「スカーレット」まで21日。なつぞら(139話)マコプロに入社し「大草原の少女ソラ」

NHK連続テレビ小説

朝ドラ101作品目「スカーレット」まで21日。「なつぞら」も残り3週間。東洋動画スタジオを辞めた日、なつが優ちゃんと歩いた川辺の道を見て、「半分。青い」で鈴愛がリヤカーを引いて五平餅を売っていた道ではないかと妄想する9月9日は救急の日です。

なつぞら(139話9月9日)

昭和49年3月 なつが18年勤めた東洋動画スタジオを去る日がやって来ました。なつが仲間と共に作ったアニメーションの数々がこの部屋から生まれました。

アニー:キラキラアニー!

(ゴング)

番長:うあああ…!

●東洋動画スタジオ・テレビ班作画室

堀内:なっちゃん これからも頑張れよ。

なつ:皆さんもどうか頑張って下さい。

堀内:お世話になりました。

一同:お世話になりました。

なつ:荒井さん。新井さん 本当にお世話になりました。

荒井:わしもこれで定年や。なっちゃんと最後まで仕事できて ほんま楽しかった。

なつ:きつかったの間違いじゃないですか?

荒井:あほ! それが楽しいゆうことやないかい。

(笑い声)

なつ:はい。ありがとうございました。

荒井:よし じゃ 荒井さん得意のアメちゃんや。

(笑い声)

なつ:えっ そんな ちょっと 待って 待って…!

●東洋動画スタジオ社長室

(ノック)

なつ:長い間 お世話になりました。

佐藤:あなたの退社は 我が社によっては大変な痛手です。

なつ:申し訳ございません。

佐藤:ただ 私のあなたに対する敬意は変わることはありません。

なつ:佐藤部長…。

(ゴング)

佐藤:お見事!

(拍手)

井戸原:なっちゃん。これだけは忘れないでもらいたい。奥原なつは 我々と同じ東洋動画出身のアニメーターであるということを。

なつ:決して忘れません。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

仲:なっちゃん。

なつ:仲さん…。ありがとうございました。

仲:君をこの世界へ誘ってよかったんだよね?

なつ:仲さんと出会えなかったら 私は私になれませんでした。

山川:奥原なつさん。多大なるご貢献に心より感謝いたします。

なつ:こちらこそ…。ご恩は決して忘れません。

(回想)

仲:ようこそ アニメーションの世界に。

下山:バン!バン!

麻子:まだなの? ここからの遅れは仕上に迷惑かけるばかりだからね。分かってる? 奥原さん。

なつ:分かってます。今 描いてます…。

麻子:手 休めないで答えなさいよ。

下山:みんなで乗り切ろう。

坂場:ありえないことも 本当のように描くことです。違う言い方をするならば ありえないことのように見せて 本当を描くこと…。

なつ:どんなにありえないことも 本当らしく見せる動きがある。大きなうそから 真実を描きだす… それをできるのはアニメーションしかない!

(回想終わり)

●杉並区の川沿いの道

なつ:あ… ねえ 優 走ろっか。

優:うん!

なつ:よ~い…。

なつ・優:どん!

●西荻窪・坂場家

坂場:は~い。

なつ・優:おお~!

なつ:いい香り…。

坂場:長い間 ご苦労さまでした。

なつ:ありがとう。

坂場:うん。

優:ご苦労さまでした。

なつ:ありがとう。

坂場:それじゃ… 乾杯!

なつ・優:かんぱ~い!

坂場:お疲れさまです。

なつ:はあ… 幸せな日だったな。

坂場:君はちゃんと作品を成功させて終わったからな。

なつ:いや そういうことじゃないと思う。

坂場:うん…。

なつ:あなたと作った作品だって あの会社に残ってるでしょ。

坂場:うん。

なつ:私にとって どれだけあの会社に入れたことが幸せだったかってことを みんなが感じてくれたんだと思う。

坂場:みんな 自分のことのように 君を送り出してくれたってわけか。

なつ:うん… そうかもしれない。

優:ママ 幸せなの?

なつ:うん。ママ とっても幸せだよ。

優:優ちゃんも幸せ。パパは?

坂場:うん? パパは… 優ちゃんとママが幸せなら それで幸せだよ。

優:自分の幸せは自分で決めなさい!

なつ:アッハハハ…。

坂場:どこで覚えてくるんだ そういうこと…。よし… 熱っ!

