「スカーレット」まで28日。なつぞら(133話)8月に再入院した天陽が病院を抜け出した

NHK連続テレビ小説

朝ドラ101作品目「スカーレット」まで28日。「なつぞら」も残り1ヵ月を切りラストスパート。でも明日には天陽君が亡くなってしまうような展開で、悲しい気分で始まった第23週「なつよ、天陽くんにさよならを」。今週は襟を正して視聴したいと思います。

なつぞら(133話9月2日)

なつ:「魔界の番長」?

佐藤:魔界の魔王を裏切るわけだ。人間を守るために戦うんだよ。

なつ:また裏切って戦うんですか?

佐藤:そう。君にぴったりだろ!

なつ:いや…。

桃代:作画監督はもうやりたくないの?

なつ:やりたくないわけじゃないけど なるべく6時に保育園に迎えに行けるようにしたいから。それにね こういう暴力的なものを描くのは…。

仲:こっからは なっちゃんが自分で決めるしかない。

なつは結局 作画監督の仕事をまた引き受けました。そして昭和48年の夏 なつがてがけた「魔界の番長」の放送が始まりました。

●西荻窪・坂場家

テレビ・番長:「うう… うあ… うううう… うあ… うああああ…!」

なつ:優 どうしたの? 見ないの?

優:怖い… 見たくない!

テレビ・番長:「悪をもって悪を制す 魔界の番長 ここに見参!」

なつ:ええっ…。

●東洋動画スタジオ・テレビ班作画室

神地:なっちゃん。

なつ:あっ 神っち。

神地:昨日の放送 見たよ。

●東洋動画スタジオ・中庭

なつ:それで どうだった?

神地:日本のテレビ漫画はどんどん ひどい方向に行くのよな。

なつ:相変わらず はっきり言ってくれるんだから。

神地:作画室で言わなかっただけ 大人になっただろ。

なつ:まあね。

神地:別に なっちゃんに文句があるわけじゃないよ。ヒットはすると思うよ。うん… よく出来てた。

なつ:いいから そういう大人の発言は。うちの子にもね 怖くて見たくないって言われちゃったの。

神地:なっちゃん 俺もやめるわ。

なつ:うん いいよ。別に無理して見てくれなくても。

神地:ここを辞めるって言ったんだよ。

なつ:えっ?

神地:映画は もうダメだ。

なつ:えっ でも今やってる夏休み映画は 当たってるんでしょ?

神地:それは映画が当たってるわけじゃないよ。東洋まんがカーニバルとして テレビ漫画と一緒に長編映画を劇場にかけてるだけだろ。子どもの目当ては 一緒にやってるテレビ漫画の方だよ。会社もそっちにばかり力を入れてるしな。俺もとうとう テレビに行かされそうなんだ。

なつ:テレビはやりたくないの?

神地:どうせ テレビをやるなら 下山さんやイッキュウさんのいるところでやりたい!

なつ:マコプロで!?

神地:うん 移ることにしたよ。

なつ:そんな!

神地:是非 来てほしいって マコさんも。

回想麻子:いいわよ。いらっしゃい! 是非いらっしゃい。フフフフフ…。

回想下山:ハハハハハハハ…。

回想桃代:フフフフ…。

なつ:モモッチに続いて 神っちまで…。

神地:でもね 俺はいつかまた映画を作りたい。世界中の人があっと驚くような日本のアニメーション映画を作りたい。そのために 独身を貫いて仕事に身をささげてきたんだからな。

なつ:分かった。神っちなら そのうちきっと… いい人が現れるわよ!

神地:バカ そこを慰めてどうすんだよ!

なつ:えっ?

(笑い声)

●西荻窪・坂場家

なつ:マコさんは魔界の番長だわ。東洋動画を破壊させる気じゃないの?

坂場:そうかもね。

なつ:あなたも魔王の手先でしょ。

坂場:だけど そう簡単には破滅しないよ 東洋動画は。

なつ:破滅してたまるもんですか。

坂場:君もいっそのこと 魔王に魂を売ったらどうだ?

なつ:魂を?

坂場:実は今 ちょっと考えてる企画があったね。

なつ:「大草原の小さな家」?

坂場:アメリカ西部の開拓時代の話だ。開拓者の家族がいて その家の小さな娘の視点で描かれてる。

なつ:開拓者の話?

