「スカーレット」まで18日。なつぞら(142話)ソラとレイ、開拓者家族の物語

NHK連続テレビ小説

朝ドラ101作品目「スカーレット」まで18日。昨日、とよばあちゃんとフーテン亜矢美さんが初対面にも関わらず、と書きましたが間違いでした。くうさんからのご指摘で、雪次郎が川村屋を辞める時に、とよばあちゃんが雪之助たちと上京してきて、風車で亜矢美さんと飲んでおりました。

なつぞら(76話6月27日)雪之助「雪月はおふくろの生き方そのものなんだ」
なつぞら(76話6月27日)

毎日欠かさず見てるのに痛恨の記憶喪失。気合いを入れ直します&くうさん、ありがとうございました。

なつぞら(142話9月12日)

なつがデザインしたテレビアニメの主人公ソラがついに出来上がりました。

●マコプロダクション

神地:お~ かわいいじゃない!

桃代:これなら かわいいだけじゃなくて野性味も感じられるわよ。女の子らしいけど 決して弱い子には見えないと思う。

麻子:ちゃんと中身のかわいさとたくましさを捉えているからよね。

桃代:ほっぺが赤いの? これ。

なつ:そう。寒いからリンゴみたいに赤くなるのよ。それに合わせて 服の色も赤にしてみました。

桃代:いいと思う。

なつ:本当? どう?

坂場:うん。この子の日常なら見たくなります。主人公の活躍よりも 生きる力そのものを描きたいんだから。

陽平:そういう精神がこの作品全体に必要なんだろうな。

なつ:ねえ 神っちも本当にいいと思う?

神地:うん。いいキャラクターだよ これは。そして新しい!

なつ:よかった…。あっ… 私 そろそろ迎えに行かなきゃ。

麻子:あ… もう今日は帰っていいわよ。

なつ:あっ いえ もう少し描きたいんで また戻ってきてもいいですか・

麻子:それは構わないけど。

なつ:すいません。じゃ ちょっと行ってきます。

優は 保育園が終わったあと マコプロで過ごすことになりました。そして ある日曜日。

●西荻窪・坂場家

(ブザー)

なつ:は~い。信さん 明美ちゃん いらっしゃい!

信哉:それじゃ 家族で会社にいるんだ?

なつ:そうなの。

信哉:大変だろうけど いい会社だね。

坂場:小さいからなんとかやっていけるんです。経営者も同僚も 気心の知れた人ばかりですから。

明美:何だか羨ましい。結婚しても好きな仕事を続けられる環境って 作るのが本当に難しそうだもん。よかったね 優ちゃん。

優:うん。優ちゃんも絵を描いて働いてるの。

明美:ハハ… そうなんだ。

なつ:明美ちゃんは? やっぱり東京の放送局は大変?

明美:うん… 人の数も扱うニュースも全然違うから。でもデスクが信さんで助かってる。

信哉:明美ちゃんは何だか本当の妹のように思えてね。

明美:それは なつ姉ちゃんのおかげだわ。

信哉:だから甘やかさずにビシビシ鍛えなきゃと思ってるんだよ。早く一人前の女性ディレクターになってもわらないとね。

明美:何だ…。

なつ:何だじゃないでしょ。その方が明美ちゃんのためなんだから。信さん ビシビシ鍛えてやってね。

信哉:分かった。

明美:頑張ります。あ… なつ姉ちゃんたちは 十勝に行ったんだって?

なつ:取材。

坂場:開拓者の話をテレビ漫画にしようとしてるんです。

信哉:柴田家の話?

なつ:いや そういうわけじゃないけど じいちゃんが今までどうやってここで歩いてきたか そんなことを思いながら作りたいと思ってる。まあ あくまで架空の話だけどね。

明美:でも なつ姉ちゃんのことを知ってる人は みんな うちの話だって思うでないの?

なつ:うん… そうかな?

坂場:僕はそう思われてもいいと思ってるよ。それでも恥ずかしくないようなリアリティーのあるものにしたいと思ってるんです。もともと原案にしてるのも作者の実体験ですし。

信哉:その方が面白いかもしれない。そういうのが見たいな。

坂場:あ… はい。

明美:そしたら うん… 千遥ちゃんが見ても なつ姉ちゃんの話だって思うかもしれないね。うちの家族のことも知ってるわけだし。

なつ:そうだね…。

明美:うん。

坂場:是非 見てほしいよ… どこかで。

なつ:どこかで見てるって私は信じてるから。

優:ちはるちゃんって ママの妹でしょ? 写真の人でしょ?

