なつぞら(116話8月13日)なつ30歳、亜矢美50歳、光子40歳で咲太郎と結婚

NHK連続テレビ小説

なつぞら(116話8月13日)

●新宿「風車」

咲太郎:俺もけじめをつけることににした。

なつ:けじめ?

咲太郎:結婚することにしたんだ。

坂場:結婚?

なつ:誰と?

咲太郎:川村屋のマダムだ。

なつ:ええ~っ! 川村屋のマダムって あの? あの光子さんと!?

坂場:驚き過ぎだろ。

なつ:そりゃ驚くでしょ!

坂場:僕は何となくそうじゃないかなって気がしてたけど。

なつ:えっ どうして?

坂場:いや 十勝の結婚式に2人で来てくれた時の雰囲気とかで。

なつ:えっ…。いつから そんなことになってたの?

咲太郎:まあ 俺が声優のプロダクションを始める辺りか…。経営者になるなんて初めだから いろいろとあいつに相談に乗ってもらってたんだよ。まあ そしたら まあ うん そういうことに…。

なつ:はあ… 信じられない。お兄ちゃんとマダムが… そういうことに?

咲太郎:そういうことだよ。まあ 結婚すれば 母ちゃんだって俺に安心するだろ。安心して俺に甘えてくれるだろ。経済的な負担をかけても大丈夫だって そう思ってくれるんじゃないかな。

なつ:もしかして それが目的? お金が目当て?

咲太郎:バカ! 失礼なこと言うな! 俺はあいつの金なんて 当てにしてないからな! あいつはあいつ 俺は俺だ。

●東洋動画スタジオテレビ班作画室

なつ:じゃ これ よろしく。

動画担当:あっ はい。

なつ:お先です。

茜:うん お疲れさま。

なつ:お疲れさまでした。

一同:お疲れさまでした。

(坂場への電話)

なつ:あっ もしもし 私 うん…。あの これからちょっと川村屋に寄ってから帰る。うん… あっ おかずは帰りに買って帰るから。はい。じゃ。

●新宿「川村屋」

野上:いらっしゃいませ。

なつ:あっ 野上さん こんにちは。マダムは…?

フーテン族の客A:お~ 涼しい…。

フーテン族の客B:こっち こっち。

フーテン族の客A:お~ いたいた ハハハ…。

なつ:すごい…。

野上:フーテン族って呼ばれる若者たちですよ。それが新宿の街にあふれ出し とうとう川村屋にまで…。そういえば あなたも若い頃 あんな格好されてましたよね。あなた 昔からフーテンだったんですね。

なつ:フーテンって 家があるのに わざわざないふりをして生きてる若者たちですよね? 私は子どもの頃 本物の浮浪児でした。

野上:何の自慢ですか?それは。

なつ:川村屋でバターカリー食べてて どこがフーテンですか。

野上:はいはいはい… 分かりました。騒ぎは起こさないように。

なつ:マダム!

光子:なっちゃん…。

なつ:あの マダム! 昨日 私のお兄ちゃんから話を聞いたんですけど 本当ですか?

光子:あっ うん まあ 多分…。

なつ:えっ… マダムとうちのお兄ちゃんが結婚なんて! そんなことって本当にあるんですか?

光子:あ… なっちゃん あの ここではなんだから 奥に行きましょう… ね。

なつ:ちょっと マダム…。マダム…。

なつ:それじゃ本当なんですね?

光子:そうよ。本当に私でいいのかしらって こっちがなっちゃんに聞きたいところよ。私の方が咲ちゃんよりもずっと年上だし もう40ですからね。

なつ:マダムも 40歳ですか…。

光子:そう しみじみ言われても困っちゃうけど…。

なつ:そんなの関係ないじゃないですか!私にとっては本当に夢のような話です!

光子:本当? 喜んでくれるの?

なつ:はい もちろんです! うれしいです… よかった…。本当に よかった。あんな兄ですが どうかよろしくお願いします!

