まんぷく(96話1月25日)源「ラーメン作るのやめてまた信用組合で働いて!」

朝ドラ「まんぷく」イメージ NHK連続テレビ小説

朝ドラまんぷく96話、学校の帰り道に言われたんや。お前らの父ちゃん 信用組合の理事長クビになって ルンペンになったんやろって。

お父さん ラーメンなんか やめて! 僕も幸もずっといじめられてたんや! ずっと我慢してたんや! ラーメン作るのやめて また信用組合で働いて!

うちは貧乏になったけど 毎日 ちゃんとごはんを食べてるでしょう。あなたたちは ちゃんと学校に行ってる。あなたたちが不便な思いをしたことは 何かありますか? ラーメン屋になって何が悪いのよ! あなたたちもラーメン屋さんをばかにしてるの? 確かにお父さんが信用組合で働いてた時は うちにはお金がありました。せやけどね お父さんは ほんまは もの作りの人やの。

本日の教訓:いじめは人類の永遠の課題。

朝ドラまんぷく(96話1月25日)あらすじとセリフ

幸:学校行きたくないの。

源:何でや。

幸:いじめられるから。

源:お父さんのことか。

萬平:問題は むしろ麺か。

●立花家

福子:えっ 赤ちゃん!?

神部:3か月です。

萬平:そうか。おめでとう。

幸:タカおばちゃんのおなかに 赤ちゃんいるん?

神部:うん。

福子:そうやて。えっ 今 3か月ということは…。

神部:夏には産まれます。せやけど それでくぎをさされまして。

回想鈴:毎日 まっすぐ うちに帰ってくるのよ。

神部:萬平さんのラーメン作りを手伝うことができません。

萬平:それは今 考えなくていい。

福子:まだね 萬平さんの頭の中で 考えてるとこやしね。

萬平:今は タカちゃんのそばについててあげなさい。

神部:はい。悔しいけど うれしいんで そうします。

福子:いや~。へえ~。あっ あっ あっ いやいや いやいや いやいや。もうこんな時間。ほら 2人とも はよ学校行きなさい。はい。

神部:行ってらっしゃい。

源:行ってきます。

幸:行ってきます。

福子:行ってらっしゃい。気を付けてね。

源:行こう。

神部:よし。そしたら 僕も会社行ってきます。

萬平:さっき福子が言っていたように新しいラーメンは まだ僕の頭の中でイメージを膨らませてる段階なんだ。具体的に動き出したら 神部君に手伝ってもらうから。

神部:ありがとうございます。行ってきます。

萬平:ああ。

●香田家

吉乃:この中に赤ちゃんがいるんやね。

タカ:今 触ったかて 何も分からへんわよ。

克子:あと3か月ぐらいしないとね。

鈴:そのころには 赤ちゃんが動くのも分かるわよ。

吉乃:ええなあ。私も子どもが欲しい。せやけど お父さんみたいな人には なかなか出会わないわ。

忠彦:えっ。

タカ:吉乃はお父さんみたいな人がいいの?

克子:何で?

鈴:どうしたの 吉乃!

忠彦:そんな血相変えなくても。

吉乃:せやかて 茂さんが会社に行ってる間 タカ姉ちゃん 寂しそうやもん。好きな人がずっと うちにいてくれた方がええでしょう。

忠彦:吉乃…。

鈴:そんなの 最初だけよ。一日中いられたら もう うんざりする人もいるんやから。ねえ 克子。

克子:私はそんなことないわよ。もう空気みたいなもんやから。

吉乃:それに やっぱり 自分の好きなことを一生懸命やってる人って すてきやない。

タカ:それは分かる。

鈴:忠彦さんは たまたま成功しただけよ。絵描きで食べていけるなんて 1000人に1人よね 忠彦さん。

忠彦:まあ…。

鈴:好きなことやったって 萬平さんみたいな人もいるんやから。

克子:お母さん。萬平さんは失敗したわけや…。

鈴:落ちぶれてしもたやないの。

忠彦:せやけど それはもう…。

克子:理事長夫人になった時は あんなに喜んでたくせに。

鈴:吉乃は ちゃんとした人と結婚しないと駄目。お父さんみたいな人を好きなのはええけど 結婚は別。

吉乃:はいはい。そしたら会社行ってきます。

鈴:何 はいはいって。

吉乃:行ってきます。

忠彦:気を付けてな。

吉乃:はい。

克子:お母さん 言い過ぎ。

タカ:そうよ。

鈴:本当のことやないの。

その日の昼前 福ちゃんが克子姉ちゃんのおうちにやって来ました。

福子:タカちゃんに食べさせてあげて。

タカ:卵。

福子:うん。今は栄養つけないといけないでしょ。

タカ:ありがとう 福子おばちゃん。

鈴:そんな無理して卵買わなくても。

福子:これはね 大丈夫。タカちゃん 夏には元気な赤ちゃん産んでね。

タカ:はい。

福子:忠彦さんも喜んでるでしょ。

克子:もちろんよ。それに今日はほかにもうれしいことがあったから。

忠彦:お父さんみたいな人…。フッ…。

●パーラー白薔薇

福子:ありがとうございました。タカちゃん 喜んでくれた。

しのぶ:そんな お礼やなんて。

アキラ:せやせや。卵ぐらい いつでも安う分けたるから。

福子:ほんま助かりました。今 うちは節約節約ですから。

アキラ:それでも姪っ子を思う気持ち… 優しいなあ 福ちゃんは。

福子:人間 食べることが一番大事。これ 萬平さんの口癖です。

しのぶ:私も 子どもができた時は 栄養をとることが一番大変やった。

福子:えっ えっ… いや いや いや ちょっとまって。お子さん いらっしゃるですか?

