朝ドラ「まんぷく」8話、立花萬平と今井福子の生い立ちが判明。
萬平:父親は僕が物心付く前に 母親はそのすぐあとに亡くなりました。僕は兄弟がいなかったから 一人で親戚の家を転々としたんです。どこの家もいろいろと大変だったんですよ。僕は自分が迷惑をかけるのが嫌だったから 18歳で働き始めたんです。修理屋でね。そのうち カメラでも時計でも大概のものは直せるようになって 25歳の時に独立して大阪に来ました。
福ちゃん:父は私が小学校を卒業する少し前に亡くなったんです。その時はもう下の姉は嫁いでましたらから 上の姉と母と私の3人暮らしになったんです。お金がなくて 上の姉がずっと家計を支えてくれてました。
そして咲姉ちゃんが吐血して上本町の真田山病院に緊急入院。病名は結核。おそらく今週金曜日辺りがお別れの日になるかと。
スポンサーリンク
まんぷく(8話10月9日)セリフ
萬平:やっぱり あれは…あれは本気です。
福子:へっ?
萬平:僕と付き合って下さい。結婚を前提に。
福子:はい 分かりました。
♪
萬平:鯉がいます。
福子:あ~。
萬平さんと福ちゃんの初めてのデートです。
萬平:あっ…気を付けて下さい。ああ…ツバキがきれいだな。
福子:わあ~!
♪
福子:ありがとうございます。
萬平:いえいえ。さあどうぞ。
福子:父は私が小学校を卒業する少し前に亡くなったんです。その時はもう下の姉は嫁いでましたらから 上の姉と母と私の3人暮らしになったんです。お金がなくて 上の姉がずっと家計を支えてくれてました。
萬平:ああ…確か 咲さん。
福子:そうです。でも 今は母と2人だけやから 私の収入で暮らしてます。
萬平:大変でしょう。
福子:フフフ。楽天家やから 私。大変なんは母です。
萬平:お母さん?
福子:もう口うるさくて 二言目には…。
回想鈴:私は武士の娘です。
萬平:ハハハハ。立派な家系なんですね。
福子:いや~どうだか。
萬平:どうだか?
福子:そんな家系図 見たことないし ほんまやとしても ご先祖様はただの足軽やったかも。
萬平:いやいやいや…。
福子:武士の娘やとか言うくせに どっしり構えてられないんです。心配性なんです 母は。
萬平:覚えてますよ 咲さんの結婚式の時のお母さん。本当に幸せそうでした。
福子:咲姉ちゃんには苦労かけたから幸せになってもらいたかったんです 母は。
(小野塚家 咲のせきこみ)
福子:克子姉ちゃんの旦那様は画家なんですけど 自分の描きたい絵しか描かないんです。
萬平:芸術家なんですね。
福子:フフ。でも生活費は旦那様の親御さんに助けてもらってるんですよ。そういうの全く平気なんです あの夫婦は。
(香田家 子どもたちのはしゃぐ声)
福子:子ども4人いて とっても幸せそう。
萬平:父親は僕が物心付く前に 母親はそのすぐあとに亡くなりました。
福子:えっ。
萬平:食べて下さい。そんな深刻な話じゃないから。僕は兄弟がいなかったから 一人で親戚の家を転々としたんです。
福子:深刻な話やないですか。
萬平:いじめられてたらい回しにされたわけじゃないですから。どこの家もいろいろと大変だったんですよ。僕は自分が迷惑をかけるのが嫌だったから 18歳で働き始めたんです。修理屋でね。うん このラーメンもうまいな。
福子:修理屋さんで?
萬平:ええ 食べて食べて。
福子:あっ はい。
萬平:そのうち カメラでも時計でも大概のものは直せるようになって 25歳の時に独立して大阪に来ました。
福子:25歳で?
萬平:そしたら今度は直すだけじゃ気が済まなくなって アメリカ製のミシンやら幻灯機やらを改良し始めたんです。
福子:あの幻灯機!
萬平:ええ。でも僕は売り込みができないんですよね。自分が作ったものを見てもらいたくて 大阪のホテルに泊まってる東京の業者さんい電話してみても なかなかうまくいかない。
福子:でも ちゃんと仕事にされたやないですか。
萬平:今は営業をやってくれる共同経営者がいますから。
福子:でも ご立派です 立花さんは。
萬平:これを食べたら ご覧になりますか 僕の会社。
福子:是非!
●理創工作社
萬平:ここでいろいろ作ってます。
福子:わあ~。
萬平:今はあの根菜切断機が主力製品ですが…。
福子:コンサイ?
萬平:ああ。これをこうして…。この中に野菜を入れて このハンドルを回せば ここからみじん切りにされたものが出てきます。
福子:へえ~。それを回すだけで?
萬平:ええ。ニンジンでもゴボウでもジャガイモでも 一緒に放り込めるから 例えば 兵隊さんが戦地で調理をする時などに役立ちます。
福子:へえ~。
萬平:僕が学歴もないし弁も立たないから 今は一人でコツコツこうやって何かを作ることしかできません。でも本当はもっといろんなことをやってみたいんです。
福子:いろいろなこと?
