なつぞら18話ネタバレ|富士子9歳の時に母親が病に倒れて医者も呼べず他界

朝ドラなつぞら(18話4月20日)あらすじと感想

●柴田家

なつ:母さん。

富士子:ん?

なつ:変なこと聞いてもいいかい?

富士子:変なこと?

なつ:母さんはどうして父さんと結婚したの?

富士子:あら! なつには父さんの魅力が分かんない?

なつ:そうじゃないのよ! うん 父さんはすてきな人だよ。

富士子:ハッ… 無理しなくていいのよ。

なつ:あまり してないよ。ただ… じいちゃんに反対されんかったのかなあって思って。

富士子:ああ~ そういうことかい。

なつ:母さんと父さんは 恋愛結婚だったの?

富士子:何人かいるうちの一人だったのよ。

回想剛男:えっ?

なつ:えっ?

富士子:私が19になった時にね じいちゃんが私を連れて農家を一軒一軒回って 一人一人 私に候補者を見せて歩いたのよ。

なつ:へえ~ 斬新。

富士子:そのうちの1人が父さんだったわけさ。

なつ:そんで 母さんは父さんを選んだのね。

富士子:そう。そしたらね じいちゃん「あれはお前 ほかのやつを引き立てるために入れたやつだぞ」って。

なつ:ひどい!

富士子:ひどいでしょ。まあ確かに 働く男としては一番さえない人だったかもしれないけど 母さんはこの人しかいないって思った。1人だけ 休憩時間に本読んでたから。

なつ:父さん 勉強してたんだ。

富士子:父さんは家の事情で高等小学校 途中でやめてね 家族で北海道に渡ってきた人なのよ。じいちゃんと同じ北陸から。本当はもっと勉強したかったんだって。じいちゃんからしたら 同郷のよしみで候補者に入れたってだけなんだけどね。それに青年団の集まりなんかでも 父さんのことはよく見かけてたのよ。そん時もいっつも本読んでた。本読みながら 誰よりも母さんこと見てるのも知ってた。

なつ:それじゃあ 前から父さんは母さんのこと好きだったんだ。

富士子:う~ん まあ それは父さんに限らないけどね。

なつ:ああ~。

富士子:ハハハ…。じいちゃんはね 組合のことで理解がないわけじゃないのよ。父さんが農協で働く時だって「あいつにはそっちの方が向いてるだろう」って喜んでるみたいだったし。それに… 亡くなった母さんのこともあるしね。

なつ:母さんのお母さん?

富士子:そう。突然 病気で倒れて… 私が9つの時だった。そのころ うちは冷害にたたられて お金がなくてね。じいちゃんが帯広まで医者を呼びに行ったんだけど来てもらえなかったのよ。

なつ:えっ?

富士子:お金がないと来てくれもしなかったんだわ。その時 じいちゃん 葬式で誰かに「組合があればな」って言ってた。

なつ:組合?

富士子:うん。はっきりそう言ってたの覚えてる。「組合がなきゃダメだな」って。

泰樹:お茶が欲しい…。

富士子:じいちゃんね 1人で北海道に渡って 1人で荒れ地を耕して 苦労して苦労して10年も1人でいて そんでもって農家の1人の娘にほれて その家に通い詰めては畑を手伝って やっと結婚の許しをもらえて…。その人をお金がなくて亡くした時には本当に悔しかったと思う。さてと。じいちゃんにお茶でも持ってってあげようかな。

●十勝農業高校演劇部

なつ:先生。先生はどんな演劇を作りたいんですか?

倉田:う~ん…。それはこれからアイデアを絞りださなくちゃなんない。

なつ:じいちゃんを励ませられるような演劇ですか?

倉田:えっ?

なつ:じいちゃんが見て 面白いと思えるような 感動できるような… 絶対に傷つけないような演劇ですか?

