朝ドラまんぷく47話、昭和22年(1947)春、予定日通りなら、4月8日が立花源(たちばな げん)の誕生日?
でも出産予定日が1週間後じゃないかと忠彦に言われて、その数日後に生まれているので、正確な誕生日は4月の2日か3日辺りでしょうか。後々、検証しておきたいと思います。
そして、平賀源内と源義経の間を取って、立花 源 に決まった赤ちゃんの名前。通称“源ちゃん”と言えば、「ごちそうさん」のめ以子の幼馴染みの“源ちゃん”を思い出す人も多いはず。
たしか昭和22年の「ごちそうさん」の源ちゃんは、悠太郎の帰りを待ち続けるめ以子を、大阪の街で支え続けていたはずで、どこかでコラボしてほしいと妄想する勤労感謝の日です。
まんぷく塩軍団(たちばな塩業)キャスト一覧。年齢身長と公式プロフィール
朝ドラまんぷく(47話11月23日)あらすじとセリフ
●たちばな塩業
福子:呼んで下さい。
萬平:誰を。
福子:産婆さん!
萬平:ああ お産婆さんを呼べ! だ…大丈夫だからな 福子。
福子:うう~…。
●香田家
克子:ご苦労さまです。
電報配達員:ありがとうございました。
克子:「フクコ サンケヅ ク」。産気づく!?
♪
鈴:どんな絵が出来るのかしら。きれいに描いてね。
忠彦:分かってます。楽しみにしてて下さい。
克子:お… お母さん!お母さん!
鈴:やかましい。
克子:福子が産まれそうやて!
2人:ええっ!
鈴:あっ… あっ… あ~!
●たちばな塩業
産婆けい:よっしゃ 息んで。
福子:ん~!
タカ:頑張って!
一同:ん~!
萬平:福子!
福子:はあ はあ はあ…。
産婆けい:もう一回や!
福子:ん~!
産婆けい:よっしゃ。頭見えてきたで。
萬平:えっ。
(ざわめき)
森本:社長!
萬平:頑張れ 福子!頑張れ! 福子 頑張れ!
克子:福子!
鈴:福子は!
赤津:大奥様!
鈴:赤ちゃんは?
神部:今 頭出そうです。
鈴:頭出そう?福子!
克子:福子!
萬平:おい 福子!大丈夫か!
産婆けい:もうちょっとで 頭出てくるさかいな。
鈴:えっ えっ…。
克子:福子 もうちょっとやて。
福子:はあ はあ…。
一同:はあ はあ はあ はあ…。
タカ:頑張って!
産婆けい:もう一回!
福子:ん~!
一同:ん~!
(赤ちゃんの泣き声)
萬平:えっ。
産まれた。
(歓声)
鈴:男の子よ 福子。よう頑張った。
タカ:赤ちゃん産まれるん 初めて見た。
産婆けい:ほら お母さんやで。
福子:男の子…。
鈴:そうよ。福子 そうよ。
克子:萬平さん 萬平さん 男の子。
萬平:ちょっと 押すな!
かわいい。
萬平:産まれた!
鈴:元気な赤ちゃん!
萬平:あ~ ハハハハハ。おお ハハハハハ。
福子:私たちの赤ちゃんよ。
萬平:ああ。よくやった 福子。よくやった。
もちろん その日は たちばな塩業は臨時休業でした。そして みんながいつも寝ている広間は 福ちゃんと赤ちゃんがいましたから… 神部さんたちは…。
神部:そしたら もういっぺん 社長と… 社長と奥様の赤ちゃん誕生に乾杯!
一同:乾杯!
小松原:僕 今日が人生で一番感動した日かも。
岡:わしもや!
森本:おなごは すごいのう!
峰岸:おなごに乾杯!
♪
萬平:かわいいな。本当にかわいい。フフフ…。
福子:名前を考えないと。
萬平:それなんだけど 実は男の子だったらこれにしようと思ってた名前があるんだ。
福子:えっ。
萬平:僕が初めて福子に会った時 僕が作っていたのは幻灯機だった。次に会った時は根菜切断機を作ってた。そのあとは飲料水製造機 はんこ そして鉄板を使っての塩作り。自分で言うのもあれだけど 僕は人からは発明家だといわれている。
福子:そうですね。
萬平:ああ。これからも世の中の役に立つようなものを作っていきたいと思ってる。
福子:名前の話や…。
萬平:ところで 発明といえば 日本には偉大な発明家がいた。平賀源内だ。江戸時代にエレキテルを発明した偉大な発明家だ。
福子:もしかして…。
萬平:源内は どうだ。
福子:源内…。
♪
鈴:立花…源内?
萬平:はい。
克子:立花源内。
萬平:語呂もいいでしょう。
タカ:ゲンナイって何?
萬平:江戸時代の…。
鈴:あほなこと言わんといて。立花源内なんて 冗談やないわ。
萬平:どうしてですか。
鈴:赤ちゃんがかわいそうよ。
萬平:どうして。
克子:まあ まあ まあ まあ まあ…。2人とも落ち着いて。
鈴:名前は私が考えます。
タカ:おばあちゃんが?
萬平:ちょっと待って下さいよ。
鈴:立花義経。
克子:義経!?