萬平:自分に何ができるのか まだ分からないけど とにかく僕は世の中の役に立つ仕事がしたい。みんなが喜んでくれるような仕事を。
加地谷:立花 誰や?
萬平:あ…ちょっと知り合いに職場を見てもらいたくて。共同経営者の加地谷さん。
福子:今井福子と申します。大阪東洋ホテルで働いております。
加地谷:大阪東洋ホテル?
福子:はい。
加地谷:フッ… お前にそんな相手がいたんか。
萬平:あっ そういうんじゃないですよ。
加地谷:せやけど この前も言うたやろ。勝手に社外の人間を入れるなて。
福子:すみません。
萬平:大丈夫。福子さんのこと スパイだなんて思ってないよ。
福子:スパイ?
♪
福子:ここで結構です。
萬平:ああ…。
福子:今日はありがとうございました。
萬平:あっ 僕の方こそ楽しかったです。
福子:私も。
萬平:でもあれはうそですから。
福子:ん?
萬平:さっき加地谷さんい そういう相手じゃないって…。僕は本気で結婚を前提にお付き合いしたいと思ってます。
福子:私はべっぴんさんでもないし 立花さんい気に入ってもられるようなところなんて…。
萬平:そんなことはありません!
萬平:福子さんは… か… かわいい方です。それに心が優しくて礼儀正しくて 頭もいいし ラーメンもおいしそうに食べるし また…会って下さい!
福子:こちらこそ。
萬平:じゃあ…さようなら。
福子:さようなら。
●今井家
福子:びっくりした~!
鈴:今のは誰?
♪
福子:立花さんはちゃんとしてる人よ。
鈴:何がどうちゃんとしてるのよ。
福子:お友達と2人で会社経営してるの。
鈴:会社!?
福子:実はお母さんも3年前に会うてるんよ。
鈴:駄目です!あなたはちゃんとした大きな会社の勤め人と結婚するの。会社経営なんて ぼくち打ちみたいな人は許しません!
福子:立花さんのこと よう知りもしないで…。
●理創工作社
萬平:いった!
●小野塚家
(せきこみ)
真一:咲…。
(せきこみ)
●大阪東洋ホテル・バックヤード
野呂:厨房仲間から聞いたんやけど 今井さんに告白した男がいるって。社員通用口の前で 結婚を前提に付き合ってくれって言われたって。保科さんも見てたって。
恵:見てました。
野呂:やっぱりほんまなんや。その男って 前 今井さんに告白したあいつ?
恵:そう。
野呂:そしたら何て?今井さん何て応えたん?
恵:分かりましたって。
野呂:どうこうことや…何が分かったんや!
恵:知りません。
●大阪東洋ホテル。フロント
福子:ご案内お願いいたします。
ベルボーイ:はい。ご案内します。
福子:ごゆっくりお過ごし下さいませ。
(ため息)
福子:ん~…。あ~…。
恵:今井さん?どうしたん?そんな顔 今井さんたしくない。
福子:えっ…どんな顔してたんですか 私。
恵:立花さんのこと? 何かあったの?
福子:母があの人は駄目やって。
恵:何で?
福子:結婚相手は自分が決めるって。もう どうしたらいいんですか。保科さん 教えて下さい!
恵:ちょ… ちょっと待って!
福子:保科さんなら…。
恵:そんなことないよ。
福子:え?
恵:私は男の人に好かれてるやろうとか そういう経験たくさんあるやろうとか 思てるかもしれんけど 全くないから。
福子:またまた~。
恵:むしろ聞きたいのはこっちよ。どうしたらいいいの 私は。
福子:へっ?
恵:「へっ?」やなくて。
(ベル)
恵:失礼いたしました。
福子:いらっしゃいませ。
牧:こちらにお泊まりの小山茂幸先生に 牧善之介が来たとお伝え願いたいんですが。
福子:牧さん!
牧:あなたは…。
福子:姉の知り合いの歯医者様で。
恵:あっ。
牧:妹さんがどうしてここに?
福子:私は依然からこのホテルで働いております。
牧:違う。
福子:ん?
牧:お姉さんが救急車で運ばれたのにどうして行かないんです?
恵:救急車?
福子:姉に何かあったんですか?
牧:ゆうべ 緊急入院されたそうです。
福子:緊急入院?
牧:上本町にある真田山病院です。製薬会社の知り合いから聞いたんです。
福子:すいません 今日は早退させて下さい。
恵:分かった。
福子:ありがとうございます。
恵:福ちゃん…。
●真田山病院
福子:咲姉ちゃん…。
真一:ゆうべ 血を吐いてね。
福子:えっ?
(回想)
(せきこみ)
真一:咲!咲!大丈夫か!?
福子:ただの風邪やなかったの 咲姉ちゃんは。
真一:結核だ。
福子:結核…。
スポンサーリンク
●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
まんぷくネタバレあらすじと感想を最終回まで!キャスト紹介と人物相関図も
朝ドラ総選挙(第1回)「ゲゲゲの女房」から「半分青い」まで投票実施中
スポンサーリンク