なつぞら27話ネタバレ|新宿の川村屋で咲太郎捜し。マダムにカスミと茂木社長

NHK連続テレビ小説

なつぞら(27話5月1日)

●柴田家

富士子:なつ ちょっといいかい?

なつ:何?

富士子:東京 行かない?

なつ:えっ?

富士子:咲太郎さん 捜しに行こう。

なつと富士子さんは 十勝から2日かけて東京の新宿にやって来ました。

●新宿駅南口

なつ:ありがとうございました。

富士子:ありがとうございました。はあ~ ここが新宿…。

なつ:母さん 行こう。

富士子:こっちかい?

なつ:うん あっち。次が…。

●川村屋

なつ:母さん!

富士子:あっ 着いた。

なつ:信さん!

信哉:いらっしゃい。じゃなくて お帰りなさい… か。お待ちしていました。

富士子:忙しいのにすいません。

信哉:いえ こちらこそ わざわざありがとうございます。ここの店に咲太郎を知ってる人がいます。

なつ:パン屋さん?

信哉:ああ。新宿じゃ有名なパン屋さんなんだ。行こう。

なつ:うん。

野上:いらっしゃいませ。

信哉:こんにちは。佐々岡と申しますが マダムはいらっしゃいますか?

野上:どういったご用件でしょうか?

佐々岡:私は以前 新聞記者の下川さんという方と ここに来たことがあるんですが その時にマダムとお話をさせて頂きました。

野上:本日はお約束でございますか?

信哉:あっ いえ… 突然お伺いして申し訳ないのですが 咲太郎のことで妹が来ていると そうマダムにお伝え願えないでしょうか?

野上:さいたろう? 妹?

信哉:咲太郎という名前を言えば 分かると思います。

野上:それで ご用件は?

富士子:いや だから妹は兄を捜して北海道からはるばるやって来たんです。その咲太郎のことで ご存じならば 何でもいいから教えてもらいたいんです!

なつ:母さん…。

富士子:あっ お騒がせして すいません…。

野上:あっ あの咲太郎!? あの野郎…。

なつ:あの野郎?

野上:あっ いや 失礼しました。ちょっと あの… お待ち頂けますか?マダムにお伝えしますので。

佐知子:空いてるお席へ どうぞ。

なつ:何これ 高い!

富士子:雪月の3倍はするね。

信哉:ここは僕に…。

富士子:ああ いいのさ。ケチで言ってるわけじゃないんだから。

なつ:でも ここで食べるのはやめとこうよ 母さん。

富士子:そだね。

信哉:おなかが減ってるなら大丈夫だよ ここのカレーは最高だから。

なつ:いいのさ。ケチで言ってるわけじゃないんだから。

信哉:そう?

佐知子:お決まりですか?

富士子:アイスコーヒー下さい。

剛男:僕もアイスコーヒー。

佐知子:アイスコーヒーがお二つと…。

なつ:冷たい牛乳ありますか?

佐知子:アイスミルクでございますか?

なつ:はい。えっ… ないですか?

佐知子:ございます。かしこまりました。

なつ:えっ 何か じっと見られたわ。

富士子:うん…。

なつ:案外おいしい。

富士子:本当に? ちょっと頂戴。

信哉:あっ マダムだ…。

光子:いつも ごひいきにありがとうございます。いらっしゃいませ。前島光子と申します。

信哉:あの… マダム 以前お邪魔しました…。

光子:覚えております。佐々岡信哉さんでしたね。

信哉:はい。フルネームで…。

光子:それで あなたが咲太郎さんの妹さんですか?

なつ:はい。なつと申します。

光子:なつさんね。

富士子:私は母の富士子です。あっ 母といっても咲太郎さんの母というわけじゃあなくて…。

光子:存じております。大体のことは。どうぞ 皆さんもお掛けになって。何もいらないわ。咲太郎さん… 私たちは咲ちゃん。劇場のみんなからは 咲坊なんて呼ばれていましたね。

なつ:サイボウ?

信哉:その劇場というのは この近くにあるんでしょうか?

光子:ええ。ムーランルージュ新宿座。

なつ:そこで 兄はお芝居をしてたんですか?

光子:いいえ 役者ではなかったと思いますよ。私はあまり劇場には通いませんでしたので分かりませんが 掃除をしたり もぎりをしたり 裏方を手伝ったり 何でもしていたようですね。よく ここに役者さんや踊り子さんに連れられてきて ごちそうになっていましたから みんなからはかわいがられていたようですよ。

なつ:そうですか…。

回想咲太郎:♪うぬぼれのぼせて得意顔

回想GHQ:ジャパニーズ チャップリン!

回想咲太郎:♪東京は銀座へと来た

回想GHQ:エノケン!

なつ:間違いないと思います。兄はそういう人でした。あっ 私は子どもの頃の兄しか知りませんけど。

(ドアが開く音)

光子:あっ。ちょっと お待ちになって。社長。

茂木:やあ マダム 今日もあでやかで。

光子:フフッ… ありがとうございます。あの是非 ご紹介したい方が… ちょっとよろしいでしょうか?

茂木:ああ。

光子:皆さん こちら すぐそこの本屋さん 角筈屋書店の茂木社長。新宿のことなら何でも 私よりもよく知ってらっしゃいます。よろしくお願いします。

茂木:ん? 何のこと?