アキラ:いるよ。何で。

福子:いや~ もう 全然… もうそんな感じ お二人からはしなかったから。

しのぶ:何言うてるの。6人いるわけよ。6人。

福子:6人!?

アキラ:下が13で 上が24や。

しのぶ: 26や。

アキラ:26や。

福子:26!?

しのぶ:嫌やわ~! 私のこと いくつや思てるの。

福子:全然 もっと ずっとお若いのかと。

アキラ:えっ 僕のこと そんなに若く見える?

福子:マスターは それなりに見えます。

アキラ:オッケー。

福子:オッケー。

しのぶ:上の3人は もう働いてるし 下の子たちも 手がかからん年になったから こうして2人で お店やってられるん。

アキラ:せやねん。

福子:ご苦労されたんですね。

アキラ:苦労はしてないねんな。

福子:えっ。

アキラ:父親が不動産やってて それで儲けてたから。僕もね こう見えても ボンボンやねん。

しのぶ:私は老舗の織物屋の3女。意外かもしれへんけど お嬢様やの。

福子:全然 意外やありません。

しのぶ:堪忍な。福ちゃんが 今 大変なん 分かってるんよ。

アキラ:堪忍 堪忍。別に自慢するつもりやないねんで。

福子:そんな 謝ることやありません。

●立花家

福子:むしろ 気持ちがよかったです。ほんまのお金持ちは あっけらかんとしてるんやなあって。ごめんなさい。自分勝手にペラペラ ペラペラ。

萬平:福子。

福子:はい。

萬平:今 うちは貧乏だ。テレビも冷蔵庫も洗濯機もない。

福子:ありません。

萬平:でも 三種の神器が全部そろっている家は まだそんなにないだろう。

福子:そうですね。

萬平:冷蔵庫がない家も たくさんあるはずだ。

福子:うん そう思います。

萬平:だから 僕が作るラーメンも 冷蔵庫がなくても常温で保存できるものでなくちゃいけない。

福子:保存できる。

萬平:これが第4の条件だ。

福子:なるほど!

萬平:まだある。今日 お前は タカちゃんに卵を持っていったよな。

福子:はい。タカちゃん 喜んでくれました。

萬平:妊婦には栄養をつけさせなきゃいけない。体によくないものは絶対に駄目だ。

福子:そうです。

萬平:これは 子どもでも一緒だ。

福子:はい。

萬平:つまり これから僕が作るラーメンは 妊婦や子どもが安心して食べられる安全な食品でなくてはならない。

福子:安全な食品。

萬平:これで条件が全部そろった。

福子:えっ… え~。

(せきばらい)

福子:第1に おいしいこと。第2に 安く買えること。第3に 便利であること。第4に 常温で保存できること。 第5に 安全であること。

萬平:この5つの条件が全部そろったものなんだ 僕が作りたいラーメンは。

福子:それが どんなラーメンなのかは…。

萬平:まだ見えない。

福子:せやけど もうすぐです。もうすぐ見えてきます。私には分かります。萬平さん。

萬平:フッ… ああ。

(戸が開く音)

福子:あっ 子どもらが帰ってきた。

萬平:ああ。

福子:お帰りなさい。あれ… どうしたん>

(泣き声)

福子:どないしたん 幸。何があったの 源。

萬平:言いなさい 源。何があったんだ。

源:学校の帰り道に言われたんや。お前らの父ちゃん 信用組合の理事長クビになって ルンペンになったんやろって。

福子:ルンペン?

源:ルンペンやない お父さんはラーメン作るんや言うたら また笑われて…。

福子:それで…。

源:ケンカになって。

萬平:誰とケンカしたんだ。言いなさい。

源:お父さん ラーメンなんか やめて! 僕も幸もずっといじめられてたんや! ずっと我慢してたんや! ラーメン作るのやめて また信用組合で働いて!

幸:貧乏は嫌や! いじめられるのは嫌や!

福子:幸…。

(泣き声)

萬平:ラーメンを作ることは 恥ずかしいことじゃない。

源:そんでも嫌や!嫌や!

(泣き声)

福子:嫌やない! 嫌やない。嫌やないって。うちは貧乏になったけど 毎日 ちゃんとごはんを食べてるでしょう。あなたたちは ちゃんと学校に行ってる。あなたたちが不便な思いをしたことは 何かありますか? ラーメン屋になって何が悪いのよ! あなたたちもラーメン屋さんをばかにしてるの? 確かにお父さんが信用組合で働いてた時は うちにはお金がありました。せやけどね お父さんは ほんまは もの作りの人やの。

源:もの作り…。

福子:誰も考えつかなかった 世の中の役に立つものを作って みんなを笑顔にする発明家やなの。

幸:発明家…。

福子:せやから きっと あなたたちをばかにした友達も お父さんが作ったラーメンを おいしいおいしいって食べて 笑顔になってくれます。きっとそうなる。

源:ほんま?お父さん。

幸:ほんまに?

萬平:ああ。お母さんの言ってるとおりだ。みんながびっくりするようなラーメンを お父さんは作るんだ。

福子:せやから 誰に何を言われようと気にしたら駄目。ケンカしたら駄目。今に見てろって思てなさい 源。何を言われても ニコニコしてなさい 幸。分かった?

源:分かった…。

幸:はい。

(泣き声)

福子:よう頑張った。大丈夫。大丈夫。

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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。

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