。
萬平:えっ。
福子:フフッ…妊娠3ヶ月ですって。
鈴:ええ~!
萬平:このおなかに 僕たちの…。
福子:はい。
鈴:私の孫が。
萬平:そうか。
福子:そうよ。
萬平:うれしいなあ!ハハハハハハ!福子 よくやったな。お義母さん…。
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
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