光子:あっ こちらはムーランルージュにいた 咲ちゃんの妹さんです。

なつ:なつと申します。

茂木:ああ… あの小僧さんか ハハ。

光子:さあ 社長もお掛けになって。いつもの紅茶でよろしいですね?

茂木:ああ。それで?

光子:なつさんは 咲ちゃんを捜しに 北海道からやって来たんですって。

茂木:ああ…。そういえば そんな話を聞いたことがあったな。

なつ:私のことを兄からですか?

茂木:うん。生き別れになった妹を いつかこの新宿に呼び寄せるんだって。

なつ:本当ですか?

茂木:ああ 本当さ。あの言葉に うそはなかったと思うよ。

信哉:あの 私は咲太郎の幼なじみなんですが 咲太郎はいつからムーランリージュにいたんでしょうか?

茂木:う~ん…。空襲で焼けたムーランが 22年に新設されて そのころにはずっといたね。よほどムーランルージュが好きだったんだろう。結局はストリップの人気に押されて潰れてしまったけどね。いつか咲ちゃんも役者になりたかったんじゃないかな。

なつ:兄がですか?

茂木:ああ。

信哉:あの その後の咲太郎の行方を知っていそうな方をご存じないですか? ムーランルージュの関係者で。

茂木:う~ん… 戦前からムーランにいる煙カスミって歌手が この近くのクラブで歌ってるけどね。

富士子:クラブ?

なつ:けむり…。

茂木:煙。

なつ:かすみ…?

茂木:カスミ。

●クラブ「メランコリー」

カスミ:♪リンゴの花びらが 風に散ったような 月夜に月夜に そっと エエエー

●柴田家

夕見子:食べてよ。

明美:お母さんとなつ姉ちゃん 無事に着いたかな?

照男:もう とっくに着いてるさ。

剛男:しかし こんな寂しい食卓は初めてだな。

泰樹:そだな。お前が戦争に行ってる間も もっとにぎやかだったな。

剛男:あ… そうですか…。

(笑い声)

明美:ちょ… ちょっと…。

●クラブ「メランコリー」

カスミ:♪つがる娘は泣いたとさ つらい別れを泣いたとさ リンゴの花びらが 風に散ったような

(拍手と歓声)

カスミ:ありがとうございます。

(拍手)

カスミ:あっ あなたが なつさんね。

なつ:はい。

富士子:お手間を取らせて すいません。

カスミ:なつさんのお母さん。いろいろと事情があることは分かりました。茂木社長からも 後は頼むと言われましたけど 残念ながら私も今は咲坊がどこにいるかは心当たりがないんですよ。

なつ:そうですか…。

カスミ:ごめんなさいね なつさん。

なつ:あっ いえ…。

カスミ:どうか お気をつけて。

なつ:また じっと見られたわ。

●川村屋

光子:どうでした?

なつ:ダメでした…。

光子:そう… すぐにはね。

野上:こちら お預かりのかばんです。

富士子:いろいろとお世話んなりました。

光子:今日はどちらへ?

富士子:これから宿を探すんですが どこか安くていい所はないでしょうか?

光子:それなら… うちにどうぞ。

富士子:えっ? あっ… いや そんな!

光子:従業員が住んでるアパートで寮みたいな所でよろしければ 空き部屋があります。布団ぐらいならありますし 部屋代はタダですから。

富士子:いいんですか?

なつ:助かります。

光子:そのかわり 食事はここでなさって下さいね。

富士子:当たり前です。

なつ:食べます。

光子:私 ケチなんですよ。

富士子:あっ ハハ…。

なつ:カレーライス 2つ下さい。

光子:はい。インド風カリーね。お好きな所へ どうぞ。カリー2つね。

野上:よろしいんですか? あんなやつの身内に情けをかけて。

光子:だからよ。あの子がいれば 捕まえられるかもしれないでしょ。

野上:あの子は 人質… ですか?

光子:そうよ。誰が逃すものですか。

なつ:あ~ おなかすいた!

富士子:カレー 楽しみだね。

なつ:そだね。

なつよ…。明日を信じよう… ね。

●感想
ギャルソン(フロアマネージャー)の野上さん。「半分、青い。」では「散英社」の漫画雑誌「月刊ガーベラ」の編集長をしていました。

あの時も秋風羽織先生はマント姿で、今回のマダム光子もエスニックなコスチューム。近藤芳正さんは、コスプレ主役の引き立て役が似合うということでしょう。

そしてネタバレですが、川村屋のインド風カリーが明日登場しますが、川村屋の料理長は、「ひよっこ」乙女寮の森和夫さんこと陰山泰さんです。

向島電機が倒産して乙女寮も解散。ギターを抱えて去っていった森さんは、その後、人気カレー店で修業して…。

「ひよっこ2」の昭和45年頃には、カレーのTVCMにその姿が一瞬映り、森さんおめでとうと歓喜の声がSNSで拡がったものです。

森和夫さん=陰山泰さん=川村屋・杉本平助料理長

まさにカレー繋がり。昭和、平成、そして令和の時代が始まりました。平成をおおいに引きずりながら、令和、一生懸命頑張っていこうと思います(by 高瀬耕造アナウンサー)。

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●字幕を追って書いておりますが、100%完全ではありませんので、どうかご容赦下さい。
●セリフに関してはその著作権等、一切の権利はNHKさんにあります。

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