朝ドラなつぞら(23話4月26日)あらすじと感想
●勝農演劇部
なつ:「その家族がもし争いごとに巻き込まれて命を落とすようなことになったら 私はその悲しみに耐えられない…。だから私が家族を守るんです!」
門倉:「よく言った ペチカよ。それでこそわしの娘じゃ!」
倉田:えっ? おいおいおい… ちょちょちょ… ちょっと待て。ちょっと待て。何で門倉が村長をやってんだよ?
門倉:ああ… あの… 高木君がどうしても代わってくれと言うもので。
なつ:えっ?
倉田:はっ? 高木 どこ行った?
門倉:あの 後ろ…。
倉田:わっ! びっくりした! 何 お前 そんなこと言ったのか?
高木:あっ…。
門倉:言ったべ。
高木:はい…。
倉田:なしてだ?
高木:僕には門倉さんのような貫禄は出せないので… 門倉さんがやった方がいいと思います。
門倉:高木… 困ったやつだ。
倉田:そうか。まあ お前には来年もある。次は頑張れ。
高木:はい…。
倉田:よし。
門倉:おい 俺たちにとっては最後の夏だ。今 頑張るしかねえぞ!
一同:よし!
門倉:やるべ。先生 やるべ!
雪次郎:何か 番長 やっぱりすげえな。
門倉:どっからやるべ?
倉田:一回静かにしろ。一回静かにしろ…。よし。やる気は分かった。
良子:余計な人まで目覚めちゃったわ。
そして 天陽君の中でも何かが動き出したようです。
●帯広「雪月」
雪之助:演劇の大会にアイスクリームかい?
富士子:はい。ちょうど夏だし喜ばれると思うんです。
とよ:いいんでないかい。そりゃ喜ばれるよ。飛ぶように売れるよ。
富士子:いえ あの… 売るんじゃなくて配るんです。
とよ:タダでかい?
富士子:十勝の酪農を発展させようと頑張ってるあの子たちを応援するためなんです。材料の牛乳はあの子たちが学校で育てている牛の牛乳を使ってもいいと思うんです。
雪之助:あ~ なるほど。農業高校のアイスクリームか。
とよ:したけどね それだって氷や何だって お金はかかるんだよ。
妙子:お義母さん 大会にはうちの雪次郎だって出るんですよ。うちが協力しないでどうすんですか。
とよ:なるほどね。アイスクリームで優勝を勝ち取りたいわけかい。
妙子富士子:違いますよ!
雪之助:違うよ!
とよ:だったら 何の得があんだい?
妙子:得がなくてもやるんです。応援って そういうことでしょ。
とよ:分かんないね。
妙子:分かんなかったらちょっと黙ってて下さい。
とよ:あ~ 平和って やだね~。食うや食わずの苦労も忘れて 親を邪魔にしだすんだから。
妙子:私は平和に感謝しますけど。
雪之助:やめてくれよ 2人とも。話が大きくずれてってんじゃないの。
富士子:何でも言い合える仲になったんですね。
雪之助:もう困っちゃってるよ。
とよ:だけどね 器はどうするんだい?
雪之助:うん?
妙子:器?
とよ:いちいち洗って使うのかい?
雪之助:あ~ アイスクリームの器か…。
妙子:はい。それ 私ずっと考えてたんですけど 器にもなかを使ったらどうでしょう?
雪之助:もなか?
妙子:もなかの皮です。それなら 食べればなくなっちゃうし。
雪之助:アイスクリームのもなかか…。あっ そういえば あの~ 東京に修業に行ってた頃にね 小倉をアイスにしてもなかを作ったっていう和菓子屋の話を聞いたことがある。
とよ:それはいいかもしんない!それならうちでも売れるね。そこで試せばいいか!うん!
妙子:いい考えでしょう?
雪之助:よ~し それでいこう!
富士子:いいですね!
雪之助:うん ハハハ…。いや~ 腕が鳴るなあ。
とよ:鳴らしてみれ。
と あっちこっちで盛り上がっています。
●勝農演劇部
門倉:もうちょっと上じゃないのか?
倉田:よし ちょっと見せて… うん。
そして 瞬く間に月日は過ぎて大会当日の朝を迎えました。
●柴田家
なつ:行ってきま~す!
剛男 富士子:行ってらっしゃい。
♪
泰樹:ほれ。
なつ:じいちゃん。
泰樹:おう。
なつ:行ってきます。
泰樹:おう 行ってこい。
なつ:見に来てくれるよね?
泰樹:ああ 行くさ。行くからには必ず勝て。
なつ:うん…。じいちゃんに何も感じてもらえんかったら私の負けだから。
泰樹:ん?
なつ:私がこの芝居 見したいのは じいちゃんだけだから。じゃ 行ってきます。
●演劇大会会場
富士子:アイスクリーム入ってますよ。
とよ:おいしいよ~。
客:よかった。
とよ:タダだから。オホホホホッ…。
なつ:すごい大盛況だね。
雪之助:もう 用意した材料がもうすぐなくなりそうだ。
雪次郎:いや~「勝農魂」か。あれ? うちの店の名前がどこにも書いてねえな。
妙子:バ~カ 店の宣伝じゃないの。あんたたちを応援したくて してることなんだから。
なつ:ありがとう おばさん。
妙子:頑張ってよ なっちゃん。
なつ:とよばあちゃんも ありがとう。
とよ:いいんだよ。今日は店 休みにしたから。これで雪次郎が舞台で失敗こいたりしたら うちは大損だわ。
雪次郎:そんなことねえから安心してよ。だけど もなかはいいアイデアだね。さすが ばあちゃん!
