なつぞら2話ネタバレ|小学3年生のなつは、学校に行かず柴田牧場の見習いに

NHK連続テレビ小説

朝ドラなつぞら(2話4月2日)あらすじと感想

なつは戦争で父親と母親を亡くし孤児となりました。ある日 父の戦友だった人に北海道の十勝に連れてこられました。

剛男:あれがおじさんの家だ。今日からなっちゃんが暮らす家だよ。

そこにいたのは 北の大地に暮らす開拓者の家族でした。

なつ:おばさん ありがとう。

(泣き声)

富士子:あれ どうしたの。さあ もう泣かないで。ごはんにしよう。ね。

●柴田家・居間

富士子:はい。

なつ:わあ… すごい。

剛男:さあ 腹減ったろう。

富士子:いっぱい食べてね。

それは 食糧難の東京では見たこともないような ごちそうの山でした。なつは 心で思ったのです。

なつ:夢みたい…!

いや 口に出していました。なつよ 食え。

富士子:うまいかい?

なつ:はい とってもおいしいです!

富士子:牛乳も飲んでみな。

なつ:はい。おいしい!こんなの飲んだことない!

富士子:さっき搾ったばっかりだから。そんな新鮮な牛乳は 東京にはないっしょ。

なつ:えっ ここで作ってるんですか?

富士子:そだよ。

なつ:すごい!

剛男:今の東京じゃ 牛乳なんて まず飲めないからな。みんな サツマイモばっかり食べてた。

夕見子:私も たまにはサツマイモ食べたい。

剛男:ああ そうか。

照男:あの甘い芋だべ。食いたいな。

なつ:こっちの方が絶対においしいわよ。

夕見子:えっ?

剛男:そうだ なっちゃんも学校に行かなければならんな。

富士子:何年生?

剛男:夕見子と同じ12年生まれだから…。

富士子:したら 3年生かい。あっ 着るもの どうしよう…。夕見子 とりあえず あんたのもの 貸してやんなさい。

夕見子:えっ…。

なつ:ありがとう。

泰樹:学校には何て言うんだ。

剛男:えっ?

泰樹:どこの子だと言う気じゃ。

剛男:そりゃあ… とりあえず うちで預かってると言えばいいでしょう。私が行って説明しますよ。

なつ:すみません。

剛男:いいさ なっちゃんは んなこと。

富士子:やっぱり ぴったりだわ。これ着て 学校に行けばいいわ。

なつ:ありがとう おばさん。

富士子:いいから。

夕見子:ダメ!それはダメ!それは やんない!やりたくない!

富士子:どうしたの? 夕見子。

夕見子:それは私が大事にしてるやつだもん。嫌だ!絶対にやりたくない!

富士子:いいでしょや。

夕見子:絶対にダメ!

剛男:なしたんだ?

夕見子:嫌だ!嫌だ 嫌だ 嫌だ 嫌だ 嫌だ 嫌だ…。

富士子:だだこねないの。なっちゃんは着るもんがないんだから。

剛男:かわいそうだと思わんのか。

夕見子:ずるい… その子はずるい!

剛男:何がずるいんだ?

夕見子:その子が かわいそうなのは 私のせいじゃないもん! 何で私が我慢しなくちゃなんないの?

剛男:夕見子 いろいろ我慢してるのは なっちゃんの方なんだよ。

夕見子:その子が勝手に かわいそうになってるだけだべさ!

剛男:何てこと言うんだ!

夕見子:ずるい! ずるい ずるい ずるい…。

富士子:したけど 着るもんがなかったら困るっしょ。

なつ:大丈夫です。着るもんなんか要りません。

富士子:えっ?

なつ:すみませんでした。あの… おじさんおばさん お願いがあります。

富士子:何?

なつ:私をここで働かせて下さい。何でもします。

剛男:えっ?

なつ:だから 私をここに置いて下さい! 必ず いつかお兄ちゃんが迎えに来るって そう言ってましたよね? おじさん。

剛男:ああ…。

なつ:それまで ここにいさせて下さい。働きますから。何でもします。お願いします!

富士子:何も そんなこと…。

泰樹:偉い!

剛男:えっ?

泰樹:いいんでないかい 働いてもらうべ。

剛男:お義父さん。

泰樹:その方が その子もここにいやすいと言っとるだべ。

剛男:言ってませんよ。

なつ:言ってます!

泰樹:言ってるでないか。

富士子:いいから なっちゃん 気にしないで。

なつ:ずっと働いてきましたから その方がいいんです。

泰樹:ええ覚悟じゃ。それでこそ 赤の他人じゃ。

剛男:お義父さん!

泰樹:明日から 夜明けとともに起きて働け。

なつ:はい!