倉田:そりゃ 当たり前だ。そういう芝居を作らなきゃ意味がないんだ。

なつ:私はじいちゃんに間違ってるとは言えません。言いたくありません。だから じいちゃんの気持ちに少しでも寄り添えるようなことをしたいんです。見つけたいんです。

倉田:演劇とは 生活者が楽しみながら自分の生活を見つめ直す機会を得られるものであると私は考えている。地べたと格闘し そのことだけに苦しみがちな農民こそ演劇は必要なんだ。まあ そう思って私は演劇部の顧問になった。

なつ:こんな私にも何かお手伝いできることはあるんでしょうか?

倉田:ある。お前にしかできないことが ある。

なつ:それは何ですか?

倉田:女優になれ。

なつ:え… えっ?

倉田:女優として舞台に立て。それが一番 おじいさんのためになることだ。

なつ:どうしてですか?

倉田:だって お前が出ていなくて どうやって おじいさんは芝居を楽しめるんだ? え? お前が出ていなくても おじいさんは芝居を見に来てくれるのか?

なつ:それは…。

倉田:ほら やっぱり。出るしかないだろ。

なつ:え~…。

雪次郎:はあ はあ…。あっ 何だ なっちゃん 来てたのかい。

倉田:おい みんな聞いてくれ。奥原が今日から演劇部に入部した。

一同:ええっ?

倉田:勝農演劇部 女優第1号だ!

一同:おお~!

なつ:いや… ちょっと待って下さい! そんなの無理です!

雪次郎:大丈夫だ なっちゃん。みんな下手だから ハハハ…。

なつ:そうじゃなくて!

倉田:心配するな。高校演劇は あんまりうまいとお客が冷める。

なつ:もう そうじゃないんです!

倉田:ん?

なつ:時間がないんです。

倉田:時間?

なつ:家の仕事をしなくてはならないし そんな時間は作れません。

倉田:放課後の1時間だけでもいい。日曜日だけだっていい。働きながらやるのが俺たちの演劇だ。お前の思い じいちゃんに響かせろ。

なつ:じいちゃんに?

倉田:うん。

●柴田牧場

なつ:あ~ じいちゃん。ほら この子 よく飲むようになったわ。もう元気になった。

泰樹:そうか。

なつ:じいちゃん…。いろいろとごめんなさい。

泰樹:何 謝る? いや… わしこそ悪かった。

なつ:えっ?

泰樹:天陽と会うなと言ったわけじゃないんだ。

なつ:うん 分かってるよ。

泰樹:天陽の牛にも罪はない。干し草も持ってってやれ。

なつ:ありがとう。ねえ じいちゃん…。やっぱり じいちゃんが大好き。

泰樹:おいおいおい… バカ。いちいち家族に んなこと言うな。

なつ:ハハ…。

なつ:ねえ じいちゃん。

泰樹:ん?

なつ:私 演劇やってもいい?

泰樹:ん? 演劇?

なつ:うん。一回だけ…。夏に あの地区予選の大会があるんだけど その一回だけ 手伝ってもいい?

泰樹:やりたいのか?

なつ:う~ん…。ちょこっとだけ やってみたいかな。何かを表現するのって 面白そうだし。

泰樹:それなら お前の好きにしていい。

なつ:それでね じいちゃんにもその演劇 見に来てほしいんだわ。

泰樹:えっ… 何で?

なつ:何でって…。じいちゃんにも楽しんでもらえるような そういうの作りたいって倉田先生が言ってた。だから私も それを手伝いたいと思った。

泰樹:ああ… お前が出るなら 見に行ってやる。

なつ:えっ?

泰樹:やるからには頑張れ。1番になれ。

なつ:じ… じいちゃん?

泰樹:お前が出るなら楽しみだ。

なつ:いや… いや あのね 出たら 毎日早く帰ってこられないんだよ?

泰樹:構わん。出ろ。

なつ:えっ いや…。

泰樹:いいから 出ろ!

なつ:出ます。

こうして なつは演劇に出ることから逃れられなくなったのです。ああ なつよ 夕日に向かって 来週に続けよ。

なんだか泰樹おんじこと、草刈正雄さんの一言一言が胸に響いて、テレビ画面に両手を合わせる今日この頃。心穏やかな週末をお過ごし下さい。

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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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