なつ:そうだよ。

坂場:今度の物語だけど…。

なつ:ソラの話?

坂場:そう…。本当に僕は君の実体験と重ねるように描いてもいいと思ってるんだ。

なつ:えっ…。

坂場:いや そうしなければ君と作る意味がないとも思ってる。十勝に行って泰樹さんの話を聞いて 開拓者精神の底には悲しみがあることを感じられた。人との結び付きを何よりも大切にする。他人を家族のように受け入れる その優しさが生まれることも知ったんだ。それこそが僕らの描くべき物語だと思う。

なつ:具体的にどうするの?

坂場:うん…。新しい登場人物を作る。

なつ:どんな?

坂場:それは 子どもの頃の君であり 泰樹さんでもある。それに… 千遥ちゃんでもあるかもしれない。

なつ:千遥も?

坂場:うん。いつかは君と千遥ちゃんがまた家族として結ばれることを信じて…。家族であるかどうかは 本当に家族かどうかではなく それを望む意志があるかどうかなんだ。それを描きたい。そういう自分のことのように物語を描くことに抵抗はある?

なつ:私にとっては 自分の魂を絵に吹き込むことが全てだから…。信じてついていくだけです。

坂場:分かった。

なつ:いい作品にしましょう。

坂場:それじゃ 一緒に絵コンテ作ってくれる?

もちろん。

原作の「大草原の小さな家」に なつ自身の経験も織り交ぜた新しい物語が なつたちの手から生まれようとしていました。

なつ:たき火の場所から 少年は耐えきれず飛び出してくるのはどう? 少年は初めて涙を見せる。ソラは追いかける。

そして2人が生み出す物語は ようやく形になり始めたのです。 

●マコプロダクション

麻子:今回 制作進行で入ってもらう 石沢さんと町田君です。

石沢:石沢裕也です。よろしくお願いします。

一同:お願いします。

町田:町田義一です。よろしくお願いします。

一同:お願いします。

麻子:それから 動画チェックをしてもらう立山久子さん。

立山:立山です。よろしくお願いいたします。

一同:お願いします。

麻子:立山さんだけじゃ大変だと思うので できるだけ動画チェックは私も手伝います。ここにいるのはメインスタッフだけで 仕上げはもちろん原画も動画も背景の作画も外注に頼らざるをえません。外注先とみんなの間を この石沢さんと町田君が行ったり来たりしてくれることで なんとか製作は成り立ちます。しっかり締め切りは守りましょう。

一同:はい!

麻子:返事だけは すばらしい。それじゃ 第1話の絵コンテが上がったので配って下さい。

石沢:はい。

坂場:それでは ざっと1話のストーリーを説明します。まず 一家が旅をしています。荷物を荷馬車に積み 荒野を走るのは 父さんと母さんと妹 そして主人公のソラ。住んでいた場所を洪水で流され 新天地を求めていました。その旅の途中 川に流されている少年を発見します。その時 少年の友達のリスが助けを呼ぶように鳴くんです。それに気付くのがソラ。ソラは父さんに助けを求める。少年はソラの機転とその家族によって救われるんです。少年の名前はレイです。レイの家族は洪水によって流されていました。孤児となったレイは ソラたち家族と一緒に新天地へ向かって旅をすることになる。

天陽:その少年も主人公の家族として育っていくという話?

なつ:そうです。ソラとレイ この2人の成長を通して 開拓者家族の物語を描きたいんです。

物語に登場するキャラクターも固まり なつたちの作画作業がいよいよ進み始めました。

なつ:どう?

坂場:うん…。家族の表情はいいと思います。だけど 荷馬車が… これではまるで競馬場を走ってるみたいですね。

なつ:競馬場?

坂場:荒れた大地を走ってるような振動が感じられません。一定のリズムで揺れるわけがないと思うんです。いろんな大きさの石を踏むことだってあるでしょう。その方がこのワクワクとした旅を楽しむソラの表情ももっと生きると思います。そういうリアリティーをおろそかにしないで下さい。

なつ:そこまで追求しだすと…。

坂場:子どもが見ても 大人が見ても 本当だと思える表現をしたいだけなんです。君の記憶と想像力なら それができると信じています。

なつ:分かりました… やってみます。

坂場:お願いします。

なつ:よし…。

なつよ さあどんなものができるのか 私も楽しみだ。

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放送がある日は毎日、そのセリフを書き出しています。

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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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コメント

  1. こてつ より:

    イッキュウさん(中川大志)が「競馬場を走ってるみたい」って言ってましたが、
    今年からJRAのCMに出てましたよね。

    つい納得してしまいました。