光子:なっちゃん… こちらこそよろしくね。

なつ:はい! ハハハ…。

野上:マダム 話題の人がお見えになりました。

なつ:お兄ちゃん。

咲太郎:なつがそろそろ ここに来てる頃かと思ってな。

光子:なっちゃんから今 許しをもらったところよ。

咲太郎:そうか。

光子:あっ 野上さん。野上さんもよかったら しばらくここにいて下さらない?

野上:はい。

なつ:それで 結婚式はいつ?

咲太郎:ああ そんなもんはしないよ。

なつ:えっ?

光子:今更 そういうことはしなくてもいいの。

野上:ちょっと待って下さい。

咲太郎:まあ そもそも結婚自体 野上さんに言われなければ しなくてもよかったんだから。

光子:はあ? それ どういうこと?

咲太郎:あっ…。

野上:いえ 私は何も…。

光子:ああ… そういうこと? 野上さんに言われたから言いだしたわけ?

咲太郎:いや それはまあ… きっかけというか たまたまだ。

光子:何がたまたまよ! 野上さんも余計なこと言ってくれたわね。

野上:申し訳ございません。

咲太郎:野上さん 悪くないよ。

光子:当たり前よ。悪いのはあなたでしょ。

咲太郎:はい…。

光子:まあ そういうことなのよ なっちゃん。

野上:もはや腐れ縁ですな。

咲太郎:まあ… うん そういうことです。

光子:それでね 野上さん 結婚したら私 川村屋の経営からは手を引こうと思ってるのよ。

野上:えっ?

光子:ちょうど ここをビルに建て替える時だし 後のことは野上さんに任せたいの。

野上:マダム それは困ります!

光子:野上さんに責任を押しつけようっていうんじゃないのよ。もちろん私もできるだけのことはします。でも野上さんには もうひとふんばり次の後継者を育ててほしいのよ。

野上:後継者を?

光子:そう。私が先代のマダム そして父から受け継いだこの店を 今度は野上さんが一つの会社組織としてつないでいってほしいの。  

野上:マダム…。

光子:もう血縁者だけが のれんを守る時代ではもないわ。野上さんの信念で これからも川村屋を大いに開拓してちょうだい。咲ちゃんには 川村屋の財産は何一つ渡しませんから。

咲太郎:そんなもん こっちだってもらう気はねえよ。

光子:野上さん これが私の結婚の決意です。

野上:分かりました。不肖 野上 この命尽きるまでこの川村屋の未来を守ってみせます。つないでみせます!

光子:ありがとう。

なつ:野上さん 頑張って。

(笑い声)

咲太郎:よし すっきりしたところで 報告に行くか。

なつ:どこに?

咲太郎:決まってるだろ。

●新宿「風車」

茂木:ママ 新しいお店のことなんだけど。

亜矢美:うん…。

茂木:花園じゃ嫌だよね?

亜矢美:花園か…。

茂木:今はさ ゴールデン街っていってるんだけど まあ いかがわしい所も残ってるけども 文化人なんかがさ 集まる店も増えて 友達の作家なんかはよく使ってるんだよ。

亜矢美:そっか そうだね 今の新宿で安く借りられるとしたら そんなとこかもね。いらっしゃい… 何だ お帰り。

咲太郎:ただいま。

なつ:こんばんは。

茂木:よっ なっちゃん!なっちゃん ハハハ…。あれ マダムも。

光子:こんばんは。

咲太郎:ちょっといいか? 大事な話があるんだけど。

亜矢美:大事な話? うん… もちろん いいよ どうぞ。

光子:お邪魔します。

亜矢美:あっ お店閉めるね。

咲太郎:いや いいんだよ そこまでしなくなって。どうせ茂木社長しかいないんだし。いずれ 茂木社長にも分かることだから。

茂木:えっ 何?

