「スカーレット」まで13日。なつぞら(146話)奥原家兄妹が「杉の子」で再会

NHK連続テレビ小説

朝ドラ101作品目「スカーレット」まで13日。咲太郎と千遥が28年ぶりの再会。一足早く千遥に会っていたなつを加えて、奥原家のきょうだい全員が揃い、天国のお父さんお母さんもさぞ喜んだことでしょう。

そのお母さん役は戸田菜穂さんで、ヒロインを演じた「ええにょぼ」は、平成5年の放送でした。

個人的には、今回の内容は「なつぞら」史上、ベスト3に入る名場面であったと思います。

なつぞら(146話9月17日)

●マコプロダクション

なつ:今 どこにいるの? 教えてもらえない?

千遥:神楽坂で 杉の子という料理屋をしています。

なつ:神楽坂の すぎのこ?

千遥:もしよかったら… お客様としていらして下さい。

土曜日 なつと咲太郎はそこに向かいました。信さん光子さん 明美ちゃんも同行しました。

●神楽坂「杉の子」

(戸が開く音)

店員・孝子:いらっしゃいませ。

咲太郎:予約していた奥原です。

店員・孝子:お待ちしておりました。

回想千遥:お兄ちゃん!

回想咲太郎:千遥。

千遥:いらっしゃいませ。

咲太郎:あの カウンターでもいいですか?

千遥:どうぞ。

店員・孝子:ご注文は?

咲太郎:とりあえず ビールで。

店員・孝子:かしこまりました。

咲太郎:料理はお任せします。

千遥:はい。

咲太郎:あの… お若いですが 女将さんですか?

千遥:はい。

咲太郎:女将さんが 料理を作るんですか?

千遥:私は料理人ですから。

咲太郎:そうなんですか…。

千遥:何か お好みはございますか?

咲太郎:あ それなら… 最後に天丼が食べたいです。お願いできますか?

千遥:天丼ですか?

咲太郎:それがどうしても食べたくて…。お願いします。

千遥:天丼…。はいできます。分かりました。

千遥:前菜になります。

一同:頂きます。

なつ:おいしい! とてもおいしいです!

千遥:ありがとうございます。

咲太郎:本当に うまい… うまいよ 女将さん!

千遥:どうも。

店員・上田:皆さん お友達ですか?

咲太郎:いえ 私たちはこう見えて家族なんですよ。

店員・上田:ご家族ですか?

咲太郎:彼女は私の妻です。

光子:光子と申します。

千遥:どうも。

咲太郎:それから…。

なつ:私は妹です。

明美:私はその下の妹です。最近まで北海道にいたんですが 東京に転勤になって。

回想千遥:明美ちゃんに似てるね。

回想明美:千遥ちゃんにも似てるよ。

信哉:僕は彼女の上司ですが ここにいるみんなとは 昔からきょうだいのようにつきあってるんです。

店員・上田:なるほど。いいですね。あたり お願いします。

信哉:そこにいる咲太郎という男は こう見えて社長なんですよ。

店員・上田:社長さんですか?

咲太郎:いや それほどのもんじゃないですよ。

信哉:テレビの外国映画やテレビ漫画に声を吹き込む俳優がいるでしょう? そういった俳優のプロダクションを経営してるんです。

店員・上田:へえ~ 芸能関係ですか。それはご立派な。

信哉:だから こんなすてきな方とも結婚できるんです。

店員・上田:全く羨ましい限りで。

咲太郎:いや それほどのもんじゃ…。

光子:そこは あなたが謙遜しなくてもいいの。

咲太郎:あ… いや実際 俺には過ぎた女房なんです。

光子:ちょっと 咲ちゃん 何言ってるの?

咲太郎:よく俺なんかと結婚してくれたと思いますよ。とても心が広くて優しいんです。

光子:ちょっと…。

千遥:いいですね。

咲太郎:はい。

店員・上田:お願いします。

明美:そちらも ご夫婦で料理人なんて すてきじゃないですか。

店員・上田:あっ いえ 私はただの板前ですよ。

明美:あ… 違うんですか?

千遥:主人は 店には出ていないんです。

明美:そうですか。

千遥:焼き物です。

なつ:まさか 女将さんが…女の人が料理をされているとは思いませんでした。本当に一生懸命 修業されたんでしょうね。だから ここまで…。本当にすごいです。

千遥:いえ… 親方に恵まれただけです。

なつ:親方? そうですか…。私も同じです。人生でいろんな師匠に恵まれました。おかげで こうして生きてます。

(泰樹の回想)

千遥:そうですか…。

千遥:お待たせしました。天丼です。

一同:頂きます。

なつ:おいしい…。

信哉:うん 本当においしい…。

明美:おいしいです!

光子:こんなにおいしい天丼は初めて食べたわ。

千遥:ありがとうございます。

光子:ちょっと どうしたの?

咲太郎:これだ…。これだよ…。

千遥:何か ございましたか?

咲太郎:いや… 戦死した父が昔 作ってくれた天丼と同じ味なんです。間違いなく… この味だ。俺の… 俺たちの父親も料理人だったんです。

千遥:そうなんですか?

なつ:私も幼い時の記憶しかないですけど…。

咲太郎:その父親が昔 天丼を作ってくれたんです。その味が忘れられなくて…。食べたくて…。どうして女将には それが作れたんでしょうかね…。不思議だ…。本当に不思議だよ…。

なつ:違う…。

咲太郎:えっ?

なつ:ねえ 違う… 思い出した。

咲太郎:何を?

なつ:お母さんだよ…。空襲で死んだお母さんが… いつも作ってくれてたんだよ 天丼は…! お父さんが揚げた天ぷらを いつも横で働いてたお母さんが ダシをとってタレを作って…。

回想なつの母親:はい お待ち遠さま。

なつ:思い出した…。どうしてだろう 今頃…。女将さんが それを作ってた母に似てたから…。それで思い出したのかもしれません。

咲太郎:そうか…。そうかもしれない…。

なつ:うん…。

なつよ 咲太郎よ…。父さんと母さんはずっとこの時を待っていたんだ。

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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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