坂場:リアルな日常を描くような話を アニメーションで表現したいと思ってる。しかし それをやるには 君の力が必要だとも思ってるんだ。

なつ:私にも マコプロに移れって言うの?

坂場:一緒にやってみないか?

なつ:面白そうだけど… 私は東洋動画を辞めるわけにはいかないわ。私だけは 仲さんたちを裏切ってはいけないと思う。

坂場:気持ちは分かるけど…。

なつ:それにもし 辞めるとしたら… アニメーターかも。今は少しでも 優のそばにいてあげたいから…。

坂場:そんなに やる気を失ってるのか。

なつ:東洋動画を辞めるとしたらってことよ。

坂場:まあ その本は置いとくから 暇があれば読んでみればいいよ。

なつ:うん…。

坂場:うん。

その頃 十勝では天陽君が退院をして また絵を描いていました。しかし8月に入ると 天陽君はまた体調を崩し 帯広の病院に入院しました。

●帯広の病院

陽平:天陽。

天陽:おっ 兄ちゃん。 もう東京に帰るのか?

陽平:うん。夏休みが終わるからな。起きてて大丈夫なのか?

天陽:うん。今月中にカレンダーの仕事を仕上げなくちゃいけないからな。

陽平:いい絵だな。

天陽:そう?

陽平:馬小屋にあった描きかけの馬の絵もいいけど 俺はお前の風景画も好きだな。

天陽:つまらない背景画みたいだろ?

陽平:おい それは俺に対する当てつけかよ。

天陽:違うよ。風景画を描く時は いつも兄ちゃんのことを思い出すからさ。アニメーションの背景なら こういうとこに 昔のなっちゃんを歩かせたりして…。

回想なつ:天陽君!

天陽:そしたら面白いだろうなとか…。

陽平:なっちゃんか…。

天陽:元気にしてる?

陽平:うん。お前に会いたがってたよ。

天陽:なっちゃんも俺も 会えなくたって 絵を描いていれば それで十分なのさ…。

なつは まだ優と約束した夏休みを取ることができないでいました。
 
●十勝の道/span>

(天陽のせき)

●十勝・山田家

タミ:え…。

天陽:ただいま。

タミ:天陽!?

靖枝:陽ちゃん! どうしたの?

道夫:父ちゃん!

彩子:父ちゃん!

天陽:道夫 彩子 元気にしてたか? ただいま。

道夫:お帰んなさい。

彩子:お帰んなさい。

正治:お前 退院したのか? なして連絡しないんだ。

天陽:退院は来週だよ。

正治:えっ?

天陽:来週 退院していいって さっき先生に言われたんだ。

正治:え… それで なして今いんだ?

天陽:うん… 退院が決まって居ても立っても居られなくなってさ 早くアトリエの絵を描きたくて抜けてきた。

タミ:ダメでしょ。もう今すぐに戻りなさいや! 

正治:病院で心配してるべよ!

天陽:大丈夫だって。道夫 彩子 もうちょっとの辛抱だからな。父ちゃん もうちょっとで帰ってくるから。お前たちと一緒にいるからな。

靖枝:辛抱できないのは あんたでしょや。陽ちゃん…。

天陽:そうだな。

(笑い声)

タミ:全く もう…。

正治:しょうがないな。

●天陽のアトリエ

靖枝:全く しょうがないんだから…。

天陽:すまんな。

靖枝:本当に無理しないで 朝になったら戻ってよ。もうじき退院なのに。

天陽:靖枝がいてくれるおかげで こんなわがままができるんだ。

靖枝:わがまますぎるわ。

天陽:畑も牛も 靖枝に頼ってばかりで…。だから俺は 絵を描いていられるんだ。靖枝と結婚して本当よかったわ。俺は俺でいられる。

靖枝:どうしたのさ? したら本当にほどほどにしてよ。大事な体なんだから。

天陽:もう行っちゃうのかい?

靖枝:えっ?

天陽:ここにいろよ。

靖枝:えっ? えっ いや ちょっ ちょっと… ちょっと 陽ちゃん! ねえ 絵の具ついちゃう…。早く治してよ。

天陽:うん ありがとう。

天陽:靖枝… 起きれ もう朝だ。

靖枝:あ… 絵は出来たの?

天陽:出来た。

なつよ… もうすぐ夏が終わるぞ。

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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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