亜矢美:まずは お掛け お掛け お掛けに…。

咲太郎:母ちゃん… 俺 今度 彼女と結婚することにしたんだ。

茂木:ええっ!?

光子:あっ すみません あの お恥ずかしいんですけど。

茂木:いや うそでしょ マダム!

なつ:茂木社長 お気持ちは分かりますけど 少しだけ静かにしてて下さい。

茂木:いや うそでしょ なっちゃん!

なつ:シ~。

茂木:えっ?

咲太郎:今まで隠しててごめん。まあ そういうことなんだ。

亜矢美:何だ… 知ってたよ そんなことなら。

咲太郎:えっ?

亜矢美:お前が私に隠し事なんかできるわけないだろ。

咲太郎:知ってたのかよ?

亜矢美:うん。よかったじゃないの! おめでとう! なっちゃんがお嫁に行くまではって ずっと待ってたんでしょ。 

咲太郎:いや そんなことはないけど…。

光子:あの 今度 川村屋をビルに建て替えることにしたんです。それを機に 私は経営からは手を引こうと思ってまして それでこれからは咲太郎さんの会社を大きくするために手伝うことにしたんです。

咲太郎:そう。まあ たまたま そういうタイミングに結婚でもしようかってなっただけだから。

亜矢美:たまたま… いいよ てれなくたって。何にしたって おめでたいことじゃないの。ね 乾杯しましょうよ。さあ どうぞ。

なつ:大丈夫ですか?

亜矢美:あ~ これで私も一安心。

咲太郎:母ちゃん…。

亜矢美:肩の荷が下りたわ。はい 乾杯。

光子:あっ すいません。

亜矢美:はい 乾杯 乾杯 みんなグラス持って…。ほら社長!

なつ:茂木社長。

茂木:本当なの? ん~…。

なつ:何それ。

亜矢美:ほら 社長 しっかりして… いくよ。はい 咲太郎 マダム あっ… 光子さん 結婚おめでとうございます!

なつ:おめでとう。

咲太郎:ありがとう。

光子:ありがとうございます。

亜矢美:かんぱ~い!

咲太郎:乾杯!

亜矢美:あ~おいしい! 光子さん 咲太郎のこと 本当によろしくお願いしますね。

光子:はい。こちらこそ。

亜矢美:バカだから。

咲太郎:おい。

光子:知ってます。

咲太郎:おい。

●西荻窪・坂場家

なつ:遅くなってごめんね。

坂場:亜矢美さんは喜んでいたんだろ?

なつ:うん…すごく喜んでた。

坂場:それならよかったじゃないか。

なつ:よかったけど… 亜矢美さんはこれからどうするんだろ。

坂場:住む所か?

なつ:それもそうだけど 一人になったら寂しいよね…。

坂場:うん…。あっ ありがとう。

なつ:卵2個いける?

坂場:うん。

なつ:ハハハ…。はい。あっ 来月 私の誕生日に お盆休みだから 風車でお祝いしようってことになったんだけど それが結婚式の代わりだって。

坂場:風車でか。

なつ:一緒に行ける?

坂場:もちろん。頂きます。

なつ:もうすぐ風車も無くなっちゃうのか…。

●新宿「風車」

咲太郎:母ちゃん 2人で飲み直そうよ。

亜矢美:おっ いいね。

咲太郎:はい。

亜矢美:サンキュー。

咲太郎:あ~…。

亜矢美:お疲れ。

咲太郎:お疲れ。

●感想
ネタバレで恐縮ですが、この後、亜矢美さんが失踪します。そして意外なところに現れて、そこに住み込んでラストという展開です。

そしてマダムが40歳という年齢にはビックリ。この時、なつが30歳で咲太郎は34歳くらい?

昭和18年の学徒出陣の時に、亜矢美さんは25歳。ということは、昭和42年では49歳か50歳ということになり、咲太郎に母心ではなく恋心を抱いていても全くおかしくないと書いて、明日に続くです。 

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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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