剛男:あの… 学校は?

泰樹:学校など お前 体を壊したら行きゃいいんだよ。

●子どもたちの寝室

回想なつ:あの… 何か分けて下さい。

回想通行人:何もないよ。

<空襲のあと 私たちは家もなく 子どもだけの力で生きなければなりませんでした。>

なつ:おばあさん お願いです。空襲でお母さんがいないんです。妹も死にそうで…。最後に何か 食べ物を分けてもらえませんか?

老婆:私の孫も 空襲で死んでしまってね。孫の分まで あなたたちが食べなさい。

なつ:ありがとうございます。

<私は おばあさんやお孫さんに 同情する余裕すらありませんでした。妹の千遥と生きるためには どんなことでもしようと必死でした。自分がずるいとさえ 思ってもいませんでした。>

●剛男富士子の寝室

剛男:大丈夫かな あの子。

富士子:あの子もそだけど 少しは夕見子や照男のことも心配して下さいよ。

剛男:えっ なしたの?

富士子:あなたは まだ帰ってきてから あの子らと ちゃんと向き合ってもないんだから。

剛男:ああ… そだけど… 何しろ 2年近くも会ってなかったからな 急に あの子らが大きくなったみたいでどう接していいのか 分からないところあるな。

富士子:あの子らだって 寂しかったんだよ。それなのに…。

剛男:君も反対なのか? 本当は あの子をここに置くこと。

富士子:いや そでないけど…。あの子は少し 子どもらしくないっていうか。

剛男:そうか? 浮浪児なんかしてた割には 素直な子だと思うけどな。

富士子:あなたにはわかんないんだわ。

剛男:おい 富士子ちゃん…。俺も寂しいよ。

富士子:知りませんよ。

剛男:ふ~じこちゃん さみし…

●翌日の朝、柴田牧場

なつ:わあ… きれい!

泰樹:おい 何してる。 早く顔洗ってこい。

なつ:はい。

なつ:冷たっ! おいしい…!

泰樹:こっち来い。

なつ:はい。かわいい!

悠吉:めんこいか? おやっさん この子は?

泰樹:新しい見習いだ。

悠吉:へえ~。

泰樹:うちで働いてる戸村悠吉さんと息子の菊介じゃ。お前の先輩だ。挨拶すれや。

なつ:奥原なつです。よろしくお願いします。

菊介:よろしく。

悠吉:なっちゃんか。どっから来たのさ?

なつ:東京です。

悠吉:東京!? ああ… どっか垢抜けてるもな。

なつ:昨日 お風呂入ったから。

悠吉:でっかくなったら このにいちゃんの嫁にならんかい?

なつ:はあ…。

菊介:おやじ やめれや。俺まで共倒れで嫌われるだろ。

悠吉:ハハハハハ…。このにいちゃんは こう見えて18だ。

菊介:10歳もさば読むなって! 気にしなくていいからな。

なつ:分かりました。

泰樹:しばらくは そこで見てろ。

なつ:はい。

剛男:おはようございます!

悠吉:あっ 剛男さん!よくぞ ご無事で。

菊介:お帰んなさい。

剛男:悠吉さん 菊介君 ただいま戻りました。

悠吉:いかったな。おやっさんも これで一安心だべ。

剛男:今朝は寝坊して どうも…。

悠吉:今日ぐらい 休んでればいいんでないかい。ここは大丈夫さ。

菊介:そだよ~。

悠吉:なんぼでも寝てればいいのに。富士子ちゃんの横で。

菊介:おやじ 子どもの前だ。

剛男:いや それより 早く牛にまた慣れてもらわないと。大丈夫?

なつ:大丈夫です。

剛男:無理しなくていいからね。

泰樹:いるんなら ちゃんと働け。

剛男:ああ… はい! よ~し よし よし よし よし…。

(牛の鳴き声)

悠吉:おい! 何してんだ こら!危ないべ。むやみに 牛に近づいちゃダメだ。

なつ:私も手伝おうかと…。

泰樹:見てろと言ったべ。

剛男:牛に蹴られたら 命なくすかもしれんのさ。

なつ:えっ…。

悠吉:牛はな 慣れない人間が近くにいるだけで 緊張して乳も出さんようになるの。手伝うなら まずは牛と仲よくならんとな。

剛男:なっちゃん 本当に無理しなくていいからね。

泰樹:甘やかすな。

それが なつが踏み込んだ 初めての酪農の世界でした。なつよ もう こうなったら頑張れ!

本日の感想:夕見子のいじわるは、なんとなく理解できるような子どもの頃の感覚。家族という自分の縄張りに、いきなり他人が入ってきた時の違和感なんだろうなと、夕見子を援護して明日に期待です。

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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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