朝ドラまんぷく52話、スモモを手土産にやってきた小野塚真一のうそとは?
それは有給休暇じゃなく、勤めていた証券会社が倒産して、無職になってしまったということ。そして、この後、萬平とずっと一緒に仕事をすることになる真一は、再婚しないのか? というフラグが立ち、再婚説に1票を投じたいと思います。
それにしても人身掌握の大切さ。社長に向いていないと自覚できるような謙虚な人ほど社長に向いているわけで、真一の指摘も正しいけど、福ちゃんの言い分もごもっとも。
で、塩作り組の名前を一人ずつ呼んで謝る萬平ですが、なぜか赤津だけは呼ばれず。赤津は完全に鈴さんの手下という、萬平の意図がアリアリで、鈴さん組・赤津の評価がグイグイ急上昇中です。
まんぷく塩軍団(たちばな塩業)キャスト一覧。年齢身長と公式プロフィール
朝ドラまんぷく(52話11月29日)あらすじとセリフ
萬平:今までダネイホンを作ってた者たちは 牛骨と菜種油を。塩を作ってくれてた者たちは 塩とワカメを確保してくれ。
福子:萬平さん。
萬平:僕たちは仲間だ! みんなで一つになって ダネイホンを完成させよう。
福子:違うわ 萬平さん。
●泉大津の海岸
森本:何で わしらがこんなこと…。
小松原:ダネイホンは あいつらが作ったらええねん!
●たちばな塩業
福子:萬平さん。森本さんたちに ダネイホン作りを手伝わせるのは どうかと思います。
萬平:みんながバラバラになるのが問題なんだろ。一緒に仕事をすれば 結束は固まるじゃないか。なあ 源。
福子:せやけど 塩作り組の仕事が増えるだけやありませんか。
萬平:ダネイホンの商品化を目指す以上 いずれは総力戦にならざるをえないんだ。それよりも味だよ。どうしたら余計なものを加えずに おいしいものになるか。源も一緒に考えてくれよ。ほれ ほれ~。ハハハハ。
真一:ごめんください。
福子:はい。真一さん。
萬平:どうしたんですか 真一さん。
真一:2人とも久しぶり。ああ 源ちゃんも大きくなったなあ。
福子:いらっしゃるなら 連絡下さればよかったのに。
真一:急に思い立ってね。有給休暇を取ってきたんだ。
福子:あっ どうぞ どうぞ 入って下さい。
真一:あっ これ お土産です。うまそうなスモモだろ。
萬平:スモモ…。
♪
真一:本当にかわいいですね 源ちゃん。
鈴:咲と真一さんの子どもも 見たかったわ。
福子:お母さん。
真一:そうですね。僕も時々そう思いますよ。
福子:この前 咲姉ちゃんが私の夢の中に出てきたの。うれしかった。
真一:僕もよく咲の夢を見るよ。
鈴:私の夢には全然出てきてくれない。どういうことよ…。
♪
福子:あれは煎熬です。
真一:煎熬。
早速 福ちゃんは真一さんを案内しました。そうそう 以前 福ちゃんが闇市で男と歩いていたという うわさが立った件は 福ちゃんがみんなに説明して収まりましたが もうあれから半年もたっていたので その男が真一さんだったと気付く人は誰もいませんでした。
福子:ここはダネイオンの研究室です。どうぞ どうぞ。あっ!
神部:あっ 奥様。
真一:へえ~。
福子:これ 真一さんから頂いたスモモでしょ。
萬平:ダネイホンにこれを混ぜようと思ってね。
岡:スモモには ビタミンEが含まれてるんです。
倉永:ビタミンEは 菜種油にも入ってますけど 足す分には問題ありませんからね。
大和田:これで味がようなれば万々歳ですよ。
萬平:よし とりあえず これを混ぜてみようか。
神部:はい。
福子:なにも 真一さんのお土産を使わなくても。
真一:いやいや 役に立ってくれれば うれしいよ。
萬平:甘みが出て おいしくなった。
♪
萬平:どうだ。
赤津:確かに 甘みは出たような。
萬平:だろ。
鈴:でも おいしくない。
福子:食べられるものになったと思います。
萬平:よしっ!
♪
真一:これがかんすい作りか。
実は真一さんは 福ちゃんと萬平さんに うそをついていました。いずれ みんなも知ることになるのですが…。
長久保:あ~あ。これ終わったら 今日もワカメとるんか。
野村:やってられへんのう。
♪
真一:萬平君は 社員のことをちゃんと分かってるのかな。
福子:えっ。
真一:不満を持ってる社員もいると思うよ。
福子:やっぱり分かりますか。
真一:正直 萬平君は社長に向いてないと思う。彼は発明家だ。新しいことを考えていくのが彼の才能なんだよ。みんなをまとめるのは福ちゃんの仕事やないかな。
福子:私?