鈴:あの子のご先祖様は 源義経よ。
萬平:いやいや いやいや… 今どき 義経って。
鈴:源内かて それこそ 今どきやないやない。
萬平:平賀源内は江戸時代ですよ。源義経は…。
鈴:ちょっと待って! ねえ 義経がいいよわよね タカ。
タカ:えっ。
萬平:源内だよな。
タカ:うう… いや…。
萬平:僕の息子です。僕が名前を決めます。
鈴:私の孫よ。
克子:今 決めんでもええやない。いろいろ候補をだして。ねっ。
(戸が開く音)
萬平:おお 福子。
鈴:駄目やない 寝てないと。
福子:ゲンは どうでしょう。
萬平:えっ。
鈴:ゲン。
福子:平賀源内のゲン。源義経の源もゲン。2人の間をとって 立花 源。
鈴:立花 源?
萬平:立花 源。
克子:ええんやない。
タカ:私もええと思う。
鈴:そうね。
萬平:悪くない。
福子:そしたら 立花 源で決まり。
(泣き声)
福子:よかったね 源ちゃん。 源ちゃん。
♪
タカ:赤ちゃんの名前が決まりました!立花 源!
♪
克子:そしたら お母さん。福子をよろしくね。
鈴:分かった。
克子:とにかく無理させたら駄目よ。家事が全部 お母さんがやってあげるんよ。
(ため息)
克子:何 ため息ついてんのよ。
鈴:決心して家出したのに 何て言うの…。こんな なし崩しに 戻ってくることになるなんて。
克子:もう帰ってきたんやから しょうがないでしょ。お母さんには役目があるんよ。会社の人たちのお世話。たちばな塩業の経理。福子は子ども産んだばっかりで まだすぐには動かれへんねんから。お母さんがいてくれないと みんなが困の。春休みの間は タカも手伝わせるから。福子の体も気ぃ遣ってあげて。かわいい孫を毎日だっこできて 幸せやない。
鈴:分かったわよ。
克子:いいお母さんになるんよ 福子。
♪
萬平:どうした 源。おっぱいか。
福子:さっき あげたばっかりですよ。
鈴:萬平さん。
萬平:はい。
鈴:赤ちゃんがかわいいのは分かるけど もう仕事に戻って下さいな。私がちゃんと見てるから。
萬平:いや 福子がしんどいって言うんですよ。大丈夫でしょうか お義母さん。
福子:萬平さんは気にせんといて。
鈴:子どもを産んだばっかりなんやから しんどいのは当たり前。早く行って。
萬平:じゃあな 福子。じゃあな 源。
鈴:フフフフ…。
福子:ん~…。
鈴:そんなにつらいの 福子。
福子:ふう~ 大丈夫。
でも それから1週間たっても 福ちゃんの体調は戻りませんでした。産後の肥立ちが悪かったのです。
森本:ちぃと火落とそうか。
岡:わしも 源ちゃん だっこさせてくれへんかな。
野村:そんなん 大奥様が許してくれませんよ。
森本:汗臭いあんたたちには 触らせませんって。
岡:風呂上りに 順番にだっこさせてもらうとか。
森本:無理じゃて。
野村:そんなことより奥様ですよ。まだ起き上がれんいうんは…。
森本:ああ 心配じゃのう。
岡:やっぱり栄養が足りひんのや。
小松原:神部さん どこにおるか知りませんか。
岡:神部?
森本:浜にいるんやないか。
増田:いないんです。
堀:また タカちゃんにちょっかい出しに行っとるっちゃろ。
岡:まだそんなこと言いよるんか。
森本:もう勘弁してくれや。
♪
神部:よっ。
タカ:ありがとう 神部さん。もういいです。
神部:遠慮すんなよ タカちゃん。
タカ:ほんまに大丈夫。私 おかゆ作らないといけないし。
神部:奥様 まだ体の調子悪いんか。
タカ:うん。
♪
萬平:つらいか 福子。
福子:力がでないだけです。
萬平:顔色も悪いですよ お義母さん。
鈴:ほんまにね。赤ちゃんは元気やのに…。
福子:源ちゃん。
萬平:お産婆さんは何て。
鈴:体を冷やさないようにして 栄養のあるものを食べさせなさいって。
萬平:栄養のあるもの…。
♪
小松原:鶏?
神部:奥様に卵を食べさせたいって 社長がな。
一同:ふ~ん。
おっ あかん。うお~! 逃がすな 逃がすな。
♪
福子:もう…。
鈴:無理してでも 食べなさい。
萬平:そうだ 福子。
福子:ごめんなさい。後で食べます。
萬平:えっ…。
鈴:夜になったら 目が見えないんですって。
萬平:えっ。見えない?
福子:暗くなってくると ものが見えにくくなってくるんです。
萬平:産後の肥立ちが悪いと そういうことがあるんですか お義母さん。
鈴:分からないわよ。私はそんなことなかったもの。
萬平:だって 子ども3人も産んでるんじゃ。
鈴:萬平さんこと 発明家なのに分からないの。
萬平:そんなこと分かるわけないでしょう。僕は男なんですから。おお 福子。福子。
鈴:福子…。
萬平:大丈夫か。
福子:源ちゃん…。
(泣き声)
萬平:大丈夫だよ。
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
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