妙子:あ~ あのね 考えたの私!
とよ:決めたのは私! ハハハ…。
雪之助:どっちでもいいべ!
なつ:母さんもありがとう。
富士子:父さんのおかげよ。学校関係者や演劇連盟の人に いろいろ口利いてくれたから。
剛男:調子はどうだ? なつ。
なつ:うん 準備は万端。父さん ありがとう。学校の牛乳も使えるようにしてくれたんでしょ。
剛男:農協としてアピールすべきことだ。農業高校は我々の未来だからな。
なつ:ねえ じいちゃんは?
剛男:ああ… 後から来るよ。夕見子と明美と一緒に。
富士子:大丈夫さ。
なつ:うん。
●柴田牧場
泰樹:後は頼むぞ。
菊介:はい! 行ってらっしゃい!
悠吉:なっちゃんによろしく!
照男:頑張れ~って!
泰樹:はい はいよ~。
明美:みんなも行ければいいのにね。牛も連れていければなあ。
夕見子:それなら なつも喜ぶわ。
(いななき)
泰樹:天陽 どうした?
天陽:泰樹さん 牛の様子がおかしいんだわ!農協に誰もいなくて…。
●開幕前の舞台
雪次郎:なっちゃん。
なつ:うん?
雪次郎:天陽は まだ来ねえのか?
なつ:うん… どうしたんだろ。
雪次郎:それにしても すごい絵だな。う~ん… これ 芝居より背景の印象が強くなるんじゃないでしょうか?
倉田:いや… この前でやるからこそ 争いを避けようとする人々の芝居が生きてくるんだ。これはまさしく彼自身の心の叫び 山田天陽の魂だな。
●山田家
泰樹:あ~…。鼓腸症だ。
正治:こちょうしょう?
泰樹:腸にガスがたまっとる。抜かないと手遅れになるぞ。
天陽:えっ?
正治:すぐに獣医を探してきます。
泰樹:いや。これなら わしがなんとかする。
タミ:よろしくお願いします!
泰樹:みんな 水 よろしく頼む。
正治 タミ:はい!
●舞台の楽屋
良子:はい これでよし。
なつ:どうも。よっちゃんがいて 本当助かったわ。ほとんどの衣装 作っちゃったもんね。
良子:私は器量が悪い分 手先が器用なんだわ。
なつ:よっちゃんはかわいいよ。
良子:それって 牛とおんなじだべさ?
雪次郎:いつものやるべ。お客様に~!
一同:愛を~!
雪次郎:大切なのは!
一同:心!
雪次郎:揺るがす!
一同:魂!
雪次郎:勝農演劇部!
一同:そ~れ~!
雪次郎:しゃあ!
(拍手)
雪之助:おいおい おい… そろそろ始まるぞ。
富士子:はい。あっ 明美 夕見子。
夕見子:お母さん!
富士子:あれ 遅かったね。
夕見子:うん… 駅まで歩いて トテッポで来たから。
富士子:えっ? じいちゃんは?
●山田家
泰樹:お前ら 牛に何をした? 何 食わしたんだ?
正治:乳量を増やすには クローバーなどのマメ科のものがいいと言われたもので それをたくさん…。
泰樹:そんなもの 大量に食わしたら病気になるに決まってるべ。
天陽:だけど… 乳量を増やさないば うちのようなところはやっていけないんです。どれだけ努力して牛乳をおいしくしようとしたって メーカーに乳脂肪が低いと言われてしまうです。
泰樹:お前ら いくらで牛乳をメーカーに売ってるんだ?
♪
タミ:これは今朝 搾った牛乳です。飲んでみて下さい。
●演劇大会舞台
(拍手と歓声)
泰樹さんと天陽君が来ないまま 芝居の幕は上がりました。
村長 川下の村に行ったっきり まだ帰ってこないべ。
話し合いが うまくいってねえのかな?
あっちには 乱暴者の跡取りがいるからな。
菊次郎ポポロ:みんな 聞いてくれ。俺はこないだ 山で白蛇を助けたんだ。
3人:白蛇を?
菊次郎ポポロ:おう。子どもが取って食おうとしてるところを助けた。そしたら 不思議なことに川から魚が おのおいしいオショロコマが飛び上がって 俺の足元に転がってきたんだ。あの白蛇はきっと神様の使いだったんだ!
そだな。ポポロを信じよう。
正直 戦は嫌だったんだわ。
菊次郎ポポロ:この俺には神様がついてるんだ!だから 今度のこともきっとうまくいくさ!
ありがとうございま~す!
白蛇様~!
神様~!
なつよ さあ 出番だ。きっと うまくいくさ。
一同:ペチカ様!
今までの「なつぞら」で一番セリフが多かったこの回。明日は「白蛇伝説」という劇中劇が展開されるので、更新間違いなし。
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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。
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