真一:お義母さんは そういう性格やないしね。
♪
鈴:私の夢にも出てきてちょうだいよ。
♪
真一:福ちゃんが もっと前に出た方がいい。
福子:確かに 萬平さんが気が回らないせいで みんなに負担がかかってると思います。せやけど それで険悪な雰囲気になっても 誰も萬平さんを責めないんです。萬平さんを慕って ついてきてくれるんです。そやから 私やない。せやけど 真一さんがおっしゃることは もっともです。ちゃんと考えてみます。
真一:いい奥さんやね 福ちゃんは。萬平君が羨ましいよ。
福子:そんな…。
真一:そしたら またね。
●たちばな栄養食品研究室
萬平:この味でいくぞ。
神部:ダネイホンを商品化するってことですか。
萬平:瓶詰めしてラベルを貼って値段を決めて売り出す。
倉永:これからどんどん作っていくわけですね。
大和田:もっと材料集めんといけませんね。
岡:釜も増やさんとな。
神部:そうやな。
♪
大和田:バターみたいにパンに塗るわけやから 瓶はこのくらいか?
岡:もっと大きゅうてもええやろ。
神部:ここにダネイホンって ラベルを貼るわけか。
倉永:なんぼで売る気やろ 社長は。
大和田:ワクワクしてきたな。
(舌打ち)
鈴:今日は おとなしいわね あなたたち。
♪
回想萬平:みんながバラバラになるのが問題なんだろ。
回想福子:せやけど 塩作り組の仕事が増えるだけやありませんか。
♪
福子:萬平さん。
萬平:うん。
福子:晩ご飯 食べないんですか。
萬平:ああ 後で食べるよ。
福子:みんなと一緒に食べた方がええと思います。
萬平:今 タンパク質の含有量を確認しているんだ。
福子:問題は解決してませんよ 萬平さん。
萬平:えっ。
福子:うちで働いてるみんなは まだバラバラです。
萬平:ケンカは収まったんじゃ…。
福子:言ったやありませんか!塩を作ってる人たちの負担が増えただけやって。萬平さんは いろんなアイデアを持ってる人やけど そやけど 萬平さんだけが分かってないことがあるんですよ。
萬平:何を分かってないんだ。
福子:森本さんや小松原君たちも ちゃんと仲間に入れてあげないと。みんな 萬平さんと一緒に仕事がしたんやと思います。神部さんや岡さんたちと同じように。
(ため息)
福子:萬平さん。
萬平:やっぱり 僕は社長に向いてないんだ。
福子:いいえ。あなたに代わる人はいません。
萬平:福子 お前が社長をやった方が…。
福子:違います! みんな あなたを尊敬してるの。あなたに助けられたと思ってるんです。萬平さん。大事なことはあなたの口から言わないと。
(ため息)
♪
倉永:最初からダネイホンを置いてくれる店はないでしょう。
大和田:栄養食品っていうても よう分からんしなあ。
岡:それを分からせるんや。
神部:誰も知らん新しいもんを 俺たちが世の中に送り出すんや。
岡:まずは手売りやな。
神部:そやな。
小松原:社長。
鈴:萬平さんも食べなさいよ。福子は どうしたの。
神部:社長も一緒に食べましょ。
岡:わしら 今 ダネイホンをどうやって売るか 話してたんです。
大和田:そうそう。
倉永:最初はやっぱり 僕らが大阪の街に…。
萬平:みんな聞いてくれ。森本… 君。小松原君。堺君。増田君。高木君。長久保君。野村君。堀君。佐久間君。峰岸君。僕は君たちに謝る。
小松原:えっ?
萬平:僕は新しい仕事に夢中になってしまって君たちに負担をかけてることに気が付かなかった。本当に申し訳ない。
鈴:えっ 何の話?
赤津:分かるでしょ。
鈴:えっ 分からない。
萬平:明日からは ダネイホンを作る組と 塩を作る組に分けるのをやめる。
岡:えっ。
増田:やめる?
萬平:全員が交代で研究室に入って ダネイホン作りを手伝ってくれ。
長久保:えっ。
萬平:みんなに新しい仕事を手伝ってもらいたいんだ。
小松原:僕らにも やらせてもらえるんですか。
萬平:そうだ。もちろん塩作りも全員が交代で公平にやってもらう。
神部:ええ…。
萬平:神部君 そうやってガックリしてくれくれるのはうれしいが うちは大きな会社じゃない。みんなが一つになって同じ熱意を持って頑張ってくれないとやっていけないんだ。
赤津:社長…。
萬平:神部君 岡君 大和田君 倉永君 君たちは飯を食ったら 今までのダネイホン作りの経過をみんなに教えてやってくれ。とりあえず 明日からは 岡君と倉永君が塩作りに戻って 森本君 小松原君 高木君 君たち3人は ダネイホン組に入ってくれ。
小松原:はい!
高木:はい!
萬平:ダネイホンを瓶詰めにして 売り始めるまで1週間だ。それまでに全員に仕事を覚えてもらうぞ。
一同:はい!
萬平:よし。
鈴:もういいから 冷めないうちに はよ食べてちょうだい。萬平さんも。
萬平:分かりました。
大和田:みんなで頑張りましょうね。
森本:お前らだけで盛り上がるな。
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
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