マコプロに入社したなつは 再会した仲間とすぐに新しいアニメに取りかかりました。

●株式会社マコプロダクション 

麻子:なっちゃんまでそろうと 何だか一気に懐かしくなるわね。

坂場:それでは 企画を説明します。え~タイトルは「大草原の少女ソラ」でいきたいと思います。ソラは主人公の名前です。原案どおり 開拓者一家の娘の目を通して物語を描きます。

なつ:ソラは日本の人なの?

坂場:名前に関しては 純和風でない方がいいだろう。

神地:太郎や花子じゃ 昔話みたいだしな。

下山:ソラ。ソラちゃんか。和風でもあり洋風でもあって親しみやすい。いいじゃない。

なつ:いつごろの話?

坂場:時代は大正から昭和にかけて 舞台は日本の北海道 でも作品自体はどこの国で見られてもリアリティーを感じてもらえるような開拓者の家族の日常を描きたいと思っています。

麻子:テレビ局にもスポンサーにもそう説明してある。やるならスポンサーは一社提供で その会社名の冠がついた ミルコスまんが広場しかないと思ってた。

坂場:日曜日の夜 ゴールデンタイムです。

桃代:すご~い!

下山:え… よくその枠が取れましたね。

麻子:ミルコスの社長が 北海道の開拓者の生まれなの。

なつ:え…。

麻子:それが決め手となってテレビ局を説得することもできた。そしてこれは関東プロダクションを通さない マコプロが独自に製作するテレビ漫画の第1作目となります。

なつ:企画も製作もマコプロダクションですか。

麻子:そういうこと。だから内容を自分で自由に決められる分 絶対に失敗はできないの。放送は半年後 10月から9ヶ月を予定しています。視聴率が悪ければ打ち切られることもあるけど…。いいわね? 必ずいい作品にしましょう!

一同:はい!

麻子:それじゃ 作品の方針をイッキュウさんから。

坂場:はい。演出は全て私がやります。僕だけじゃない。ここにいるメインスタッフは最後まで変わらずに一つの作品を創り上げたいんです。とことん自分の世界を突き詰めてもらいたい。奥原なつには全てのキャラクターデザイン 作画監督を委ねたい。一人で全てのカットに責任を持ってもらいます。

なつ:分かりました。よろしくお願いします。

一同:お願いします。

坂場:そしてモモッチには 色指定と仕上げの検査をお願いします。

桃代:分かりました! 頑張ります。

なつ:モモッチ よろしくね。

桃代:うん。やってやるわ!

坂場:それから美術監督として 山田陽平さんを迎えたいと思います。

なつ:えっ?

下山:え… 山田陽平さん 来てくれるの!?

麻子:彼は私の同期でもあるの。その縁もあって うちに来てくれることになりました。

なつ:また 東洋動画から…。

麻子:自分の意思よ。私が強引に引き抜いたわけじゃないからね。

神地:陽平さんなら間違いないよ! 何たって地元なんだから。

なつ:実は私も 美術は陽平さんしかいないと思ってました。

陽平:勝手に 記憶の中の風景を描いたものだから 参考になるかどうか分からないけど…。

陽平:どう? あまりテレビ漫画の背景だということを意識せずに描いたんだけど。

坂場:それでいいんです。

なつ:とてもすてきです。ここまで十勝の空気を絵に出せるのは やっぱり陽平さんだからです。

桃代:本当ね。テレビ漫画とは思えない。

坂場:それじゃ 北海道にロケハンに行きましょう。

麻子:えっ…。

坂場:この風景をアニメーターも実際に見るべきです。

神地:うん ロケハンは絶対に必要だよ。

下山:いろんなもんを実際に見といた方がいいかもね 人間とか動物とかも。

麻子:ちょっ… ちょっと待ってよ! そんな予算 どこにあるのよ?

なつ:あ… 十勝なら交通費だけでなんとかなるかもしれません。

というわけで なつたちは開拓者家族の暮らしを取材するために 十勝にやって来ました。

●十勝・柴田牧場

優:みんな早く!

下山:アッハハ… ごめん ごめん。

なつよ ここからまた 新しい君が始まりそうだな。

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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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コメント

  1. nanao より:

    1話からずっと楽しみに拝読しております。
    通勤途中に車のテレビで音性のみを聞いています。それも電波が悪いと途切れてしまうためこのブログで追いかけている状態です。
    こちらで文字を追いかけながら北海道を妄想しております。
    毎日ありがとうございます。
    ところでレイアウトが変わりましたよね?そしてまた変わりましたよね?
    見たいページ(○月○日放送分)を探すのが難しくなりました…。
    どうすれば投稿の一覧等を見つけることが出来るのでしょうか???